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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

最初に

はじめまして、日色と申します。

初めてEXOちゃんでアイドルが好きになりました。

楽しさを噛みしめつつ…もともとの性分である腐心でお話を書かせていただいてます。


お話は、EXOメンバーの名前を借りたBLになります。

私の完全なる妄想になりますので、ご本人とは全く関係ないです。

もしかしたら、イメージが崩れてしまったりするかもしれません。かつ、ど素人の駄文です。

ご了承願います。


また、腐りきっている要素も含まれることがあります。

18歳未満の方や、苦手な方はご遠慮ください。

完全なる妄想を楽しんでいただけたら…と思っております。

彼らの青春、苦悩、甘酸っぱい感じな妄想を伝えられたらいいなぁ…

よろしくお願いします!


日色


追記:コメント欄への広告、宣伝等は無断で削除、報告させていただくことがございます。

ご了承お願いします。


2021/12/9
キリ番復活しました!

キリ番:151515
キリ番:155555
キリ番:160000

※久しぶりにキリ番でお話書きます。
exoなら誰でも大丈夫です。
キリ番踏んだ方は、好きなカプとイメージをコメントでお願いします。
例:フンシウで筋トレ…チャンベクでキャンプ等
(PC版から見ると閲覧数がわかります。)

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5.ミラクル★チェンジ

【セフン・ベッキョン】

「チェンジ」「CHANGE」のさらにスピンオフです。




_/_/_/_ベッキョン/_/_/

俺が本当に聞きたかったのは、


"お前の体、酒飲める体質だよな?"

である。


ゴクッゴクッ



「ぷはぁ~すげー、お酒飲んでも気持ち悪くない~」


俺はこの体だから味わえるお酒の心地よさに酔いしれていた。


「ベッキョニ、飲み過ぎです。
僕の体労ってください。」

「俺の話聞いてくれるんだろ?」


素面じゃ無理だ。
しかもマンネに弱いところを見せたくないのだ。

俺だってそーゆーところはある。


「ミンソギひょんはな、俺を尊敬の眼差しで見つめていた…」

「そーゆーのいいです。
で?好きだったんですよね?」


全くっ、マンネは直球過ぎる。
好きになったきっかけとかそーゆー話をドラマの回想風に話させて欲しい。


「はー…兄貴らしさがなくなったミンソギひょんに何が残ると思う?」


うーん…と、考えて一言。


「…何ですかね?
おっさん?」

「ちげーよっ可愛さだろっか☆わ☆い☆さ!」

「あー…」

セフンは頭をぽりぽりと掻いた。
彼にはその魅力は一ミリもわからないらしい。

いや、分からなくていいけどもっ

「だからでろっでろに甘やかしたのに、付き合うのは甘ったれなジョンイナかよ~って!」

「ちょ、ジョンイナは甘ったれじゃないですっ」

「はぁぁ?甘ったれだろっ」

「違いまつ!」


…と、落ち着け俺。
セフン怒らせてどうする。

いや、俺は今お酒の力で感情の起伏が激しくなっている。
気持ち悪くはならないが、ふわっふわっするのだ。


「はぁ~わかったわかった。
みんな違ってみんないいってことで。」


お酒を飲むと自分のコントロールも難しい。
ミンソギひょんを改めて凄いと思う。


「そうですね、僕も酔っ払いに感情的になりました。」


酔っ払い扱い!
酔ってるのはお前の姿なのにっ


「まぁ、余り者同士仲良くやりましょう?」


ぐさっ

今日のセフンは一段と切れ味が凄い。
いや、お酒のせいで己の心の装備がガタガタなのかもしれない。


「うぅ…」


余り者…
このべくちゃん、ベッキョン一生の不覚っ
項垂れるとセフンが僕の肩をぽんぽんと叩いた。


「大丈夫です?」


ちょっぴり安心する。
そして、少し冷静になれた。


「でも、二人共そーゆー雰囲気はなかったはずなんだよなぁ…」

「それは、僕も思いました。
かなり短期戦だったと思います。」

「セフンもそう思うか?」

「はい。」


お互い想い人を見てるからこそわかる。
二人に何があったと言うのだ。


「やっぱり…」

「やっぱり?」

「ハプニング、ですかね?」

「ハプニング?
いやいやいや、ないないない。」
 

ポッキーゲームして、キスしたって何も始まらないのにっ


「そんなの、わからないじゃないですか。」


ちびっとお酒を飲んだ。


「だぁぁっ、お前いちいち言い方っ
そして飲むなっ俺の体で!すぐ赤くなってすぐべしゃっとなるからっ」

いや、実は人には言えない事情があるんだけど!!

「あ、なるほど…だから、飲まないんですね?」

「そだよっ」

「ふぅ~ん」


と、また一口。


「今日くらいふにゃってなりましょう?」

「おまえナッ駄目だって言ってるだろ!」


お酒を飲まないようにコップを取り上げる。

「っ、ととっ」

やはり飲み過ぎている、急に立ち上がって動いたから体が蹌踉めいた。


ガシッ

すると、俺の姿のセフンが俺の腕を掴んでいた。


「わ。」


どさっ

しかし、そのまま支えられずセフンの姿の俺がセフンを押し倒していた。


「ごめっ…」


離れようとしたのに、手を掴まれた。


「ベッキョニ、ひょん…」


お酒を飲んではいけない理由…

それは…




「なんか、体が…熱くなってきちゃった…」




少量のお酒で一気に快楽成分が分泌され…
異常にシたくなってしまう…からだっ!







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4.ミラクル★チェンジ

【セフン・ベッキョン】

「チェンジ」「CHANGE」のさらにスピンオフです。




_/_/_/セフン_/_/_/


僕の姿のベッキョニがとんとんと日程を設定し、次の日飲み会は開催されることになった。
個室で、他のお客はいないので帽子もマスクもサングラスも外して快適だ。


「「乾杯」」


ビールと、コーラとソーダとウーロン茶のグラスが真ん中に集まりカチンと音を鳴らす。

ゴクッゴクッ


「ぷはっ仕事終わりのビールうまぁ~」


ビールの宣伝のように美味しそうに喉越しで飲むシウミンことミンソギひょん。


「ミンソギひょん、おっさんみたいですよ。」

「妖精は年齢関係ないもん。」

「わ~自分で言いますぅ?」

「…」


ジョンイナとミンソギひょんがまたイチャイチャしそうだ。

ミンソギひょんがこちらを向く。

ドキッ
睨んでたのがバレたか?


かなり正確に言うと僕ではなく
僕の姿のベッキョニを見ていた。


「セフニ、今日は誘ってくれてありがとう。」


誘ってないけどそーゆーことにしておく。


「いえ」

「?何でベッキョニが言うんだよ~」


バシッ

と、ミンソギひょんに叩かれてハッとした。


やばっ


ミンソギひょんは、ベッキョニがふざけて返答したと思ってるみたいだ。

セフニ(ベッキョニ)の視線が痛い。



「ベッキョニ疲れてまつかぁ?
ま、じゃあ飲みましょうか?」


僕のモノマネをする僕の姿のベッキョニが無理矢理ビールを飲ませようとしてくる。

おぉぉ…

「あわわセフニ、ベッキョニひょんはお酒駄目だよ。」

それを制してくれるジョンイナ…


「ジョンイナ…」


う、そーゆー優しいところやっぱり好き…
だけど…ジョンイナはミンソギひょんが好きなんだよね…


勝手に喜んで勝手に凹む。


「じゃあミンソギひょん、どうぞ!」


僕の姿のベッキョニは凄く俊敏で
既にミンソギひょんに瓶ビールを注いでいる。


「お、おお…気が利くなありがとセフニ…」

「どーいたましてぇ」


にこにこな僕(ベッキョニ)
その様子をじーっと見てるジョンイナ…


「ミンソギ、ひょん!僕だって気が利きます!
早く飲んで注がせてっ」

「何言ってる?急かすかなっ」

「ミンソギひょんはい!
お肉でとぅ~」

ささっと、お肉とおかずをお皿に乗っけている僕ことベッキョニひょん。

「おぉ、セフニ気が利k…」

「僕も気が利きますっ」


ほんとは、僕とジョンイナが二人で食事をする予定だったのに…
正直見てるのが辛い…


「ミンソギひょん、あーん」


自然の流れでスプーンを持ってく…
僕…じゃなくてっ


ぱくっ

食べたのはミンソギひょんじゃなくてジョンイナだ。


「じょ、ジョンイナ…大丈夫?」


僕はジョンイナにお水を注いだ。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐ…


そして、水を飲む。

ごっくんっ



「あの、今しかタイミングないのでいいます。
僕とミンソギひょん、お付き合いすることになりましたっ」


隣に座るミンソギひょんもビックリして固まってたが、頷く。


「え、えーそうなの?
わからなかったぁ~、おめでとうぉ」


発言したのは僕だ。
ベッキョナだから知らないふりをしてお祝いする。

ちゃんと笑顔は出来てるはずだ。
問題の僕の姿のベッキョナは言葉を発しなかった。


「だからセフナ、あーんとかダメだからね。」


ジョンイナに注意されて…
3秒くらい止まっていたけど…


「えー、ふざけてもだめ?」

「ダメだよっ」





普通に喋っていた。





*******************


食事が終わったあと、別々で帰ることになった。
僕の姿のベッキョニが気を利かせて先に二人をタクシーに乗せたのだ。


僕たちはアプリでタクシーを呼び待っていた。


「あの」

「んー?」

「ミンソギひょんのこと好きでしたよね?」

「はぁ?…俺はみーんな好きだよん?」


はぐらかすベッキョニひょん。


「僕、ジョンイナのこと好きだったんです。」

「…え?」


やっと顔を上げた。


「少し前に失恋しちゃったんです。
今回は悪あがきの食事会でした。」

「おま、そーゆーことは先に言えよっ
なーんか違和感は感じてたけどさっ」

「ごめんなさい。
でも、ベッキョニの楽しそうな顔見てたら言えなかったです。」
 

「はぁ?!」

 
プップー…


最悪なタイミングでタクシーが来て、僕たちは車に乗り込んだ。

隣に座ったが無言が続く。
怒らせちゃった…かも。

タクシーを降りたあと、どう謝ろうか考えていた。
振り返る前に、僕の頭がベッキョニの肩に伸し掛かっていた。

 
「…気づかなくてごめんな?」

「え?」

「俺、そーゆーのは結構敏感なんだけどなぁ。」


…僕のこと考えてくれてた?


「いえ、忍ぶ恋だったので…」

そう、好きなんて言うつもりがなかった忍ぶ恋。
ジョンイナが誰と付き合おうと何も言えないのだ。


でも、嬉しい。
自分の事を心配してくれて。


「ほら、ベッキョニも白状してよ~」


少しふざけて言ってみたけど
やっぱりはぐらかされる…かな?




「お前、酒飲めるんだよな?」

「…え?」








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3.ミラクル★チェンジ

【セフン・ベッキョン】

「チェンジ」「CHANGE」のさらにスピンオフです。




_/_/_/ベッキョン_/_/_/


俺はチャニョルとギョンスの違和感に気付いていた。
みーんな気づいてないみたいだけど…さ。


干支のコンセプトの撮影時、うさぎのカチューシャをあっさりと付けたギョンスは明らかに違う奴だと思ったのだ。
で、チャニョルはなんかいやに大人しかった。

まさか、カチューシャに仕掛けがあるとか?
脳波で操作されてるとか??
そのとき撮影に使ったカチューシャをスタッフさんにお願いして全部貸してもらいことにした。

抱えたダンボールを見つめる。


…にしても、この量を全部一人で確認するのはなー。



ガチャ…

お、セフン発見…!



ラッキー!
手伝ってもらおう♡



「お、セフナいいとこにいたっ」


明らかに逃げようとするセフンをガッシリと捕まえた。


「ちょーっとまったぁ、付き合えっ」



*************************


「多すぎません?」


明らかに面倒臭そうなセフンだが気にしない。


「へへ、お願いして借りてきちゃった~
ほら、俺センイルパーティーあるから最高に可愛い俺をみんなのカメラに収めないといけないわけよ?」

「そーゆーのって、スタッフさんにお願いすればよくないですか?」

「チッチッチ…可愛いは自分で作るのだよ。
セフン君。」

「なるほど…」


あぶね、とりあえず納得したようでよかった。

まさか、ギョンスとチャニョルの様子が変だったから、実験してるとか言ったらそれこそ『くだらな。』って言われて帰りそうだ。


「ってことで、セフンの分。」


とにかく手っ取り早く終わらせたい。
そして俺は電波のピリッとか嫌だ。


「え、僕はいいですよっ
センイルも終わったしっ」

逃げるセフンに近づく。

「いいじゃ~ん、ギョンスみたいに嫌なわけじゃわないんだろん?」


「あ、でもこの撮影の時はむしろノリが良くて…ん?」


スチャッ

俺はセフンが好きな肉食動物(男らしい)の狼カチューシャを持った。

セフンは見た目は大人だが、中身は赤ちゃんである。
枕もぬいぐるみもベットにたくさんある…


「僕は付けませんよ?」

む。強情だな。

「えー、固いこと言わずに付けちゃいなよ~」

「いいですっ…!」
  


セフンが身体を逸したのでバランスを崩した。

どさっ


セフンの胸にダイブした感覚があったが
そのあと一気に体重を体に感じた。


重いっ!

セフンの奴、俺のこと思いっきり押し返しやがたな?!



「重てぇ~、本気で嫌がらなくてもいいじゃ
…ほえ?」



目を開くとそこには、キュートな俺…と、視界は広い胸板と肩…


すぐに理解した。
俺はセフンと入れ替わってることに。


「おまえ…でかいな。」

そして〇〇〇。
感覚で言うとなんかずっしりしてる。

「何がですか?」 

押し付けられて、感覚が強調されている。
そこに重さを感じるのだ。

「ナニがだよ。」


むにっと元の姿の俺の〇〇〇を握るとびっくりするセフニ。


「ちょ、やめてくださいよっ」

「俺のナニ触って何が悪いんだよっ」 


触ってわかる、ボリュームの違い…
む、虚しくなんかないぞ?!


「俺のナニ?…って、えぇ入れ替わってる!」

「今更かよ。」


やっとセフンが入れ替わりに気付いたらしい。


ピーン…!

そうか、これか!



「あの…」

「…よし、俺は今日からセフンとして生きる。」

「キュートでセクシーなべくちゃんはお前に譲るよ…」



やっと謎が解けた…!



「え?」

「アディオス!」









部屋に出たあと、俺はすぐにチャニョルの部屋に向かった。

ギョンスの様子が変だったのは…
二人が入れ替わったからだ!



絶対そう!



バンッ

チャニョルの部屋のドアを足で開けた。



「おい、チャニョラ!」



なんとチャニョルの部屋にギョンスがいて…
チャニョルにギョンスが壁ドン(古いのか?)されている。


「せ、セフン?!ど、どうした?」  

と、慌てふためいているギョンス。

「あ?」


様子がおかしいっ


「ど、ドラマの練習に付き合ってもらっただけなんだよ!ねーチャニョルぅ?」


壁ドンチャニョルは無言。


「あー…えっと」



もし、練習ならギョンスが壁ドンじゃない?
ってかお前ら入れ替わってんだろ!!

と、ツッコミたいがそんな雰囲気ではない。


チャニョルの恨み節オーラが凄い…


「ごめんちゃいっ
忘れちゃったわぁ」


「はぁ?」

チャニョルに睨まれ…

「…セフン?」


動揺してるギョンス。



はっ…俺、今セフンだった!!



「すみまてんっ、なんか酔っ払ってたみたいですぅ」



バタンッ

あわわわっ



何でこの俺が動揺してんじゃーいっ!!

このベッキョン、べくちゃんは完璧なアイドル様なんじゃいっ



俺はセフン、マンネのセフン…
可愛いセフン…!




俺はセフンになりきる特訓をこなし、次の日に備えた。







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2.ミラクル★チェンジ

【セフン・ベッキョン】

「チェンジ」「CHANGE」のさらにスピンオフです。




_/_/_/セフン_/_/_/


僕を演じるベッキョニひょんは完璧だった。
むしろ僕よりなんかカッコいい。


パシャ

パシャ…   


びしっと、決めポーズを決める僕の姿のベッキョニ… 
かと思ったら、ふざけてカメラに近づいている。

そして、カメラチェック…
口に手を添えて僕の姿のベッキョニが一言。


「うっわ、イケメンだな俺。」


(え?!)

ああ、スタッフさんびっくりしてる…!


僕といえば…


「ベッキョンさん、今日はなんか落ち着いてますね。」

「え…」


やばい、なんか疑われてる?


「ベッキョニひょ~ん
大丈夫ですか体調~?」


ガシッ

僕の姿のベッキョニひょんが後からがしっと抱きついてくる。

腕つよっ、て自分の腕だけど!
 

「元気出してくださァァィ!」

そしてくすぐりっ

「え、ちょ、くすぐらないでっ ひゃははっ」


それにはスタッフさんたちも笑ってる。


「仲いいですね~!」

「ちょ、助けてくださいっ」


結局、逃げようと寝転んだら
服が汚れるからと僕がこっぴどく怒られた。














休憩時間は撮影中のジョンイナばかり目で追ってしまう。
撮影が終わったジョンイナはそのままミンソギひょんに一直線だ。


「ミンソギひょん~、僕どうでしたか?」

「ちょっ、近いぞ?」

「もっとイチャイチャしたいです。」

「ば、ばかっ」


はぁ…

バカップル誕生の瞬間に立ち入ってしまった。
周りを見渡しているミンソギひょんと目が合う。
 

はっ、まずいっ


「すみま…」

「ベッキョニッ」


ズンズンと歩いてくるミンソギひょん。


「?!」


あ、そうか…僕はベッキョニひょんだった。


「ごめんっ」

目の前に来たと思ったらパンッと叩きながら手を合わせて頭を下げる。

「え?」

「センイルパーティー、マネひょんに確認したんだけど移動距離が遠くて難しいって。」


…あ、ミンソギひょんが来る予定だったんだ。


「あ、はい…大丈夫です。
仕事ですし…」 

「でも本当に行きたかったし…」


項垂れるミンソギひょん。

ガシッと、手を掴まれる。

ビクッ


「直接行けないけど、他に何かあれば何でもするから!」

ミンソギひょんとほぼ真正面だ。
背が同じくらいだから、なんか不思議だ。


「は、はい…」


その目力に圧倒される。
ベッキョニひょんとはパーソナルスペースが近いのかな?


「ミンソギひょん次撮影ですっ早くっ」

「おー、わかった。」


ジョンイナがミンソギひょんを呼ぶ。


「じゃ!」



まるで軍隊のように45度の角度で敬礼して
ミンソギひょんが走って撮影に向かったあと…



「ベッキョニひょん、今ミンソギひょんと何話してたんですぅ?」
 

いつの間にかいたベッキョニ、いや僕。


「え…あぁ…センイルパーティー行けなくなったて…」

「え?」


一瞬だけ固まる僕の姿のベッキョニ。


「あ、そっかぁ…それなら仕方ないかぁ~」

「…ちょっとショックです?」

「いや、別に俺はエリがいればいいし。」


腕を組み頷く僕ことベッキョニ…


「そうですよね、それ以外なら何でもするからって言ってましたけどお断りし」

「何でも?!」

  
がばっと顔に近づいてくる。


「ちょ、近いっ」

「ああ、ごめんごめんつい。」


ベッキョニってパーソナルスペース近いってわかってたのに、それが自分の姿だからか気になってしまう。



「セフニ!」 

ジョンイナが僕の姿のベッキョニを見て叫んだ。
僕は僕を見た。

するとベッキョニがはっとする。


「…あ、俺か。
どうしたぁ、ジョンイナ?」

「昨日のことだけど…」 

えっ?!

「昨日のこと?」


ま、まずい…

ベッキョニひょんに昨日失恋したこと言ってないから状況わかんないのに…!

 
「うん、ごめん。
謝って済む問題じゃないけど…」

目配せしてるのに全然こっち見ないしっ

「…いいってことよ。
で、飯奢ってくれるんだよな?」


「「?!」」



ラッキー!
昨日の話とたまたま繋がってくれたーー!!



「あ、うん…もちろん!
セフンが好きなもの食べよう!」

「えー、どうしよっかなぁ~」



いや、待てよ?

このままだと…
僕参加出来ないてこと?!



「あー、いいなっ俺も行きたい!」

「「え?!」」


思わず挙手した。


「え、ダメ?」


精一杯ベッキョニのマネしたけど似てない?かな??


「駄目じゃないですけど…」

「うん、いいよん。」

「ぶはっ」


けろっとタメ口なセフン(ベッキョン)に爆笑するジョンイナ。


「あ、じゃあせっかくだしミンソギひょんも誘っていいですか?」

「もちろん!」




僕の姿のベッキョニひょんは即答した。








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