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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

指輪*続1

【セフン・シウミン】




『もう、無理。やっぱり遠すぎる。』





そう、彼女に言われた。

それでも、繋ぎ止めておきたかった。

それでも、足掻きたかった。

4年という歳月は…

彼女にとって不安な日々でしかなかった。

そして、二人に大きな溝をもたらした…





俺はいつでも側にいるよ…






そう言う意味を込めて、

本当は俺から彼女にプレゼントした。




セフンには、格好つけて、

さも、幸せそうにしてみたけど…





心は、不安でいっぱい。





この、指輪という

特別な意味を持つ貴金属に…すがり付いている。




彼女には渡したが、付けてくれてるかなんてわからない。




だから、俺は、シルシと称してずっとつけている。ずっと・・・





見てるか?

俺は、お前のものなんだ…

寂しいときは、この指輪にキスをするよ…。





君も…そうであるといいな。





しうひょんは、ことあるごとにあの指輪にキスをする。

最初は、苛立ちしかなかったが…




次第に違和感を覚える。


おまじないのような…


何か。






しうひょんが指輪をはめてからみんなのからかいは酷い…


その中に入るのも嫌で、一人でぼーっとしてしまう。





トイレでもいって…落ち着いて。

頭でも冷やすか…







【話がしたい。いつ空いてる?】




メールは何日か前にしたはずなのに
連絡は来ない…。


指輪が届いたか聞きたかったのに…



スマホのバイブレーションがなる。

あ、電話?!




「ごめん、ちょっと外すわ!」

「幸せもの~!」




からかわれたけど、この電話が切れないことに必死な自分がいた。



とりあえずトイレに誰もいないことを確認して、電話をとる。




「もしもし?あ、俺…」


『うん…』



「届いたか?」

『…』

「どうした?」

『…もう少し、この指輪…早く届いたら良かったのにな。』




「え?…どういう意味だ?」

『…』

「明日、時間が空くんだ。いつものカフェで、19時、ずっと待ってるから!」





切れた…


聞こえたのだろうか…?




意味なんて…怖くて聞きたくない。

でも、会えば何か変わるきがして…



こんなブログでも、足を運んでいただいていつも本当にありがとうございます。

まことに勝手ながら、更新は不定期になると思います。
よろしくお願い致します。


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| | 2014-05-17(Sat)11:56 [編集]


Re: タイトルなし

鍵コメ様

いつもありがとうございます。
元気をいただきました。

私事ですが、ブログ、小説を書くのが初めてのことで
正直どう対応すればいいのかわからなくなってしまい中途半端な対応になってしまいました。

足を運んでくれる人がいるなら…いいのかな?
これファンタジー小説ですもんね!

よっしゃ!明日楽しみにしててください!!

(単純ですね…本当にすみません。)

本当に嬉しかったです。
ありがとうございました!

日色 | URL | 2014-05-18(Sun)00:59 [編集]