
【ルゥハン・シウミン・セフン】
EXOの名前を借りた妄想小説です。
【設定】
兄・・ルゥハン(大学生3年)
弟・・セフン(高校生2年)
ルゥハンの同級生・・シウミン(大学生3年)
シウミンが兄弟に接触することで
起こる物語です。
どっちくっつかせようかなぁ…
と、今のところ未定です。
_/_/_/シウミン_/_/_/
彼に恋に落ちない人間なんているのだろうか?
俺は、ルゥハンに簡単に恋に落ちてしまった。
****************
彼に出会ったのは、大学一年のときだった。
女の子数人に常に囲まれていて
まるで芸能人が歩いているような雰囲気だった。
実際に、読者モデルもかじっているようで輝いている。
大学入学当初から目立っていて、知らない人はまずいない。
俺は…近づけもできない。
全く関係ない人種だった。
入学から約1年…
地味に過ごしていた時に…
奇跡は起きた。
理系でも、それなりに文系の講義もとらなければならない。
はっきりいって答えがないものに大して追及するのって苦手だ。
真面目に講義を受けていると、隣にどかっと座った奴がいた。
おもいっきり遅刻してきた癖にすぐに突っ伏して寝ている。
どんな奴だよ。
と、顔でも見てやろうと思った。
あの有名な…ルゥハンだった。
こちら側に顔が見えるように寝ている為
彼の綺麗な顔をマジマジとみることが出来た。
睫毛が長く、肌も綺麗。
寝ている姿は…
本当に天使のように思えた。
しかし、彼の態度は教授を苛立たせた。
「遅刻していた君、答えなさい。」
教授は、ルゥハンを見ながらいった。
彼は、起きようとしない。
「隣の君、起こしなさい。」
俺を見ながら言った。
大学の教授は基本、生徒の名前なんて覚えない。
こんな100人も自由に席に座れるような大きな教室なら尚更だ。
彼の肩をトントンと、叩いた。
「お、おい…起きて。」
「ん…むにゃむにゃ」
「起きろって!」
「ん?」
彼は起きると教授を見据え、立つ。
「はい。」
教授も、彼が誰かようやくわかったようだ。
「あ…いや…」
「…何でしょうか?」
不機嫌な彼を見て、さっきより数倍優しく言う。
「し、白雪姫は、どうして見知らぬ老婆から林檎を受け取ったと思う?」
…さっきの質問と大分違う。
難しい言葉を羅列して白雪姫とヒエラルキーとかなんかいってたくせに…
かなり分かりやすい質問だ。
「…そうですね。白雪姫は、奴隷同然の生活に飽き飽きしていたのかも。
つまり、ちょっと刺激がほしかったんじゃないですか?」
「そ、そうか。」
そそくさと抗議に戻る。
ああ…なんか俺が緊張した。
「ねぇ、君。」
ぐいっと服を引っ張られた。
ルゥハンと目が合う。
綺麗な瞳。
「ノート全部コピーしていい?」
「え…?」
「嫌?」
「い…いいよ。」
あまりにも緊張してこれ以上何も言えなかった。
それから…
いつの間にか同じ日の講義の時は、隣に座るようになった。
多分俺がいつも同じ席に座っているから、たまたまだと思う…。
「ねぇ、君なんて名前?」
「え?…キム・ミンソク」
「俺は、ルゥハンだよ♪改めてよろしく、ミンソガ♪」
「よ、よろしく…」
俺たちは、今更握手をして、自己紹介をする。
「男子の友達っていないかったから嬉しいな♪」
…ノート貸し借りしてるだけの仲を友達とは呼ばないと思うんだけど。
と、思いつつ
でも、それをやめないのは
彼との関係を切りたくないからかもしれない。
しばらく一緒にいると
ルゥハンは、男友達がいない理由がわかった。
俺がカフェに行きたいというと彼はついてくる。
そこまではいいが…
『あ、今から○○と予定あるから!』
『今から××と飲み会だから!』
とか、言ってとにかく忙しい。
「今日は予定ないよ♪」
なんて、言ってても
電話やラインに夢中。
「はぁ?今から??…わかった。
○○カフェにいるから…来て?」
「…ミンソク、ゴメン今から彼女がくるみたい。」
「わかった。」
はっきり言って、こんな忙しい奴と
一緒にいる意味はない気がする。
結局…
俺はそれでも彼と
離れたくないから側にいるんだけれども。
-1年後-
ルゥハンは、相変わらず彼女をとっかえひっかえしている。
よくわからないけど、コロコロ相手側変わる。
多分、2ヶ月に1人くらいのペースだと思う。
定期的な恋愛だ。
「ふぁあ~ミンソガといるときが一番落ち着くぅ…」
「そりゃ良かった。」
"そのわりにはすぐ彼女作るんだな。"
とかはいわないで置く。
最近は、取り巻きが増え、本当に嫌らしく疲れているらしい。
「手づくり弁当とかさ、マジ勘弁してほしい。」
彼は、かなりの潔癖症…
俺の前でゴミ箱に中身を捨てている。
「握り飯とかさ…嫌じゃない?」
「…それは、俺も嫌だな。
誰のかわからないのはちょっと…」
「でしょ??!ミンソガのなら食べれる!」
「え?」
そんなことで胸が高鳴ってしまう。
「ミンソガも潔癖だからね。ちゃんと作ってくれそう!」
ルゥハンはとびきりの笑顔を向けた。
はーん…そゆことね。
ただの都合がいい存在…ね。
この、淡い淡い片思いを秘めたまま…
俺は卒業するんだと思っていた。
昔書いて放置してたのを出してみました…
最初説明じみててすみません…
もさっとしうちゃんがるぅに片想い~

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いつもありがとう(>_<)
EXOの名前を借りた妄想小説です。
【設定】
兄・・ルゥハン(大学生3年)
弟・・セフン(高校生2年)
ルゥハンの同級生・・シウミン(大学生3年)
シウミンが兄弟に接触することで
起こる物語です。
どっちくっつかせようかなぁ…
と、今のところ未定です。
_/_/_/シウミン_/_/_/
彼に恋に落ちない人間なんているのだろうか?
俺は、ルゥハンに簡単に恋に落ちてしまった。
****************
彼に出会ったのは、大学一年のときだった。
女の子数人に常に囲まれていて
まるで芸能人が歩いているような雰囲気だった。
実際に、読者モデルもかじっているようで輝いている。
大学入学当初から目立っていて、知らない人はまずいない。
俺は…近づけもできない。
全く関係ない人種だった。
入学から約1年…
地味に過ごしていた時に…
奇跡は起きた。
理系でも、それなりに文系の講義もとらなければならない。
はっきりいって答えがないものに大して追及するのって苦手だ。
真面目に講義を受けていると、隣にどかっと座った奴がいた。
おもいっきり遅刻してきた癖にすぐに突っ伏して寝ている。
どんな奴だよ。
と、顔でも見てやろうと思った。
あの有名な…ルゥハンだった。
こちら側に顔が見えるように寝ている為
彼の綺麗な顔をマジマジとみることが出来た。
睫毛が長く、肌も綺麗。
寝ている姿は…
本当に天使のように思えた。
しかし、彼の態度は教授を苛立たせた。
「遅刻していた君、答えなさい。」
教授は、ルゥハンを見ながらいった。
彼は、起きようとしない。
「隣の君、起こしなさい。」
俺を見ながら言った。
大学の教授は基本、生徒の名前なんて覚えない。
こんな100人も自由に席に座れるような大きな教室なら尚更だ。
彼の肩をトントンと、叩いた。
「お、おい…起きて。」
「ん…むにゃむにゃ」
「起きろって!」
「ん?」
彼は起きると教授を見据え、立つ。
「はい。」
教授も、彼が誰かようやくわかったようだ。
「あ…いや…」
「…何でしょうか?」
不機嫌な彼を見て、さっきより数倍優しく言う。
「し、白雪姫は、どうして見知らぬ老婆から林檎を受け取ったと思う?」
…さっきの質問と大分違う。
難しい言葉を羅列して白雪姫とヒエラルキーとかなんかいってたくせに…
かなり分かりやすい質問だ。
「…そうですね。白雪姫は、奴隷同然の生活に飽き飽きしていたのかも。
つまり、ちょっと刺激がほしかったんじゃないですか?」
「そ、そうか。」
そそくさと抗議に戻る。
ああ…なんか俺が緊張した。
「ねぇ、君。」
ぐいっと服を引っ張られた。
ルゥハンと目が合う。
綺麗な瞳。
「ノート全部コピーしていい?」
「え…?」
「嫌?」
「い…いいよ。」
あまりにも緊張してこれ以上何も言えなかった。
それから…
いつの間にか同じ日の講義の時は、隣に座るようになった。
多分俺がいつも同じ席に座っているから、たまたまだと思う…。
「ねぇ、君なんて名前?」
「え?…キム・ミンソク」
「俺は、ルゥハンだよ♪改めてよろしく、ミンソガ♪」
「よ、よろしく…」
俺たちは、今更握手をして、自己紹介をする。
「男子の友達っていないかったから嬉しいな♪」
…ノート貸し借りしてるだけの仲を友達とは呼ばないと思うんだけど。
と、思いつつ
でも、それをやめないのは
彼との関係を切りたくないからかもしれない。
しばらく一緒にいると
ルゥハンは、男友達がいない理由がわかった。
俺がカフェに行きたいというと彼はついてくる。
そこまではいいが…
『あ、今から○○と予定あるから!』
『今から××と飲み会だから!』
とか、言ってとにかく忙しい。
「今日は予定ないよ♪」
なんて、言ってても
電話やラインに夢中。
「はぁ?今から??…わかった。
○○カフェにいるから…来て?」
「…ミンソク、ゴメン今から彼女がくるみたい。」
「わかった。」
はっきり言って、こんな忙しい奴と
一緒にいる意味はない気がする。
結局…
俺はそれでも彼と
離れたくないから側にいるんだけれども。
-1年後-
ルゥハンは、相変わらず彼女をとっかえひっかえしている。
よくわからないけど、コロコロ相手側変わる。
多分、2ヶ月に1人くらいのペースだと思う。
定期的な恋愛だ。
「ふぁあ~ミンソガといるときが一番落ち着くぅ…」
「そりゃ良かった。」
"そのわりにはすぐ彼女作るんだな。"
とかはいわないで置く。
最近は、取り巻きが増え、本当に嫌らしく疲れているらしい。
「手づくり弁当とかさ、マジ勘弁してほしい。」
彼は、かなりの潔癖症…
俺の前でゴミ箱に中身を捨てている。
「握り飯とかさ…嫌じゃない?」
「…それは、俺も嫌だな。
誰のかわからないのはちょっと…」
「でしょ??!ミンソガのなら食べれる!」
「え?」
そんなことで胸が高鳴ってしまう。
「ミンソガも潔癖だからね。ちゃんと作ってくれそう!」
ルゥハンはとびきりの笑顔を向けた。
はーん…そゆことね。
ただの都合がいい存在…ね。
この、淡い淡い片思いを秘めたまま…
俺は卒業するんだと思っていた。
昔書いて放置してたのを出してみました…
最初説明じみててすみません…
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