
【シウミン・セフン】
久しぶりのフンミンです。
昔話の話を基盤として作ってみました。
ファンタジーに近いかと…
ある日、少しふっくらしたシウミンというアイドルになったばかりのの青年がおりました。
彼は働けども働けども一向に人気は出ません。
しかし、毎日のように早起きをしてコーヒーを飲んでからトレーニングをして一生懸命仕事に励んでおりました。
「痩せたような…?」
しばらくして…
「ああ、また太った…」
と、繰り返しなかなか自分の中のベストの体重になりません…
食べることがすきなシウミンは
維持することがとても難しかったのです。
"厳しいことを言うけど、自己管理能力がないね…"
と、最近先輩から言われてしまったのでした。
「はぁ…俺はアイドルとしてダメなんだろうか?」
一人、項垂れていると…
『そそ、アイドルなんて諦めちゃえ。』
「え?!
誰だ?!」
独り暮らしの筈なのに声がしました。
シウミンは声がする方に振り向きました。
「「え?」」
そして、出会うはずのない二人の視線が合うところから物語りは始まります。
ボロボロの黒服を身に纏う…
白くてスレンダーな体…の、男。
「あー…聞こえるの?
僕の声。マイクテストマイクテスト。」
なんて、いいながら声の調整?をしている。
思ったより中身は子供っぽいな。
男ではなく、少年だった。
「誰だお前。」
「神様。」
「は?」
俺は、ひょろりとした不法侵入者を睨み付けた。
「だから、不人気の神だよ。」
「ふ、ふにん…?」
人気がないってことの、不人気??
「シウミンさんのところは安定して人気が出ないから居心地がいいんだよねぇ~」
と、俺を抱き締めてくる。
「うわっ、なんだよ!やめろ!」
俺は彼を引き剥がそうとした。
「大丈夫、不人気なひとには特に問題ないから♪」
「ち、違う!」
な、なんか…
ふわっと…香りが!
「お前、さては風呂に入ってないな?!」
「は?」
「とりあえず入れ!!
入ってから話しは聞こう!!」
「ちょ、何言って…うわ!」
俺は有無を言わせずに彼の服を剥ぎ、シャワーの蛇口を捻る。
おお。
水も滴る…ってやつか?
「っ…冷た!
神様ぞんざいに扱って!」
「いいから黙ってろ!」
と、ごしごし洗い出す。
「とりあえずこれ着て。」
ボロボロの服を脱がし、とりあえず俺のパーカーを着せる。
もともと、大きめの服を買ってるので彼も少し余裕があった。
「コーヒー飲むか?」
「コーヒー嫌い。」
仕方なく、牛乳を温めてやるとコクコクと飲みだす。
「で、家出か?
家族は?」
「は?」
「とりあえず今日は遅いから泊まっていけ。
明日はちゃんと帰るんだぞ?」
俺を呆れた顔でジーっと見つめる。
「僕のこと、勘違いしてません?」
全く、口の減らないやつだ。
「わかったわかった。
布団しいてやるから、今日は寝なさい。」
「…全然わかってない。」
「ん?何か言ったか?」
「なんでもないでぇ~す。」
敷いた布団に彼はいそいそと入り…
寝そべっていた。
変態の話は、煮詰まっておりますため、少々お待ちを…

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久しぶりのフンミンです。
昔話の話を基盤として作ってみました。
ファンタジーに近いかと…
ある日、少しふっくらしたシウミンというアイドルになったばかりのの青年がおりました。
彼は働けども働けども一向に人気は出ません。
しかし、毎日のように早起きをしてコーヒーを飲んでからトレーニングをして一生懸命仕事に励んでおりました。
「痩せたような…?」
しばらくして…
「ああ、また太った…」
と、繰り返しなかなか自分の中のベストの体重になりません…
食べることがすきなシウミンは
維持することがとても難しかったのです。
"厳しいことを言うけど、自己管理能力がないね…"
と、最近先輩から言われてしまったのでした。
「はぁ…俺はアイドルとしてダメなんだろうか?」
一人、項垂れていると…
『そそ、アイドルなんて諦めちゃえ。』
「え?!
誰だ?!」
独り暮らしの筈なのに声がしました。
シウミンは声がする方に振り向きました。
「「え?」」
そして、出会うはずのない二人の視線が合うところから物語りは始まります。
ボロボロの黒服を身に纏う…
白くてスレンダーな体…の、男。
「あー…聞こえるの?
僕の声。マイクテストマイクテスト。」
なんて、いいながら声の調整?をしている。
思ったより中身は子供っぽいな。
男ではなく、少年だった。
「誰だお前。」
「神様。」
「は?」
俺は、ひょろりとした不法侵入者を睨み付けた。
「だから、不人気の神だよ。」
「ふ、ふにん…?」
人気がないってことの、不人気??
「シウミンさんのところは安定して人気が出ないから居心地がいいんだよねぇ~」
と、俺を抱き締めてくる。
「うわっ、なんだよ!やめろ!」
俺は彼を引き剥がそうとした。
「大丈夫、不人気なひとには特に問題ないから♪」
「ち、違う!」
な、なんか…
ふわっと…香りが!
「お前、さては風呂に入ってないな?!」
「は?」
「とりあえず入れ!!
入ってから話しは聞こう!!」
「ちょ、何言って…うわ!」
俺は有無を言わせずに彼の服を剥ぎ、シャワーの蛇口を捻る。
おお。
水も滴る…ってやつか?
「っ…冷た!
神様ぞんざいに扱って!」
「いいから黙ってろ!」
と、ごしごし洗い出す。
「とりあえずこれ着て。」
ボロボロの服を脱がし、とりあえず俺のパーカーを着せる。
もともと、大きめの服を買ってるので彼も少し余裕があった。
「コーヒー飲むか?」
「コーヒー嫌い。」
仕方なく、牛乳を温めてやるとコクコクと飲みだす。
「で、家出か?
家族は?」
「は?」
「とりあえず今日は遅いから泊まっていけ。
明日はちゃんと帰るんだぞ?」
俺を呆れた顔でジーっと見つめる。
「僕のこと、勘違いしてません?」
全く、口の減らないやつだ。
「わかったわかった。
布団しいてやるから、今日は寝なさい。」
「…全然わかってない。」
「ん?何か言ったか?」
「なんでもないでぇ~す。」
敷いた布団に彼はいそいそと入り…
寝そべっていた。
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