
【セフン・シウミン←ギョンス】
4月のアンケート(投票)と、トレカ(運)
による短期連載です。→☆
さてさて今回のお話はどんなんぞや?
ってことで簡単に説明しますと…
かわいい兄弟

シウミン(兄)ギョンス(弟)
&
イケメンビジュアル兄弟

チャニョル(兄)セフン(弟)
※兄が目立ってますが弟が主です。
そんな、2組のbrotherのお話となっております。
楽しんでいただければ…!
よろしくお願いいたしますm(__)m
まずはオセフん視点から↓
早朝…
僕はずっと彼が出てくるのを待っていた。
「いってきまーす。」
あ!
出てきた。
「ふんふ~ん♪」
今日は朝練だから早いんだね…
僕のマイスイート…!
鼻唄なんて歌って…いいことでもあったのかな?
あ、お米の粒が口元に付いてる!
か、かわいい。
ああ、お米粒になりたい…
ぺたってくっつきたい…!
「ミンソギひょ~ん、忘れもの!」
と、思ったら弟が出てきた。
弟も彼に似てまぁまぁ愛らしい。
「あ、すまん!」
と、言って振り向いたのでさっと電柱に隠れた。
「ご飯粒ついてますよ?」
「え?どこどこ?」
「ここです。」
腕で顔を拭っていてもとれてないみたいだ。
結局、弟が口元のご飯粒を手で取って食べた。
い、いい…!
かわいい…
「やべっ、時間だ!
じゃ~行ってくる!」
「いってらっしゃい。」
ドアが締まり、彼は学校に向かった。
そう。
僕はこうやって時間があるときは彼を見守っているんだ。
「はぁ…キム・ミンソク先輩。
貴方を思うと胸が軋む。」
君は一目惚れを信じるだろうか?
-三ヶ月前-
僕と兄は人より少しだけ裕福で、人より少し背が高い。
更に、最近はモデルとしても活動しているため人より少しだけ目立っていた。
「きゃー、セフン様ぁ!」
「チャニョル様の御登校よぉ~」
他校の生徒もくることもあり人だかりが出来る。
だからたった数メートルの校門まで行くのが苦難なのだ。
「セフナぁ、危ないからひょんから離れるなよ?」
「たい。」
「ひょんに付いてれば安心だからな??」
「たい。」
ちょっと過保護気味のにょるひょん。
めんどくさいのでうんうんと頷きながら車を降りた。
きゃーーーーー!
人が集まり押し寄せる。
「セフーーン!!」
「チャニョルーこっち向いてー!」
そんなとき!
事件は起きたのである…!
「ちょ、押さないで!」
「やめてよ!!」
「はぁ?あんたなんなの?!」
大柄な女子が前のめりになりドミノ倒しのように崩れてきた。
ぎゃーーーー…
悲鳴なのか熊の声なのかわからないほどの野太い声…
黒い影が僕を襲う。
「セフン!危ない!!」
ニョルひょんが僕を庇おうと前に出た。
しかし…!
それはただの荷物にしかならなかった。
ドスン!
「いたた…」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃ…」
その声は僕にかけられたものではなかった。
あの野太い声を出した女子に声を掛けている。
女子は固まっていた。
なんと、その野太い声の子は倒れずに済んでいたのだ。
ある小柄の男子学生が彼女を支えていた。
「女の子だから無理しちゃ駄目だよ?」
「は、はい…」
その子を起こしてずれたブレザーをもとに戻す。
小さい…
小柄の可愛らしい学生だ。
しかし、何となく雰囲気がかっこいい。
ドキドキ…
な、なんだ?
動悸が…
「ミンソギひょん、大丈夫?」
もう一人小柄の学生が出て来て心配そうに見つめている。
「ああ。」
「なら、よかった。」
…兄弟だろうか?
肩のホコリをパンパンと払う。
小さな二人組はあっさりと人混みに紛れてしまった。
ああ…!
行ってしまう!!
僕は体を動かすことも出来ずただ見つめていることしか出来なかった。
「いてぇぇ…」
今さらだが…なんで重いのか?
それはニョルひょんが結局体を崩して僕にぶつかっているからである。
警備員が、慌ててやってくる。
わらわらとひとだかりができる。
もう、彼らを追いかけることは出来ないだろう。
「せふな~大丈夫かぁ?」
「大丈夫じゃないでつ。
大被害でつ。」
「えぇ?!」
多少オーバーリアクションの兄。
折角のビジュアルが台無しである。
兄がこんなことしてなければ、僕は彼とぶつかっていたはずなのに…
「ど、どこか痛むのか!?
足か?それとも…頭?!」
僕は胸を押さえた。
「えぇ?!胸?!」
そう。
僕は、心の交通事故にあったのである。
あるある?な出会いのはじまり…!
心の交通事故…?

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かわいい兄弟

シウミン(兄)ギョンス(弟)
&
イケメンビジュアル兄弟

チャニョル(兄)セフン(弟)
※兄が目立ってますが弟が主です。
そんな、2組のbrotherのお話となっております。
楽しんでいただければ…!
よろしくお願いいたしますm(__)m
まずはオセフん視点から↓
早朝…
僕はずっと彼が出てくるのを待っていた。
「いってきまーす。」
あ!
出てきた。
「ふんふ~ん♪」
今日は朝練だから早いんだね…
僕のマイスイート…!
鼻唄なんて歌って…いいことでもあったのかな?
あ、お米の粒が口元に付いてる!
か、かわいい。
ああ、お米粒になりたい…
ぺたってくっつきたい…!
「ミンソギひょ~ん、忘れもの!」
と、思ったら弟が出てきた。
弟も彼に似てまぁまぁ愛らしい。
「あ、すまん!」
と、言って振り向いたのでさっと電柱に隠れた。
「ご飯粒ついてますよ?」
「え?どこどこ?」
「ここです。」
腕で顔を拭っていてもとれてないみたいだ。
結局、弟が口元のご飯粒を手で取って食べた。
い、いい…!
かわいい…
「やべっ、時間だ!
じゃ~行ってくる!」
「いってらっしゃい。」
ドアが締まり、彼は学校に向かった。
そう。
僕はこうやって時間があるときは彼を見守っているんだ。
「はぁ…キム・ミンソク先輩。
貴方を思うと胸が軋む。」
君は一目惚れを信じるだろうか?
-三ヶ月前-
僕と兄は人より少しだけ裕福で、人より少し背が高い。
更に、最近はモデルとしても活動しているため人より少しだけ目立っていた。
「きゃー、セフン様ぁ!」
「チャニョル様の御登校よぉ~」
他校の生徒もくることもあり人だかりが出来る。
だからたった数メートルの校門まで行くのが苦難なのだ。
「セフナぁ、危ないからひょんから離れるなよ?」
「たい。」
「ひょんに付いてれば安心だからな??」
「たい。」
ちょっと過保護気味のにょるひょん。
めんどくさいのでうんうんと頷きながら車を降りた。
きゃーーーーー!
人が集まり押し寄せる。
「セフーーン!!」
「チャニョルーこっち向いてー!」
そんなとき!
事件は起きたのである…!
「ちょ、押さないで!」
「やめてよ!!」
「はぁ?あんたなんなの?!」
大柄な女子が前のめりになりドミノ倒しのように崩れてきた。
ぎゃーーーー…
悲鳴なのか熊の声なのかわからないほどの野太い声…
黒い影が僕を襲う。
「セフン!危ない!!」
ニョルひょんが僕を庇おうと前に出た。
しかし…!
それはただの荷物にしかならなかった。
ドスン!
「いたた…」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃ…」
その声は僕にかけられたものではなかった。
あの野太い声を出した女子に声を掛けている。
女子は固まっていた。
なんと、その野太い声の子は倒れずに済んでいたのだ。
ある小柄の男子学生が彼女を支えていた。
「女の子だから無理しちゃ駄目だよ?」
「は、はい…」
その子を起こしてずれたブレザーをもとに戻す。
小さい…
小柄の可愛らしい学生だ。
しかし、何となく雰囲気がかっこいい。
ドキドキ…
な、なんだ?
動悸が…
「ミンソギひょん、大丈夫?」
もう一人小柄の学生が出て来て心配そうに見つめている。
「ああ。」
「なら、よかった。」
…兄弟だろうか?
肩のホコリをパンパンと払う。
小さな二人組はあっさりと人混みに紛れてしまった。
ああ…!
行ってしまう!!
僕は体を動かすことも出来ずただ見つめていることしか出来なかった。
「いてぇぇ…」
今さらだが…なんで重いのか?
それはニョルひょんが結局体を崩して僕にぶつかっているからである。
警備員が、慌ててやってくる。
わらわらとひとだかりができる。
もう、彼らを追いかけることは出来ないだろう。
「せふな~大丈夫かぁ?」
「大丈夫じゃないでつ。
大被害でつ。」
「えぇ?!」
多少オーバーリアクションの兄。
折角のビジュアルが台無しである。
兄がこんなことしてなければ、僕は彼とぶつかっていたはずなのに…
「ど、どこか痛むのか!?
足か?それとも…頭?!」
僕は胸を押さえた。
「えぇ?!胸?!」
そう。
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