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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

君の犬になる1

【チャニョル・カイ】

俺のペン→俺の犬に・・・ってことで題名を変えただけ。




「カイーいつものあれやって!アレ」

タオが…暇があれば言い放つ。




「…」



うぅ…!!



ニョルひょんが俺をキラキラした瞳でみている…

「お…」

「お手…」

「わん!」

「…」



「カイ、よしよしは?!」



た、タオめぇ!!


そ、そんなことできるわけないだろ?!
あれは、無意識だったから!!



「ほらぁ!みてるよ?みてるよ?!」



某CMのチワワのように…(古い?)

うるうると語りかけるニョルひょん。



「よ、よしよし…」


俺は仕方なく仕方なく仕方なく・・・

わしゃわしゃと髪の毛を撫でてるわけでして…!!




わ、ワンコ…(>_<)








「なんだかんだ、カイも楽しそうだな。」

スホひょんが…残念そうに言った。

「…満更でもないですね。」

セフンが面白そうにこっちを見ている・・・。




「くぅ…ここがペット可なら、俺が買ってやったのに…!!」

「ペット可なら、ネコがいいでとぅスホひょん!」




「…そもそも、買えないから。無意味な話はやめろよ。」




「…でもなぁ!ミンソクぅぅ!!カイが…カイが…」

「ん?」

「あんなかわいい顔を…」

「…まぁ、確かに。」







そう、俺がかわいい顔を独占している。





カイの「伏せ!」事件以来

ワンコネタが最近の流行りである。




タオとか、セフンは絶対に嫌だけど!!




カイなら犬になっても…なんてふざけてたら、

俺(犬)をみるカイがあまりにもデレててかわいい!!





犬になる価値があるワン!!






…ってただ単にしたいだけなんだけどね。

いろんな顔がみたい。





ただ、それだけ。





****************


部屋で、ギターの練習をしていたら

ベッキョンが言った。



「チャニョル…いい加減ふざけるのに付き合うのやめたら?」

「え?」

「だってさぁ、タオとか絶対ふざけすぎだろ??」



ベッキョンが心配してくれている…!!



「タオは確かになぁ…」

「だったら…」

「でも、カイがかわいいんだよお!」





「今まで見たこともない優しさがあふれでてる!!」





犬扱いだけど!!





「…わかった。」

「え?」

「お手!!」




え?!

とか、思いつつ出る手先。




「べっ、ベッキョン??」

「よしよし」



わしゃわしゃ撫でられた。

…べべべべべべっきょん?!?!



「そんなに、犬になりたいなら僕も犬可愛がりしてやるよ。」





「え?!」

なんでそんなことに?!




今更、反射神経の良さを恨む…!





「イヤってぐらい可愛がってやる。」






両方の犬になりました(`・ω・´)


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君の犬になる1.5

【チャニョル←ベッキョン】

ベッキョン視点




いつのまにやら…



「お、お手…」

「ワン!」



カイとチャニョルで

変なプレイが始まっていた。

けたたましく、タオが笑っている。




ああ…

なんか変なことになってしまった。

なんかなでなでされてるし!





チャニョルは満更でもないし!!





「あー、カイいいなぁ…わんこが出来てぇ。」

「何だよタオ…うらやましいのか?」




「えー羨ましいじゃん!僕もパンダにお手したい!」





…パンダはお手しないけど。

笹をムシャムシャ食べてるだけだと思うけど。





「あ、ベクひょんもワンコじゃん!」

「は?」

「ほらほら、お手!!…いだっ!!



黙ってデコピンしてやった。



「ひょんを犬扱いすんなよ!」

「ベクひょんのバカ!」

「はいはい」





タオがカイの方に半べそで逃げていく…





****************




はぁ…


今さらだけど、

…黙って、お手すればよかったんじゃないだろうか?



タオが、カイに「お手しろ」「伏せしろ」命令し、

みんな、面白がってみたいみたいと集まり…




カイは仕方なく…命令し?

それに

「ワン!」

と、答えるチャニョル…





ムカつかないわけない!!

いつか、ちゃんと注意する!!




****************


その時は、ついにやってきた。

部屋で、ギターの練習をしているチャニョルに言ってやった。



「チャニョル…いい加減ふざけるのに付き合うのやめたら?」

「え?」

「だってさぁ、タオとか絶対ふざけすぎだろ??」



犬になるように促してさ…

チャニョルもわかってるだろ??



「タオは確かになぁ…」

「だったら…」

「でも、カイがかわいいんだよお!」



え??



「今まで見たこともない優しさがあふれでてる!!」



マジで…満更じゃないのかよ…

ダメじゃん!!





「…わかった。」



「え?」

「お手!!」



俊敏に出る…お手。

ああ、うん…

ちょっと…楽しいかも。




カイばっかり・・・狡い。




「べっ、ベッキョン??」

「よしよし」





わしゃわしゃ撫でると…

ただただ呆然とする…ニョル犬。




「そんなに、犬になりたいなら僕も犬可愛がりしてやるよ。」

「え?!」





「イヤってぐらい可愛がってやる。」





僕って…なんでこんないいかたしか出来ないんだろ…






結局1つにまとめてしまいました・・・。
「0.5」だとベッキョン視点にする予定です。

\ワン/

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君の犬になる2

【チャニョル・カイ】





「わん!」

「よ、よしよし…」




タオのせいで…
ニョルひょんの頭を撫でるのが習慣になってしまった。



だって…


「いつでも撫でてもいいよ♪」


って、いうんだもん…



全然嫌な顔せず…

キラキラした目で「撫でてほしい!」

って待ってる犬にしか見えない!




でも、こんな犬の関係は…



Mが中国活動に行くまでの間だけだ!

タオのブームが終われば…

こんな関係は多分終わるはず!!




…だよな?









カイのはにかみながら撫でる姿をみると…




なんかこう、むずむずする。

具体的にいうと…




思わず抱き締めたくなる。

頬擦りして…

撫でて…




な、撫でて…?

いや、撫でられて、だろ?!



そして…




いや、そしても何もない!!

俺は犬なんだから!




ん?犬だから?

犬じゃなかったら…な、なんだというんだ?!




『なんかこう、むずむずする。』

が、自分自身よくわからない。





一体どういうこと??





撫で終わったカイに…

思い切って聞いてみる。


「か、かい…」

「なんです?」

「な、なんかこうさ…むずむずするんだよ・・・。」

「どこがです??」



どこ?

うぅ…?どこだろ…?

強いて言うなら…




「胸かな…?」

「あ、胸でしたか。」



どこだと思ったんだ??




ぴとっ…

え?!





カイは、俺の胸に耳を当てる。

うわぁーー!!



どくんどくんと、心臓が波打つ…




「んん?…動悸ですかね?」

「そ、そうかも…」





暫くはドキドキは、消えてくれなかった。








「な、なんかこうさ…むずむずするんだよ・・・。」

ニョルひょんは、頭にクエスチョンマークが乗っているようだった。

「どこがです??」




足だったら水虫だな…

ブーツとか通気性の悪い恰好ばっかりするから・・・

Happyならぬ、足のウィルス悩んでるなんて…




…可哀想に。




「胸かな…?」

「あ、胸でしたか。」




むずむずといえば水虫…だと思ってたんだけど…

なんとなく胸に耳を当て心音を聞く…



ぴとっ…





とくんとくん…

どくんどくんどくんどくん……




な、なんかちょっと乱れてる?!



「んん?…動悸ですかね?」

「そ、そうかも…」





ニョルひょんの顔は赤かった気がする。

大して意識してなかったはずだけど…

今更、何やってんだ俺って思った。




前よりスキンシップは…

確実に多くなっている。




でも、Kで活動中心になったら…

こんな変な関係…

終わるんだ。






ワンコな関係は…。







どうなんでしょうね?


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君の犬になる2.5

【ベッキョン→チャニョル】







「ちょにょ、おはよぉ…」




眠い目を擦りながら…

チャニョルという犬にあいさつをする。




なでなで…

「わ…わん・・・。」




チャニョルは、どうしていいかわからない様子…。

僕は、二人きりのときしか彼を犬扱いしない…

それは、なんとなくチャニョルもわかっているはず…。





犬だって思うと、

ちょっと大胆になれる気がする。

元々嫌がったりしないと思うけど、拒否されないって安心感がある。






そんな、時間を毎日ちょっとずつ作ってると…





まるで…

特別な関係なんじゃないかって勘違いしてしまう。






彼は、僕のものなんじゃないかって。





****************


チャニョルは、カイには積極的に犬になる。

タオに、カイが煽られているのを見て

喜々とした顔でカイに





「わん!」





って、言うんだ。

そんな様子は…

やっぱり苦しい…




僕には言ってくれないのに…って。




でも、僕に撫でられてるチャニョルは…

嬉しそうな顔をする。

嫌じゃないんだ…

カイじゃなくても…





そんな顔が見たくて今日も…

彼を呼ぶ。






「ちゃにょ…おいで。」




手招きすると、彼は普通にやってくる。


「お座り」


ベッドの下に座らせようとすると、
何故か横に座る。



「違う!下!!」

よ、横はチャニョルであってワンコのちゃにょではない気がする。

ちょっと寂しそうにして、カーペットに座らせる。




「よしよし」

と、撫でると…

少し嬉しそうな顔をした。




いつも違う視点で彼が見れる。




ああ、これは…




エスカレーターで一段、いや二段?

こんな感じだったかも…




チャニョルは、僕を綺麗な目で見つめてくる。





あー…

好きだな。








僕は、彼の頬にキスしていた。








遅くなりましたが0.5アップしました^^

\ワン/

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君の犬になる3

【チャニョル・カイ】







「ちゃにょ…おいで。」

ベッキョンが手招きをする。




ベッキョンがかわいい声で俺を呼ぶ。

ああ、犬扱いするときの声だとわかる。




彼は、二人きりの時しかこんなことはしないから。





「お座り」

ベッドの隣にすわると

「違う!下!!」

と、カーペットを指差す。



言う通りにすると…



「よしよし」

と、撫でてくれる。




ベッキョンは俺をじっとみつめた。



なっなに??





ちゅ…とほっぺにキスをしてきた。

ちゅ…とおでこにキスをしてきた。

ちゅ…と鼻のあたまにキスをしてきた。





あまりの距離の近さに




ドキッとした。




「ベッキョン?!」

「さ、流石になって言うかその…!」





い、いつもと違う!!





「愛情表現だよ?ワンコへの。」

やめる気配もなく…

距離は近いままだ。





そ、そうなんだ。







キスは髪に…

ちゅ

再び頬に…

ちゅ

そしてまた鼻のあたまに…

ちゅ





な、なんかこう…

あれだな…なんか…。

つい…




つい?




「べ、ベッキョン…!」



なんか、これ以上はいけない気がする!!



「ちゃにょは、犬でしょ?」

「わ、わん…」

「僕の言うこときけないの?」

「だ、だって…ど、」

「ど?」





「ドキドキする。」





それを聞いた瞬間、ベッキョンがにまぁと笑った。

「じゃ、やめたげる。」

「へ??」




寝るまで、機嫌がよかった気がした。







-次の日-


カムバに向けて練習、練習…

新曲を出す前って…

ドキドキするよなぁ…

いや、わくわくかな?!






なんて思いながら、セフンに声を掛ける。

「セフ~ン、ダンス確認しようぜ」

「あ、カイ…うん、いいよ。」




セフンがいつもとちょっと違っていた。

「辛気臭いな。どした?」

「カイにはわかんないからいいよ。」

「んな!失礼な!!なんだよ、いってみ?!ひょんに!!」



なんか悟ったよう姿が…

腹立つな!!



「…カイはいいなぁ。近距離恋愛で。」

「んん?金魚?会い?」

「…ここに金魚はいません。」




くぅぅ!俺より年下の癖に!!




「わかった!しうひょんだろ?

カムバックしたら離れるから、ベタベタできなくて寂しいんだろ??」


「・・・・・・当たりです。

「そ、そうか…」






当たっちゃったよ。(汗)

どうすんだこの空気…!!






「が、頑張るしかないんじゃないか??」

「え?」

「ほ、ほら…!しうひょんみてるぞ!」

「え?!」

慌てて、振り向かせないようにする。

「お前ができることはなんだ?今、できることを全力でやることだ!!」

「か、カイ…カッコいい!」

「ま、まーな!」

「頑張る!!」

セフンは、気を取り直して、ダンスに取り組んだ。





ぶっちゃけ見てなかったんだ、ごめん。





ふーん…でも、離れて寂しいもん…か。

だって、ずっと会えないわけじゃないのに…。





その時はまだ、その気持ちはあまりわからなかった。










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