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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

悪戯狼は僕に夢中06

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編




歌番組が終わって、セフンに話しかけられた。


「ベクひょん、仲直りしてくれたんですね。

ありがとうございます。」



ぼ、棒読み…



「違うんだぞ!さっきのは…スキンシッ」

「でも、テレビ局でキスはちょ…もがっ」

「わー!」

と、セフンの口を塞ごうとするがするりと逃げられた。



「しうひょん♪」



セフンの視線の先にはしうひょんがいたのだ。

何という俊敏さ…




「セフナ、ハロウィンの衣装の件だけど…ちょっといい?」

「はい!もっちろん!」

と、たたたと行ってしまう。




ん?

ハロウィン…?

そ、そうだった!!




************


僕はベッドに寝転がりながら携帯を見ながらあーでもないこーでもない…と、考え込んでいた。

明日は、事務所のハロウィンパーティーだと言うのに何の仮装にしようか決まっていない。

僕ってばちょっと欲張りなところがあるから一つに決められなかったのだ。




医者もいいし…定番の吸血鬼なんかもいい。

カラコンとかしたらばっちしじゃね?!

って去年やったし。



うーん、でもなぁ…着ぐるみきてもかわいくね?

楽すぎ?



「ねー、しうひょんは?」


タオがスーツケースに荷物を積めながら声を掛けてきた。


「しうひょんは、今日はセフンと食べて帰るって。」



二人でハロウィンの衣装どーするとか決めるのかな?

いつもは僕だってチャニョルに相談するんだけど…



いやいやいや、ダメダメ!



今回は秘密って決めたんだ。

ビックリしてほしいし。



考え込んでると荷物をスーツケースに積め終えたのかベッドを覗き込んできた。



「はぁ~いーなー、タオもみんなとやりたかった。」

「お前はあっちでハロウィンだろ?

あとで写メ送ってよ。」




「ラジャー!」




タオは中国で大々的なパーティーをするらしい。
最近はタオはあっちの仕事が多い。

一緒の仕事はめっきり減ってしまった。




…それはちょっと寂しい気もする。




どかどかどか!


「あ。にょるひょん来た。」



ガチャと、ドアが開く。



「はぁ~いい湯だったぁ~」




バスタオル一枚巻いたチャニョルが立っていた。

しうひょんがいないからって豪快になる…

チャニョルの悪い癖だ。



風邪を引かないように…と、言いたいけど!



「あんさぁ、裸でこっちくんの止めてよ。
おっさんかお前は!」

「ベッキョンは思春期のJKだね。かわいい♥」



「ぬわんだとぉ!!」



そもそも恋人にそーゆー姿みせるか?!

普通!!



「ちょーっ!やめてやめてぇ」

と、タオが僕たちの真ん中を制する。



「だらしないbodyの癖に晒しやがって!」

「え?!それ、どーゆー意味!?」



そしてチャニョルの腰に巻き付けてるタオルがパラリ…




きゃぁぁぁー誰かぁ!!

だらしなbodyがぁぁぁぁ!!」




※叫んだのはタオです。




タオが乙女チックに叫ぶもんだからスホひょんが状況にびっくりして
そのあと来たディオに鼻で笑われ散々だった。



そして、またもや…




「べ、ベッキョンナ…」


肩を触った瞬間ペシンッと、叩かれた。


「もう、知らん!」






嫌われた。






喧嘩ばっかだな(笑)


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悪戯狼は僕に夢中07

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編





最悪だ…



「お、俺が悪かったよぉ…全部悪い!

ほんとにゴメン!」



そう、タオが喋ってしまったのだ。

ベッキョンの前で。



スホひょんと、ディオが帰ったあととんでもないことをぷんぷん怒りながら言った。


「昨日もベクひょんのベッドで変なことしてたでしょ!」

「え…」

「煩くて寝れなかったんだからね!」

と、タオが怒りながら風呂に入ってしまった。



「何したんだよ…」



あのとき…


"ち…ニョルぅ…俺、もう…

我慢できな…い。"


「で、どうしたんだよ!」


"ベッキョナ俺もぉ…"


「って言って…」

「ま、まさか…お前」


ベッキョンは己のお尻を隠した。


「し、してない!それはしてない!」


流石にそんなこと…ドキドキ。


「だ、だよな…じゃあ何したんだよ…」

「じ、実は…」



"ぁ…ぁぁあん"



「…舐めました。」



"くすぐったぃ…"

"じゃ、ここは…?"



「え…」



"ん…ぁ、気持ちぃ…"




全身…隅々…









どこを舐めたのか…怖くて聞けない。



「タオだけ…だよな?

…バレたの。」



「う、うん…」



チャニョルは床に正座して下から上を見上げるようにこっちを見た。

僕はベッドに座ってる。



「で、しうひょんは寝てたんだよな?」

「う、うん…」


「ほんとか?」


短パンで脚を組み直すとチャニョルが喉をごくりとした。

目が脚に向いてる。



「ば、馬鹿…どこみてるんだよ!

変態!!」



今更だけどこの体制って僕の脚がまる見えである。

き、危険だ…!



「だって、ベッキョナ結局寝ちゃったし…

俺一人で処理したんだよ?」

「何開き直ってんだよ…!」



っていったらデカイわんこが膝を捕まれて乗り上げてきた。



「うわぁぁ、何!」



やばい、怒らせたか?

ベッドに押し倒されて
組んでた脚を広げられ股間に頭が入ってくる。

びっくりして脚を押さえたけどチャニョルの頭を押さえるだけだ。


「な、何して…!」

「開き直ってる…」

「ばか、しゃべるな…!」


チャニョルがもがもがすると股間に響いてやばい。

すーはー

すーはー



「ベッキョン…やっぱりいい匂い…」


かぁぁぁ…


「ぶぁか!!変なとこ嗅ぐなよ…!」



頭を押さえてることに気づいて脚を離したら何と手で脚を広げられて更に股間に顔を埋めてきたのだ。

チャニョルの高い鼻がペラペラの短パンに吸い付くように触れられると段々と僕のもかたちを表した。



「ベッキョナがもっこりしてきた。」

「もっ…な、もう少し言い方あんだろ!」




恥ずかしい…!

手で背中をボカボカ叩いても全然びくともしない。



あー…って諦めたら短パンはちょっと脱がされてパンツの狭間からちょこんと飛び出した。



「わ、何し…んぁ!」



それにチャニョルは先だけペロペロと舐めだしたのだ。

子犬みたいに小さい舌を何度も使うみたいに。


「ぁ…ぁぁっ…」

「ベッキョナ…んぁ…気持ちいい?」



「っ…も、やめ…はぅ!」



その返答を無視するとすっぽり口の中に入り…



「あ…ぁぁん!」



今度はきゅーっと吸ってきて、ゾクゾクする。


「はぁ…はぁ…」

誰が部屋に来るかわからないのにぃ…!



「ね、ベッキョナ…気持ちいいっていって?」

「やだ…!」



しつこい…

チャニョルのこーゆーとこ凄い嫌かも。




「強情だなぁ、もっとするよ?」

「…ぁん、ゃめ…!」




とととと…

そしたら、足音が聞こえてきて




「ただいまー!」




しうひょんが帰って来て咄嗟にベッドにいるチャニョルを毛布で隠した。


「お、お帰りひょん…」


毛布がずれないように上まで掛けた。


「お。風呂は?誰か入ってる?

入ったばっかりかな?」

「タオが…あ、でももうすぐ終わると思います…ぁ」



「どした?」



チャニョルの息がち○こに直で当たる…!



「ぁ…なんでも、ないです!」

「そっかぁ、じゃあ…」

って言ったらひょんは僕に近づいた。



や、やばい…!



「大丈夫?風邪引いたか?」

「え…ぁ、大丈夫…です!」



ばれてない…みたいだ。



「そっか…?

無理するなよ?

じゃあ風呂行ってくるな?」



パタン…と、ドアがしまった。

なんか心配させてしまって申し訳ない。




「ぎゃっ!」


バシンッ

と、毛布を叩いた。




結局、タオが来る前にチャニョルを足蹴りして寝ました。




※シャワーはあとで入り直しました。


結局喧嘩して仲良くなる二人。


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悪戯狼は僕に夢中08

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編




誰も話しかけないオーラを纏い

車に乗り込んで一人で座ってると…




ふぇ~

セフンが明らかに変なため息を吐いた。




「また喧嘩…でつか。」

「う、うるさいな…別にいいだろ!」



だって、いきなり盛るとか!

TPO考えろって思うだろ!!



「にょるひょん、でっかい背中縮めて寂しそうに外出しちゃいましたよ。」

「え?外出…?」



「にょるひょんは中国映画のミーティングですよ。
韓国ですけど…」

「え、あ…そうなんだ。」



映画決まってこっちでもなんか集まりがあるとかなんとか言ってたけど今日だったんだな。

チャニョルが車に乗ってこないとわかると気が抜ける。



「ひょん、無視するから話かけられなかったんでつよ。」

「…わかってるよ。」



チャニョルに矛先がいかないように然り気無くフォローするセフン…

うぅ、僕が悪いわけじゃないのになんでこうなるんだよ…



「事務所のハロウィンにはギリギリ間に合う見たいですけど…」


セフンは携帯を見ながら言った。

どうやら連絡を取り合ってるみたいだ。





「ふ、ふーん…」





なんだ…

そうなんだ。



ちょっぴり落胆した。

ギリギリってことは、来るだけってことだ。

チャニョルの仮装は見れない。



「ベクひょん、そんな泣きそうにならないで…」


「な、なってねーし!」




そしてちょっとつまんない…気もする。

んでもって、仮装の気力も失せる…





しかし何かには仮装しないと…

あれは、公開するから普段着ではダメなのだ。




「で、セフンは何に仮装すんの?」

「…僕ですか?」

と、にんまり笑う。



「僕は何着てもかっこいいですから…」

「なんだよ、言えよ~」

「秘密でつ。」

と、楽しそうに口元に人差し指を立てた。



しうひょんが聞き耳を立てていたのがわかっていたみたいだ。

もしかしたら、二人で秘密にしあってるとか?





いいなぁ…

僕もこーゆーのがしたかった。





考えると、やっぱり無視なんて子供らしい真似はやめればよかったと後悔した。




うわぁ…

ふとラインを見ると謝罪でラインで一杯だ…




"ごめん!"

"許して…"

"嫌いにならないで!!"



謝るなら最初からしなければいいのに…

全く…




"もう怒ってない。"

"終わったら早く来いよ?"




と、連絡して携帯を閉じた。








「ひゃっほぅ!」



ベッキョンからやっっっとラインが届いて足をばたつかせた。


「チャニョルさん、何かいいことあったんですかぁ?」


スタッフの一人が振り向く。




「あ、すみませんっ!何でもないです…!」




"ソッコー帰るね!!"

返信して心の中でガッツポーズした。



"解決した!"

暫くしてセフンにも連絡したら




"当たり前です。

僕のお陰です。"



と、即返された。




よかったぁぁ…

セフンにお願いした甲斐があった…!




昨日は結局嫌われたから作業室に缶詰になって早朝帰ったらしうひょんとセフンが仲良くリビングにいるのを見つけたのだ。



寂しい…

その二人の中に自然と入って行った。



「俺も入れてぇ~」



羨ましくて入り込んだらセフンに明らかに嫌な顔をされた。



「もう、ぜっったい来ないでくだたい。

仲直り出来るように手伝いますから。」

と、笑顔でセフンに念を押された。



流石、俺らのマンネ!



俺じゃどうにも出来ないベッキョンを説得してくれたのだ。

(どうやったかは謎だけど、今度聞いてみることにする。)





ざわざわ…

みんなあつまってるはずなのになかなか始まらない。




「今日って、韓国のスタッフ顔合わせの集まりですよね?

誰か遅れてるんですか?」


一応、確認で聞いてみると…


「そうだったんだけど、たまたま監督が他の仕事でこっちにくるみたいなんだ。」

「へぇ…」

「飲み会もこの後あるかもね。」




「え…」




ガチャ…

「あ、きた。」





扉が開いてざわつきがぴたりと治まる。

ミーティングが始まった。









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悪戯狼は僕に夢中09

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編



仕事が終わって事務所のハロウィンパーティが始まった。


「ベクひょん…迷いに迷って結局パジャマですか?」



黒渕眼鏡に黒スーツ、セフンが僕に問いかける。

多分、某スパイ映画の主人公である。



「文句あっか?」



うさぎのアイマスクをクイッと挙げる。

僕はセフンを睨み付けた。




「それにしては手抜き過ぎじゃ…」

「うるせー!」




すると後ろに影が…

振り向くとチャッキーに扮したしうひょんが僕を神妙な顔で言った。




「…いや、それは究極のハロウィン衣装だ…。」

「「え?」」



セフンと声が被る。



「チャニョルの心をくすぐるには十分過ぎる…」

「え…あ、いや…そーゆーわけじゃ…!」



しうひょんはなんかちょっとかなり勘違いしてる…!



「ああ、なんで俺思い付かなかったんだろう…!

確かに仮装としては少し手抜きと思われがちだけど最終的には的を得ている…!」




「最終的…?」



寝る?

チャニョルと、そのまま…?



「ち、違います!違います!!

そんなんじゃないです!!」



って言ってもしうひょんは全然聞いてないし!


「俺もパジャマに…すればよかったな。」


残念そうなチャッキー…ではなくしうひょん。


「うわぁぁ、ダメです!

誰にも見せたくないですからやめて!」




「まさか、パジャマ嫌か?」

「見たい…ですけど、今はチャッキーがいいです!」

「え、ほんと?」



と、セフンとしうひょんが言い合ってるのを見てたら急に恥ずかしくなってきた。





こ、これ…実は究極に恥ずかしい格好?!

かぁぁぁ…!





それにしてもチャニョルが来ない。

何してんだ…?





って携帯を見たら

"ごめん、飲み会があるからハロウィンには間に合わない!"

ってラインが来ていた。


*************


半強制参加のハロウィンは終わりを迎えようとしている。


「ベッキョン~先輩たちと二次会行くけどどーする?」


チェンと、スホがお誘いを受けてこれから飲みに行くらしい。

チャニョル、結局帰ってこないのか…




このパジャマ姿をみることもない。

別に見せたかったわけじゃない…けど!




「…行っちゃおう、かな。」








俺はタクシーの中にいた。



あぁぁ!!

怒ってる!

絶対怒ってる!!!!




ベッキョンとのラインは、既読だけ表示して返事はなかったのだ。




ああぁ…

でも、監督とのキックオフ飲み会なんて抜けられるわけもないし!

お酒もいつもよりちょっと多めに飲んでしまったから頭がふわふわする。

日にちが跨ごうとしているとき、やっと宿舎に着いた。



「ただいま~!」



宿舎は真っ暗…

ひょっとして、誰もいないのか…?!



「誰か~いるぅ?」



他の部屋は真っ暗だ。

しかし、自分の部屋に一筋の光が見えた。




ガチャ…

するとそこには…

ベッキョンが俺のベッドに座ったまま寝ていたのだ。





パジャマなんて珍しい。

そしてアイマスクも。



かわいい。

パジャマ萌え…



「ベッキョン~ベッキョナ~

寒いよ、風邪引くよ~?」


ぺちぺち顔を叩くと目をうっすら開けた。


「ん…チャニョ…?」

「うん、チャニョルだよ~?」



すると上半身を起き上がらせて目を擦った。



「う~ん…」

「ごめんね。遅くなって…」


すると、ふるふると首を横に振る。


「仕事だし…」

「そうなんだけど、ベッキョンの仮装見たかったから…」


写真を送ってくれ!って頼んだのに

"直でみてください。"

って…マンネは意地悪だ!




ベッキョンは両手を拡げた。




「これ。」

「え?」

「これが、仮装。」



えぇ?!パジャマ姿ぁ?!



「う、嘘でしょ?!」

「だめなの?」

「そんな無防備な姿!駄目に決まってる!!」



するとベッキョンは笑っていた。



「あはは」

「なんだよ!笑い事じゃない!!

あぁ~勿体ない!!」

「別に減るわけでもなし…」

「減るよ!むちゃくちゃ減る!」



って言って抱き締めた。



「そいえば、みんなは…?」


自棄に静まり返っている。


「明日は休みだから飲み行ったり、外泊してる。

ギョンスと僕とカイだけ帰ってきたんだ。」


ベッキョンだったら、絶対飲みに行ってわいわいするタイプなのに…



「ってか誘われたでしょ…?」

「…うん。

最初行くって行っちゃったし…今も電話鳴りっぱなんだ。」




「えぇ?!だめ!絶対駄目!」




抱き締めてる体を離した。

ベッキョンと目が合う。




…も、もしや怒ってる?

そ、束縛し過ぎた…?!

うざって思われたか?!




あぁ!

今からでもここは、「行ってこい!」とか言って快く行かせるべき?!



あぁ、でも嫌だ!

行ってほしくない…!!



脳内でてんやわんやしていたらベッキョンの方から…むちゅっとキスを軽くされた。




「へ…?」





「お前の為に、誘い断ったんだからな…」

「え?」



ベッキョンの顔は真っ赤だった。





「責任と…んっ…!」





どさり…

俺はパジャマで無防備な彼を押し倒した。






やっとここまできた…


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悪戯狼は僕に夢中10

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編




「べ、ベッキョン…い、いいの?」



押し倒す動物ってこんな気持ちなんだろうか?

ベッキョンの目に俺しか映ってなくて…

俺だけしか見てなくて…



俺はもう…

ほんとにもう…




「ここでダメッって言っていいの?」

「だ、ダメ…!」



逃げないようにもっと近付く。



そしたら腕を首に回されて…

耳元で囁かれる。


「いいよ。」

って。




これ、ドッキリとかじゃないよね?

素直すぎるんですけど…汗




唇をちょっと突き出してキスをねだるベッキョン…

それに吸い込まれるように唇を近付ける。


「ん…んぅ…」


甘過ぎるベッキョンにもう既にくらくら…何ですけど…!

俺は落ち着きを取り戻すようにベッキョンパジャマのボタンに手をかける。



震えて…

なかなかボタンが取れない…



「落ち着けよ…」



そしたらベッキョンが手を添えてきて手伝ってくれる。



恥ずかしい。

俺だけ心臓バクバクで緊張してて…

指からそれがばれるんじゃないかって…



やっとボタンがとれると、うっすらと肌が見えるくらいのシャツを着ている。

ピンク色をした乳首も何処にあるかは丸見えだった。



ゆっくりと体を撫でる…

少しだけベッキョンは震えた。




「手ぇ、冷たい?」

ふるふると横に首を振る。

ベッキョンがチラリと潤んだ瞳でこちらを見つめてきて…





「っ…!」





我慢できず、俺は彼の胸に顔を埋めた。








チャニョルは僕が見てるとやりずらいのかボタンが全然とれなくて…

ムダにひっぱったりするから余計食い込んでしまっている。



「落ち着けよ…」



自分より緊張してる人を見ると落ち着くというか…

チャニョルを見てると僕が冷静にならなきゃって思えてくる。



そっと手を添えて、ゆっくりとボタンを開けるとあっさりとボタンはほぐれるように取れていく。



ボタンが外れるとチャニョルは僕の体をそっと撫でた。

びくん…



「手ぇ、冷たい?」

体が震えたらしく…僕は首を横に振った。



チャニョルの手は少しだけ冷たかった。
…けどそれで震えたわけじゃない。

ドキドキしてしまったんだ。


彼の指は長くて…ごつごつと男らしい。


この指はいつもギターとか、ピアノを引いてる彼の指が僕の体をとても繊細なものを扱うように撫でるのだ…




"もっと触って…"




そんな風に見つめると…

チャニョルがいきなり覆い被さってきたと思ったら…




「っ…!」




僕の胸に顔を埋めた。

「ベッキョナ…」


胸に顔を埋めながら体を撫でられる。

一枚の薄いシャツ越しでよかった。



「チャニョ…?!」



すると…

なんと脇の匂いを嗅ぎ始めて…



「ゃ、や…」



押そうとしても既に体は沈み込んでいて離れてくれない。


「だって…いい匂いがする。」


そんな風に言われて凄く嬉しいような…

変な気分になってくる。




「じゃ、飽きるまで嗅げよ。」





…お風呂入っててよかった。

と、心のなかでほくそ笑む。




そのままチャニョルの頭を抱き締めるように抱いて…




すーはー…

と、息してるのが聞こえる。




チャニョルはチャニョルだよな…

うん…

でかいけどかわいいわんこだ。




大丈夫、大丈夫…



と、思ったら…

「ぁ…」





彼の指が僕の胸の突起をツンと、弄った。

くりくりと弄ると…だんだん固くなるのがわかる。

すると、遂にシャツ越しではなく服の中に手を入れられた。

びくっ…




直にチャニョルの指の体温が伝わる。

「ベッキョナ…肌スベスベだね…」

「そーゆーこと…ぁ」





チャニョルの舌が…

シャツ越しで俺の胸の飾りに吸い付いて…



「はぁん…」




そのまま舌で先端を転がすように舐めて

薄いシャツがチャニョルの唾液で染みていく…





ちゅぱ…

と、口を離して目が合うと…





そのシャツを剥ぎ取るように捲られた。





「ベッキョナ…」






熱っぽく…

ギラギラとした狼のような瞳で。








お待たせしましたーm(__)m
ゆっくり書かせていただきますね…


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