fc2ブログ

坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

悪戯狼は僕に夢中01

【チャニョル・ベッキョン】


40,000拍手を記念してMさんからリクエストいただきました!


「君の狼になる。」『前編』『後編』

の続編を書きたいと思います。



多分最近書いてる"情けないにょる"とはちょっと違います。

ちょっと男らしい?
にょるかもしれません!
楽しんでいただけたらと思います!!



※初めて見る方へ

このチャンベクは
カイ←チャン←ベクの微妙三角な関係から始まってます。

「君の犬になる。」

←の、カテゴリ増やしましたので読んだことない方はここからどうぞ。





うぅ~…




暑い…

なんかすんごく苦しい…

体が固まったみたい。




か、金縛りか…?!




あ、でも手は動く?!

首も動…いや、なんか側にいる!

後ろにピタッてくっついてる!!



はぁ…

はぁ…




い、息?

息が当たる…!





ひぃぃぃぃ!!!





「ひゃ…!」




み、耳…!?

耳になんか当たる!!



はぁ…

ふぅ…



「ベッキョナぁ~」



「お、お前か~!」





べっちーん!!





***********


朝食は飲むヨーグルトとシリアル。

今日は早いのでとりあえずぱぱっと食べられるモノ食べる。



「ベッキョン~謝ってるじゃん!」

「謝って済む問題じゃねーし!」



チャニョルの頬は僕が平手打ちしたためバッチリ赤くなっている。



「だってだって!」

「だってじゃない!」



なんて、言い合いしてるとディオがなんと氷袋をチャニョルに渡した。



「はい。」

「ドゥ~ありがとう!

大好き!!」




ちっ…!

人たらしめ!!





むっとしてるとディオと目が合う。




「痴話喧嘩もほどほどにね。」




かぁ…

と、顔が熱くなる。



ち、痴話喧嘩…

そんな風に見えるんですか…?




食器を片して洗面所に向かうとチャニョルも後ろから付いてきた。

バタンとドアを閉められる。


「ベッキョン?

どうしたの??」

「な、なんでもない…」

「ベッキョナ~?」



後ろから抱きついてきて、Tシャツ越しで体を撫でてきて…

「チャ、チャニョル…何して!」

「ベッキョナ…俺、もう限界なんだけど…」




耳元で囁かれて…!!!




「ば、馬鹿…朝からなんの話…!」

「今日は…ダメ?」




お腹をむにむに触られててそれが段々上に…!


「ゃ…だ、ダメ…!」

「そんなこといって…俺のこと焦らしてる?」




ドンドンドン!

「トイレ入らせてー!」




ガチャっと開けるとセフンだった。




「もー、ひょんたち閉めないでよ~

トイレトイレ!」

と、トイレに向かう。




「「……」」




そう。

僕たちはまだシてないのである。






「あともうちょっとだったのにぃ…。」

「ば、ばかっ!

朝からとか冗談…」

「夜ならいいの?」




あそこまでしといてお預けか?!

と、言われるかもしれないけど…




「駄目に決まってんだろ!」





宿舎なんて…

じょ、冗談じゃない!!







がつがつにょる。
なんだこのタイトル!!←甘過ぎ。
大丈夫か?!お前!!ってくらい甘くしあげる覚悟です!!

Mさんに喜んでいただけたらと思います。
m(__)m


FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

続きを読む

おまけ拍手
PageTop

悪戯狼は僕に夢中02

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編




こんにちは!

チャチャチャのチャニョルです★←



「ば、ばかっ!

朝からとか冗談…」

「夜ならいいの?」



朝とかなんてもちろん考えてません。

最近はベッキョンが可愛くて可愛くて仕方がないのでとにかく側にいたいのです。



「だっ、駄目に決まってんだろ!」



最近はベッキョンとすれ違いの日々です。

ベッキョンは夜はお風呂が終わったらコロンと寝てしまいます。



すやすやと眠ってしまうのです。

寝たらこっちも何も手は出せません…



が。



昨日の深夜…

俺は禁忌を犯してしまったのです。




*********


俺はいつも通り作業室から帰ってくると…



すんすん…

すぴすぴ…



部屋には同室のベッキョンの可愛らしい寝息が聞こえてきて…

ついついベッキョンのベットにふらふらと向かってしまったのでした。




ノーメイクの寝顔もめちゃんこ可愛い…




さらり。

ついつい頭を撫でてしまった。




すると…

にこーってする。


「チャニョルぅ…」



な、なんなの?!

可愛いんですけど!



俺は夜だからなのかちょーっとおかしかったのかも知れない。

だから狭いとわかりつつベッキョンのベッドに寝転がった。



すん…



あぁ…

ベッキョンの香り…甘い…

椿のトリートメントって言ってたな…




最初は匂いを嗅ぐだけ…って近づいたけど…



「うぉっ…!」

ベッキョンが抱きついてきて…!




「寒い…あっためて?」




なんて言うし!!

誘ってる!

これは確実に誘ってる!!




「起きてんの?」

「…」

「チューしちゃうよ?」

「…んん~」

と、寝返りを打たれて拒否られた。




やっぱり寝てるのかな?

わかんないし…!



後ろから抱き締めて体を撫でる。

調子にのって…胸まで撫でる…



「ベッキョナ~起きてる?」



胸の突起を見つけて調子に乗って指でくりくりと撫でてみた。

飛び起きて「ばかっ!」って言うと思ったから。



「ん…ふ…」

と、鼻が抜けたような声が聞こえた。




ぷくって膨れてくる。

そして少し固くなる。



それをきゅっと摘まむと…



「ぁ…ん…!

はぁ…」



息が少し荒くなる。

やば…



「まだ起きないの?」

「…んん。」



まだ寝てるふり?!

俺の方がどうにかしないといけなくなりそうなんですけど…!

股の間のものが…ね。

もう形になってきました…よ?




俺は思いきってベッキョンのスウェットのズボンに手を突っ込んだ。

「…ぁ」



ベッキョンのベッキョンが…しっとりと濡れてる…


「は…」



甘い吐息に変わり…




「ち…ニョルぅ…俺、もう…

我慢できな…い。」




すぅ…




え。

えぇ…

ええぇーーーー!!!





**********




「ひょん」

「ひょんてば!!」




「はっ…!」

「着きましたよ。」



セフンにぽんぽん叩かれてここが車の中だったと思い出す。

隣に座っていた筈のベッキョンは既に降りていて、後ろにいたセフンに起こされた。



御用達の美容室でヘアーアレンジをしてもらう。



「すみません…今日は髪上げてください。

かっこいい感じで。」


ヌナは髪をさらさらと上げてこんな感じ?
と、鏡越しで確認してくる。


「はい、そんな感じで!」

「ふふ、チャニョル君はもともとかっこいいから大丈夫よ。」

と、俺はメイク時間が短いのですぐに髪の毛に取りかかる。

あっさりと終わり、長々とメイクしているベッキョンを見つめた。




今日はアイラインを引いてるみたいだ。

どんどん可愛いから妖艶になっていく…



"むにゃむにゃ…"



ああ…

俺は…

ベッキョンが寝てるってわかってたのに…




"ゃ…んぁ…!"




なんてことを…!






なんかしでかしたみたいです。


FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
61★04★61★04

←PC画面カウンター77777のになった方はお知らせくださいm(__)m

おまけ拍手
PageTop

悪戯狼は僕に夢中03

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編




僕はチャニョルにイライラとしている…!

…フリをしていた。



だって宿舎であんな風に体をベタベタされるのは、本当に困る。

そりゃ、僕だってそりゃいちゃいちゃしたいけど…!

チラッと横目でチャニョルを鏡越しでみると…
セフンと楽しそうに喋っていた。






あいつ…!

全然凹んでない!!






文句の一つでも言ってやろうかと振り向くと…





「あっ!」



僕が顔を動かしてアイラインがずれてしまった。

そう、今はメイク中だったのだ。



「ベッキョン君ごめんね、やり直すから。

ちょっと待ってて!」

「ヌナ、ごめんなさい…!」


メイク落としを探しに行ったのか僕の担当のヌナは席を外す。




変なこと考えてたからだ!

僕のバカ!




その様子を隣でヘアセット待ちのしうひょんが見ていた。

鏡越しで目が合う。



「ひょん、なんですか?」



もしや、さっきからずーっと見てた?

静か過ぎて気付かなかった…!



「ん?なんでもない。

俺のことは気にするな。」


「いや、でもですね…」




じーーーーーっ…

気になるに決まってる。




「俺にはない魅力を持ってるから、

見習いたいなって。」




「え?」




確か、バラエティでもそんなこと言ってたな。




「ベッキョンは可愛いだけじゃなくて…最近は色気もある。」

「え?!」




それはかなり嬉しいかも…!

ちょっと顔がにやける。



てへへ…





「何故そんなに魅力的なんだ?

…教えてくれ。」





じぃぃ…

と、真ん丸な目が僕を見つめる。

なんか恥ずかしくなってくる…!




バシッ…!

と、ひょんの肩を叩いた。




「も~何言ってんですか!

しうひょんも、可愛さも色気も駄々もれですよ♪」




「え?!」




雰囲気を変えたくて茶目っ気たっぷりで言ったら…

しうひょんの顔がみるみるうちに赤くなり黙ってしまった。

セフンといい感じなのはみんなお見通しだからわかってるとおもってたのに…





「ごめんね、ベッキョン君おまたせ~!」

と、ヌナが来て話は途切れた。








「セフナ~セルカ撮ろ、セルカ!」

「え、いやです。」



と、生意気なマンネはまだメイクもへアセットもしていない。

ベッキョンは俺のこと怒ってるから見てもくれないし…
だからバッチリイケメンな俺をSNSで載せて無理矢理見てもらお!って思ったのに…!



「えー、いーじゃん!」

「ひょんはメイクも髪もバッチしで、僕はノーメイクとかあり得ない!」

と、頑なに撮ろうとしてくれない。




ち、やっぱり嫌か。




「え~」

「セフン、終わったぞ。」

と、メイクバッチしなしうひょんがやって来た。




「ひょん…カッコいいです…。」

「もー、いいから!

ほら、早く!」



と、セフンを急かす。

話しかけたのはセフンなのに俺をまっすぐ見ている。




「チャニョル」

「はい。」



じーーーーーっ

っと見つめられる。


「な、なんすか…?」


こ、こわい…。


「俺、明日外出するから。」

「え?」




だって明日はハロウィンなのに…

みんなで楽しむと思い込んでた…!



が、ひょんには何となく何も聞けない。



「明日はベッキョンと二人きりだからよろしく。」

「え…」





「お昼までは帰ってこないから…」





と、サラッと言ってきた。







え…

えぇーーーーー?!





多分過ぎますがハロウィンに合わせてみました。


FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
61★04★61★04

おまけ拍手
PageTop

悪戯狼は僕に夢中04

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編





「にょるひょんがうざいです。」



やっと順番がきたマンネが僕に愚痴ってきた。


「もぅ、喋らないと死んじゃうのかずーっと喋ってて止まらないです。」


ツーンと聞いてないふりをしても気にせず喋ってくる。



「聞いてます?」

「ぎゃっ、何す…!」



耳元で息を吹き掛ける悪戯をするかのように唇を近づけてくる。



「ひょん、早く仲直りしてください。」

「なんで僕が…!」

「僕はにょるひょんの相手をしてる余裕なんてないんです。」



ひでぇ…なんて扱いなんだ。



「あのな、チャニョルも一応ひょんだぞ?!」



一応は余計だったな…!

するとセフンは視線を逸らした。



「あれを見て。」



と、またもや鏡越しでチャニョルをみるとしうひょんと仲良さそうに話している。

肩を組んで、こしょこしょ…
そして、チャニョルの顔が真っ赤に…!!



「いいんですか?」

「い、いいも何も…!」


ちょっち嫌だけど…!


「早くあの間に挟まってきてください。」

「や、やだよ!」




「僕も行きたいけどまだヘアセットも終わってないんです!」




と、結局ふたりはすぐに離れてしまったので
何を話しているかわからなかった。









ベッキョンと二人っきり…

ベッキョンと二人っきりだって?!


ど、どうしよう!!




いきなりそんな美味しい展開!!←



頭の中はそればかりぐるぐるぐると回っている。



だって…

だって俺はベッキョンにあんなことをしちゃったのに…!

そして、ベッキョンは怒ったまんまなのに…!




ぬわぁぁぁ…




せっかくセットした髪の毛を気にせず頭を抱えて固まってると
しうひょんはその様子をじっと見ていた。



「…ごめんな。」

「え?」

「ずっと気づかなくて…」

「…え?!」




すると、ひょんは耳元で囁く。

「これからは…

ちゃんと事前に確認してからにしてくれ。」






ぼんっ!

顔が一気に沸騰したようだった。




まさか…

丸聞こぇ…!!




わ、笑えない…

そして恐くてそれ以上聞けない。




「は、はい…すみませ…」

「いや、気にするな。」





よくわからないけど…





ぽん、ぽんっ…

と、肩を叩かれた。






ただの恐怖でしかない。


FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
61★04★61★04

おまけ拍手
PageTop

悪戯狼は僕に夢中05

【チャニョル・ベッキョン】

君の狼になる。続編





別に怒ってるわけではない。


と、言ったくせにこの状況に嫌気が差している。



テレビ局に向かう車でもチャニョルは何か言いたげにこちらを見てくるし…

そして今、出番がくる間にソファにふたりですわっているがチャニョルがチラチラと見てくる。
僕はそれを見てない振りをしているのだ。


じぃ~…



あーもう…視界に入ってくるんだよ!



携帯でゲームしていたが…

ついに僕は集中できなくて声を掛けた。



「何?」

「えぇ?!見えてた?!」





うるさっ…!

耳キーンってするし!




目の前に丸い瞳がある。

それに、ビックリして息が止まる。





「あ、あの…まだ怒ってる…?」



ほんとに怒ってないんだけど、ビクビクした様子にいらいらしてしまう。



「…そもそも怒ってないし。」

「ほんと!?」

「…ほんと。」


叱られたわんこみたいにちらり。


「ほんとにほんと?!」

「はぁ…ほんとにほんとだよ。」

と、視線を外してそっけなく答えた。





そしたら無理矢理視線を合わせてきて…

にこーってしてきたので、また視線を逸らした。

そしたらまた同じようなことをしてきて予想外に変顔してきて…




「ぶはっ…」

「あ、笑った!」




チャニョルはスッゴく嬉しそうにしたのでバカらしくなってしまった。




ああ、ほんと単純ってか…

やっぱり好きだわ。




彼のキラキラした瞳に近づけるのは、僕だけの特権。

僕は彼の顔に近付いた。

ゆっくりと、距離が縮まる。




「…ベッキョン?」




つまり、僕のものってこと。





んちゅ…

彼の唇に己の唇が触れた。




「べ、ベッキョナァァ!!」



がしいぃぃぃ!!

と、抱き締められた。



「おい!ちょーしのんな!…!」

「誰もいないし~♪」



って言いながら僕の髪の匂いを嗅ぐ。

うわっ…



「んはっ…いい匂い。」

「ばかっ!離れろよ!」




「やだ、充電中です~」




チャニョルは、じゃれてるように首筋の匂いとか嗅いでくる。


「ぁ…くすぐったいって」

「ベッキョンは体中いい匂いだぁ…」

「え?」



体中??




ごほんっ!!




「ひょんたち、もうすぐ出番ですからスタジオ内で待っててくださいって言われました。」

「「は、はい…」」






ちょっと不機嫌なマンネが僕たちを呼びつけた。






のんびり更新ですみませんm(__)m


FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
61★04★61★04

おまけ拍手
PageTop