
【シウミン・セフン】
シウミンお誕生日企画…
しうちゃんお誕生日おめでとう(´ω`)🎵
これは、僕が小学生の時のお話です。
とっても不思議なお話をします。
韓国も寒い寒い冬がやって来ました。
セフンは人より寒がりなので、外で遊ぶのが嫌です。
二重構造の窓際でぽかぽかした日光を浴びてうとうとするのが日課です。
しかし、今日は従兄弟のチャニョリひょん、ベッキョニひょんが遊びに来ていました。
…最悪です。
「セフン~雪だるま作ろうぜ!」
「…嫌だよ、寒い。」
「なんだよ~じゃあ、チャニョラー雪だるまつくろうぜ?」
セフンは雪だるま作りには参加せず…
窓から二人の様子を見ておりました。
従兄弟のチャニョルやベッキョンがせっせと
窓から見えるところにデカい雪だるまを作ります。
いつのまにはとてもとても大きい雪だるまが出来ていました。
「うわっ…」
「スゴいだろ?」
「セフン~、部屋にビー玉あったろ?
目を付けたい。」
と、ベッキョニひょんが言いました。
「あー…」
確かここにあったような…
と、引き出しを探して見つけました。
水色のビー玉が何個か引き出しに入ってました。
光に当てると反射してキラキラとします。
窓からベッキョンが顔を出して手を差しのべました。
「あ、あるじゃん♪
よこせ。」
「嫌。」
「は?」
「僕がつけるんだ。」
外には出たくない…
と、思いつつ、雪だるまに目を付けたくてその水色のビー玉をもって玄関まで回って従兄弟がいる窓際まで行きました。
「なんだよ~セフンいいとこ取り~」
「僕のビー玉ですから。」
ちょっとわがままを言っても二人は全然怒りません。
寧ろ、セフンが外に出てきて良かったみたいです。
大きい大きい雪だるまに、ビー玉の瞳を付けました。
「出来た♪」
「ってことで、雪合戦しよーぜ~!」
「え?!」
ベシャ…!
頭に雪をぶつけられました。
「チャ、チャニョリひょん~!」
セフンは外に出なければよかったと後悔しました。
その日の夜…
セフンは深夜までベットで起きていました。
今日泊まっているチャニョリひょんもベッキョニひょんは違う部屋で寝ています。
そう、夜は僕だけの静かな時間なのです。
外はガタガタと風が吹いていました。
ふと、外を見ると…
「あれ…?」
雪だるまが少し傾いています。
気のせいかな…?
吹雪のせい?
そのときはあまり深く考えていませんでした。
-次の日-
ベッキョニひょん、チャニョルひょんが帰ると…セフンは何となく雪だるまの場所に向かいました。
「あれ…」
ビー玉がない…?
雪だるまの下を探しても雪だるまの目にしたはずのビー玉が見つかりません。
セフンは一生懸命探していました。
しかし、辺りは真っ白でどこにも見当たりません。
もしかしたら、昨日の吹雪で飛んでいってしまったかもしれません。
「何してる?」
「ビー玉が…」
振り向くと誰もいませんでした。
僕は幻聴を聞いたのでしょうか?
「おい、ここだここ!」
声がする方…
そう、下を向くとなんと…ちんまりとした小さな小人がいたのです。
「お、お前俺の声が聞こえるのか?」
「聞こえますよ。」
しゃがんで彼をてのひらに乗っけました。
「君は…誰?」
視線を向けるとビックリしました。
その瞳はまさに、水色のビー玉が填められたようなブルーの瞳だったからです。
そして、雪のように白く透き通るような肌…
「氷の国からやってきた、シウミンだ。」
「…僕はセフン。」
「うん、知ってるよ。」
「知ってる…?」
僕は首を傾げました。
「初めて見たのが君だった。」
「へ…?」
「目を開けたとき、君が目の前にいたんだ。」
そう言われて、ちょっとドキドキとした。
あのビー玉を雪だるまに嵌め込んだのは僕だったから。
彼は多分、あの雪だるまなのかもしれない。
大きな大きな雪だるまから…
小さな小さな小人が僕の前に現れた。
お誕生日おめでとう。
しうちゃんにとって今年も素敵な一年になりますように(´ω`)

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しうちゃんお誕生日おめでとう(´ω`)🎵
これは、僕が小学生の時のお話です。
とっても不思議なお話をします。
韓国も寒い寒い冬がやって来ました。
セフンは人より寒がりなので、外で遊ぶのが嫌です。
二重構造の窓際でぽかぽかした日光を浴びてうとうとするのが日課です。
しかし、今日は従兄弟のチャニョリひょん、ベッキョニひょんが遊びに来ていました。
…最悪です。
「セフン~雪だるま作ろうぜ!」
「…嫌だよ、寒い。」
「なんだよ~じゃあ、チャニョラー雪だるまつくろうぜ?」
セフンは雪だるま作りには参加せず…
窓から二人の様子を見ておりました。
従兄弟のチャニョルやベッキョンがせっせと
窓から見えるところにデカい雪だるまを作ります。
いつのまにはとてもとても大きい雪だるまが出来ていました。
「うわっ…」
「スゴいだろ?」
「セフン~、部屋にビー玉あったろ?
目を付けたい。」
と、ベッキョニひょんが言いました。
「あー…」
確かここにあったような…
と、引き出しを探して見つけました。
水色のビー玉が何個か引き出しに入ってました。
光に当てると反射してキラキラとします。
窓からベッキョンが顔を出して手を差しのべました。
「あ、あるじゃん♪
よこせ。」
「嫌。」
「は?」
「僕がつけるんだ。」
外には出たくない…
と、思いつつ、雪だるまに目を付けたくてその水色のビー玉をもって玄関まで回って従兄弟がいる窓際まで行きました。
「なんだよ~セフンいいとこ取り~」
「僕のビー玉ですから。」
ちょっとわがままを言っても二人は全然怒りません。
寧ろ、セフンが外に出てきて良かったみたいです。
大きい大きい雪だるまに、ビー玉の瞳を付けました。
「出来た♪」
「ってことで、雪合戦しよーぜ~!」
「え?!」
ベシャ…!
頭に雪をぶつけられました。
「チャ、チャニョリひょん~!」
セフンは外に出なければよかったと後悔しました。
その日の夜…
セフンは深夜までベットで起きていました。
今日泊まっているチャニョリひょんもベッキョニひょんは違う部屋で寝ています。
そう、夜は僕だけの静かな時間なのです。
外はガタガタと風が吹いていました。
ふと、外を見ると…
「あれ…?」
雪だるまが少し傾いています。
気のせいかな…?
吹雪のせい?
そのときはあまり深く考えていませんでした。
-次の日-
ベッキョニひょん、チャニョルひょんが帰ると…セフンは何となく雪だるまの場所に向かいました。
「あれ…」
ビー玉がない…?
雪だるまの下を探しても雪だるまの目にしたはずのビー玉が見つかりません。
セフンは一生懸命探していました。
しかし、辺りは真っ白でどこにも見当たりません。
もしかしたら、昨日の吹雪で飛んでいってしまったかもしれません。
「何してる?」
「ビー玉が…」
振り向くと誰もいませんでした。
僕は幻聴を聞いたのでしょうか?
「おい、ここだここ!」
声がする方…
そう、下を向くとなんと…ちんまりとした小さな小人がいたのです。
「お、お前俺の声が聞こえるのか?」
「聞こえますよ。」
しゃがんで彼をてのひらに乗っけました。
「君は…誰?」
視線を向けるとビックリしました。
その瞳はまさに、水色のビー玉が填められたようなブルーの瞳だったからです。
そして、雪のように白く透き通るような肌…
「氷の国からやってきた、シウミンだ。」
「…僕はセフン。」
「うん、知ってるよ。」
「知ってる…?」
僕は首を傾げました。
「初めて見たのが君だった。」
「へ…?」
「目を開けたとき、君が目の前にいたんだ。」
そう言われて、ちょっとドキドキとした。
あのビー玉を雪だるまに嵌め込んだのは僕だったから。
彼は多分、あの雪だるまなのかもしれない。
大きな大きな雪だるまから…
小さな小さな小人が僕の前に現れた。
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