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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風紀委員の憂鬱01

【セフン・シウミン】



ベタですけど…風紀委員×不良の話です。
楽しんでいただければ…!



[シウミン]



7月中旬、夏休み前最後の風紀委員会が始まる。

風紀委員会は毎週水曜日行われていた。

今日の司会はギョンスである。



「前期の挨拶運動に関してですが後期は…」


予定より早くにどんどんと進んでいく。

淡々とこなすのですぐに終わるはずだ。


「…では、夏休み前の各担当別対応報告についてですが…

私の担当のキム・ジョンインは、遅刻、授業中の居眠りのため各一点のため合計二点、level1です。特に問題はありません。」


順々に担当に毎週変化がないか確認する。

風紀を乱す生徒の名前を一覧を出し、level別に対応していくのだ。

それをlevelが高い順に委員長から対応していく。



「では、キム・ミンソク副委員長。」

「はい、パク・チャニョルは早退1点、髪の毛の色2点、指定外の服装2点、以上5点…level5変更なしです。」


そして、ギョンスは俺の隣のジュンミョンを見た。


「委員長…オ・セフンは変更ないですか?」

「はっはは、今まで通りさ。」


ジュンミョンは委員長でlevel10のセフン担当である。

セフンは入学してから何度も注意されているが…何も変化はない。



「ジュンミョン、いい加減にしろよ。

あの問題児は君の担当だろう?」



そう、俺はジュンミョンにムカついていた。

仕事はこなしてるもののセフンにはノータッチだ。



「染髪、服装の乱れ、遅刻、早退、おまけに交遊関係…どーなってるんだよ。」

「考えは…ある。」



ジュンミョンは自信に溢れていた。



流石だ。

ちゃんと考えていたのだ。

こいつは頭だけはいいことを忘れてた。



「来月から、俺は半年留学するんだ。

だから、このあとはミンソクに任せる。」




「…は?」




「ナイス考えだろう?

あ、玉突きでギョンスはチャニョル担当な。」

「…わかりました。」



「はい、引き継ぎして今日は終了~」



ジュンミョンはさっさと退席した。






「ちょ、ちょっとおい!!」






***************


俺は引き継ぎをしたあとギョンスを誘いカフェに来ていた。


「…信じられるか?

あいつ、最初から俺に全部任せる気だったんだ。」



夏休みからホームステイして現地入りし9月から授業中が始まるらしい。

つまり、テストが終わったし数日したらもう自由の身だ。



「でも、担当変えもいいかなと思います。

ジョンインの遅刻癖は僕には治せなくてマンネリ化してたので。」

「ああ…そうか。

でもチャニョルは同学年だろう?

やりずらくないか?」


風紀も年齢をずらして対応している。

同学年を注意って…俺だったらやりずらい。


「大丈夫です。」


ギョンスはなんてことない感じでアイスコーヒーを一口飲んだ。

自分の方が大人気ないような気がしてきた。



「…そうか。」

「それに、チャニョル…ミンソク先輩のことこわかわいいとか調子こいてたんでどうにかしてやります☆」




ギョンスはにっこりと笑った。

こ、こわかわいい??





「ぼ、暴力はやめろよ?」

「もちろん、わかってます。」












長い休みは終わり時はきた。

9月の初めての朝の風紀が始まる。




鐘が鳴っても走ることなく奴はゆっくりと歩いてきた。

遅刻…決定。



オレンジ色の明らかに染髪の人物を見上げた。



「おい、オ・セフン」




声をかけられて奴はやっとこちらを向いた。




「…なんすか?」


「今日からお前の担当のキム・ミンソクだ。

ジュンミョンみたいには甘くしない。

覚悟しろよ?」







宣戦布告してみた。

制服を来て授業を受けているexoちゃんのバラエティ番組を見て思い浮かびました。

(どちらかと言えばシウミンも風紀委員ぽくなかったけど。)

よろしくおねがいしますm(__)m


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風紀委員の憂鬱02

【セフン・シウミン】

風紀委員×不良

風紀委員長…ジュンミョン
風紀副委員長…ミンソク
風紀委員…ギョンス

不良level10…セフン
不良level5…チャニョル
不良level1…ジョンイン



[シウミン]


「今日からお前の担当のキム・ミンソクだ。

ジュンミョンみたいには甘くしない。

覚悟しろよ?」

「はぁ…」



オセフンにじろじろと上から見下された…ような気がする。

俺の方が年上なのに見た目は大人っぽく背は高い。


「とりあえず今日の放課後は視聴覚室に…」

「あぁ、ジュンミョンがなんか言ってたな…」



俺の言葉が聞こえてないのか一人言のようを言った。

ジュンミョンって呼びつけ…?



「おい…年上に対して…!」

「はいはい、わかりましたー。

視聴覚室でつね。」



…き、聞こえてたのか。

すたすたと歩いていってしまった。



な、なんなんだあいつ…!

年上を敬わないとは…!




また+1点追加だ。



**************

-放課後-



「遅い」

俺は風紀委員で借りている視聴覚室で待っていたが一向に来る気配はなかった。



逃げられたか?

それは十分にありえる。




しかし、最初は相手の様子を窺うことにしているのだ。

…見た目で判断してはいけない。

と、いうあの風紀委員長の教えに従う。




俺はとりあえず教室に向かった。

1-Bは確かここ…




「セフーン、今日遊びに行くって行ったよねー?」


ヨジャ達の中心にオセフンがいた。


「いや、私とでしょ?」

「私も約束してたよー?!」



うわぁ…女子を侍らせて何やってんだ。

しかも揉めてる…



「うーん…仕方ないね。

じゃあみんなで遊ぶ?」



「「えー」」



「でも、いーよ?」

「しょうがないなぁ~行こー!」

と、セフンは鞄を女生徒に持たせて廊下に出てきた。




俺は仁王立ちでセフンを塞き止める。




「おい、オセフン。

…俺との約束は覚えてるか?」



「え、誰、この人?

セフンはね~うちらと約束…」

「染髪2点、化粧2点、スカート1点、靴下1点…」

「え?」



「名前と学年は?」

俺は女子をぱっと見して答えた。



「うわ、風紀のミンソク先輩じゃん。」

「内申に響くって、やばい!」



「あ、せふん~うちら先帰るね~」

セフンにくっついていた女子はこそこそと逃げるように帰っていった。



「…あーあ、やりそびれたし。」

「オセフン!お前、不純交際は…」



がしっ…

と、言おうとしたら肩を抱かれた。





「はいはい、とりあえず視聴覚室?

行きましょうか??」





**************

「…今回の反省点を書いてもらう。

自分が何が悪かったか箇条書きにするんだ。」

「えー、そんなの聞いてない。」



…ジュンミョンの奴、一体今まで何をやってたんだろう?

そのまま放置してたんだろうか?



「ジュンミョン…には、何か指導されてないのか?」

「えー、ジュンミョンはいつも優しかったよ。

無茶すんなってお小遣いくれたし。」

「…ジュンミョンって呼びつけするなよ。」




「えー?

だって怒んないし。」


だから舐められるんだよ…。

俺はため息を吐いた。



そして問題児にお小遣い…あいつ、何やってたんだ?

更に怒りがこみ上げてくる。

今、エンジョイとか言いながら楽しんでると思うと更に更に…だ!



ムッとしながらセフンが反省点を書くのを立って待っていると、近くの席に座るセフンと目があった。




「…何だ?」

「ねぇ、気になってたんだけど。

ミンソク先輩って童貞なの?」


「なっ…いきなり何を…!」




セフンは席を立ち俺に近づいた。

本能なのか俺は後退りした。




「お堅過ぎて校則とか守ることに必死で…
セックスもしたことないんじゃないかってジュンミョンが言ってた。」



「ジュンミョ…?!」



あいつ…俺の知らないところで俺のこと…そんな風に!



「セックスって気持ちいいんですよ?

教えてあげましょうか?」



言いながらセフンは俺のズボンの中心を掴んだ。



「ひゃ…!」

「あ、新鮮な反応。

…もしや、触られたことないとか?」


「や、やめろ…!」


俺はセフンの手首を掴んで離させようとした。

すると、後ろにある長机に押し倒された。



「だ、誰か…!」

「誰を呼ぶつもり?

先生に"俺のちんこ弄られました"って?」

「な…」



「で、警察にこと細かく説明するんだ?

ここをどうされて、どんな風に弄られて…?」

「や、やめ…ぁ!」



セフンの唇が耳元を掠めた。

びくんっ…



「で、感じてましたって言うつもり?」

「!」



にやにやして俺の下半身を見た。

下から見ただけでも膨らみがわかる。


俺は彼を睨んだ。


「ま、視聴覚室ですから叫んでも聞こえないでしょうね?」






その一言に絶望を感じた。










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風紀委員の憂鬱03

【セフン・シウミン】

風紀委員×不良

風紀委員長…ジュンミョン
風紀副委員長…ミンソク
風紀委員…ギョンス

不良level10…セフン
不良level5…チャニョル
不良level1…ジョンイン



[シウミン]



俺は一気に脱力した。




「…あれ、急に大人しくなった。」

「…やるならやれよ。

男のち○こ触って何が楽しいか俺には理解できないけどな。」



俺が嫌がる様子がみたいだけなんだ。

そう考えればセフンの行動はわかる。



俺が喚き、泣く姿がみたいだけなんだ…と。




「気持ちいいことしてあげるんだからそんな顔しないで欲しいな。」



セフンは呑気なしゃべり方で俺の顔を窺ってきたので顔を隠した。

手が離れたことをいいことに彼は俺のベルトを外し、ズボンをするりと床に落とした。




あれ?

…やめる様子はない。




靴下、靴以外は下半身はパンツ一枚になった。

そして、最後の一枚を脱がされた。




ふるっ…




強気だったもののいざ脱がされると体は震えていた。



あぁ、なんでこんなことに…



「ちょ…」


セフンは、太股を撫でてきた。


「あ、なんか肌白くてエロいですね…

太股もなかなか弾力ある。」




嘘…

やだ…



「っ…ほんとにやるつもりか?」

「ほんとですよ?

あんたのせいで女とやりそこねたし…」



セフンは俺の脚の間に体を無理矢理入れた。

脚は開きセフンの目の前でち○こは露出された寒さにふるる…と揺れた。



「はぁ…んっ…」



セフンは俺の中心を掴み…

慣れた手付きでゆっくりと上下に扱きだす。


「やぁ…め…ろ…」

「大丈夫…気持ちよくなりますから。」




「ぁ…ん…はっ…はぁ…」




くちゅ…くちゅ…

鳴り響く、卑猥な音…



凄い嫌だった…

こんな状況で勃起している自分にも腹が立つし何よりセフンになんでこんなことをされないといけないのかわからない。





そして…

どくっ…




「あぅっ…」



ついに、いかされてしまったのだ。




「早いなぁ~、副いいんちょ。」




はぁ…

力が出ない…




…パシャ



パシャ?




パシャ

パシャ




「さてと…」




セフンは、ズボンのファスナーを開けた。




「今度は俺が気持ちよくならないと…」




え…?

何…?




俺はセフンが近づいてきてようやく事態に気付いた。

脚を捕まれ、お尻をぐっと捕まれようとした瞬間…




「がっ…!」




俺は力任せにセフンの腹を蹴った。




セフンはお腹を押さえ抱えて後ずさる。


「ちょ…!」




怠い体を起こし、床に落ちたズボンとパンツを拾い…

俺は下半身が露出してることも気にならず視聴覚室を出た。





今日は金曜日だった…
明日妖精さんアップします。


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風紀委員の憂鬱04

【セフン・シウミン】

風紀委員×不良

風紀委員長…ジュンミョン
風紀副委員長…ミンソク
風紀委員…ギョンス

不良level10…セフン
不良level5…チャニョル
不良level1…ジョンイン



[シウミン]


次の日、俺は初めてズル休みをした。



あの後のことは…正直ちゃんと覚えてない。

家に着いたときはちゃんとズボンは履いていた。

パンツは鞄に入れていた。



何でかは知らない。

気づいたら風呂にも入っていたし、そのまま眠りについていたのだ。




土日を跨いで月曜日…

俺はいつも通り学校に向かった。



今日は朝の挨拶運動はない。

でも、早く学校に行くのは日常だった。




「ミンソク先輩」

とん、と肩を叩かれてびくりとした。



「ああ、ギョンスか…」

「驚かせちゃいましたね、すみません。」


ギョンスは申し訳ないように肩を撫でた。


「いや…」

「金曜日休んだって聞いて心配したんですよ。」


「ああ、体調不良で…心配してくれてありがとう。」



ギョンスは少しだけ距離を縮める。

こそりと話しかける。



「あいつに何かされてないですか?

暴力とか…」

「え…?」



どくっ…

心臓が中から胸を叩いたような感覚だった。



「オ・セフンです。

…あいつ、家が金持ちみたいで、今まで何かあるごとに金で解決してたみたいです。」



「ああ…大丈夫。」



噂で厄介だと聞いていたが…

親のバックがあったのか…


「…気を付けてくださいね。

ジュンミョン先輩は、あんまり関わらないようにしてたみたいですし。」

「…そうか。」



だから俺に押し付けた?

いや、こんなことになるなら事前に言ってくれるはず。



しかし…

"童貞ですか?"



「っ…」


ツキンと頭が痛くなったので頭を抑えた。



「大丈夫ですか?

今日も無理しないでくださいね。」





そうだ…セフンのことは落ち着いてから考えればいい。

そう、思っていた。














「風紀の副いいんちょいますか?」




あいつが…

昼休みわざわざ俺に会いにくるはずなんてないと思っていたから。




**********



教室に来たオレンジ頭のセフンは背も高くとても目立った。

だから入り口が来た瞬間セフンの腕を引っ張り屋上に向かう。



「痛いんですけどぉ」

「何か用か…?」


屋上に入る手前で手を振り払われる。


「冷たいなぁ…忘れもの届けに来たのに。」

「…忘れもの?」



そんなものなかった…はず。



「ベルト」

「!」


目の前に差し出した。

俺たちのベルトは指定で裏には名前がローマ字で印字されている。


「あれ、気付かなかったんですか?」

「か、返せ…!」


丸めたベルトはセフンが手を上に掲げると取れなかった。


「それより…」


セフンは自分のシャツを上げて自分の上げて腹を見せた。



「これ、どーしてくれます?」

「!」



セフンの腹は内出血なっていた。

そのはじわりと黄色くなっていて痛々しい。



「すんごい痛かったんですけどー」



俺が、蹴った後だ…



「副いいんちょのせいですよ?

慰謝料請求することだってできるんですからね。」


「…するならしろよ。」



そしたら、全てがばらしてやる。

構うもんか…




「ふーん、可愛くないの。

…じゃ、これは?」




セフンがスマホ画面を見せた。




「!」




あの時の…

俺の下半身が露出した写真…!



「け、消せよ…」


セフンはにやついた。


「あはは、例えばこれ俺の友達のグループラインとかに送ったらどうなると思います?」



「な…」

「誰かが誰かに送って、SNSとかに晒して…

一生消えない…デジタルタトゥーって言うらしいです。」




頭から背中にかけてスーっと一気に血の気が引いた。



「目的は、金か?」

「いや、お金は持ってますから。」


ああ…

体の中の血液や体液が全て凍りつくような感覚だ。





「目的は…何だ?」





「土下座…とかどうです?」

「…土下座?」

「風紀副委員長の土下座、みたいなぁ…」





あぁ…

なんでこんなことに…





俺は膝を立てた。

すると、セフンが前に立っていた。



やたら近い…

俺はセフンを見た。



「やっぱりやーめた。」

「え?」



セフンは俺のネクタイをしゅるりと抜き取る。

シャツがはだけた。




「な、なにして…?」

「やっぱり、一発やらないと気がすまないって思って。」




後ろを向かされて壁に追い込まれる。

押さえ付けながらネクタイで手を後ろで拘束された。





「俺から逃げてれると思わないでね?」










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風紀委員の憂鬱05

【セフン・シウミン】

風紀委員×不良

風紀委員長…ジュンミョン
風紀副委員長…ミンソク
風紀委員…ギョンス

不良level10…セフン
不良level5…チャニョル
不良level1…ジョンイン


※腐っている内容です。
気を付けてください。



[シウミン]


俺は、ベルトの存在を忘れていた…わけじゃない。

もう、木曜日の出来事を思い出したくもなかったのだ。



「セフン…!」

「声だすと聞こえちゃいますよ?」



そうだ、今はまだ昼休みで、ここは行き止まりの階段だ。

屋上には鍵が必要だから誰も入ることはできない。



だからわざわざ誰も最上階なんて来ないのだ。

壁に顔を押し付けられて、押し付けられながらズボンの中に手を入れられて…


「んっ…!」


お尻をつき出すようにされたかと思ったらズボンを脱がされていた。


「やめっ…んぐっ…!」


セフンの指が口の中に無理矢理入れられた。



「噛んだら、どうなるかわかるよね?」

「んっ…ぅ」


苦しい…


なんでこんなやつにこんなことされてるのか意味がわからない。

露出したモノを握られて後ろから握られて上下に扱かれる。




嫌だ…

気持ち悪い…



「ぁ…!」



そう、思っているのに…



「あはは、体は正直ですね。

感じちゃいました?

あれからしてなかったでしょ?」



「ふぁ…ぅ…」



くちゅ…

くちゅ…



いつのまにか、先走りで濡れた音がするのだ。

セフンは指で輪を作りリズムよく手を動かす。


「感じやすいのかな…?」


手慣れてるのだ…俺はこんな厭らしい触り方できない。



セフンの指が球の後ろを撫でてきて…

お尻の狭間へと向かう…



「ぁ…ふ…!」



そこは…!

嫌だっ…



「だんだんよくなるから、じっとして」


逃げようとして腰を引く…が、お尻をつきだすとセフンの指が押し込まれる。



「きっつ…」

「あふっ…」


ぞわぞわした感覚で少し冷静になる。
今更だがセフンの指を吸うように舐めてることに気づいて舌で指を追いやる。

吐き出したい…


「あぁ、忘れてた。」


すると、セフンの指は二本の指で真ん中の舌を撫でるようにマッサージする。

「はぅぅ…」



それが、ゾクゾクするほど気持ちいいのだ。



「こっちの口も気持ちよくしないとね。」

「ぁっ…ん…ゃ」



俺は思わずセフンの指を噛んだ。

セフン手は引っこ抜かれた。


「いっ…」



突き飛ばされても殴られてもいいと思っていた。

しかし、セフンは笑ってた。


「あはっ…猫みたい。」


思いきり噛んだはずなのに…
ただの甘噛みくらいにしか感じなかったんだろうか?



「行儀の悪い猫ちゃんには…」

「いっ…」



ガブッ



セフンが俺の肩をシャツ越しで噛んだ。

結構本気で。



「躾が必要だね。」






恐怖で固まっていたら…

パンツをずり下げられた。





俺は怖くて目の前の壁しか見ることは出来なかった。

腰を前に戻そうとすると、両手でお尻をぐっと掴まれる。

その手は大きくて指は長い。



…気がする。

見えてないから感覚としか言えない。





ジーと、ファスナーを開ける音がして。

逃げたいけど脚がくすんだ。



「あ、しまった…アレ忘れた。」

と、小声が聞こえて…


「ま、入れるだけならいっか。」

と、勝手に解決して距離が縮まる。




「はぁ…こんなとこいれんのやばそ。」

セフンの吐息が耳元で聞こえる。




「じゃ、やめ…ぁ」

「黙って」



ぐっと、熱いモノが押し込まれた。



「くっ…」

「…!」



「副いいんちょ、力緩めて…」

「無理…」




俺は怖くて怖くて…

ぎゅっと力を入れて腰も引けていた。




すると、セフンは再び俺の無防備だった下半身を握る。




「ぁ…」

「さっき壁に擦り付けてたでしょ?

…やらし」



「ちがっ…」



してない!、はず…。

確かに達する前に弄る場所をシフトされてわだかまりがあったのだ。



でも、俺…そんなことしてた?



「そーゆーときは、"弄って"っておねだりしないと…してあげないよ?」



「やめ…ぅ…ぁ…」

「今日は特別だからね。」



セフンが耳元で囁いて…

俺のちんこをこれでもかってくらい弄り玩ぶ。

彼は弄るだけ弄ってきゅっと結ぶようにして先走りを搾り取る。



なんて意地悪な弄り方なんだろう…

しかし、ぎゅっとされた茎は次弄られるときをまだかまだかと待ってしまうのだ。



更なる快感を求めどんどんと液は増えていく。



「ぁ、ぁぁ…」



すると、あんなに頑なだった体が緩んでいくのだ…

セフンが俺の首を横に向けて唇を奪った瞬間…





「んー!!」







セフンがぐっと腰を食い込ませた。











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