
【チャニョル・ギョンス】
妖精さんは僕のものスピンオフ
ニョルドの場合…
チャニョル:ジュ○ン2位売り出しモデル
ギョンス:声優の卵
[チャニョル]
-数日後-
「ギョンス~よかったよ~」
「ディオさま最高ですー」
また、あの二人が楽屋で待っていた。
平日最後の公演の回だ。
遊園地での公演は回数は少ないが毎日やってる。
「これ、どうぞ♥」
「ほれ、もらっとけ。」
は、花束なんて持ってきてるし…!
「二人ともありがとうございます。」
それを笑顔で受けとるギョンス。
「こちらこそ、呼んでいただいてありがとうございますぅ。」
テイルは丁寧にお辞儀をした。
え?
「呼んだ?」
俺はギョンスに思わず聞いていた。
「ああ、この前来てくれたときは俺たち、先に帰ってしまっただろ?
だから、改めて食事に誘ったんだ。」
「お食事楽しみです~♥
お寿司~」
と、テイルがにこにこしている。
素晴らしいアフターフォロー…
でも…寿司?!
ちょっとムッとする。
俺とだって行ったことないのにっ!⬅ここ大事。
「俺も行っていいよね?」
「…もちろん。」
不機嫌なのがバレてるのかギョンスが二人から見えないように手を絡めてきてどきどきする。
「ふぅ~ん、そゆこと?」
ヒチョル先輩が意味深に俺たちを見つめる。
ギョンスは、自然に手を離していた。
「な、何がですか?」
俺はビクビクしている。
「近くであま~い、いい匂いがするからさ。」
くんくんしてる様子…
「え?」
「あ、ごめん俺の匂いだったわ~」
いろいろ見透かされて…る?
ヒチョル先輩はギョンスを見た。
「ギョンス、またBLのドラマCD出ない?」
「え…」
「今度は受けで。」
え?
受けって受け身の受け?
「今回はさ、まぁ、初めてだし?
"はじめてを君に"シリーズでどう?」
なんだよ"はじめてを君に"って…!
「ああ、初めてシリーズですか?」
「そそそ。
だからうぶいのが欲しいんだよ。
んでもって話題性!ディオの声聞きたい人は多いからね。」
ってギョンスわかるんかいっ
初めてシリーズってなんだよおおぉっ…!
俺は断れ!
と、思ってしまっていた。
だって"受け"ってその…なんだ?
ギョンスの声で喘いだりするんだろ?
演技だろうがなんだろうが、俺のギョンスがCD聞くすべての人にエッチな妄想をされるわけだろ?!
やだやだやだ絶対に嫌っ!
ぎゅっ…
ギョンスは俺の手を握った。
俺の気持ち伝われぇぇって思ったのだ。
「ありがたいですが、お断りします。」
「え?」
ヒチョル先輩がびっくりしてる。
ほっ…
ギョンスぅ…
わかってくれたんだね、俺の気持ち!
「だって、色んなことに挑戦したいっていってたじゃないか
常に新しいことに挑戦したいって、殻を破りたいって。」
ヒチョル先輩はとても真剣に話している。
どうやらふざけてとか適当な案件ではないらしい。
「まさか…チャニョル君のせい?」
「はい。」
その言葉にドキッとする。
「彼のために折角のチャンスを棒に振るのか?」
俺の為にギョンスは仕事を蹴ろうとしてる…?
なんか嬉しいのか嬉しくないのか複雑になってきた…
「ギョンス…む、無理しなくてもいいよ?
俺は…確かに嫌だけど…ギョンスがやりたりなら…」
「ほら、チャニョル君もそう言ってる訳だし…な?」
ギョンスを見つめる。
無表情で、何を考えてるかわからない。
「はい。
もちろん、受けのお仕事はしたいと思ってます。」
「「え?」」
お互いにギョンスを見た。
「もうちょっとその…もうちょっと極めた役をやりたいんです。
うぶいんじゃなくて。」
「「えぇ?!」」
「例えば、部位、匂いフェチとか…体位にこだわりがあるとか?あ…体毛好きもいいかな?
話題性が大切なら、いきなりぶっ飛んでもよくないですか?」
「おお?おおお、いいな!
それは結構面白いかも!」
ねぇギョンス…
それって今後の俺たちの参考に…とか、考えてないよね?
あのね、このBLってジャンル自体が創作でね?
妄想でね、ドリームでね?
あり得ないことなんだよ?
参考にしちゃダメなんだ?
わかってる?
直接言えないから心の中で語りかける俺…。
ああっ目が合った。
「ってことで、よろしくギョンス。」
「はい、ありがとうございます。」
ヒチョルさんとギョンス二人が握手を交わす。
「わぁ~楽しみです!」
あああああ…
がくっ…
今後のギョンスのご活躍にご期待くださいぃ。
【おわる】
ここまで読んでいただいてありがとうございましたm(__)m

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ニョルドの場合…
チャニョル:ジュ○ン2位売り出しモデル
ギョンス:声優の卵
[チャニョル]
-数日後-
「ギョンス~よかったよ~」
「ディオさま最高ですー」
また、あの二人が楽屋で待っていた。
平日最後の公演の回だ。
遊園地での公演は回数は少ないが毎日やってる。
「これ、どうぞ♥」
「ほれ、もらっとけ。」
は、花束なんて持ってきてるし…!
「二人ともありがとうございます。」
それを笑顔で受けとるギョンス。
「こちらこそ、呼んでいただいてありがとうございますぅ。」
テイルは丁寧にお辞儀をした。
え?
「呼んだ?」
俺はギョンスに思わず聞いていた。
「ああ、この前来てくれたときは俺たち、先に帰ってしまっただろ?
だから、改めて食事に誘ったんだ。」
「お食事楽しみです~♥
お寿司~」
と、テイルがにこにこしている。
素晴らしいアフターフォロー…
でも…寿司?!
ちょっとムッとする。
俺とだって行ったことないのにっ!⬅ここ大事。
「俺も行っていいよね?」
「…もちろん。」
不機嫌なのがバレてるのかギョンスが二人から見えないように手を絡めてきてどきどきする。
「ふぅ~ん、そゆこと?」
ヒチョル先輩が意味深に俺たちを見つめる。
ギョンスは、自然に手を離していた。
「な、何がですか?」
俺はビクビクしている。
「近くであま~い、いい匂いがするからさ。」
くんくんしてる様子…
「え?」
「あ、ごめん俺の匂いだったわ~」
いろいろ見透かされて…る?
ヒチョル先輩はギョンスを見た。
「ギョンス、またBLのドラマCD出ない?」
「え…」
「今度は受けで。」
え?
受けって受け身の受け?
「今回はさ、まぁ、初めてだし?
"はじめてを君に"シリーズでどう?」
なんだよ"はじめてを君に"って…!
「ああ、初めてシリーズですか?」
「そそそ。
だからうぶいのが欲しいんだよ。
んでもって話題性!ディオの声聞きたい人は多いからね。」
ってギョンスわかるんかいっ
初めてシリーズってなんだよおおぉっ…!
俺は断れ!
と、思ってしまっていた。
だって"受け"ってその…なんだ?
ギョンスの声で喘いだりするんだろ?
演技だろうがなんだろうが、俺のギョンスがCD聞くすべての人にエッチな妄想をされるわけだろ?!
やだやだやだ絶対に嫌っ!
ぎゅっ…
ギョンスは俺の手を握った。
俺の気持ち伝われぇぇって思ったのだ。
「ありがたいですが、お断りします。」
「え?」
ヒチョル先輩がびっくりしてる。
ほっ…
ギョンスぅ…
わかってくれたんだね、俺の気持ち!
「だって、色んなことに挑戦したいっていってたじゃないか
常に新しいことに挑戦したいって、殻を破りたいって。」
ヒチョル先輩はとても真剣に話している。
どうやらふざけてとか適当な案件ではないらしい。
「まさか…チャニョル君のせい?」
「はい。」
その言葉にドキッとする。
「彼のために折角のチャンスを棒に振るのか?」
俺の為にギョンスは仕事を蹴ろうとしてる…?
なんか嬉しいのか嬉しくないのか複雑になってきた…
「ギョンス…む、無理しなくてもいいよ?
俺は…確かに嫌だけど…ギョンスがやりたりなら…」
「ほら、チャニョル君もそう言ってる訳だし…な?」
ギョンスを見つめる。
無表情で、何を考えてるかわからない。
「はい。
もちろん、受けのお仕事はしたいと思ってます。」
「「え?」」
お互いにギョンスを見た。
「もうちょっとその…もうちょっと極めた役をやりたいんです。
うぶいんじゃなくて。」
「「えぇ?!」」
「例えば、部位、匂いフェチとか…体位にこだわりがあるとか?あ…体毛好きもいいかな?
話題性が大切なら、いきなりぶっ飛んでもよくないですか?」
「おお?おおお、いいな!
それは結構面白いかも!」
ねぇギョンス…
それって今後の俺たちの参考に…とか、考えてないよね?
あのね、このBLってジャンル自体が創作でね?
妄想でね、ドリームでね?
あり得ないことなんだよ?
参考にしちゃダメなんだ?
わかってる?
直接言えないから心の中で語りかける俺…。
ああっ目が合った。
「ってことで、よろしくギョンス。」
「はい、ありがとうございます。」
ヒチョルさんとギョンス二人が握手を交わす。
「わぁ~楽しみです!」
あああああ…
がくっ…
今後のギョンスのご活躍にご期待くださいぃ。
【おわる】
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