
【ベッキョン・シウミン】
『僕と君だけの世界』番外編
シウミンとベッキョンのお笑い芸人お話です。
_/_/_/ベッキョン_/_/_/
僕はミンソギと遊園地の楽屋に待機していた。
「ミンソギ、なんでこんなアルバイト受けたんですか?」
俺はうさぎの着ぐるみを着ながら話す。
俺たちは、期間限定の『one planet』というお笑い芸人である。
仕事が減ったとはいえ、顔が出ない仕事なら受けなくてもよかったのにっ
ミンソギはねこ?の着ぐるみを着ている。
「ごめん、ベッキョンと一緒に仕事出来るっ
て思って即OKしちゃったんだ…」
きゅんっ
俺も仕事したかったけどさっ
気持ちを切り替えて台本を読むと俺は思わず眉を寄せた。
「…ってか、なんですかこのうさぎ、“イーヤハァッ”とか、“ヤハっ”とか大音量で叫ぶって…!」
「そ、これさっ
ベッキョンしか出来ないと思ったんだよ!
凄いハイテンションでさっ…!」
そんなテンション高くな…くないか?!
「でも、ごめん着ぐるみだった…」
その後しょぼんとしてる様子が背中でわかる。
う…かわいいっ
ねこ?の着ぐるみでかわいさ爆発である。
「…まあ、マネひょんがこのキャラクターが好きらしくて推してたから嫌でもやらされてたかも。」
新しいマネひょんが、この『ぽよぽよでなんかかわいいやつ』の『ぽよかわ』に嵌っているらしい。
「…それにしても、隣りにいる白いねずみ?かクマかわかららない着ぐるみは誰なんですかね?」
楽屋に既にいたので、顔は見ていない。
そして、全然喋らない。
ちょこんと座っている。
「もしもーし」
ガン無視。
「ぽよかわさん、こんにちは。」
ミンソギがその白いクマかねずみみたいなキャラクターの人に話しかける。
それはぽよかわさんじゃないですよ…
と、ツッコミたいが我慢する。
「こんち、わ…あ…」
「はぁ?なんだコイツ。」
挙動不審過ぎるっ
「ベッキョニ違うよっ…ぽよかわになりきってるんだよこの人はっ」
ミンソギは、ぽよかわを知ってるらしい。
ぽよかわって一体何もんだ?
すると、担当者らしき人がやってきた。
「すみません~、本番です。」
「はーい」
俺たち三匹は子供たちが待っている舞台に向かう。
「新年明けましておめでとう~」
「今日はぽよかわの三匹に来てもらったよ~」
「うぽっ」「こんにちはっ」「ヤァーハアッ」
「わぁぁぁ~!」
子供や大人にも人気らしい。
「みんな大好きなぽよかわ、レッツダンス!」
(ダンス?!そんなの聞いてないぞ!!)
「ヤァーハアァァァ」
「おや、うさちゃんが激しく頭を動かしてますねっ」
「もぉどうにでもなれぇ~!!!」
シウミンこと、ねこは不思議な踊りをし始めた。
そして、それをじっと見ていたぽよかわ?の様子が…
「「?!?!」」
キレキレのダンスを始めたのである。
**********************
「「お疲れ様でした。」」
「もーダンスなんて聞いてなかったですよ。」
俺は、アドリブが得意だが今回はかなり焦った。
…が、なんとかなったらしい。
「すみません、司会者の方が違う台本を渡されていたみたいで…でもすごかったです!うさちゃんの動き完コピで!」
あんな激しく動いたのに…?
あとでぽよかわうさぎを調べておこ。
「ねこさんも可愛かったぁ」
うんうん、それは確かに可愛かった。
俺のミンソギだからねっ
「いやいや、ぽよかわさんが凄いダンスをしてくれたお陰で…て、いない!」
「ぽよかわさんは、スケジュールが押してるみたいですぐに帰りましたぁ」
「確かに凄いダンスだった…
色んな着ぐるみ業界を渡り歩いてるレジェンドかもしれんな…」
結局、ぽよかわの正体は分からず終いだった。
「ミンソギ…」
「ベッキョニ…」
仕事しても結局ラブラブ出来なかった。
だから、家に帰ってきたらこうして…
「俺らに足りないのはダンスじゃないか?!」
「…え?!」
「よし、早速ダンスの特訓だっ」
「ちょ、なんでぇ~!!」
【無理矢理終わる?】
明けましておめでとうございます。
今年はウサギ、ベッキョンの年ですね~と、言うことで書いてみました。
このお話も続き書けるように頑張ります!
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
『僕と君だけの世界』番外編
シウミンとベッキョンのお笑い芸人お話です。
_/_/_/ベッキョン_/_/_/
僕はミンソギと遊園地の楽屋に待機していた。
「ミンソギ、なんでこんなアルバイト受けたんですか?」
俺はうさぎの着ぐるみを着ながら話す。
俺たちは、期間限定の『one planet』というお笑い芸人である。
仕事が減ったとはいえ、顔が出ない仕事なら受けなくてもよかったのにっ
ミンソギはねこ?の着ぐるみを着ている。
「ごめん、ベッキョンと一緒に仕事出来るっ
て思って即OKしちゃったんだ…」
きゅんっ
俺も仕事したかったけどさっ
気持ちを切り替えて台本を読むと俺は思わず眉を寄せた。
「…ってか、なんですかこのうさぎ、“イーヤハァッ”とか、“ヤハっ”とか大音量で叫ぶって…!」
「そ、これさっ
ベッキョンしか出来ないと思ったんだよ!
凄いハイテンションでさっ…!」
そんなテンション高くな…くないか?!
「でも、ごめん着ぐるみだった…」
その後しょぼんとしてる様子が背中でわかる。
う…かわいいっ
ねこ?の着ぐるみでかわいさ爆発である。
「…まあ、マネひょんがこのキャラクターが好きらしくて推してたから嫌でもやらされてたかも。」
新しいマネひょんが、この『ぽよぽよでなんかかわいいやつ』の『ぽよかわ』に嵌っているらしい。
「…それにしても、隣りにいる白いねずみ?かクマかわかららない着ぐるみは誰なんですかね?」
楽屋に既にいたので、顔は見ていない。
そして、全然喋らない。
ちょこんと座っている。
「もしもーし」
ガン無視。
「ぽよかわさん、こんにちは。」
ミンソギがその白いクマかねずみみたいなキャラクターの人に話しかける。
それはぽよかわさんじゃないですよ…
と、ツッコミたいが我慢する。
「こんち、わ…あ…」
「はぁ?なんだコイツ。」
挙動不審過ぎるっ
「ベッキョニ違うよっ…ぽよかわになりきってるんだよこの人はっ」
ミンソギは、ぽよかわを知ってるらしい。
ぽよかわって一体何もんだ?
すると、担当者らしき人がやってきた。
「すみません~、本番です。」
「はーい」
俺たち三匹は子供たちが待っている舞台に向かう。
「新年明けましておめでとう~」
「今日はぽよかわの三匹に来てもらったよ~」
「うぽっ」「こんにちはっ」「ヤァーハアッ」
「わぁぁぁ~!」
子供や大人にも人気らしい。
「みんな大好きなぽよかわ、レッツダンス!」
(ダンス?!そんなの聞いてないぞ!!)
「ヤァーハアァァァ」
「おや、うさちゃんが激しく頭を動かしてますねっ」
「もぉどうにでもなれぇ~!!!」
シウミンこと、ねこは不思議な踊りをし始めた。
そして、それをじっと見ていたぽよかわ?の様子が…
「「?!?!」」
キレキレのダンスを始めたのである。
**********************
「「お疲れ様でした。」」
「もーダンスなんて聞いてなかったですよ。」
俺は、アドリブが得意だが今回はかなり焦った。
…が、なんとかなったらしい。
「すみません、司会者の方が違う台本を渡されていたみたいで…でもすごかったです!うさちゃんの動き完コピで!」
あんな激しく動いたのに…?
あとでぽよかわうさぎを調べておこ。
「ねこさんも可愛かったぁ」
うんうん、それは確かに可愛かった。
俺のミンソギだからねっ
「いやいや、ぽよかわさんが凄いダンスをしてくれたお陰で…て、いない!」
「ぽよかわさんは、スケジュールが押してるみたいですぐに帰りましたぁ」
「確かに凄いダンスだった…
色んな着ぐるみ業界を渡り歩いてるレジェンドかもしれんな…」
結局、ぽよかわの正体は分からず終いだった。
「ミンソギ…」
「ベッキョニ…」
仕事しても結局ラブラブ出来なかった。
だから、家に帰ってきたらこうして…
「俺らに足りないのはダンスじゃないか?!」
「…え?!」
「よし、早速ダンスの特訓だっ」
「ちょ、なんでぇ~!!」
【無理矢理終わる?】
明けましておめでとうございます。
今年はウサギ、ベッキョンの年ですね~と、言うことで書いてみました。
このお話も続き書けるように頑張ります!
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m


