
【チャニョル・ギョンス】
「僕と君だけの世界」スピンオフ
二人はすでに付き合ってますが…
出会い編です。

-数ヶ月後-
「おはよぉ、ギョンスぅ」
「おはよ。」
二人で同じベッドに寝て、起きたらギョンスが隣にいたけど今は朝食を作っている。
じっと見てると怒られるのでテレビを付けた。
「あ、はじまった。」
【僕たちの夏、爽。-61話-】
そう、ギョンスとナヨンのキスシーンがあった話だった。
胸糞悪いっ
…が、思わずそのシーンをガン見する。
キスは…ギリギリ触れるか触れないか程度だ。
でも、何回もやってた!
過去の出来事なのにムカムカするっ!
「けーっきょく、ギョンスの勘違いだったんだよねぇ」
あの時の出来事を思い出していた。
凄い形相で迫ってきたナヨン。
ことっ
ギョンスがハムと目玉焼きをテーブルに置く。
わ、聞かれてたっ?!
「…まさか、僕がナヨンを好きだと思っているなんて夢にも思わなかったよ。」
実は…ナヨンは自身を二人で取り合っていると勘違いしたらしい。
「俺はなんとなく変だなって思ってたけどねぇ。」
「そんな変だったか…?」
首を傾げるギョンス。
か、可愛い…じゃなくて!
「確か仕事だから勘違いするなと言われたような…」
「それだよっ」
にぶちん!
「あの時は、ナヨンに取られまいと必死だったからなぁ…」
と、思い出したように笑う。
「そ、そんなに必死だったの…?」
何それ…ときめくじゃんっ
「あ、チャニョラだ。」
ギョンスは既にテレビに集中している。
その時の俺はキスシーンに耐えられなくてちょっと顔強張ってるしっ
「うわっー見ないでっ」
そして、その日までは調子のいいナヨンがドアップになる。
あの時の出来事がフラッシュバックした。
"あ、あんたたちっ!何してんのよーー!!"
「俺らバレたときのナヨン、凄かったよな。」
「ああ。」
俺たちはキスした体制から体は離したが明らかにおかしかった。
その時、ギョンスが言ったのだ。
"…ナヨン、隠しててすまない。"
"バカッ!"
叩き付けるようにドアを閉められた。
その後、ドラマに影響は無かったものの…ナヨンは暫く大人しくなった。
そして直ぐに彼氏を作って何事もなかったかのように振る舞っていたのだ。
「あの時は、ナヨンに対してフェアじゃないと思ってて申し訳ないと思ったんだ。」
ギョンスはそう言ってるけど…実はナヨンはギョンスが好きだったんじゃないかって思っている。
本人は気づいてないかもしれないけど…
俺はギョンスをじっと見つめた。
ぎゅぅ
俺は思わず朝食を食べてるギョンスを抱き締めた。
「どうした?」
ギョンスってやっぱり天然男前でモテるから心配!!
「チャニョラ、可愛い。」
頭をポンポンと撫でてくれる。
もっとっ!と言うように頭をグリグリする。
「そう言えば…ギョンス俺のこといつからチャニョラ呼び?」
いつの間にかだったから気付かなかった。
「…嫌だった?」
ギョンスが不安そうに見つめる。
「んーんっ」
ギョンスが初めて呼んでくれたのがいつだったか知りたかったのだ。

"いつからチャニョラ呼び?"
いつからその呼び方にしたか…実は覚えている。
チャニョルには正々堂々、なんて言ってたけど実は違う。
その時は既にチャニョルに好きだと言われていたからだ。
"わかった。ちょっと外に出てくれる?
チャニョラ"
ナヨンに牽制するように、チャニョラと呼んだ。
彼は後回しにされたと嘆いていたけど…
チャニョラ呼びをすることでナヨンより仲が良いことを見せつけていた。
その時はまさか自分がナヨンを好きだと思われていた…なんて夢にも思っていなかったけど。
こんな本音、チャニョルに言ったら多分引いてしまうと思う。
自分は多分嫉妬深い。
「うーん、いつだったかなぁ~気になるっ」
可愛い可愛い僕のチャニョラ。
いつか、教えてあげるね。
【おわり】
最後までお付き合いありがとうございました!
明日から三日間、ハロウィン企画をします。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m

にほんブログ村
「僕と君だけの世界」スピンオフ
二人はすでに付き合ってますが…
出会い編です。

-数ヶ月後-
「おはよぉ、ギョンスぅ」
「おはよ。」
二人で同じベッドに寝て、起きたらギョンスが隣にいたけど今は朝食を作っている。
じっと見てると怒られるのでテレビを付けた。
「あ、はじまった。」
【僕たちの夏、爽。-61話-】
そう、ギョンスとナヨンのキスシーンがあった話だった。
胸糞悪いっ
…が、思わずそのシーンをガン見する。
キスは…ギリギリ触れるか触れないか程度だ。
でも、何回もやってた!
過去の出来事なのにムカムカするっ!
「けーっきょく、ギョンスの勘違いだったんだよねぇ」
あの時の出来事を思い出していた。
凄い形相で迫ってきたナヨン。
ことっ
ギョンスがハムと目玉焼きをテーブルに置く。
わ、聞かれてたっ?!
「…まさか、僕がナヨンを好きだと思っているなんて夢にも思わなかったよ。」
実は…ナヨンは自身を二人で取り合っていると勘違いしたらしい。
「俺はなんとなく変だなって思ってたけどねぇ。」
「そんな変だったか…?」
首を傾げるギョンス。
か、可愛い…じゃなくて!
「確か仕事だから勘違いするなと言われたような…」
「それだよっ」
にぶちん!
「あの時は、ナヨンに取られまいと必死だったからなぁ…」
と、思い出したように笑う。
「そ、そんなに必死だったの…?」
何それ…ときめくじゃんっ
「あ、チャニョラだ。」
ギョンスは既にテレビに集中している。
その時の俺はキスシーンに耐えられなくてちょっと顔強張ってるしっ
「うわっー見ないでっ」
そして、その日までは調子のいいナヨンがドアップになる。
あの時の出来事がフラッシュバックした。
"あ、あんたたちっ!何してんのよーー!!"
「俺らバレたときのナヨン、凄かったよな。」
「ああ。」
俺たちはキスした体制から体は離したが明らかにおかしかった。
その時、ギョンスが言ったのだ。
"…ナヨン、隠しててすまない。"
"バカッ!"
叩き付けるようにドアを閉められた。
その後、ドラマに影響は無かったものの…ナヨンは暫く大人しくなった。
そして直ぐに彼氏を作って何事もなかったかのように振る舞っていたのだ。
「あの時は、ナヨンに対してフェアじゃないと思ってて申し訳ないと思ったんだ。」
ギョンスはそう言ってるけど…実はナヨンはギョンスが好きだったんじゃないかって思っている。
本人は気づいてないかもしれないけど…
俺はギョンスをじっと見つめた。
ぎゅぅ
俺は思わず朝食を食べてるギョンスを抱き締めた。
「どうした?」
ギョンスってやっぱり天然男前でモテるから心配!!
「チャニョラ、可愛い。」
頭をポンポンと撫でてくれる。
もっとっ!と言うように頭をグリグリする。
「そう言えば…ギョンス俺のこといつからチャニョラ呼び?」
いつの間にかだったから気付かなかった。
「…嫌だった?」
ギョンスが不安そうに見つめる。
「んーんっ」
ギョンスが初めて呼んでくれたのがいつだったか知りたかったのだ。

"いつからチャニョラ呼び?"
いつからその呼び方にしたか…実は覚えている。
チャニョルには正々堂々、なんて言ってたけど実は違う。
その時は既にチャニョルに好きだと言われていたからだ。
"わかった。ちょっと外に出てくれる?
チャニョラ"
ナヨンに牽制するように、チャニョラと呼んだ。
彼は後回しにされたと嘆いていたけど…
チャニョラ呼びをすることでナヨンより仲が良いことを見せつけていた。
その時はまさか自分がナヨンを好きだと思われていた…なんて夢にも思っていなかったけど。
こんな本音、チャニョルに言ったら多分引いてしまうと思う。
自分は多分嫉妬深い。
「うーん、いつだったかなぁ~気になるっ」
可愛い可愛い僕のチャニョラ。
いつか、教えてあげるね。
【おわり】
最後までお付き合いありがとうございました!
明日から三日間、ハロウィン企画をします。
よろしくお願いいたします。m(_ _)m
にほんブログ村


