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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

【完】『Let’s eat!! 』-10-

Happy Xiumin Day 企画

改めてシウミン、お誕生日おめでとうっ



どんどん逞しく、可愛くなってくシウミンを見続けたいですっ
素敵な一年を!




【カイ・シウミン】


『please eat……me!!』続編


元インキュバス(シウミン)と人間(カイ)のお話です。






半年後…



「いらっしゃいませっ
あ、ジョンイナっと、テミンよくきたのだっ」

「うん、いつものね。」


僕たちはシウミンが見える席に座った。


「アルバイト板についてきたね。」

「そうなんだよ、最初はコーヒーカップとか割っちゃってたみたいなんだけど…今は美味しいコーヒーを極めてるみたい。」


シウミンは、中級試験に受かったあといつも通っていたコーヒーショップでアルバイトを始めた。


「確かに、お客増えてるね。
平日なのに。」

テミンは左右を見渡す。
老若男女、さまざまなお客がいるようだ。


そう、人気者なのだ。


僕たちは、同じオーディションに受かり今は練習の真っ最中だ。
コーヒーも買ったらまた戻らないといけない。

「すぐに音を上げると思ったけど…勤勉だね。」

サラッと毒舌っ

「そうなんだよっ最近は僕より忙しくてさっ
全然家にいないんだよ。」

と、テミンに愚痴った。

「なんで?アルバイトだけだろ?」

「なんか、稼いだお金で習い事もし始めちゃって…」

「習い事??」

「料理教室、お菓子教室と、あとママ友さんとランチ?」

「ぶはっ主婦じゃんっ」

「主夫なのだっ」


どんっ


「シウミンっ」


いつの間にかシウミンがいて、頼んだ持ち帰り用のココアとアイスアメリカーノが置かれた。


「俺達は、血の契約で結ばれているのだっ
ジョンイナ、プリンは許さんぞっ」

「プリン? 」

「不倫ね。」

テミンがふふっと笑う。

「そ、そうっそれなのだっ」


シウミンが慌てて訂正する。


「僕は天使だよ?そんな不純犯すわけないだろ?
まぁ、ジョンイナが心変わりするなら、話は変わるけど。」

いきなり、黒天使テミンが降臨する。


「えっ?!」


テミン何いってるの?!
それじゃ、僕がまるで…!

すると、矛先は僕に向かった。


「ジョンイナぁ、血の契約っ針千本飲む覚悟あるのかっ」

と、何故かシウミンがつまようじボックスを2つ持っている。
多分500本入りで2つで1,000本?!



「ちょ、ちょっと待ってよっ
誤解だよっ誤解ぃぃぃ!!」


僕はあわてて逃げる。




「待つのだぁっ」




【おしまい】



最後までありがとうございました。m(_ _)m
風と太陽がどうしても足踏みしてますが、頑張って書きますのでよろしくです。

EXOのペンミ楽しみですね~♥️
オンライン、アプリダウンロードするとかちゃんと見れるか心配です。

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『Let’s eat!! 』-9-

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『Let’s eat!! 』-8-

Happy Xiumin Day 企画

【カイ・シウミン】


『please eat……me!!』続編


元インキュバス(シウミン)と人間(カイ)のお話です。





長い長い数週間だった。
今日はシウミンの人間中級試験&結果発表の日!

「ただいまっ
結果どうだっ…」


ドタドタドタドタッ

だきっ


「シウミン?!」

抱きつかれたと言うより、しがみついてきた。

「…うっ」

「えっ?!」


ま、まさか…落ち…
どうしようっ

と、思ったら目の前に手紙が現れた。


「ばーんっ合格なのだっ」

「お、おめでとうっ」

と、キスしようとしたらその手紙で阻まれる。

「も、もっと見るのだっほらっ 」

ぐいぐいと顔に押し付けられる。

「す、凄い凄いっ」

「二次試験の地獄の耐久レースは俺が一番だったのだっ」

「凄いねっ」

って、意外に人間界って魔物多いのか?

「めちゃめちゃ誉められたのだっ
元インキュバスでは考えられないとっ」

「凄いねっ…でさ、シウミン。」

「やはり俺は勉強は得意だからなっ
インキュバスの試験の時も実技よりも筆記も…」


「…シウミンってばっ!」

「なんなのだっ」


やっと話を止められた。


「…し、しないの?」

「何をなのだ?!」

う、直球で言うの恥ずかしい。
しかし、伝わらないだろう。


「せっ…くす。」


するとシウミンを瞬かせた。


「まだなのだっ」


えっ
ガーン…


「な、なんで?!」

ぷいっと顔を逸らす。

「ジョンイナに色気がないと言われたのだ。」

な、何てことだ…
知らぬまに傷つけてしまってた。
元インキュバスなのに!

「ごめ…」
「で、人間としての色気を考えてみたっ」

と、アイドル雑誌持ってきた。

色んな男性のアイドルが上半身裸で、シックスパックを見せつけている。

「俺も筋トレしてムキムキになるのだっ」

「何処からこんなの持ってきたのっ?!」


ってか、筋肉ムキムキやだしっ


「し、シウミンはそのままで一番可愛いからっ」

「ん?」

「それに、インキュバスの時みたいに
色気駄々漏れモードになったら困るっ」

「んん?」

「僕だけのシウミンだからっ」

「じょ、ジョンイナぁっ」


シウミンが抱きついてきた。
つ、ついに…!




「よしっこい!!」




やっぱり色気がなかったけど、思いっきり押し倒した。






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『Let’s eat!! 』-7-

Happy Xiumin Day 企画

【カイ・シウミン】

『please eat……me!!』続編

元インキュバス(シウミン)と人間(カイ)のお話です。





結局、そのあとジョンインにバレてしまい、勉強どころじゃなくなってしまった。

ベッキョンを追いかけて外に出た後ジュンミョンにお説教をくらってジョンインと一緒に帰ることになった。


「「…」」


ガタンガタン…


電車の中も、歩いていても目も合わせてくれない。
やっぱりセフンと会ってたから怒ってるのか?
いや、ベッキョンと走り回ったから?!

どうしようっ
き、嫌われてしまったのでは…

家に着いたらちゃんと謝らねばっ


ガチャ…


「ジョ…」

「シウミン。」

「はいっ」

「何で二次試験のこと言ってくれなかったの?」

「へ?」


二次試験…?!


「"我慢"が試験なんて聞いてないよっ」

「だ、誰に聞いたのだ?!
セフンか?!」


「うん、試験前に誘惑するなって言われた。」


せ、セフンの奴、余計なことを!!
しかも誘惑されてないのにっ


「き、気にするなっ
俺が勝手に誘惑されたと勘違いしていたのだっ」

「勘違いじゃないよ。」

「そうなのだ、勘違いじゃな…え?!」


誘惑されてた?!
何てことだっ


「シウミン、僕に興味なくなっちゃったと思った。
頭突きされたし…」

「そんなことないのだっ
悶々とするのを必死に堪えてたのだっ」

「え?そうなの??」

「そうなのだっ」

「ぷはっ」

きっぱり、はっきり言うとジョンインは笑った。


「何で笑ってるのだ?!」

「なぁんだ。」


抗議したのに抱き締められていた。


「我慢が試験って教えてくれてればこんなことにはならなかったのに…」

「言えるわけないのだ。
人間はそんなことしなくても我慢出来るだろう?」

「そうなんだけどさ、シウミン偉いね。」


撫で撫でされてる。
ジョンインの匂いぃ…


「ジョンイナ、今はもしや…誘っているのか?」

「え?」

「よし、こいっ」

「え、今?!」

「そうなのだ!」

「…でも、試験前でしょ?」

「嗜む程度なら大丈夫なのだ。」

「嗜むって…どこで覚えたのそれ。」

「何なのだ?しないのかっ」


目を閉じ、堂々とキス待ちしてるのに何も来ない…
うっすらと目を開ける。


「…シウミン、誘い方ビックリするくらい色気ないね。」

「なっ」


ガーン…
色気がない?!


「嘘だよ。」


ちゅっ

と、ほっぺにキスされた。


悶…


「ジョッ…」



キスしようと抱きついたら引き剥がされた。



「続きは、中級が受かってからにしようか?」

「ひ、酷いぞっここまで盛り上げといてっ
寸止めだぞ?! 」


今にも飛び付きたいのにっ!


「僕も我慢する。」

「え?!」



「一緒に頑張ろう!!おー!
ほら、おー!」



「お、「おー!!」」




そう言われると頑張るしかなかった。





とほほなシウミン。

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『Let’s eat!! 』-6-

Happy Xiumin Day 企画

【カイ・シウミン】

『please eat……me!!』続編

元インキュバス(シウミン)と人間(カイ)のお話です。







「はい、じゃあ答案用紙を交換して答え合わせをしよう。」


セフンの保護者(と、ジュンミョンが自分で言っている。)
ジュンミョンが週2回、勉強会を開いてくれる。


もちろんジョンインには秘密だ。
セフンには絶対絶対近付いてはいけないと警告されてしまっているのだ。


コンコンと、ノックすると誰かが声を掛けた。


「ジュンミョン先生、ちょっといいですか?
見学に来た方がおりまして…」

「ああ、今行く。
君たちは答案用紙を交換して丸付けをして。」

「はーい。」

「伸ばさないっ」

と、ジュンミョンがセフンを叱りながら教会の中へ向かった。

××○○×…

ば、×多い…

「セフン、何で毎日見て貰ってるのにこんな間違えるのだ。」

「だって、ジュンミョンの勉強会は毎日眠くなる。」


「まぁ、回りくどい時もあるが…羨ましいぞ?」


そう、セフンは毎日ジュンミョンに見てもらっているらしい。
初級でも躓いていた俺に救いの手を差し伸べてくれたのだ。
確かに眠くはなる、が!


「ま~、僕は最悪初級でもいいもん。
ジュンミョンは、僕一人くらい養えるって言ってたし。」

「ヤシナウ?」


また難しい言葉を…


「そ、ジュンミョンはお金一杯持ってるから僕一人くらい養うなんて簡単だって。」

「へー…」

お金が沢山あれば人をヤシナえるのか。

「へーじゃないよ、ジョンインはどうなの?
お金一杯持ってる?」

「いつも大学に行ったりダンスしたりはしている!
お金持ちか?!」

「それ、働いてないね。」

「働く?」

セフンが息を吐いた。

「お仕事して、給料を貰うことだよ。」

「おお、なるほど。」

「シウミンはちゃんと中級に合格してジョンインを養わないとね。」

ヤシナウ!なんか凄くカッコいい言葉だっ

「そうだなっ!
絶対合格だっ…!」

「ってことは、二次試験の『我慢』に堪えないとね。」

「うっ…」


そうだった。
俺の難関『我慢 』!!
72時間の性欲の我慢の実技である。
自分で欲をコントロール出来なければ、保護者なしの生活は難しいからであろう。


「ま、僕は免除だから筆記だけ頑張ればいいけどね。」

「え?!」

「知らなかった?
僕が人間になれた理由は、100日間セックスしなかったからだよ。」

「ひゃっ…100日!?」

「今も更新してる。
人間になると欲って減退するよね。」

「…うっ」


しゅるっ

セフンの答案、×なのに○しちゃったっ!


「え、シウミン…まさか…ふごっ」

セフンの答案用紙を口に押さえ付けた。


「いや、襲ってはないぞ?!
でもジョンインが無防備過ぎるのだっ
裸を見せつけたり、抱きついたり!もう、心底苦しいのだっ」

俺はジョンイナ限定で欲は減退していなかった。
人間になったのに毎日ムラムラするしっ


「ふ~ん。」

「あぁ、こんなことならインキュバスになんかならなきゃよかったのだっ」


思わず頭を抱える。

インキュバスの時より我慢出来るからか悶々としてしまう。
全然勉強に集中出来ないっ


「シウミン、落ち着いて。
僕は平気ですけど性欲はほどほどに発散しないと…。
それに、インキュバスになったからジョンインに会えなかったじゃないですか。」

「そ、そうなのだがっ」



「外の空気でも吸いましょう。
ジュンミョンの好きなコーヒーをこっそり持っていきますから、先に外のテラスに行っててください。」



「お、おお… 」



俺は、外のテラスに向かった。






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