fc2ブログ

坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

僕は知っている。01

【セフン・シウミン】


//お誕生日企画//
明日セフンちゃんのお誕生日です!
なので、ちょっと短編を書きたいと思います。



○○セフン○○



僕はミンソク先輩がニョル先輩を見ていたのを知っている。



ニョル先輩が好きなお店大衆居酒屋で飲んでいた。
もちろん安くて旨いからだ。
ごねながらもほぼ奢ってくれる。

今日もニョル先輩の話を一方的に聞きながら、カウンターで飲んでいた。



「あ、ベッキョナ~!」



トイレに行ったと思ったら何処かでニョル先輩の声が聞こえた。

うわ…誰かに会ったのかな?


「セフーン!こっちきて!」


げっ…
正直嫌だった…。

知らないふりして帰ろうかな。


と、思ったけど遅かった。


「セフーンみっけ!」

友達に担がれてやってきてしまった。


「君がセフン?」

「…はい。」

「こいつ担いで帰る?

それとも一緒に飲む?」


凄く不機嫌だ。
しかも担ぐか、一緒に飲むかの二択なのか。

置いては帰れない模様…



「ご、御一緒します…。」



僕は、ニョル先輩を担いでテーブル席に向かった。
その時に座っていたのがミンソク先輩だ。


「あ、ここ座って。」


先にニョル先輩を空席に押し込んだら、座っていた友達が席をぽんぽんと叩いた。

それに引き込まれるように自然と隣に座っていた。


「僕は、キム・ミンソク。
君の友達の先輩…ってややこしいね。」

困ったように笑った。

見た目は可愛らしいけど、話し方は大人っぽいと感じた。


共通点のない同士だ。
だから、少し気まずい雰囲気を残したような出会い方だったが同じ気持ちなのかもしれないと少しだけ安心した。


「僕はオ・セフンです。友達ではなくあの方は先輩…です。」

「え、じゃあベッキョンよりも年下なの?!」


ビックリした様子でこちらを見た。
ベッキョンとは、多分さっきのニョル先輩の友達のことらしい


「ベッキョナ、彼後輩みたいだよ。」


ベッキョンは、暴れてるニョル先輩のお守りをしている。


「お前、足が長すぎて邪魔だよっ!」

「狭い~」

と、隣席はドタドタしている。


あああ、ニョル先輩やばい。
大して飲んでないのにめっちゃ酔ってる。


「まぁまぁ、ベッキョナ…酔ってるみたいだし。」

「ミンソク先輩が言うなら…」

「ミンソクって言うのぉ?」

テーブルに手をついてミンソク先輩に顔を近づけた。

「先輩だっつの!謝れ!」

ベッキョン先輩が体を引っ張る。


「えぇ~?!嘘 ぉ~」


正直ひやひやしながらミンソク先輩を見た。

ミンソク先輩の顔がちょっと赤くなっていたのは…
多分お酒を飲んだからだけではないだろう。







「お疲れ様でした!」

「ほんとに大丈夫か?」

ミンソク先輩がベッキョン先輩に言うと、ベッキョン先輩は僕をチラリと見た。


はっ…

「タクシー!」

慌ててタクシーを呼んだ。
動けってことだろう。

結局、酔っ払ったニョル先輩はベッキョン先輩が連れて帰ることになった。
幼なじみだから家が近いのだそう。


「…大丈夫です、帰ったら電話します。」

「おお、待ってる。」



…行ってしまった。

気まずい空気が流れる。



「何番線?」

駅ナカのホームを歩く。

「3番です。」

「同じだ。」


無言でホームを歩く。


「身長何センチ?」

歩きながら声を掛けられた。

「え、あ…184センチです。」

「スラッとしててモデルみたいだ。」

「よく言われます。」

「ふはっ」


あ、笑ってくれた。
嬉しい。


「二人で歩いてたら凄い迫力だろうな。」

「え?」

「チャニョル君とだよ。
凄いよな~イケメンだし」

「まさか。」


ニョル先輩と僕は実際二人で歩いていると声を掛けられる。
掛けられてちょっとウザいくらいだ。

…が、そんな話盛り上げたいわけではなかった。


「ミンソク先輩もベッキョン先輩と歩いてたら癒されますよ。」

リスみたいで可愛くて、とは流石に失礼だから言わないけど。

「はぁ??」

「もちろん、なぜかは教えません。」


「ふ、生意気な奴」


前を向いたまま笑った。
その、何となく大人っぽい雰囲気が幼い見た目とギャップがある。


「あ、方向そっち?」

「はい。」


3番線のホームに降りると、方向が逆だった。


「そっか、じゃあ…」

"また"と言う言葉はつぐむ。
友達の友達の先輩という名の他人に"また"はない。


会ってまだ数時間しか経ってないのに苦しくない。
でも、また会いたいかと言われるとそこまでなのかわからない。


もう少し話したい…


「あの…」

「ん?」




「終電、逃してました。」




僕は咄嗟に嘘を付いた。


ぷはっ

と、また笑われる。





「うち、来る?」





それがきっかけだった。







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

おまけ拍手
PageTop

僕は知っている。02

【セフン・シウミン】

セフンちゃん✨
お誕生日おめでとうございます✨

見た目クールビューティーで中身バブなギャップを持つセフンちゃん。
何処か掴めない不思議なセフンちゃん…

これからもexoとして、ほかでも色んな活動を楽しみにしてます♥️





○○セフン○○


「適当に座ってて。」


そう言われてソファに座る。

そわそわして部屋を見回した。
うわ…綺麗。
整頓されている。


「はい、これ使って。」

Tシャツとスウェットだ。
下着はさっきコンビニで買ってきた。


「ありがとうございます。」


朝まで飲みに付き合ってくれるかなと思って言った嘘だったが…
まさか、家に招かれるなんて思っても見なかった。

今日初めての会ったのに、不思議な感じ…







「シャワー上がりました。」

「おう。」


ミンソク先輩はビールとおつまみでソファの下に座って飲んでいた。


「飲み足りなくてさ。」

「僕もいいですか?」

と、同じくソファの下に座る。

「え、いいの?」


ビックリした顔でこちらを見た。


「いや、全然飲んでなかったから飲めないと思ってた。」

確かに、4人で飲んだ時は一杯しか飲んでなかった。
僕は缶ビールのプルタブに指を掛ける。

「…ニョル先輩担いで帰ると思ってたので…」


体力温存…だったけど、ベッキョン先輩のお陰で免れた。


「あー、なるほど。」


ミンソク先輩が手に持っていた缶ビールをこちらに向けた。


「じゃあ、改めて乾杯。」

「乾杯。」


ぐびっ
風呂上がりのビールは美味しかった。


僕たちは色んな話をした。


「え、文化祭の実行委員?」

「そ、ベッキョンが大物ゲストにオファー入れてさ。」

「え、誰ですか?!」

「それは秘密…」

「えー、ここまで言っといて?」

「ごめんごめん、もし予定が合うなら来てよ。

チケットも確保しとくから。」

「じゃ、連絡先交換しません?」


「いいよ。」


然り気無く連絡先ゲットした。


「えーっと、チケット二枚?」

「え?」

「チャニョル君と来るでしょ?」


…サラッと二人セットみたいなこと言われてる。


「ニョル先輩、彼女いますし…確認します。」

「そうだよな、じゃ聞いてみて。」


「はい。」


何だろ、ニョル先輩が出てくるとちょっともやもやする。


「ミンソク先輩、まだシャワー浴びないんですか?」

「んー、ベッキョンの電話待ってるんだけどなかなか来なくて…」


ちょっと眠そう。
早めに入った方が良さそうだ。


「僕が電話出ますよ。」

「え、じゃあ…頼もうかな…」

と、席を立った時だった。


ガタッ

膝を立ててる足がテーブルにぶつかってお腹にビールが掛かってしまった。


「大丈夫ですか?!」

ミンソク先輩は、慌ててるのかテーブルのビールを拭いている。

僕は羽織っていたバスタオルをミンソク先輩の服に押し付けた。


「え、ちょっ…」

「どーせ脱ぐなら先に脱いじゃいましょ。」


上を剥ぎ取って、下も脱がせようとしたら手を止められた。


「じ、自分で出来るよ。」

ビールだけの力ではなく、多分赤面していた。


「あ、すみません…」

今日初めて会ったのにこんなこと普通驚くだろう。

「いや…」

改めてミンソク先輩を見た。
上半身裸で、思わずドキリとした。
そして、ふわりとお酒の匂いがする。

ミンソク先輩は自分でやるといいながらタオルを掴んだまま動かない。



「…もしかして、勃ってます?」



僕は、酔ってる勢いを使って無遠慮にそう言った。


「…」


無言だ。
肯定として捉える。

僕は隠してる手を剥ぎ取った。


「ちょ、ダメ…何して…」

「とりあえず拭きましょう?」


平静を装いながら彼のモノをやんわりとタオルの上から握る。


「あっ…」


やっぱり少し勃ってる。

少し熱の籠った声に、自分のも熱くなっていくのを感じる。


僕は彼の脚を広げた。


「あっ…何し…んぁぁ」

そして、今度は直に掴んで上下に動かした。


「大丈夫です、自然現象ですから…」


何が大丈夫なんだ。


「あっ…んぁぁ」




自分が言ったことに自分で問いかけながら、反応している彼のモノを扱いていた。

涙目になってる彼を見つめながら。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

おまけ拍手
PageTop

僕は知っている。03

【セフン・シウミン】

//セフンちゃんお誕生日企画//


○○セフン○○


「あぁんっ…ぁぁっ」


Turrrrr…


電話が鳴る。

それでミンソク先輩は我に返ったようだ。


「は、離せ…」


Turrrrr…

「いいんですか?」


僕はやめるどころかペースを上げた。


「ぁっ…やだっ離せ…い、あぁぁ!」


彼が叫んだ後、タオルに白濁が付着した。


「はぁ…はぁ……」


ミンソク先輩がラグマットに寝転んだ。
暫くすると、電話は切れた。


「何で…こんなことしたんだよ…」


そんなこと僕もわからない。


「…すみません、わかりません。」

「わからない?勢いでこんなことを?」


追い詰められているようだ。


「…帰れ。」

「え?」


「帰ってくれ!」


ミンソク先輩は多分僕を嫌いになった。
ああ、あっさりと僕達の関係は終わった。


「…わかりました。

ミンソク先輩がシャワーを浴び終えたら帰ります。」

「はぁ?!」

「酔ってるから怪我しないか心配なんです。」

「お前なんかに心配されたくない!」


ミンソク先輩はまるで警戒心の強い猫のようだ。


「何言っても、僕はミンソク先輩がシャワーを浴びないと帰りませんから。」

「…勝手にしろ!」


結局、ミンソク先輩が痺れを切らしシャワールームへ向かった。

シャワー音を聞きながら、僕はなんであんなことをしてしまったんだろうと考えていた。

別にふざけていた訳じゃない。
ただ、赤面した顔を見て…それ以上見てみたくなった。


それってもしかして…
気になってるってことなんだろうか?


ガタンッ

音が聞こえて慌ててシャワールームに向かうと…

ミンソク先輩が滑ったのかしゃがんでいた。


「大丈夫ですか?!」


僕は慌ててシャワーを止め、しゃがんだままのミンソク先輩に近付いた。


「さ、触るなっ」

「もう何もしませんから…」


ふぁさ…


ミンソク先輩の頭からタオルを巻いて、抱き締めるようにして立ち上がる。
シャワーを止めたが、少し服は濡れてしまった。
しかし、次の衝撃でそんなことどうでもよくなった。



「じゃあ、髪拭きますね。」


彼の髪をタオルで拭いていると…


ぎゅっ…


「え?」


ビックリした。
抱き締め返されているのだ。

ミンソク先輩が、タオルから顔を出した。
目を赤い。




「本当に、何もしないのか?」




そんな言い方狡いって思った。
ただの確認と捉えればいいのに、無視すればいいのに…


「何かしていいんですか?」


こくんと頷く。
僕はその遠慮がちな態度が、酷く可愛く見えた。


「んっん…」


僕は、彼の唇に最初はフレンチキスをした。
すると、彼もそれに答えるように目を瞑り答える。


「ん…はぁ…」


フレンチキスの時間は次第にゆっくりと長く…
唇以外、首筋や鎖骨へと移動する。

僕は、更に下へと唇を這わせた。


「…あ」

「ここ?」

かぷりと唇で食んだ。


「ぁん…」



そして、一方は指で転がす。



「んっ…」


ぷっくりと腫れたそれを指で弄ぶ。


「あぅぅ…」

「ミンソク先輩、可愛い。」

「…変なこと言うな。」



顔が赤い。

可愛い…





「そこはもういいから…」

と、僕はベッドへと導かれた。







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

おまけ拍手
PageTop

僕は知っている。04

【セフン・シウミン】

//セフンちゃんお誕生日企画//


○○シウミン○○



僕は、大学の後輩のベッキョンと文化祭委員の帰りだった。

ベッキョンは、本当に有能で今回の文化祭は大人気アイドルにオファーをかけて、なんとOKを貰った。


「ミンソク先輩、これはマジでまだ内密ですからね?」

「おお、わかってる。」


「でも、前祝いしません?二人だけで!」


ベッキョンがあまり飲めないのに居酒屋に誘うなんて…
よっぽど嬉しかったんだなと思っていた。


「僕が文化祭委員に入ったのは、ミンソク先輩がいたからでえぇ…」

「えー、ほんとかよ。」

ベッキョンは委員長の俺にもリップサービスは欠かさない。

「ほんとですってばぁ」


目をキラキラさせてこちらを見る。
全く、憎らしくて可愛い後輩だ。



「あ、ベッキョナ~!」

「うわっ、チャニョリっ」

「ん?友達?」


凄く背が高くて…イケメンだ。
まじまじと見つめてしまう。


「あ、はい…幼なじみなんですって、席戻れよ!」

「何だよぉ~」


結構飲んでるみたいだ。
ベッキョンに押されるように席に戻った。


「ベッキョナ、心配だから一緒に飲む?」

「え…マジですか?」

「うん、倒れられたら困るし…。」

と、追いかけさせたら…

なんと、チャニョルを担いで来たのがセフンだった。
彼はチャニョルより体の線は細いのに肩幅が広い。


そして、涼しげな瞳…



「あ、ここ座って。」



不自然にならないように席を叩きながら言った。

セフンは僕が求める体型そのものだった。
幅広い肩幅、筋肉質だが細い体。

僕が持ってないものばかりだ。


「僕は、キム・ミンソク。
君の友達の先輩…ってややこしいね。」


年下だとわかってるのに緊張してしまう。


「僕はオ・セフンです。友達ではなくあの方は先輩…です。」

「え、じゃあベッキョンよりも年下なの?!」


ってことは…大学一年?


「ベッキョナ、彼後輩みたいだよ。」


話を振ったが、ベッキョンはチャニョルに付きっきりでこちらの話を聞く余裕はない。


「お前、足が長すぎて邪魔だよっ!」

「狭い~」


仲良い、二人の世界だ。


「まぁまぁ、ベッキョナ…酔ってるみたいだし。」

「ミンソク先輩が言うなら…」

「ミンソクって言うのぉ?」


チャニョルの顔が俺に近付いた。

うわっ…綺麗な顔!
思わずどきりとする。


「先輩だっつの!謝れ!」

「えぇ~?!嘘 ぉ~」


ベッキョンはチャニョルの長い脚に乗っかって動かないように羽交い締めにする。
そんな二人をついつい観察してしまう。
何だかんだ仲が良い。


そんな様子をセフンも笑って見ていた。

ベッキョンみたいな性格が羨ましい。
俺は自分から距離を縮めたり出来ない。
距離感、と言うのがわからないのだ。



「お疲れ様でした!」


暫くして飲み会は終了した。


「ほんとに大丈夫か?」



チャニョルを支えるなら、もう一人いた方がいいかな?


「タクシー!」


と、考えていたらセフンがタクシーを呼んでくれた。
家の前までなら、一人でも大丈夫そうだ。


「…大丈夫です、帰ったら電話します。」

「おお、待ってる。」


俺は、タクシーのドアを閉めた。

バタンッ


え?

車が出た瞬間、チャニョルとベッキョンが抱き合っているように見えた。










残った僕たちは二人で駅まで向かっていた。



「何番線?」

「3番です。」

「同じだ。」


ホームまで会話が持つだろうか?


「身長何センチ?」

「え、あ…184センチです。」


いきなり過ぎたかな。
さっきので酔いが覚めてしまったから無駄に考えてしまう。


「スラッとしててモデルみたいだ。」


こんな風になりたかった。


「よく言われます。」

「ふはっ」


言われ慣れてるんだな。
流石イケメン。


「二人で歩いてたら凄い迫力だろうな。」

「え?」

「チャニョル君とだよ。
凄いよな~イケメンだし。」


いつの間にか口が饒舌になる。
少し緊張している。



「まさか。」


あれ、外したか?
余計なこと言っただろうか?


「ミンソク先輩もベッキョン先輩と歩いてたら癒されますよ。」

「はぁ??」

癒されるって誉めてんのか?

「もちろん、なぜかは教えません。」


…完全におちょくられている。


「ふ、生意気な奴」



でも、思ったより嫌な感じはしなかった。



「あ、方向そっち?」

「はい。」



緊張感から解放される…
のに、少し名残惜しかった。



「そっか、じゃあ…」


もう、ここで離れたら一生会わないだろう。

でも、連絡先を聞く理由がない。


「あの…」

「ん?」




「終電、逃してました。」




ぷはっ

これはチャンスだと思った。



「うち、来る?」






もっと彼と距離を縮めたい。

あの、二人みたいに。








修正し過ぎて不自然だったらすみません…
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

おまけ拍手
PageTop

僕は知っている。05

【セフン・シウミン】

//セフンちゃんお誕生日企画//


○○シウミン○○



「適当に座ってて。」



急に人を招いたのは初めてだった。

「はい、これ使って。」


平常心を保つためにTシャツとスウェットを渡す。
もともとオーバーサイズが好きなので、セフンも着れるだろう。


「ありがとうございます。」


セフンがシャワールームへ向かった。


はー…緊張するっ
お酒を飲めば、和らぐか?


ぷしゅっ

仲良くなるには…
まず、色々聞いて共通点を見つけて…?

連絡先を…聞く?
いや、無理無理!


ぐびぐび…


「シャワー上がりました。」

「おう。」


セフンの視線は勿論、ビールとおつまみだ。


「飲み足りなくてさ。」

咄嗟に言ったけど、初対面で酒豪扱いされるかも…

「僕もいいですか?」

「え、いいの?」

正直嬉しかった。
ベッキョンは飲めないからいつもジュースだ。

セフンが、同じソファの下に座った。
脚が長いからか座っている足がぶつかる。

ドキリとした。


「いや、全然飲んでなかったから飲めないと思ってた。」

「…ニョル先輩担いで帰ると思ってたので…」


「あー、なるほど。」


手に持っていた缶ビールをセフンへ向ける。


「じゃあ、改めて乾杯。」

「乾杯。」



ぐびぐびっ

会話の間にビールを飲んでるからいつもよりペースが早いかも…
もう、3缶飲んでる。


ペース落とさないと…ふわふわする。


「ミンソク先輩、まだシャワー浴びないんですか?」

「んー、ベッキョンの電話待ってるんだけどなかなか来なくて…」


そうだ、ベッキョンの電話が来たらシャワーを浴びる予定だったのになかなか来ない。

抱き合っていたけど…
二人は、どんな関係なんだろう?


付き合ってたり…?

なんて…


「僕が電話出ますよ。」

「え、じゃあ…頼もうかな」


思ったより勢いよく足が動いて、テーブルにぶつかった。


ガタッ

ビールが倒れたのにビックリして咄嗟に液体が体で床に落ちないように防ごうとした。


「大丈夫ですか?!」


ラグマットは汚したくない!
と、潔癖が出て、自分よりマットを慌てて拭いていた。

すると、セフンが俺の体にバスタオルを押し付ける。
一番濡れてる、下腹の部分だ。

タオルに染み込ませながら拭いてるセフンの長い指先が、丁度俺の股間に当たる。


「え、ちょっ…」

やばい、擦られて…


「どーせ脱ぐなら先に脱いじゃいましょ。」


下を気にしてる俺は上のシャツをあっという間に脱がされた。
見られたくなくて脱がされないようにタオルを掴んだまま手に力を入れる。

「じ、自分で出来るよ。」

ダメだ、こんなの見られたら変な奴って思われる。

「あ、すみません…」

その様子を見て、セフンが脱がすのを止めてくれた。

「いや…」


好意でしてくれたのに、申し訳なくなってしまった。
俺はタオルで隠しながら下のスウェットを脱ぐ。

反応してるのがバレないように、このままタオルを掴んでシャワーに向かおうか。


「…もしかして、勃ってます?」


嘘、バレた?

どうしよ、変態だって思われる…!


「…」


と、思ったらタオルを剥ぎ取られた。
パンツ一枚の姿が露になる。


「ちょ、ダメ…何して…」


思わず腰を引いた。
よく見るとパンツがビールのせいで濡れてお漏らししてるみたいだ。
恥ずかしい…

「とりあえず拭きましょう?」


セフンは、濡れてない部分のタオルを再び被せて今度はぺニスを揉むように拭く。


「あっ…」


ピンポイントで触られて体が反応した。
変な声出ちゃった…

と、思ったらセフンに脚を広げられていた。


「あっ…何し…んぁぁ」


状況がわからなかった。
セフンにタオルもなく、タオルもないまま、直に触られて…
ぺニスが勃起してる。

ああ、ダメだこんなこと!
はしたないことだ!


「大丈夫です、自然現象ですから…」


心の声に反応するようにセフンが言った。

大丈夫?…なわけないだろ!

こんなこと可笑しいに決まってる!



「あっ…んぁぁ」



気持ちいい…

もっとして…

止めないで…


欲望がさらけ出され自分の本当の心が剥き出しになる。


「あぁんっ…ぁぁっ」


Turrrrr…


はっ…

俺は何を…

電話だ…ベッキョン!


「は、離せ…」


Turrrrr…

とにかく電話に出ないと…
電話は、目覚まし時計のように鳴り続ける。
早く止めないと…俺は焦っていた。


「いいんですか?」


セフンは更にペースを早めた。
張り詰めたものはどんどんと押し寄せてくる。

あ、出る…


「ぁっ…やだっ離せ…い、あぁぁ!」


目の前にキラキラと星が出た。
瞬間に、腹が生温かくなった。


「はぁ…はぁ……」

思わずタオルで下半身を隠しながらラグマットに体を押し付けた。
電話なんかもう、どうでもよかった。

「何で…こんなことしたんだよ…」

恥ずかしくて死にそう…

「…すみません、わかりません。」

「わからない?勢いでこんなことを?」


最悪だ…
自分の姿を見て更に惨めになった。


「…帰れ。」

「え?」


「帰ってくれ!」


思わず叫んでいた。
勢いに任せて人を家に呼んだりするからこんなことになるんだ。
俺がいけない。
お酒を飲み過ぎてこんなことになったのだ。


「…わかりました。

ミンソク先輩がシャワーを浴び終えたら帰ります。」

「はぁ?!」


大人しく帰るかと思ったのに帰ってくれなかった。


「酔ってるから怪我しないか心配なんです。」

「お前なんかに心配されたくない!」


早く一人にさせて欲しいのに!


「何言っても、僕はミンソク先輩がシャワーを浴びないと帰りませんから。」


睨んでもセフンはびくともしなかった。


「…勝手にしろ!」


結局、情けない格好を晒しながら自分がシャワールームへ向かった。
髪を洗い、体を洗い、最後に一番触れたくない部分を洗う。


ただ洗うだけ…なのに、躊躇してしまう。
触れると…セフンの手を思い出してしまう。


一人の時とは比べ物にならないくらい気持ちよかった…

「んっ…」

すると、洗っていた指がつい、動いてしまったのだ。


うわ、バカ…何して!


ガタンッ

止めようと慌ててシャワーの蛇口に手を掛けたら届かずにバランスを崩した。


「大丈夫ですか?!」


しゃがんだまま何も出来ない俺の代わりにセフンがすぐに来てシャワーを止める。

「さ、触るなっ」

情けない、何を動揺してる。
俺は年上なのに…!


「もう何もしませんから…」


ふぁさ…

セフンが、新しいタオルで俺を包み込んだ。
そのまま、あの指が俺の腕を握り、抱き締めながら立ち上がらせる。


一瞬で、忘れたかったさっきの出来事がすぐに思い出される。
全身がセフンの指に敏感になっていた。



「じゃあ、髪拭きますね。」



頭を優しく撫でるように拭いている。

それでいいのに…

それが普通なのに…


もどかしい自分がいるのだ。


ぎゅっ…


「え?」


僕は自らセフンを抱き締めていた。
タオルから顔を出して…セフンを見た。



「本当に、何もしないのか?」



それは、甘えるのが苦手な自分の精一杯のおねだりだったと思う。

なんでしてほしいって言えないんだ。



「何かしていいんですか?」


思わず頷いてしまう。

してほしい。
して…

セフンをじっと見つめると唇が降りてきた。


「んっん…」


目を瞑ると、セフンの冷たい唇の感触が伝わってくる。


「ん…はぁ…」


セフンの唇は、だんだんと生温くなりそして同じくらいの温度になっていく。

吐息が熱い…
その唇がゆっくりと唇以外に伝っていく。

熱い唇が…自分があまり弄らない突起に触れた。


「…あ」

「ここ?」

セフンの熱を持った唇が包み込んだ。

「ぁん…」


もうひとつの突起は、セフンの長い指で弄られる。
冷たくて、固くなり…

「んっ…」

吸われて濡れた突起はぷっくりと腫れる。

「あぅぅ…」

恥ずかしいのに、変だ。
もっとして欲しい。

「ミンソク先輩、可愛い。」

下からセフンが見上げてきた。


「…変なこと言うな。」


セフンも変だ。
こんなこと、男に普通はしない。

それに女の子に不自由なんてしてないはずだ。

何となくで初対面の男のモノを抜くことが出来るんだから、今の行為も興味本位なんだろう。



でも、それでもいい。



「そこはもういいから…」



俺は、セフンを自らベッドに導いた。
首を手を回す。

セフンは酔っているか慣れているんだろう。

でも、そんなことはどうでもよかった。
僕はこの未知な快感に溺れたい。






知ってるんだ。

どうせ一度の限りの過ちだと。








にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

おまけ拍手
PageTop