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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

永遠のマンネになりました。①

【セフン・シウミン】


短編です。。。



《シウミン》


メンバーに家をお披露目してから数日後の出来事だった。

『ひょん、忘れ物をしました。』

「おぉ、じゃあ持ってk…」


『いや、僕が行きます。』


セフンが自らこっちに出向くなんて…
と、ちょっと成長を感じていた。

大体誰かに頼んだりついでだったりするからだ。


数時間後、車のエンジン音が聞こえてきたので先に玄関に向かった。

ピンポーン…

やっぱりセフンだ。


ガチャ…


「セフン、忘れ物って…」

何だっけ?

と、言おうとしたらそのまま抱きしめられた。


「おわ。」

「会いたかったです。」


あれから数日しか経ってないのに大袈裟である。
いや、顔には出ないが寂しかったのかもしれない。


数日前、セフンとカイは家に泊まりたがった。
今はまだ、お泊まり用のベッドを買ってないといったらカイは渋々帰ったのにセフンはそれでもいいと帰らなかった。

その時に忘れ物をしたのかもしれない。
でも、わからないのだ。

いつも掃除してるのにそんなものは見つかってない。


「セフン、忘れ物って…ってなんだその荷物。」

「私物です。」


「…私物?」


そーゆーこと聞いてるわけでは…

と、思ったらsm事務所に似ていると言われた廊下をスタスタとモデルのように歩く。


「あ、ありました。」


高そうな時計が寝室から出てきた。
何処にあったんだ?


「…セフン、その時計いくらするんだ?」

「ざっと、10000万wですかね。」

「いっ…」

マジかよ。
そんなもん忘れるなよ…!
同じアイドルだが一般市民な俺は身震いした。

「気になりますか?

貰い物なんです。」

貰い物なら尚更忘れるな!
と、言いたいが言わないでおく。
拗ねると厄介である。


「いや、もう忘れるなよ。」

「はい、二度としません。」

と、言いながらさっきの私物とやらをバッグから出し始めた。


部屋に並べているように見える…ぞ?


「せ、セフン…何してるんだ?」

「え、わかりませんか?並べてます。」


そんなんわかってる!!


「忘れ物取りに来たのになんで更に増やしてるんだよ!」


俺はついに言ってやった…!


「え、住むからに決まってるじゃないですか。」


「な…」




なにーーーーー?!




「ダメに決まってるだろ!」


俺の花の一人暮らしライフがっっ!!


「え、どうして?」

「どうして?!」


俺が可笑しいのか?!


「ひょん、あの日僕のこと永遠に可愛いマンネだって言ってくれましたよね?」


「ああ…?」


セフンからもらった高いワインを飲みながら語ったような…気もする。

今は大人になったけどやっぱりいくつになっても俺らには一生可愛いマンネだと言う意味で。


「じゃあ、永遠にそばにいます。」

「え、いや…お??」



突然のことに言葉が見つからない。



「よろしくお願いします。」




その"going my way "な、オセフンとのライフが始まるのである。







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永遠のマンネになりました。②

【セフン・シウミン】



《シウミン》


チャニョルに言ったら笑って返された。


『あはは、聞きましたよ~』

「聞きましたよって…!」


なんでそんな楽観的なんだよっ!


『セフンの気まぐれですよ、すぐに帰ってきますって。』


「まぁ、そうだけど…」


みんなを家に招待したときもそうだった。
スホが帰ろうと言っても泊まるって聞かなかったのだ。


『俺がセフンに帰れって言って帰ると思います?』

「…いや。」


『あ、セフン来ました。レコーディング始まるんでまたぁ~』

と、電話を切られた。


はぁ…

なんでみんなセフンに甘いんだ!

だからセフンの思い通りになるのだ。



その日、俺は1日中考えていた。

どうすれば俺の花の一人暮らしライフが取り戻せるのか…

セフンはチャニョルとレコーディングなので今は一人である。


俺はセフンが並べた物を見つめた。
さっきの時計や帽子や服…
携帯の充電器、化粧品、歯ブラシ…


あああ、片付けたい。

しかし、片付けたら機嫌を損ねるだろう。


セフンが自分で片付けなければ…


はっ…!

俺が追い出すことは無理だ。




なら、自分で出ていくように仕向ければいいのではない…か?




*****************

ピンポーン

ガチャ…


「セフン、お帰り。」

「ただいまです。

暗証番号教えてくれれば寝ててよかったのに…」

と、sm事務所のような廊下をスタスタと歩いていく。


「そうも行かないのだ。

ほら廊下の電気消して、ソファーに座れ。」


「なんですか?」


俺は、モデル並みのすらりとした脚を伸ばして座ったセフンにあるものを提示した。


「一緒に住むためには、この約束を守ってもらう!」


ババンッ…!

___________________


【同居のための5つの約束事】


①毎日掃除する。
②電気は使わない場所は消す。
③食事は仕事以外は一緒にとる。(ガス、材料費節約)
④シャワーは一緒に浴びる。(水、電気節約)
⑤一緒に寝る。(電気節約)


以上、私はこの5つの約束事を守ります。

守れなければ即、退去致します。


__年 _月_日
署名 ________


___________________

セフンがその約束事をよんで怪訝な顔をしている。
俺は心の中でよっしゃ~とガッツポーズをしていた。

正直セフンが出来るわけがないのだ。
見ただけで面倒臭いと思ったはずだ。


「はぁ…」

と、ため息を吐いている。


な、なんなんだその顔はっ…
俺が悪いみたいじゃないかっ!



「い、嫌なら出ていっていいんだぞ…?」



俺は強気に言ってみた。
だって家主だからな!



しかし、そのあと直ぐにサラサラサラ~とサインと月日を書いた。


ぽんと、手渡された。


「これでいいですか?」

「あ、うん…」



あれ、あっさりサインしたぞ?



「じゃ早速シャワー、一緒に浴びます?」




ええぇ?!




「いや、もう浴びたからいい…」

「そうですか、じゃ今日は一人で浴びますね。」

と、スタスタモデル並みに歩いていった。





あああ…

まだまだ花の一人暮らしライフまで遠いようだ…








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永遠のマンネになりました。③

【セフン・シウミン】



《シウミン》


目覚ましが鳴った。


ふぁぁ…

うう…布団の外が寒い。

背中が凄く暖かくて、出ていきたくないよぉ…


ん?

暖かい…??


恐る恐る後ろを見ると…

セフンの背中と俺の背中がぴっとりとくっついている?!


「のわっ」


ビックリして飛び起きた。


「ん…」


すると、セフンは毛布から顔だけ出している。
暖房つけてないから寒いのだろう。


「せ、セフンが何故ここに…」


あ、そうだ…
一緒に住むこと(仮)になったんだった。


「むにゃ…」


いつも俺とは滅多に寝ないから不思議な感覚である。


顔だけ出しているのでまじまじと見つめる。


綺麗な肌だ…
若いからきめ細かい…


っと、観察してる場合ではない!

掃除だっ!


俺はセフンが寝てるので顔を洗い、化粧水で顔を整えてからソファーからコロコロすることにした。

目が覚めてないから掃除しながら目を覚ますのが日課である。



ふぅ…

コロコロして、床をクイック◯ワイパーで掃除して…

と、うんあとは後回しにしたセフンが寝てるベッドだけだ。


「セフン、起きろ。」


すると、うーん…と、いいながら体をくねらせた。


…毛布が動いてるだけなのに体のラインが細いのがわかる。



やっと目をパチリと開けた。


「ひょん、早いですねぇ…」


ほぁぁ…と、あくびをして不機嫌そうな顔で髪をかきあげる。



う、モデルかよ…

しかし、マンネだ負けないぞ!



「掃除だ。」

「ふぁい…」

と、くるまった毛布から起き上がると…


「お、おまっ…は、裸…!」


ビックリして固まった。

そう、セフンは全裸だったのだ。



なんて体…じゃないっ!

お、俺もこのベッドでそんなことしたことないのに…!



「あ、パンツは履いてますよ。」

と、チラッと見せられた。


思わず後退りする。


「そ、そーゆーことじゃないだろ!シャツくらい着るとか…」

「あれ?でも…約束事にはパジャマを着るなんてどこにも…」

と、約束事の紙を寝転びながら見ようとしている。

もちろんそんなことは書いてない。



「い、いいからっ掃除しろよ!

俺は朝食作るから!」



もっと考えてから約束事を書くべきだったと後悔しながら俺は諦めてキッチンに向かった。


バタバタバタ…




ああー…年下なのに、年下なのにぃー

なんであんなに体格もナニも俺より上なんだよぉぉ~!!

と、嘆きながら。





ちょっと劣等感と苛立ちが混ざって軽くストレスになっております。

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永遠のマンネになりました。④

【セフン・シウミン】



《シウミン》


朝、俺は仕事で一番に事務所に来てソファーに座っていた。


「ひょ~ん、おひさぁ」

ベッキョンが後ろから抱きしめる。

「久しぶりじゃないだろ。」

cbxの打ち合わせで毎日顔は合わせている。

「宿舎にいないと変な感じだよね。」

と、チェンも隣に座った。


「そうだよそうだよぉ~」

「で、どうなんですか?セフンとの生活。」



チェンが意味ありげに耳元で囁いてきた。

セフンと過ごして数日が経っている。



「そうですよっ、あいつばっかり狡い!」

「ぐえっ」


後ろからベッキョンが首を絞めてくる。


「俺も行きたい!押し掛けますよ!」

と、本気で来そうだったので言ってやる。


「毎日朝掃除の電気ガス節約生活だぞ?

やらなかったら即退去!」

「え…まじ?」

「マジ。」


それに反応したのはチェンだ。


「それ、セフンが守ってるんですか?」


ビックリした顔でこちらを見ている。


「…おお。」


そうなのだ、だから頭を抱えている。


「へ~、ひょんが甘やかしてるんじゃないですかぁ~?」

「そ、そんなわけないだろ!」


そうなのだ、そんなわけない…!

思ったよりセフンがマメなのである。


俺がなかなか起きないときは起こしてくれるし…


"ひょん、眠いようですね。

朝シャンしましょー…"

と、言ってパジャマを脱がされ…



バンッ



「べっきょなぁぁ~!!」

「うわっ出た。」

チャニョルである。
ベッキョンに覆い被さるように抱きしめる。

「なんで同じ宿舎なのに先にいっちゃうの?

酷くない?」

「お前、寝不足だから昼から行くって言ったじゃん。」

「あ…(察し)俺のこと考えくれt…」


「はいはいはい。」


絶賛仲良しである。


「今日は筋トレ?」

べッキョンに引き剥がされているチャニョルにチェンが言った。

「ダンス練習と筋トレ。」

「ダンス?」

「そそ、午後からセフンも来る…ってミンソギひょん?」


顔を覗き込まれた。

はっ…


「あ、ごめん。」


ぼーっとしてた!


「顔赤いけど大丈夫ですかー?」

「大丈夫大丈夫…!」




俺は顔の火照りを手で扇いだ。

今朝の出来事を思い出しながら…







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永遠のマンネになりました。⑤

【セフン・シウミン】



《シウミン》

セフンの背中の温もりで目覚め、その広すぎる背中を見ながら起きることに慣れてきた頃だった。



最近、目覚めても二度寝をしてしまう。

何故だろう…起きれない。



「ひょん、眠いようですね。

朝シャンしましょー…」


嫌なので無視する。

すると…?


ぷちっ

パジャマのボタンを外されている…?


強引だな…

と、思いながら無視して眠ろうとしていた…が。


すり…


「ん…」


セフンの指が…ある場所に触れた。

パンツだ。



そして、それはもう一度布越しで…

すり…

俺はぴくっと反応してしまう。



思わず身を捩って横になった。

が、セフンの指はソコを狙ってくる。



すりすり…

セフンの指が、俺の先端を撫でるように擦ってきて…ぴたっと止まった。



あ、ダメ…そこはつ



そこだけ指の腹で撫でて、爪で少し押さえつけてきて…


かりっ…

ゾクゾクッ


「ぁぁん…」


うわっ、なんだこの声っ

思わず目を見開いた。


「ひょん、溜まってますねぇ…」

と、遠慮なくパンツを脱がされた。


ちん◯が丸見えだ。

そして透明な先走りが布に張り付いていた。



「え、ぁぁっ…ちょ、何すんだっ」

「ひょん、僕が来てからどこで抜いてます?」


「は?!」

「僕といても自己処理はしてませんよね?」


セフンはやんわりと握り擦り始めた。


「あっ…ぁぁっ、やめっ…」

と、言いながら気持ちよくてやばい。



「あっ…あっ…ぁっ」



何これぇ…

朝するとこんなに気持ちいい…の?!



セフンの手は俺の先走りで濡れてどんどん滑りがよくなっていた。



「んっ…ふぅ…」



俺は口を手で必死に押さえていた。

久々の感覚に足はガクガクとしている。


気持ちよくてやばい…



暫くして…



「せ、セフン…離しっ…あぁっ!」



どどっぴゅ…

自分の出た精液を見て途端に体が怠くなる。




「…はぁ、はぁ」



あぁ、やってしまった。



「ひょん、シャワー行きましょう。」



俺は、頷くことしかできなかった。













そんなことが今朝あった。

改めるとかなり恥ずかしくて顔を覆いたくなる…が、それでも夜は来てしまう。



ガチャ…



「ひょん、お帰りなさい。」


相変わらずセフンは普通である。


「寝てても良かったのに。」

「いつ帰ってくるか連絡なかったので…」

「う、すまん…」



いつも通りに出来なくて連絡してなかった…



「シャワー一緒に浴びますよね?」

と、見られたらドキッとした。




ど、ドドドド…

し、心臓が変だっ…




「せ、セフン!

今日は別々で!!」

と、言って俺はシャワーに駆け込んだ。







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