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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

銀河を駆け抜ける天狼1

日色です。

かな様に捧げます~(*´∀`)
クリ→レイです!


「フラッペ+カプチーノ1」
のパッククリスの続きです。


【クリス・レイ】
中国活動中です。


言葉は無限

銀河のように遠退くほどに…


でも、君に伝えたい言葉が見つからない…


たった一言でも、君への言葉を見つけたい。

笑顔のためなら…何度でも。

_/_/_/クリス_/_/_/



-真っ暗い部屋-


俺は今、自分との戦いでホラー映画を見ている!

こわくない、こわくないぞ!

まだ!!





俺の肩を誰かが叩く。

ん?誰だ?

振り向くと…




タオ
「ギャーー!」


「うわぁああああ!!」





タオは恐ろしい奇声を発した。

そして、恐ろしい速さで部屋を出ていった。




「え?…どうしたんだ??」




…とにかく、よかった。ヘッドフォンしてて…俺の大切な鼓膜が破れてしまうところだった。





「タオー?」

一体どうしたんだ?
  



『キャー!』

「うわっ!」

ホラー映画がつけっぱなしだったので、画面はみてないものの、ヘッドフォンから女性の悲鳴だけ聞こえてきた。

ヘッドフォンを脱ぎ捨てて、自分も部屋から逃げるようにでてきた。




…部屋を暗くなんてしなきゃよかった…。




たまたま、レイとバッタリ会う。

レイ
「あーパックマンだ(笑)」



パックマン?

俺の事か?



レ「しかもぉ~ぺらっと剥がれてゾンビみたい~」

レ【ヴグァアアアァ~!!】




…レイがやたらリアルにゾンビの物真似をする。



「ゾッゾンビ?!」

そんな…!俺の顔どうなってるんだ?!




鏡鏡!

全身が見える鏡に向かう!

「oh…」


パックしてたんだった。←え?


…だからパックマンか…




あー…ホラー映画を見てたらパックが微妙に乾燥していた。




微妙な剥がれ加減…。

ふふ…神が降りてるな。




仕方ないのでもう一枚使う。




レ「あれ~?またつけてるの?」

リビングにいくと、レイがパソコンを開いていた。




今日も作曲か?

当たり前のように隣に座る。




「…今度はビタミンだ。」

さっきのは保湿。


レ「へー」





明日は朝が早いからか、今日は俺とレイしかいない。





「レイは…寝ないのか?明日早いだろ?」

レ「うーん…眠れなくて。クリスは?」

「俺は…パックを今してしまったからな。」

寝たくても寝れないのだよ。




と、言うのは建前で、真っ暗闇に放置したホラー映画が付いたままのDVDをどうしていいかわからない。





それに…。




チラッとレイを見るとバッチリ目があった。


レ「僕と一緒に居たかった?」

レイが魅惑的な視線を俺に向ける。




ドキッ
「?!」


レ「なんてねー。」

ほにゃっと笑った。


な、なんてね。か…。
なんてね。ね。


ドキマギドギマギドギマギ…




ホッとしたような、ガッカリしたような…。




レ「そういえば、休みしうひょんとタオと遊びに行ったんでしょ?」


「ああ、いつのにか奢らされた…」


レ「ぶぶっ…想像できる」



あ、エクボ!

可愛いな…エース(ぬいぐるみ)より…



「…レイはどこに行ったんだ?」

そういえば、朝起きた時には、もういなかったよな?



レ「…おばあちゃんちー」

「grandmotherに会ってたのか…」


レ「うん!おばあちゃんに会うとさ~優しい気持ちになれるんだ。辛いって思うことも嫌な気持ちも…吹っ飛んじゃう!」



レイは幸せそうに笑った。




「そうか…。」



レ「おばあちゃんに会えてすっごくすっごく嬉しかったんだ。でも…」

「でも?」

レ「また、暫く会えないとおもうと…辛くて…」





レイはまた、思い出してしまったみたいで、暫く黙ってしまった。




はぁ…




こんなとき、自分の言葉で、レイが元気になる言葉が見つからない…





ただ、そばにいるくらいしかできない。





俺が、レイにとって大きな存在になれればいいのに…。


そしたら、こんな辛そうな顔をさせない。


俺が、レイを優しく包み込み、嫌なこともを吹き飛ばしてやりたい…





そしたら…




grandmotherを思って向けるその笑顔を俺に向けて欲しい。





ここで、

【俺がいるよ。】

が、正解だったのだろうか?





が、





「俺がgrandmotherだったらよかったな。」

レ「へ?!クリスが僕のおばあちゃん??」

「いや、あ、あれ?なんか変だな??」





あれ?なんかおかしかったか?!

なんかいい雰囲気だったはずだ!





ワタワタしている俺を見て

レ「ふふ、ありがと…(*´∀`)」

レイはニコーッと笑った。




レ「あ、もうそろそろパックいいんじゃない?」

「あ、ああ…。」

なんか…パックなんかどうでもよくなってきた…




何故かレイがぺらっとパックを剥がす。


レ「わー!もちもちビタミンー!」

レイは俺の顔を覆うように両手でベタベタと触ってきた。




「おっおい…。」

ちっ近くないか…?




レ「あ、睫毛ついてるよ~」

「え?」

両親指で瞼を無理やり瞑らされる。





チュッ





へ?

い、今唇に何かあたったような…?

目を開くとレイは、おやすみ~っとパソコンを閉じていた。




ま、まさかな?

まさかまさか…。

まさかまさかまさかまさかなさかな…。



fish?
いやいや、まさかだ。



あの感触は紛れもなく??



kiss!!


だ、だよな?

そうだよな…??



あ、アレ?

自信なくなってきた…






今夜は色んな意味で眠れそうにない!






次回はビシッと決めて欲しいものです…(´・ω・`)
かな様、こんな感じになっちゃいましたが大丈夫でしょうか?


短編にするつもりでしたが…1と書いてある通り、続いてしまいます…
よかったら今後もよろしくです^^

また、違うのでもこんなのみたい~ってのがありましたら是非是非どーぞ!


※イラストも描きますね!
遅くてすみません…

日色


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銀河を駆け抜ける天狼2

【クリス・レイ】

「銀河を駆け抜ける天狼1」の話のレイ視点です。



僕はね…


君が、僕のことを考えている時間が好きだ。


ゆっくりと優雅に流れる時間…


君が…僕のことでもっともっと…


いっぱいになれば…いいな。


_/_/_/レイ_/_/_/


クリス
「うわぁああああ!」



なんか…雄叫びが聞こえる…


パックしたクリスが現れた。


「あーパックマンだ(笑)」



ぱっと見、どこかの王子様みたいなのに…


フフフ…


「しかもぉ~ぺらっと剥がれてゾンビみたい~」



【ヴグァアアアァ~!!】



かわいい

かわいい~(*´∀`)

かわいい感じのゾンビの表現をしたら、クリスは何故か凶変した。



ク「ゾッゾンビ?!」




え?なんか変なこと言ったかな?



クリスは鏡にへばりついたまま、いつのまにかポーズをとっていた…。






****************


部屋や、リビング、たまに外…


パソコンを開いて好きな時に作曲する…


まだまだ…「これだ!」ってのがないんだよね…。






休みの日はおばあちゃんに会って


大好きだ~って気持ちに溢れたのに…


いざ、パソコンに向かうと…


今の寂しさが際立ってしまう…






はぁ…


いざ、考えるときに幸せじゃないと

幸せいっぱいな作詞とか作曲って浮かばないのかなぁ?




辛いときに悲しい曲を聞くと、心に直に伝わるように…





えーっと…

幸せいっぱいのカップルの気持ちって…

まさか、付き合わないとわからない??




ど、どうしよ…





そしたらまたパックしたクリスが現れた。





僕の隣に座った。






よかった…


今、ちょっと寂しかったから…

隣に人がいると…

こんなにも安心するんだな…

いつも、なんだかんだ仲間がいるから

一人になりたくなるときもあるけど…

やっぱり隣に人がいるのは…






心地いい。






クリスが隣にいる理由を必死に探してくれている。




「僕と居たかったの?」


なんて、言ってみる。


「なんてねー。」






一緒に居たかったのは…僕なんだけどね。

クリスも、そうだったらいいな~なんて、思ったんだ。





他愛ない話をしたあと、

休日の話になった。

おばあちゃんに会って

スッゴく楽しかった話をしたかったのに…





あれれ?なんでまた悲しくなっちゃったんだろ…??




だめだめ!

楽しいことを思い出さないと…



と、思っていたら…




ク「俺がgrandmotherだったらよかったな。」




「へ?!クリスが僕のおばあちゃん??」



頭の中で、クリスがおばあちゃんの格好をした姿が勝手に出てきた。



「いや、あ、あれ?なんか変だな??」



へ、変じゃないよ?!

…変だけど!(想像上!)





あ、なんか寂しい気持ちが吹っ飛んじゃったよ!!





「ふふ、ありがと…(*´∀`)」



いつも、悲しい気持ちになると…

上手くコントロール出来なくなっちゃうみたい…。




クリスが隣に入れば安心だね♪




クリスの表情がわからなくて、

勝手にパックを剥がしてみる。

クリスは嫌がらずされるがまま…




おお!

モチモチビタミンではないか~♪

もちもち~

もちもち~(*´∀`)

やっぱり、お肌には潤いだね!




「あ、睫毛付いてるよ~」


ぬ、取れない…


「え?」




さらにちょっと近づいてみる…


クリスの端整な顔をみて


ちょっとドキッとした。


…気がする。





クリスにみつめられていた瞳が今さら気になってしまい、つい瞼を一気に親指で閉ざした。




わー本当綺麗。



スタイリストさんとか、こんな気分なのかな~?


閉じているのをいいことにめちゃくちゃ近づいてみる。



何かの作品をみる気分。


唇もぷるんぷるんだ…


自然に紅いその唇は…まるで果物のようで…




チュッ…




と、キスしていた。











はっ!!(゜ロ゜)






今!いい感じの曲が思い浮かんだ気がする!!



「おやすみ~」



部屋でもうちょっと考えよう!!



結局、寝不足になった…



ってことで、天然…レイ様でした(´・ω・`)

チューしてましたね!

勘違いじゃなくてよかった!

けど…

まだまだみたいです…

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銀河を駆け抜ける天狼3

【クリス・レイ】

引き続き、中国活動中です。


_/_/_/クリス_/_/_/

―翌日―


今日は、朝早くに車に乗って現地に車で移動中…


「…」

昨日は…ほとんど眠れなかった…。

いろんなことが多すぎて…



はぁ…



シウミン
「昨日、早く寝なかったろ?」


タオと前に座っているミンソクから声をかけられた。

よくわからんが、タオはビクビクしてミンソクから放れない。

タオが朝から「悪霊退散!」とかわけわからないこと言ってたな…



「…すまん。」



タオ
「クリス!やっぱりお化けがいたでしょ?!」



え?
それは…俺の寝不足リストには入ってないぞ…?



タ「だって!クリスの部屋でみたもん!」


タオや…もう少し小さい声で…


レイ
「あ~パックマンのこと?」




いつもは、音楽を聞いてるレイが話に加わる。

タ「パックマン?!」

レ「お風呂上がりに時々現れるゾンビだよ」


レ【ヴァアアアア!!】


また、レイがゾンビ(俺?)の真似をする。


タ「ひぃ!」



タオはミンソクに抱きつく。

…見た目的には逆の方が、しっくりくるのにな…。




レ「ね?クリス~?」

ニコニコなレイ…



「…」



シ「…まさか、お前が、お化け兼ゾンビか…(笑)」

「…」



ああ、失態だ…

ミンソクに「へぇ…」っと、鼻で笑われた…。



レ「タオや~クリスがお化けだから大丈夫だぞ~?^^」


ミンソクに抱きついたままのタオの頭を撫でて、


レ「ちゆちゆ~」




って…

…俺が治癒して欲しい。




あ、いや、俺のスタイルが。

でも…いいな、へへ…




_/_/_/レイ_/_/_/


今日はちょっと寝不足…

なんかいい感じのフレーズが浮かんだんだけど…



結局、うつらうつらしてしまった…

微妙に寝不足…。(2回目)





タオが、クリスのことをお化け扱いしてたので、そこだけは訂正…!

クリスは、お肌のプルプルのためにゾンビになったんだから!





あ、あれ?

クリスがだまってしまった。



変なこといったかな??




あータオいーなーしうひょんに抱きついて~…ぼくも抱きつきたい…

で、今日はむにゃむにゃねたいよ…




丁度クリス…空いてるし。

あ、でも…

なんか…

あれ?

無理…かも。

なんで…?



結局、しうひょんに抱きついている、タオに抱き付いて、団○三兄弟みたいになった。





_/_/_/クリス__/_/_/


今日は、野外でダンスと歌を披露する。

立ち位置を確認している最中だか、立っているだけでなかなか暑い…

実際、動いたら汗で服が台無しだな…俺は汗かかないけど。




ふと、前をみると、レイが目に入った。

一番目につくのはやはり白い肌…

そして、後ろだからこそわかる、背骨のライン・・・




本当に綺麗だな…

まるで、彫刻のような身体…




レ「クリス?」

「え?」

レ「ほら、次の位置!」

「あ、すまん」



…忘れてたけど…、昨日キスされたよな?!

でも、レイは至って普通だ。



…あ、あれ?

このまま流れる感じか?

ま、まさか…な?



よかった・・・11時アップできました。
足を運んでくれる方が一人でもいらっしゃるなら頑張ろうと思います!(単純過ぎる…)
よかったらファンタジー小説、また読みに来てくださいね^^

日色

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銀河を駆け抜ける天狼4

_/_/_/レイ_/_/_/


「「「ありがとうございました!」」」





「ふぅ…」


本番終了

ダンスを、踊り切って・・・




意識が戻った。





シウミン
「レイはダンスの時、本当に集中してるよな?」




「そうかなぁ…?」




よくわかんないけど…

ダンスに集中してると、記憶はあるんだけど

どんな自分かはわからないんだよね・・・




「そんなことより~しうひょ~ん、お腹すいたねぇ」




意識が戻ったら途端に甘えたいモードになった。



しうひょんをバックハグする。

シ「うわっ!汗かいてるから駄目だって!」

「じゃあふきふきしますね。」

シ「…あ、ああ…」




しうひょんの抱き心地…

最高なんだよねぇ…



ルゥハン
「レイ~しうちゃんから離れてぇ!」


ぺいっ!っと剥がされる。


あ…


ルゥハンがしうひょんに、抱きつく。

ル「うわっ!べとべとじゃん!」


自分から抱き付いておきながら、飛び退くルゥハン…

シ「もー!…うるさい!!」




ああ。しうひょんに逃げられてしまった…




んじゃ、ルゥハンで。

「ルゥハン~」

ルゥハンの肩を抱く。




ル「しうちゃんに逃げられちゃったよぉ、レイ~」



よしよし…

でも、ルゥハンのせいだよ。



ルゥハンも、僕の腰に手を回す。


ふぅ…


とりあえず人肌があれば満足満足。




_/_/_/クリス_/_/_/

な、なんなんだアレは…

ミンソクに、甘えたと思ったら…

ルゥハンって!!




俺とキスしたのは…

一体何だったんだ?!!

どれだけ俺を振り回す気なんだ?!




伝説のユニコーン!!




…言ってみたかっただけだ。







改めて考えると…

レイは誰とでもくっつくし…

まさか…

やっぱり、まさかなのか…?!




いや、も…もう少し様子を見ようかな?



―車移動中―

レイの隣に座る。





喋るタイミングを探す…

「レイ…あのさ」

レ「…」

…音楽を聞いていて気付かれない。




目が合うのを待つ…




待つ…




ま…









ガンッ


痛っ!!

窓に頭をぶつけた。





はっ!





寝てた!


****************

宿舎に戻り、食事をとる。


タオ「ジャジャメンだ~!!」

余程お腹が空いたのか、タオが、作りおきされた夕食に飛び付く。





チェン「タオついでに運んで~」

チェンがタオにも皿を運ばせてテーブルにジャージャー麺が並ぶ。



「「「いただきます~」」」

レイの隣をゲットしたものの…

みんな黙々と食べている。

話し辛い・・・




チェン
「レイひょ~ん、口についてますよ!」

向かいに座っているチェンがレイの口元をティッシュで拭う。

レイも普通にそれに従う。



レ「ほんと?ありがとう~」

ふきふき…




…向かいに座ればよかった…!




_/_/_/レイ_/_/_/


―車移動中―

隣にクリスが座った…



視線を感じる…!

ど、どうしよう…



話かけた方がいいのかな…?

視線を感じると逆に向けない…





ふと、盗み見ると。

うつらうつらしているクリスがいた。

目を綴じてると…見れるんだけどなぁ…

じーっと…クリスの顔を見つめる。

車がカーブして、クリスの体がこっちに傾いた…






ズシッ…




クリスの頭が僕の肩に収まる…

へ?!

重い…けど




どっ?どどど??


ドキドキする!!




重いけど…(2回目)


クリスの髪や、体温が直に伝わってきて…


わー!!




思わず、押し返してしまう。。




ガンッ



あ…

ぶつけちゃった…。

寝たフリで誤魔化しちゃった。


**************


夕食も、なるべく気にしないよう気にしないように…

チェン「レイひょ~ん、口についてますよ!」」




クリスに意識を向けてたら、

食事に意識がむいてなかったらしい。

「ほんと?ありがとう~」




チェンは本当に気が利くなぁ・・・





_/_/_/_クリス_/_/_/

―食事後―


風呂から上がったら、リビングにレイがいた!


いつもの席にいる!

パソコンを開いて…作曲中かな?

チャンスだ!!



「あn・・・」
レ「チェン~」




チェン「なんですか?」

「この感じって歌いやすいかなぁ?」

二人でパソコンを見ながら、ヘッドホンで曲を聴いている・・・






…今、避けられたわけじゃないよな?!


違うよな?!




天然過ぎてすみません・・・

多分次回は天然度数アップします。
いらいらされないか心配だぽよ(;´д`)

でも、出すね!
近日続きアップします!

よかったらまた見てくだされ~


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銀河を駆け抜ける天狼5

【クリス・レイ】


_/_/_/クリス_/_/_/


最近…


レイに避けられている気がする!



タオ
「クリス~」

「タオ…どうした?」

タ「もう、パックはしないの??」





よくわからないが、タオがもじもじしながら聞いてきた。

「しない」

お前の前でしたら、俺はゾンビ扱いだからな。




はっ…そういえば、あの日からレイは様子が変だ!!





…レイの前でパックしたら…何か変わるだろうか?

「タオ、俺のパック姿…みたいのか?」



タ「え?!…あ、ぅ…みたいような…突然ビックリさせてくれれば!!」

「わかった!!そんなに言うならみせてやろう!!」




「へ?!ほんと?!」

そんなに、気に入ったのか?

嬉しそうにして…



今日は堂々とパックしてみせる!!



_/_/_/レイ_/_/_/



クリスは…でかい。



いや、変な意味じゃなく身長が!!

だから、近寄られると見なくても視界に入る。




最近は、オーラを感じてその場から逃げてしまう。

何で逃げちゃうかわからないんだけど…

目を直視出来ない…



クリスが、パックした日から…

あの時何したっけ…?




~回想~(レイ的)


パックしたクリスのほっぺをぺたぺた・・・


…さくらんぼみたいな綺麗な色の唇があったのは覚えてる。


果実みたいだな~…と、思って。


パクッと…いや、食べてないよ。


ちゆ~って…




チュー?!




まさか、これは…


キスの呪い?!

クリスに許可なしにキスしちゃったから…




そうだ!
きっとそうにちがいない!!!


この呪いは…
どうすれば解けるんだろう…?




_/_/_/クリス_/_/_/



シャワーを浴びたあと

鏡をみながら、パックを付ける…



あ、曲がってる…

よし!かんぺ…

お、ちょっとシワがよってる…




レイがみるからな…

出来るだけ美しくないと…


こんなに、パックを丁寧につけたのは、初めてだ…



ル「あ、空いた?」

バスルームにルゥハンが来た。



「ああ、今終わったとこだ。」

ル「ラッキー!次、俺シャワーあびるね♪」

「レイは部屋か?」

ル「うん、いたよ。」

「・・・そうか。」




ルゥハンが部屋に戻る前に

話しができたらいいんだが・・・。




リビングに行くと、タオがミンソクとTVを見ていた。

「タオ~付けたぞ」

タオにパックを見せつける。

タ「え・・・?あ!・・・ギャッ!し、しう!こわい!!お化けでた!!」



タオが、ぎこちなく驚き、ミンソクに抱きつく。




シ「・・・クリス~タオが怖がるからタオの前でパックしないで」

タオに抱きつかれたままのミンソクが言う。

「は?ミンソク、タオは俺のパッ…ふがっ」



「わー!!」




タオに口を塞がれる。

「な、なんでもないよ!しう!こ、怖いから今日も一緒に寝よ~!!」





シ「はぁ…とにかく、よろしくな。」





ミンソクが俺の耳元で小声ではなす。

「タオと寝るとさ・・・ベッドが狭いんだよ。」






え…一緒に寝てるのか?

二人は、まさか…






って、あーーー!

口を塞がれたせいでパックがぐちゃぐちゃに!!






タ「あ~レイ!」

直す暇もなく…レイがきた。




「…レイ」

久しぶりに目があった気がする。



_/_/_/レイ_/_/_/

お風呂空いてるかな~?って様子を見に来たら、

タオに声をかけられて、振り向いたらクリスもいた。



直視できない!



と、思ったんだけどパックのお陰で、端整な顔がカバーされて緊張は解れた。


「…クリス、ちょっと話があるんだけど…部屋で話さない?」





ク「え…?!」

ビックリした様子のクリス…




クリスにキスしたこと・・・懺悔しなければならない・・・





なぜかわからないけど、パック姿のクリスでも・・・

ドキドキしてきたかも。



これも、キスの呪いのせい?


今更ですが、中国活動中はルゥハンとレイが同じ部屋設定です。


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