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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

『please eat ……me!!』66

【カイ・シウミン】

『please eat……me??』続編

インキュバス(シウミン)と人間(カイ)のお話です。





無事にジョンインの部屋の中に辿り着くことが出来た。


「ジョンイン!着いたぞ!」


俺、完全復活である。


「ありがとう。」

そう言って俺の背中から降りた。

「シウミン、今日は早く寝て?
疲れてるだろ?」

ジョンインは俺をベッドへ促す。

「え、あの、ジョ…」

「ゆっくり寝て、おやすみ。」

強引にベッドに寝かされて電気を消された。

「俺は認めてないぞ!」

「え?」

「ギョンスと勝手に話を進めて!
俺は魔物なんてなってほしくない!」

「…聞いてたんだね。」


う、バレた…が、開き直る。


「たまたま聞こえちゃったんだ、悪いかっ!」

「悪くないけど…」


何となく気まずい雰囲気になる。
だから、思わずジョンインの服を握った。


「俺が人間になれるなんて信憑性のない噂を信じたからこんなことになった。

お礼を言うのは俺の方だ。」


手探りでジョンインの背中を抱き締めた。

ぎゅっ


「セフンから俺を助けてくれてありがとう。」

「僕は何も出来なかったよ。」

ジョンインは、振り向きも抱き締める手を握ってもくれない。

「そんなことない!
あんな姿を見たのに、俺を…信じてくれた。」


思い出したくもないけど…
快楽に溺れている自分なんて


「そんなの、当たり前だろ!」


どんっ

振り向いてベッドにそのまま押し倒された。


「でも、無能すぎて嫌だった…悔しくて悔しくて…
おかしくなりそうだった。」

「ジョンイン…」


ジョンインは、怒ってるというよりは悲しそうに見えた。


「逃げろって言われて…一瞬でも考えた自分がいた。」


俺は、ジョンインの髪を手探りで撫で…
頬まで撫でると唇端にキスを落とした。


「俺はセフンに食べられたらって気が気じゃなかった。」

「僕は気が狂いそうだった。」

「ジョンイン…んっ…」


ジョンインから奪うようにキスをされた。


「んっ…んんっ」


久々のキスは何倍も気持ちよくて…
体が火照ってくる。


「ん…」


すると、キスしているうちに前に前にぐいぐい体を押してしまう。


「ジョンイン…!」


どさっ


そして、いつの間にかジョンインを押し倒していた。

月の光に照らされる。
びっくりしてるジョンインの顔。

ああ、がっつき過ぎた…
理性を失ったらジョンインに嫌われてしまうのに!


でも…止まらない。


「好き…」

「え?」




「ジョンインが好きで好きで堪らない。」







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※久しぶりにキリ番でお話書きます。
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