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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風と太陽と俺no.114

【カイ・シウミン・セフン】


##カイ##


ミンソギを見届けると、テミンがドアの前で待っていた。
  

「ミンソクさんがここにいるってわかってて来たでしょ?」
 
「うん。」


テミンの家にいれば会わないことも出来た。
でも、やはり会いたくなってしまった。


「未練たらたらじゃん。」

「そうかな。」


きっぱり振って帰る場所がないようにと自分を追い込んだつもりだったんだけど…


「“もう好きじゃない、テミナが好きなんだ!”
くらい言えばよかったのにっ!」

「…そんなのすぐにばれるよ。」

「悪い男になって、振り切るべきだった!」

「確かに…優しいだけじゃつまらないよね。」


酷い別れ方をして、ミンソギの心に刻まれたい…
と、思う気持ちもあったけど…

やっぱり中途半端なのは良くないと思ったのだ。


「おい、本気で凹むなよ。」 

「…」


もう少し僕が自信に満ち溢れていれば…
セフンのことなんて気にしてなかったかもしれない。


でも…



「ありがとうテミナ。」

「はぁ?」


「もう一度夢のチャンスをくれて。」  


あの時、多分何も言ってくれなかったら…
独占欲の塊と嫉妬が膨らんで
俺はメンバーから外されていただろう。

彼が居たから、夢に向き合えた。
そして、自信を得る機会をくれた。

ミンソギとの別れを自分で選んだけど
自然と笑顔を作れた…気がする。


「もぅほんとにぃ、バカッ」  


どすっ
肩パンされる。


「何だよバカって…!」

「キラキラしててしんどいっ」

「はぁ?」


テミンの言ってることがいまいちわからなかった。
   

「そーゆーところが好きって言ってんの!」

「えっ…好きって…?あれはその場の勢いのようなものじゃなかったのか?」


視線に熱を感じた…

  
「違うよっ……お前の弱ってるときに誘惑したんだよ。あーもう醜くて嫌だっ」


顔を隠してしまう。


「…」

「何笑ってんの?」

「何でもない。」



不思議とそこまで嫌な気持ちにはならなかった。
この気持ちはまだわからない。



「ああ、もう時間ない。
早くスタジオに行こう。」




リハーサルに向けて、俺はテミンを引っ張った。







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風と太陽と俺no.113

 【カイ・シウミン・セフン】


##シウミン##

  
「っ…どうして?」


何が起きたかわからなかった。
テミンを抱きしめながら、俺と目が合った。


「見てわからないの?
もう帰ってよ。」


それは凄く早口で冷たい言い方だった。
早く俺に立ち去ってほしい。
そんな感じがした。
 

でも、やっぱり信じられなかった。


「…そんなわけない。
ジョンインは、そんな簡単に俺を裏切ったりしない。」


震えそうな声で言い切ると、ジョンインが目を大きく広げ狼狽えたように見えた。

ジョンインには何か他に理由があるはずだ。


「テミンと同じ夢を追いかけたいと思った。
ミンソギとじゃ無理だから。」



俺とじゃ、夢を追えないってこと…?



「…そっか。」

 
そーゆーことか…
無理矢理笑った。
そうすることで保とうとしていた。



「未練がましく、ごめん…」



彼がテミンが抱きしめている姿を見ていることが出来ず、先に階段から降りた。



かつん、かつん…



ああ、もう…

涙が出そうになり上を向くと、ジョンインが上から下を覗いていて目が合った。



「…ミンソギ!」



ジョンインが下まで降りてきて少しだけ期待した。
抱きしめてくれると信じていた。


しかし、1メートルの距離で止まり話し始めた。


「僕、本当はわかってたんだ。」

「え?」

「ミンソギの視線の先はセフンがいること。」
  
「…!」


そうだとも違うとも言えないままジョンインは続ける。


「でも、振り向かせたかった。
そして振り向いてくれて…本当に嬉しかった。」

「それって…」

「でも、嫉妬で自分を見失っちゃったんだ。
だからテミンに温もりを求めた。
僕はミンソギに愛される資格なんてないんだ。」


ジョンインから涙が溢れてた。


「ジョンイン…」

  
それは二人に揺れてしまった
俺の所為だ。



「もう、やり直せないのか…?」



ジョンインはコクリと頷く。 
彼なりのけじめ…なんだろうか、

 


「もっとカッコよくなって戻ってくる。」


  

そう、笑顔で言われて引き止められなかった。


 




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風と太陽と俺no.112

【カイ・シウミン・セフン】


##シウミン##

ジョンインの家に向かう。
チャイムを押しても無反応だ。


思わずドアを叩いた。


「ジョンイナ…いないのか!
ジョンイナ!」

「あの…」


後ろから声がして振り返る。
ジョンインと同じくらいの若い青年が階段から上がってきた。
中性的な顔立ちだ。
部屋番号を間違えたかと戸惑っていると先に声を掛けられた。


「…もしかして、キムミンソクさん?」

「え?」


俺を知ってる…?


「やっぱりそうだ。
可愛らしいからそうだと思った。」

「…君は?」


なんとなく聞いたことがある声だった。


「テミンと言います。
会うのは初めてですよね?」


俺は頷いた。
やはりジョンインの電話に出た人物だ。

色々言いたいことがあり過ぎる。
でも、今は早く彼に会うことが先決だった。


「ジョンインは?」


すると、少し間を置いて言った。


「…ここにはいません。
練習をぶっ続けで行って、今は気絶したように僕の家で寝てます。」


ジョンインは、彼と…?
いや、本人に会って話を聞くべきだ。 


「ジョンイナに会わせてほしい。」

「よくそんなこと言えますね。
二股してるくせに。」

「なっ…そんなことしてないっ」
 

胸ぐらを掴みたい気持ちを抑えながら近づく。
しかし、彼は怯まなかった。


「ホストクラブの前までジョンインはあなたに会いに行ったんですよ?
気付いてましたか?」

「えっ…」

知らなかった…

「気付くわけないですよね。
あなたは他の人しか見てなかった。」

「そんなこと…ないっ」  

「それを見て練習に集中出来なくなって、メンバーから外されそうになったんですよ。」
 
「…ぇ」


「S-MAN氏にSNSを見て声を掛けられるなんて奇跡に近いってこと、わかってますか?!」
 

俺はいつの間にかドアの前に追い詰められていた。


「あなたの存在が、ジョンインの足枷になってるんですっ!」

「!」


 
「テミナッ…!」

 

ジョンインの声がした。 
息切れをしていて、どうやら、階段を走ってきたようだった。


そして…


「ジョンイナ、何で…?」


ジョンインは、テミンを抱きしめていた。




「ごめん、ミンソギ…僕と別れて?」







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風と太陽と俺no.111

 【カイ・シウミン・セフン】


##カイ##


ー数日前ー


「おい、キムジョンイン、集中!」
    
「はいっ…!」



しかし、すぐに曲は消された。

 

「あー全然駄目、5分休憩。」


みんなの視線が一気に僕に向かう。  


「あーあ、お前のせいで同じ場所やり直しばっかりだよ。」

「無理ならやめれば?邪魔だよ。」

「…すみません。」


スタジオから出ていくダンサーメンバーに睨まれる。
集中力が掛けてるのはわかっていた。



はぁ…

駄目だ、ミンソギとセフンのことを見てからそればっかりが頭の中で繰り返される。

僕がいない間に二人は…!



「おーいっ」

「ぎゃっ」


テミンが頬にミネラルウォーターのペットボトルを当ててきた。


「元気だせよ?」


どうやら元気づけてくれてるらしい。


「…迷惑かけてごめん。」

「大丈夫大丈夫、あいつらも誰かに当たらないとやってられないんだよ、ね?」


笑顔で肩を優しく叩かれた。


「…うん。」


…今はその優しさが辛い。
全然集中してないのは事実だから。


「…何か心配事?」
    
「うん、まぁ…」


僕は言葉を濁した。
あまりプライベートのことは離したくない。


「…もしかして恋人のこと?」

「えっ…」


「で、浮気してたの?」


実は僕はテミンと少し距離をとっていた。
あまりプライベートの話をしないように。

セフンとミンソギがいるところを見たあと…
テミンは僕を抱きしめた。

あれから少しなんとなく気まずいのだ。
いつも距離感なんて気にしたことがなかったのに。


“して欲しそうな顔をしてた。“

そう言われて、何だか怖くなったのだ。



「違うよ、僕が気にしてるだけ。
ミンソギはそんなことしないよ。」


うん、わかってるそんなこと。
僕が不安なだけ。


すごくすごくすごく…


「…少し、距離をとったら?」

「え?」

 
「はっきり言うけどさ、この世界そんな甘くない。
このままだと切り捨てられるよ。」

「…そう、だけど…」

「いいの?このままで?
ここは夢の第一歩だよ?」



「それに、それで浮気したら
そこまでってことじゃない?」



テミンがじっと見つめる。

そうだ、このチャンスを逃したらもう次はないかもしれない。



「そう…だよな。」


ミンソギはそんなことしない。
だから大丈夫だ。


「うん、僕が全力でサポートするよ。」

「ありがとう。」


 
手を握られて、僕は握り返していた。

僕は不安から目を背けるように…
ダンスに集中することを選んでいた。

ずっとそれからは時間が許す限り踊り続ける。
集中が途切れた時、毎回ミンソギを思い出してしまうから。




“ジョンイナ…”

 


彼が僕を見つめるその熱い視線が
僕がミンソギを見つめる視線に似ていた。

そして、ミンソギがあいつを見つめる視線にも似ていた。






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風と太陽と俺no.110


【カイ・シウミン・セフン】


##セフン##


メイクしながらベッキョニが話しかけてきた。


「おーいっセフン君。
何で有線のイヤホン使ってるんだ?」

「ワイヤレス忘れたからです。」

「ふーん?」


ベッキョンひょんは感が良いから違和感に気づいたらしい。


「あの後、何かあったん?」

「何もないですよ?」


昨日、僕はミンソギを咄嗟に追いかけていた。


ミンソギは、わかりやすい。
僕に放った言葉を気にしているようだった。
でも、泣くなんて思わなくて抱き締めてしまった。

もうジョンインと付き合ってるのは頭でわかっているのに…やっぱり手放したくないと思ってしまう。

諦めるために距離を置きたかったのに。
自分から縮めてしまった。


「…何か、あったんだな?」

にやにやしてるベッキョニと目があった。

「ないですって!」


…本人目の前で何をいうかわからない。
やっぱりベッキョニをミンソギから離して正解だった。


「そこから動くなよ?
すぐに行くから!」


ミンソギは着替えておらず、慌てているようだった。
ジュンミョンに言ったあと慌てて外に出ていった。
 

「なんだぁ?」  


メイクを終わらせたベッキョニひょんは、早速ジュンミョンに聞いている。


「急ぎの用事があるみたいだ。」

「そうなんすか。」


急ぎの用事…?


「僕も…」

「だぁめにきまってるだろっ」

ベッキョニに捕まった。


「でも…」

あんなに慌てるなんて家族に何かあったとか…
ジョンイナに会いに行ったとか…?


「しつこいと嫌われるぞ。」


ドキッ…


心見透かされてるみたいだ。


「それに、初代カップル賞も逃せんっ
絶対に行かせねー!」

「それが目的ですかっ」


…ああ、やっぱり気になるっ



「二人とももう姫が来るから
早く支度しなさいっ」



僕たちをずっと待ってたらしいジュンミョンに一喝されて
結局僕は、ベッキョニと一緒に急いで更衣室に向かった。







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風と太陽と俺no.109


【カイ・シウミン・セフン】





##シウミン##


「ふー…」


今日は今日で緊張している。
セフンとは普通に話せばいいのだ。
大丈夫。


「おはようござ…」
 

あははっ



ノックをする前に更衣室から笑い声が聞こえた。
多分、この声はジョンウだ。


「セフンさんとベッキョンさん、今月ベストカップルかな~?」

「あー、店長が新しく決めた賞だっけ?」

もう一人は、ユウタのようだ。

「そうそう~!
二人いい雰囲気だよね」

「んー?まぁ、俺はそれより高みを目指すけどね。」

「ゆーたぁっっ!!僕とNo.1目指そっ」

「いやいやいや、ってか俺らカプやないし。
敵やしっ」

「ゆーたぁ、ライオンっ」

「なんでやねん、(仕方なく)ガオッっ」

「えへっ、よくできましたぁ。」


なんかイチャイチャしてる?ような…
待ってたら待ってたで入りづらくなってしまった。


「ミンソギ、何してるの?」

「ぎゃっ」


ビクッ

後ろからセフンの声。
そして、俺を避けてドアを開ける。

ガチャ


ガタッ
バタタッ


明らかに慌てている二人。


「「おはようございます~!」」

「おはようございます?」


から元気なジョンウとユウタがそそくさと出ていくので頭を傾げるセフン。

…に、少し笑ってしまう。


「どうしたんです?」


セフンは有線のイヤホンを外す。
ああ、聞こえてなかったのか。


「…いや、何でもない。」

「え、教えてくださいよ。」

「いや、ほんとになんでもない。」

「何ですかそれ。」


こんな風にセフンと話せるようになってよかったなぁ。


「おい、俺のカプとイチャイチャすな。」

ベッキョン先輩がじーっと見ていた。

「え、すみませんっ」

「イチャイチャなんてしてませんよ。」


セフンが冷静に反論する。


「まぁ、仲直り出来てよかったよかった。
…ん、セフナそれ…」

「あ、ベッキョニメイクしないとっ
メイクアップ!ミンソギ早く着替えてっ」


セフンはベッキョン先輩を引っ張って出ていった。

そして、電話が鳴る。


Turrrrrrr..

ジョンインだっ


「ジョンイナ?」

『…』 


「どうした?
もうすぐコンサートだよな?
チケットってどうやって買えばいいのかな?ん?」


掛けてきたのはジョンインなのに話をしようとしない。


『僕…』 

「ん?」



何だか嫌な予感がした。



「今どこにいるの?
教えて?すぐに行くから!」

『そんな優しくするなっ!』


ビクッ

ジョンインの声にビックリする。



『僕は…した…』

「え?」




『浮気したんだ…』




消え入りそうな声で、彼は言ったのだ。





すみません、視点を間違えてしまい修正しました。

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風と太陽と俺no.108

【カイ・シウミン・セフン】


半年以上も寝かせてしまいました…m(_ _)m
やっと再開です。



##シウミン##



「シウミンちゃん、今日暗い~」



はっ…
仕事中なのに、セフンに言ったことを気にしてしまい上の空だった。


「失礼しましたっ、姫!」

ああ、自分が言ったことなのに何でこんなに気にしてしまうんだっ 

「いいのよ、カイ君がいないから寂しいんだよね?」

「え、えーと…」

「それともセフンの怪我かなぁ?」 


ドッ…


「いやいや、それはないです!」


セフンを見ると、ベッキョンと楽しそう喋っている。


「えーやっぱり怪しいなぁ」

「怪しくないですっ」



 
その日は、姫にやたら突かれた。



はぁぁ、やっと終わった。
今日は一日が凄く長く感じた。


「お疲れ様です。」


更衣室で着替えているとあとから人が入ってきた。
包帯をしたセフンだ。


「お、お疲れ様…」


き、気まずい…


ドクン…
ドクン…


そうだ、謝らないと…
 

「あのっ…」

すると言ったと同時に再びドアが開いた。 

「お疲れー」

「お、お疲れさまです。」


ベッキョン先輩だ。
 

「あ、セフニ着替え?」

「はい。」

「手伝うよ。」


ベッキョンがセフンの上着を脱がしている。


「後ろ向いて」

「はい。」

 
セフンの背中に私服の上着を羽織ろうとするのが鏡越しで見える。
ベッキョン先輩は片方の手を通しもう片方は肩に掛けた。


「セフニ、大丈夫?」

「…」


謝るタイミング失ったかも…
帰る準備をして、ロッカーを閉める。


「お疲れ様でしたっ」

「あ、ミンソギひょん
さっき何か言いかけ…」

「…えっと、何でもないっ」


セフンとベッキョンの視線に耐えられなかった。

俺は逃げるように更衣室を出た。

ああ、なんでこう上手く行かないんだ。
引き止められたのに、謝るなんてすぐに出来るじゃないか…!


エレベーターを待っていると足音が聞こえた。
その時、やっとエレベーターのドアが開いた。

中に入って閉のボタンを押す。


「ミンソギひょん、待って」


何故かセフンが追いかけてきた。


「え…!」


セフンがドアを開け、エレベーターに乗り込む。

そして…


バタン…

そのまま閉まってしまい動き始める。
俺を見つめるセフンを、俺はじっと見つめていた。


「あの、これ…ミンソギのじゃないですか?」

 
渡されたのは、黒いワイヤレスイヤホンだ。


「……いや、俺のじゃない。」

「何だ。走って損しました。」
 

「…」


普通だ。
普通に会話してる。


「ありがと…」


そのワイヤレスイヤホンを落とした人に感謝したい。

「持ち主じゃないのにありがとって変で…えっ?」


俺は、自然と目に涙が浮かんでいた。


「…どうしたんです?」

「酷いこと言ったのに…
普通にセフンが話しかけるから…うっ」


すると、セフンが抱き締める。


「そうですよ、傷つきました。」

「ごめん…っ」

「でも、言った本人が辛そうだったので許してあげようかなって。」


上から目線なのは変わらない。
でも、嫌じゃない。
本当は、会えて嬉しかったのだ。


「そもそもセフンが怪我なんてするからだろっ」


知らぬ間に自分もそんな口を叩いていた。
しかし、すぐに気付いた。

「え、包帯…?」

解けてる…

「あ、バレました?」



包帯の中は大きな絆創膏が腕に張ってあった。

エレベーターを降りたあと少しだけ立ち話をした。


「ど、どーゆーことだ?!」

「実はベッキョニと相談して、暫く犯人の様子を窺う為にこうしてみました。
自首してくれれるといいんですけど…」

セフンは再び包帯を巻き直しながら言った。


「なるほど。」

犯人は若いから、少しだけ情けを掛けているのだそうだ。

「だからこの件は秘密ですよ?
じゃあ、また明日。」

「おお。」


セフンはそのままエレベーターを登っていった。
手を降って見送りながらさっきの出来事を思い出していた。


…普通に自然と抱きしめられてしまった。


いらいらともやもやがあったのにそれだけでもう満たされたような気がした。
…久々にセフンと話せて少しだけ嬉しかっただけだよな?



自問自答しながらそのまま少し軽くなった気持ちで帰路に向かった。






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