『ギョンス・チャニョル』
ギョンスお誕生日企画
お誕生日おめでとうございます。
休暇で日本に来てくれてるのかな?
ミステリアスで魅力的なギョンス!
今年はexoのギョンスも沢山みたい!
##チャニョル##
「『exo’s ラーメンジャン拳★散歩!』はじまるよー!」
「イエーイ、ジャンケンに勝ったらラーメンが食べられるってわけだねっ」
「そうなんだよ、勝たないと食べられないっ
過酷過ぎるぅ」
俺とベッキョンで進行を務めることになった新バラエティ。
その日のバラエティ番組、ギョンスは端の席に座り皆がわちゃわちゃしてるのを見て笑っている。
「で、ぎょんす、愛嬌やってよ。」
黙って食べていたらやっぱり、ベッキョンにいじられるギョンス。
これはバラエティでも定番化している。
「いやだ。」
「お願い一回だけぇ~」
俺も懇願する。
「嫌だったらいやだ。」
「でもぉ…」
バンッ…!
ギョンスが、テーブルに手を叩きつけた。
(((ビクッ)))
皆を黙らせ頑なにやらないギョンス…!
「じゃあ、代わりに俺がやろっかな!」
何故かリーダーが愛嬌をやって、面白くないっ
みたいな雰囲気で次の進行に向かった。
ああっ…もったいない…もったいなさ過ぎるよギョンス!
俺が同じ顔だったら、あんなことやこんなことするのにっ
見た目が可愛いのに損してるっ!!!
ピーンッ
俺は、良からぬことを考えた…!
ふ、ふ~ん♫
ロケの帰り道、露店ででハンギ○ドンのカチューシャを買った。
名前がちょっとギョンスに似てるから。
猫とかうさぎのモチーフじゃないから付けてくれるかもと思ったのだ。
一応サ○リオモチーフの全部買ったけどねっ
僕は、意を決した。
今は部屋に誰もいない。
俺とギョンスだけだ…!
「ギョンス、あのさ…これ付けて…!」
無言なのに拒絶な顔で圧凄い。
「仕事でもしないのにプライベートなら絶対にするわけ無いだろ。」
「そう言わずにぃ~」
「やだって言ってるだろっ」
無理矢理つけ…ようとしたがギョンスにひゅるりと交わされ後ろから回り込まて俺に装着されられた。
バチッ
静電気のように頭が痺れた。
「ん?」
「んん?」
目の前に俺がいる?????
「…何してるんだ、バカチャニョラッ」
と、自分自身に言われてる自分。
「え、何がどうなってんの?!」
目の前の俺が、カチューシャを外す。
「ちょっと来いっ」
「いててっ」
俺(中身ギョンス)に耳を引張られ鏡の前に立たされた。
「これを見ろっ」
「えぇ?!」
え、よくわかんない。
「動いてみろっ」
仕方なく手を振ったら振るのはギョンスだ。
ニコニコしても、口を開けても…ギョンス?
「おい、俺の顔で変なことするなっ」
「えぇーーーーー?!
入れ替わっちゃったの?!」
「うっるさい。とにかく落ち着け。
どこで買った?このブサイクなカチューシャは?」
「ブサイクとか言わないでよ、これはロケの近くの露店で買ったんだよ。」
「露店?!」
「ああ、どうしよ…車で行ってみる?」
「…いや、もう深夜だ、流石にやってない。」
「確かに…」
「時間を作って今日買った時間と同じ時間に行こう。」
「そうだね。」
…と、言うことで今日はお開きになった。
「おい、部屋が逆だ。」
本来の自分の部屋に戻ろうとすると、俺(中身ギョンス)からストップがかかる。
「あ、でも…中身は同じだからいいんじゃない?」
いくら外見がギョンスでも、いつもと同じ部屋で過ごしたほうがいいと思ってしまった、
「…僕のベッドでいいのか?」
ドキッ
「えっ…」
何、どーゆーこと?!
なんかドキドキしちゃうっ!
「脚、伸ばせなくないか?」
あ、そーゆーことかっ
「確かにギョンスベッド小さいもんね。」
「おいっチャニョ…」
「おやすみぃ~!」
ばふっ
俺はギョンスベッドにダイブした。
「はぁ…」
自分の所為とはいえなんかやばいことになっちゃったなぁ…
スマホのカメラ機能で顔を見る。
俺、今…ギョンスなんだっ
パァァァァッ!!
この顔で愛嬌をやってみたかったんだっ
きゃるんっと、笑顔に。
オメメぱちぱちっ
ほっぺむにっ
ほっぺハート
最近は、手で耳を作ったりするんだっけ?
にょきっ
うわぁぁ、ギョンス(中身自分)の愛嬌可愛い~
たんのしぃ~!!
もっと研究したいっ
その日は、ちょっと夜更かしした。
ー翌日ー
まだ戻ってない…
俺は…不安よりも好奇心が勝っていた!
よーし、ギョンスになりきりツアー
はっじまっるよぉぁっ
「ベッキョニ、おはよん♥」
「え、おはよ…?」
「今日はいい天気だね。」
「ギョンス、どうした?
頭でも打ったか?」
察しが良いベッキョン。
「そんなことないよ。てへっ」
…マジで嫌な顔してる。
「…ミンソギひょん、なんかギョンスが変だよっ」
ベッキョンの察しが良すぎてミンソギひょんに報告される。
「え?」
「ミンソギひょん、おはようございます!」
「おはよ…いつも通りかわいいぞ?」
「えへっ」
ミンソギひょん、全然気づかない~!
きゃははっ
楽しい楽しい!
「おはよございます。」
「おい、チャニョラッ、ギョンスが変だからどうにかしろ。」
「は…?」
その瞬間部屋が凍りついたような感覚に襲われた。
殺すような目つきでチャニョル(中身ギョンス)はギョンス(中身俺)を睨みつける。
ゾゾッ…!
「な、なんでもないっ
少し寝不足だったみたいだ。」
慌ててギョンスを装った。
*******************
今日は、シーグリの撮影だ。
来年の干支のウサギのぬいぐるみを持ったり、カチューシャを付けて自由に撮影する。
ギョンスは愛嬌を頑なにやらない。
特にこの被り物は嫌いだ。
しかし…!
ギョンスの中身は俺だっ
ああ、被りたくてうずうずする!
…でも、ギョンスが怖いっ
「これ被れ。」
ベッキョンが渡してきた干支のたれ耳うさぎのカチューシャ…
よ、よしっ…
やってやる!!
「「?!」」
休憩中メンバーが立ち上がった。
「か、かわいいっ
じゃあ、このク○ミのカチューシャも」
ジョンインがクロ○のカチューシャを持ってくる。
確かにあれもウサギだった。
それも無言で掛けて…
カメラ目線、どやっ
撮影が終わるとカチューシャを当たり前のように付けているミンソギひょんとバトンタッチする。
「あのさ…!」
ミンソギひょんがキラキラした目でこちらを見ている。
「チャニョルってあんなカッコよかった?」
「…え?」
俺は自分(中身ギョンス)を見た。
カチューシャはせず、手のひらサイズのウサギのぬいぐるみを顔に寄せてフフッと微笑む様…
「あんなチャニョルなら抱かれてもいいよ~」
「えぇ?!」
どきゃぁっ
「あははっ今日のギョンスリアクション良すぎ~」
なんだ、冗談かっ
心臓が変な方向に飛び出しちゃった気がしたよっ
「おい、チャニョラぁカチューシャつけろや」
「やだ。」
ああ、俺(中身ギョンス)ベッキョンに言われても頑なに拒んでるぅ~
「何だよ~今日はノリわりぃなぁ~」
「そうかな?」
「そだよっかっこいいオーラ出すなっ」
「出してませんけど?」
……出てるよっ
なんか俺なのに俺じゃないしっ!!
うわぁぁぁっ
何か、中身がギョンスなだけでこんな俺のオーラ変わるのか?!
か、かっこいい…!←自分です。
「…はぁ」
俺(中身ギョンス)はため息を吐いた。
「チャニョラ、皆には言っとこうか?」
「…え」
中身が入れ替わってること…
言うつもり…?
このままじゃ皆に迷惑かけるもんね…
二人の秘密みたいで楽しかったのに…
「…そうだね。」
「何々、何の話ー?」
ベッキョンが俺らの話を聞いていたようで突いてくる。
「ま、まさかっ」
「え、まさかの?」
ジョンインとセフンもやってくる。
「…やっぱり変だと思ってたんだよなぁ。」
鈍いと思ってたミンソギひょんまで?
「やっぱりバレてました?」
「バレるよそりゃ、こんなコソコソ二人でしやがってぇ」
「そうだぞ、ちゃんというべきだ。」
「そうですよね。」
なんだ、もうバレてるなら隠す必要ないや。
「つき合ってるんでしょ?」
ずっと話してなかったレイひょんが言った。
「…え?」
「二人、何となく似てきたもんね。
チャニョルにギョンスのアンニュイさが追加されたら最高だよ~」
と、ジョンデひょんが言う。
「ギョンスもやっと、バラエティ慣れしてきたもんね。」
「え、だからちがっ…ぃだっ!」
ガンッ
俺(中身ギョンス)に足を思い切り踏まれた。
「…!」
無言で俺(中身ギョンス)に睨まれてる気がする!!
なんでーーーー!?結局その日は、カップル宣言みたいな日になってしまった。
凄い考えたけど、結局何もひねりのないタイトルになってしまった。
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