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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風と太陽と俺no.129

【カイ・シウミン・セフン】



##シウミン##


目を覚ますとセフンが隣に眠っていた。
体がベトベト…じゃない。
もしかして寝ている間に体を拭いてくれた?

嬉しいけど恥ずかしい。 

俺は、ジョンインの荷物に目を向けた。
やはり、セフンが起きる前に見えないところに置くのがいいだろう。
しかし、体が動かない。


ぎしっ…

転がるように移動すると、セフンの長い腕が伸びベッドに引き戻された。


「もしかして起きてた?」


ゆっくり目を開けるセフン。


「…ミンソギがいないと寒いから出て行かないで。」


…う、かわいい。


「うん、わかった。」


今日は仕事だけど、夜からだからまだ時間はたっぷりとあった。


セフンは眠そうで、気だるそうな顔だ。
頭をぽんぽんする。


「?…なんですか?」

「何となくしたくなった。」



黙ったまま、何も言わない。





首を傾げる。



すると抱きしめられた。
すっぽりとセフンの中だ。



「はぁ…僕の完敗ですね。」

「え?」

「先に好きになったら負けってやつ。」

「…ああ、あれか。」



忘れてた…
みんな惚れさせようと必死だったっけ?


ぶくく…
セフンが笑い出した。


「…僕とジョンインが話してたら、ミンソギが“俺も二人をメロメロにさせる”とか言って…」    

「そんなこと、いっ…たな。」


今思えば、判定が難しい。
何であんなこと言ったんだろ…
腹が立って勢いで言ったのかもしれない。


「あの時から多分もうメロメロでした。」
  
「!」



メロメロって…もう、何でこんなかわいいんだ。
食べちゃいたいっ

食べられてるのは俺だけどっ

ぐぅ

今更だけど、食欲をお腹が思い出したらしい。
そうだ、昨日は何も食べてない!


「何食べたいですか?」

「なんだろ」


今なら何でも食べられる気がする。
 

「ピザ、チキン…」


セフンが携帯で色々調べてくれてる。

うーん…


「そうだ、セフン!
タピオカを完成させようよ。
材料は家にある?」


あの後、結局進展せず終わってしまったから
今度こそ完成させたい。


「あ、はい…実家に。」

「実家か。」


セフンの母、オ・ミリ氏を思い出した。


「一緒に行ってもらえませんか?」

「え…?」




「母に、紹介したいので。」




ええぇ…

緊張が走った。






べくちゃん除隊まであと一日?!
楽しみすぎます!
世界が明るくなりますね!

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