
【カイ・シウミン・セフン】
※すみません。
セフン視点なのに途中でシウミン視点になったりゴチャついたのを修正しました。m(_ _)m
##セフン##
「セフン、冷凍庫は…」
マンションに着くと冷凍タピオカをしまうより先に僕はミンソギを抱きしめた。
「ん…セフニ」
離れるのが一秒でも惜しくて啄むようなキスを繰り返し、ミンソギを壁に追い込む。
「はぁ…」
唇を離すと…
艶めいた唇から軽くキスをされる。
「セフニ、リビング行こうか?」
僕は名残惜しいがコクリと頷いた。
冷凍タピオカ粉を冷凍庫にしまったあと、ミンソギを僕の膝に乗せて抱きしめた。
多分僕は、欲しい物は何でも手に入っていた。
「僕は、4人兄弟の末っ子で甘やかされて育ちました。」
「うん。」
「欲しい物は何でも譲ってもらったし…
だからこそ、執着もなかった。」
「うん。」
「この冷凍タピオカも何時でも飲めるって思ったらそのままでした。」
「そっか…」
ミンソギは暫く黙ったままだった。
やっぱり引かれただろうか?
僕を軽蔑した?
「それってさ、近くにあるから安心してるんじゃない?」
「え?」
「タピオカは好きなままだよな?
飽きて捨てたわけじゃない。」
「そうですけど作るより、買うほうが楽だって気付いて…」
なんかタピオカの話になっちゃってる。
話の軌道を修正しないと…
「セフンはそのままでいいんだよ?」
「え?」
ミンソギはこちらを振り返り、僕の頬に手を添えた。
「ミンソ…」
抱きしめようとしたが突然ソファから立ち上がった。
「よーし、早速タピオカ作ろうか?」
「え」
今から?!
少しガックリとしたが、使ったことのないかけたままのエプロンを身に着けたミンソギが可愛くて何も言うことは出来なかった。
「よし、あとは25分待つ…と。
大粒のタピオカの解凍は根気だな。」
「ミンソギひょん、すみません後は僕がやっておくので…」
「何言ってる?
二人で作りたいんだよ。」
「!」
そう言われると少し嬉しくなってしまう。
「飲み物は3種類くらいがいいかな?
王道のミルクティーと、セフンが好きなチョコ味、あとは…うーん。」
出来れば売上が同じくらいにしたい。
人気の味を調べるか?
などと考えていると…
「3つ目は毎月変えるのもいいですよね?
秋はさつまいも味とか冬は…」
「あ、それいい!
じゃあ、今から12ヶ月分考えよっか?!」
「え。」
腕を捲くるミンソギ。
「よーっし!今日は徹夜だなっ」
余計なことを言ってしまったと思った。
ー翌日ー
僕とミンソギは店長に来てもらうように連絡していた。
「シウミンとセフニ?
どうしたこんな早く。」
早くと言っても、お昼過ぎである。
正直タピオカを死ぬほど見てもう見たくないレベルに達していた。
「店長、セフンのタピオカの件ですけど…」
「おお…大粒のタピオカ22番?を選んでから随分経ってたな。」
ミンソギは店長に原価や、ミルクティーとチョコ味は固定で、季節に合わせた味を提供するなどの簡単な資料を渡す。
「俺とセフンで共同で作りました。
ぜひ飲んでください。」
予め茹でておいたタピオカを透明なカップに入れ、その後にサンプルの飲み物を入れた。
「ああ、ありがとう。」
そして、タピオカを食し、暫く難しそうな顔をしながら言った。
「うん、美味しい…これなら提供出来そうだ。」
「やったぁっ」
ミンソギと僕は手を合わせる。
「でも…」
店長は顔を曇らせた。
「セフナはベッキョンとペアだからどうしたらいいものか…」
「…!」
確かにそうだ。
ミンソギは今僕とペアじゃない。
特にペアが決まっているわけではなく、ペアがいないホストに付いて固定ではない。
悲しいことに僕とベッキョニを目的とした姫は大変多く…
いきなりミンソギとペアになったら炎上しそうだ。
「いいんじゃない?」
なんと、そこにはベッキョンがいた。
いつもぎりぎりに来るのに…!
「ああ、僕が呼んだんだ。」
なんとジュンミョンが呼んだらしい。
「もしかしてって思ってな。」
「「もしかして?」」
「いや、あの…二人が…その…」
しどろもどろなジュンミョニ。
「ジョンインがやめて、更に二人が辞めるんじゃないかってー心配してたんだ。」
「「!」」
全部ベッキョンが代わりに喋ってくれてる。
「いや、そんなことしないですよ。
流石に相談しますしっ」
「そーか、そーかっ
それならよかった!」
ジュンミョニは、やっと安堵したようだった。
しかし…
「最近刺激がねぇんだよなぁ。」
なんと、いつもと違う雰囲気のベッキョニ?が舌なめずりをする。
なんか嫌な予感…しかない。
「シウミン、セフンとのペアを掛けて俺と競う気ある?」
ベッキョンが挑発的な視線と態度で
ミンソギに向けて放った。

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※すみません。
セフン視点なのに途中でシウミン視点になったりゴチャついたのを修正しました。m(_ _)m
##セフン##
「セフン、冷凍庫は…」
マンションに着くと冷凍タピオカをしまうより先に僕はミンソギを抱きしめた。
「ん…セフニ」
離れるのが一秒でも惜しくて啄むようなキスを繰り返し、ミンソギを壁に追い込む。
「はぁ…」
唇を離すと…
艶めいた唇から軽くキスをされる。
「セフニ、リビング行こうか?」
僕は名残惜しいがコクリと頷いた。
冷凍タピオカ粉を冷凍庫にしまったあと、ミンソギを僕の膝に乗せて抱きしめた。
多分僕は、欲しい物は何でも手に入っていた。
「僕は、4人兄弟の末っ子で甘やかされて育ちました。」
「うん。」
「欲しい物は何でも譲ってもらったし…
だからこそ、執着もなかった。」
「うん。」
「この冷凍タピオカも何時でも飲めるって思ったらそのままでした。」
「そっか…」
ミンソギは暫く黙ったままだった。
やっぱり引かれただろうか?
僕を軽蔑した?
「それってさ、近くにあるから安心してるんじゃない?」
「え?」
「タピオカは好きなままだよな?
飽きて捨てたわけじゃない。」
「そうですけど作るより、買うほうが楽だって気付いて…」
なんかタピオカの話になっちゃってる。
話の軌道を修正しないと…
「セフンはそのままでいいんだよ?」
「え?」
ミンソギはこちらを振り返り、僕の頬に手を添えた。
「ミンソ…」
抱きしめようとしたが突然ソファから立ち上がった。
「よーし、早速タピオカ作ろうか?」
「え」
今から?!
少しガックリとしたが、使ったことのないかけたままのエプロンを身に着けたミンソギが可愛くて何も言うことは出来なかった。
「よし、あとは25分待つ…と。
大粒のタピオカの解凍は根気だな。」
「ミンソギひょん、すみません後は僕がやっておくので…」
「何言ってる?
二人で作りたいんだよ。」
「!」
そう言われると少し嬉しくなってしまう。
「飲み物は3種類くらいがいいかな?
王道のミルクティーと、セフンが好きなチョコ味、あとは…うーん。」
出来れば売上が同じくらいにしたい。
人気の味を調べるか?
などと考えていると…
「3つ目は毎月変えるのもいいですよね?
秋はさつまいも味とか冬は…」
「あ、それいい!
じゃあ、今から12ヶ月分考えよっか?!」
「え。」
腕を捲くるミンソギ。
「よーっし!今日は徹夜だなっ」
余計なことを言ってしまったと思った。
ー翌日ー
僕とミンソギは店長に来てもらうように連絡していた。
「シウミンとセフニ?
どうしたこんな早く。」
早くと言っても、お昼過ぎである。
正直タピオカを死ぬほど見てもう見たくないレベルに達していた。
「店長、セフンのタピオカの件ですけど…」
「おお…大粒のタピオカ22番?を選んでから随分経ってたな。」
ミンソギは店長に原価や、ミルクティーとチョコ味は固定で、季節に合わせた味を提供するなどの簡単な資料を渡す。
「俺とセフンで共同で作りました。
ぜひ飲んでください。」
予め茹でておいたタピオカを透明なカップに入れ、その後にサンプルの飲み物を入れた。
「ああ、ありがとう。」
そして、タピオカを食し、暫く難しそうな顔をしながら言った。
「うん、美味しい…これなら提供出来そうだ。」
「やったぁっ」
ミンソギと僕は手を合わせる。
「でも…」
店長は顔を曇らせた。
「セフナはベッキョンとペアだからどうしたらいいものか…」
「…!」
確かにそうだ。
ミンソギは今僕とペアじゃない。
特にペアが決まっているわけではなく、ペアがいないホストに付いて固定ではない。
悲しいことに僕とベッキョニを目的とした姫は大変多く…
いきなりミンソギとペアになったら炎上しそうだ。
「いいんじゃない?」
なんと、そこにはベッキョンがいた。
いつもぎりぎりに来るのに…!
「ああ、僕が呼んだんだ。」
なんとジュンミョンが呼んだらしい。
「もしかしてって思ってな。」
「「もしかして?」」
「いや、あの…二人が…その…」
しどろもどろなジュンミョニ。
「ジョンインがやめて、更に二人が辞めるんじゃないかってー心配してたんだ。」
「「!」」
全部ベッキョンが代わりに喋ってくれてる。
「いや、そんなことしないですよ。
流石に相談しますしっ」
「そーか、そーかっ
それならよかった!」
ジュンミョニは、やっと安堵したようだった。
しかし…
「最近刺激がねぇんだよなぁ。」
なんと、いつもと違う雰囲気のベッキョニ?が舌なめずりをする。
なんか嫌な予感…しかない。
「シウミン、セフンとのペアを掛けて俺と競う気ある?」
ベッキョンが挑発的な視線と態度で
ミンソギに向けて放った。
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