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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風と太陽と俺no.136

【カイ・シウミン・セフン】




##セフン##


始業前、ホスト全員にが集まり店長の話を聞いた。


「ベッキョンとシウミンがセフンのペアを競うことになった。期間は一ヶ月で勝敗はより多く指名されたほうがセフンのペアなる。少し騒がしくなると思うがよろしく。」


その瞬間、周りがざわついた。


「え…No.1と勝負?」

「勝負ついてるっしょ…」


小さい声がコソコソと聞こえる…


「ってか、シウミンってカイが辞めたから寝返って…」

僕はギロリと睨む。


「ひゃっ…」


チャニョリひょんがわくわくしながら肩を組んでくる。


「セフンモテモテだね~」

「…ベッキョニひょんの戯れですよ…」


あー…もう、なんでこんなことに…


「ま、俺もギョンスにモテてるけどねっ
話聞きたい?ギョンスが俺の為にねぇ」


ただのノロケか。


「聞きたくないです。」

「ひどっ」


「あの~」


誰かが手を上げた。


「僕もそれ、参加したいでぇすっ」

「え?」


ジョンウである。
最近、天真爛漫さと不思議キャラでメキメキと売上を上げてきている期待の新人。


ジュンミョンが首を傾げた。
僕も不思議だ。


「セフンとペアに??」


店長が言うと首を横に振る。


「僕はユータとペアになりたいんですっ
だから…」

と、現在ユータとペアのジェヒョンを見た。
ジェヒョンは、カイの後からずっとNo.4をキープしている新エース…! 


「あ、あー…なるほど。
それは…ジェヒョンの意見を聞いて…」

「あっはは」

するとジェヒョンは天井を見て笑った。

「望むところです。」

「ちょっと待ってー!
それは、僕もユータとペアになりたいっ」


今度はテヨンが挙手した。


「それなら、俺もショータローとっ」

「僕も参加したいっ」

と、なんだか騒がしくなる。


何か、みんなを巻き込んだ企画になっているような?
ベッキョンを見るとニヤニヤして手を組んでいる。
なんだか楽しそうだ。



「わ、わかった!
誰が誰とペアになりたいのか、今日中に私にメールしてくれっ解散っ」



ジュンミョンは、ざわついた店内をやっとのことで治めた。




何と、クラブromantic universeのホスト全員を巻き込んだペア争奪戦が始まったのである。








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