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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風と太陽と俺no.137

【カイ・シウミン・セフン】


##シウミン##


クラブ内は、びっくりとするほどに盛り上がりを見せていた。 


一番盛り上がりを見せているのは…


「ユータッ、ラ・イ・オ・ン!」

「も~やだっ」

頭を横にふるふるしている。

「やってよ~酷いっ」

「何回もやらせるからだろぉ~」

ジョンウとユータである。
束縛系のジョンウ…

「何回も見たいのっ
ね、姫達も見たいよね?」


「「みたい~」」


声を合わせる姫達…


「仕方ないなぁ…特別ですよ?
‥ガオッ」

「「きゃあ~」」

ユータは、姫達のためならやってあげるスタンスらしい。

「よく出来ましたぁ~、僕のマイライオン♥」

猫のように首を撫でる。

「ちょ、くすぐった…」

どんっ

「僕のユータに手を出さないでくれる?」

立ちはだかるイケメン…

「何?」

それは、No.4のジェヒョン…!


「もう時間だよ?」


ニッコリ笑うジェヒョン。


「「きゃあ~もちもちぃジェヒョン~」」

その笑顔にやられる姫達。

「無駄にキラキラやな。」

ユータにはその笑顔は効いてないらしい。

「キラキラに見えるのは、僕のすべてがユータだからだよっ」

「そしたら、ただのオレやないかい。」

歯の浮くようなセリフをどんどん突っ込むユータとジェヒョンの漫才…


そして…


顔はキラキラしてるのに、控えめなテヨン…
全然喋らない。

「テヨナ、なんでそんな端にいるんだよ?」

「!」  

ユータが手招きするとちょっと嬉しそうなテヨン…

「」


ててててと、近づいて隣をゲットする。


「あーっ、僕隣だったのにぃっ」

「ジョンウはもう時間終わり。」
  
すると、ウェイターのドヨンに連れて行かれる…

 

「ゆ、ユタァァーーー」



…なんでこんな解説をしてるのか。
と、言うと…俺が暇だからである。



「シウミンさん暇なら、ヘルプ入ってよ。」

「はい…」


セフンとベッキョンのペアは凄まじく人気で…
もう差が付き始めていた。


「はぁ…」

だからって、あの3人みたいにもっと積極的にする…しかない?



「シウミンちゃん私の分もっとお酒飲んで~
濃いめで♥」

「はい。」


カラカラ…

俺はマドラーで、お酒を混ぜ混ぜしながら考え混んでいた。


ごくごく… 


「わぁ、いい飲みっぷり~」


すると、ドヨンがやってきた。


「シウミンさん」

「はい…?」   
 

このお酒、結構濃いな…


「ベッキョンさんがお呼びです。」

「?!」


まさか、ベッキョン先輩言われるとは…!
勝利確定宣言…とか?!
いや、一発芸でもやらせられる?!

悶々と考えながらセフンとベッキョン先輩のBOXに向かう。


「シウミンきたぁ」

ベッキョン先輩がお酒を飲んだのかふわふわしてる。
そしてセフンの膝に手を置いている。

「…何か御用でしょうか?」

「セフンがさぁ、ずぅっと不機嫌なんだよぉ
叱ったって!」


セフンを見ると確かに眉間に皺が寄っている。


「セフナ、ダメだろ?」

「だってベッキョニがしつこいから…」

「えーそんなこともないもんっ」

と、セフンに抱きつく。


「「きゃぁ~」」



…イラッ



「ベッキョン先輩…」

「ん?」


俺はセフンとベッキョンの真ん中に無理矢理座った。


「セフンとイチャイチャしないで貰えます?」

「み、ミンソギ…?」


そしてセフンの顔に顔を近づけた。



「セフンは俺のものです。」



そして顔を撫でて…


「ちょ、ミンソギ…!!」



ぶちゅーと、キスをお見舞いした。






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