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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

CHANGE~その後~②

【カイ・シウミン】
シウミンお誕生日企画



##カイ##


全く、どうして認めてくれないんだ?!

ソロのダンス練習中に見に来た時だって
目をキラキラさせてたし…


絶対僕のこと好きなはずなのに…!


トイレに籠もると走ってくる足音が聞こえた。
やっぱり僕のことが好きってことだよね?


満足げに便器に座って待っていた。


トントン…

と、トイレの個室のドアを叩かれた。


敢えて無視する。


トントン…


「ミンソギひょん何…ん?!」


と、出てきたら目の前にいたのは…セフニ?!


「え、何でセフニが僕を追いかけてくるわけ?」

「2人のこと、ずっと見てましたから…」


「?!」


み、見られてた?
あの壁ドンも、腹チラも…?!
そもそもあの告白も?!


あわわわっ


「…ジョンイナは、ミンソギひょんが好きなんですか?」

やっぱり聞かれてたっ

「好きだよ?」

「ふーん。
どーゆーところが好きなの?」


何でそんなこと聞くんだ?!
まさか、ライバルじゃないよな?!

恐る恐る顔を見るが相変わらずの無表情で意図がわからない。


「…可愛いところ。」

そう、猫耳が似合うミラクルキューティーなのだっ
実際CHANGEして自撮りして更にそれは増したっ
かわいいが似合うのだっ

セフンは少し上を向いて首を傾げて考えていたがこちらを向いた。


「それなら、僕の方が可愛くない?」

「え…?」


ボクノホウガカワイクナイ?
流石生粋のマンネッ

僕よりほんの少し高い肩をポンポンと叩いた。

なんだよ~拗ねちゃったのか?
かわいいやつめっ

「セフニもかわいいぞ?」

「でしょ?」


おおっ
その堂々たる態度にマンネの中のマンネを感じる…!
マンネ王セフニっ


「それにミンソギひょんは妖精の見た目ですが
中身は酒好きのおっさんですよ?」

「…ちょ、何てこと言うんだっ」
 

それは、ちょっとわかるけどっ


「とにかく、かわいいを追い求めるなら年下の僕を愛でるべきです。」


そんな貫禄で言われましても…!


「あー、わかったいい子いい子。」

セフンの頭を適当に撫でる。

「子ども扱いしないで。」

と、セフンの顔が近づいてきて…



「おーい、休憩もうすぐ終わるぞーっ」



ジュンミョニひょんの声が聞こえて、ピタリと止まった。

「はぁーい。」


セフンが返事する。


「はいは、伸ばさないっ」

「一緒に行くよ?」



僕はセフンに腕を掴まれながら、出口に向かった。

さっきの何だったんだ?!




"僕は、ジョンイナのこと大好きです。"

と、言いながらフニャっと笑ったのだ。








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