
【チャニョル・ベッキョン】
君の狼になる。続編
別に怒ってるわけではない。
と、言ったくせにこの状況に嫌気が差している。
テレビ局に向かう車でもチャニョルは何か言いたげにこちらを見てくるし…
そして今、出番がくる間にソファにふたりですわっているがチャニョルがチラチラと見てくる。
僕はそれを見てない振りをしているのだ。
じぃ~…
あーもう…視界に入ってくるんだよ!
携帯でゲームしていたが…
ついに僕は集中できなくて声を掛けた。
「何?」
「えぇ?!見えてた?!」
うるさっ…!
耳キーンってするし!
目の前に丸い瞳がある。
それに、ビックリして息が止まる。
「あ、あの…まだ怒ってる…?」
ほんとに怒ってないんだけど、ビクビクした様子にいらいらしてしまう。
「…そもそも怒ってないし。」
「ほんと!?」
「…ほんと。」
叱られたわんこみたいにちらり。
「ほんとにほんと?!」
「はぁ…ほんとにほんとだよ。」
と、視線を外してそっけなく答えた。
そしたら無理矢理視線を合わせてきて…
にこーってしてきたので、また視線を逸らした。
そしたらまた同じようなことをしてきて予想外に変顔してきて…
「ぶはっ…」
「あ、笑った!」
チャニョルはスッゴく嬉しそうにしたのでバカらしくなってしまった。
ああ、ほんと単純ってか…
やっぱり好きだわ。
彼のキラキラした瞳に近づけるのは、僕だけの特権。
僕は彼の顔に近付いた。
ゆっくりと、距離が縮まる。
「…ベッキョン?」
つまり、僕のものってこと。
んちゅ…
彼の唇に己の唇が触れた。
「べ、ベッキョナァァ!!」
がしいぃぃぃ!!
と、抱き締められた。
「おい!ちょーしのんな!…!」
「誰もいないし~♪」
って言いながら僕の髪の匂いを嗅ぐ。
うわっ…
「んはっ…いい匂い。」
「ばかっ!離れろよ!」
「やだ、充電中です~」
チャニョルは、じゃれてるように首筋の匂いとか嗅いでくる。
「ぁ…くすぐったいって」
「ベッキョンは体中いい匂いだぁ…」
「え?」
体中??
ごほんっ!!
「ひょんたち、もうすぐ出番ですからスタジオ内で待っててくださいって言われました。」
「「は、はい…」」
ちょっと不機嫌なマンネが僕たちを呼びつけた。
のんびり更新ですみませんm(__)m

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君の狼になる。続編
別に怒ってるわけではない。
と、言ったくせにこの状況に嫌気が差している。
テレビ局に向かう車でもチャニョルは何か言いたげにこちらを見てくるし…
そして今、出番がくる間にソファにふたりですわっているがチャニョルがチラチラと見てくる。
僕はそれを見てない振りをしているのだ。
じぃ~…
あーもう…視界に入ってくるんだよ!
携帯でゲームしていたが…
ついに僕は集中できなくて声を掛けた。
「何?」
「えぇ?!見えてた?!」
うるさっ…!
耳キーンってするし!
目の前に丸い瞳がある。
それに、ビックリして息が止まる。
「あ、あの…まだ怒ってる…?」
ほんとに怒ってないんだけど、ビクビクした様子にいらいらしてしまう。
「…そもそも怒ってないし。」
「ほんと!?」
「…ほんと。」
叱られたわんこみたいにちらり。
「ほんとにほんと?!」
「はぁ…ほんとにほんとだよ。」
と、視線を外してそっけなく答えた。
そしたら無理矢理視線を合わせてきて…
にこーってしてきたので、また視線を逸らした。
そしたらまた同じようなことをしてきて予想外に変顔してきて…
「ぶはっ…」
「あ、笑った!」
チャニョルはスッゴく嬉しそうにしたのでバカらしくなってしまった。
ああ、ほんと単純ってか…
やっぱり好きだわ。
彼のキラキラした瞳に近づけるのは、僕だけの特権。
僕は彼の顔に近付いた。
ゆっくりと、距離が縮まる。
「…ベッキョン?」
つまり、僕のものってこと。
んちゅ…
彼の唇に己の唇が触れた。
「べ、ベッキョナァァ!!」
がしいぃぃぃ!!
と、抱き締められた。
「おい!ちょーしのんな!…!」
「誰もいないし~♪」
って言いながら僕の髪の匂いを嗅ぐ。
うわっ…
「んはっ…いい匂い。」
「ばかっ!離れろよ!」
「やだ、充電中です~」
チャニョルは、じゃれてるように首筋の匂いとか嗅いでくる。
「ぁ…くすぐったいって」
「ベッキョンは体中いい匂いだぁ…」
「え?」
体中??
ごほんっ!!
「ひょんたち、もうすぐ出番ですからスタジオ内で待っててくださいって言われました。」
「「は、はい…」」
ちょっと不機嫌なマンネが僕たちを呼びつけた。
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