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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

11月11日【後編】

11月11日ペペロデー

《誰と誰のカップルでペペロがいいですか?》

投票型みんなで決めようペペロカプ♥
と、言うことで、一日過ぎましたが…お楽しみくださいm(__)m







「しうひょん、迎えに来ましたよ。」




黒づくめのセフンがいた。
黒マスクもつけている。





「せ、ふん…」



俺は一瞬安堵したものの、その凍てつくような瞳を見て固まってしまう。

ああ、完全に不機嫌だ…



やばい。



「にょるひょんがラインくれたんです。

帰りますよ?」

と、手を引こうとするとルゥハンが立ちはだかる。


「俺がここを通すと思う?」

と、不敵な笑みを浮かべるルゥハン。



俺の肩をがしっと抱いて…。



「…通さなそうですね。」


無言の圧力がぶつかる。

俺は思いきって声を出そうとした。



「あの…!」



キキーッ

すると、調度ルゥハンが予め用意していたタクシーが目の前で止まったのだ。

そして、ドアが開く。



「じゃ、そゆことだから。」

彼はそのまま中に入ろうとした。




「る…やめっ…!」

「って、言ってますけど?」


「このままタックルされたい??」

と、笑顔が怖い。




「じゃあしうひょんに聞きます。

僕と帰る?」







セフンは目しか見えなくて表情ではわかりづらい。
凄く冷めた口調のようにも感じる。



でも、俺は頷いた。

「帰る…」



「し、しうちゃん!そんな…!」

「お客さ~ん、乗らないの??」

と、タクシー運転手が急かす。

ルゥハンから頑張って離れようともがく…



そんな時…



「おぉ~お前ら!偶然!!」

「え、スホ?」


スホは眠ってる…いや、今にも眠りそうなカイの肩を抱いて歩いていた。


「ここらへん、タクシー捕まんなくてなぁ…

お、乗る?一緒乗ってもいい?よな?」



タクシーを見つめる。

この、殺伐とした雰囲気にザクザク入ってくるスホ…

と、寝てるカイ。



ある意味凄い破壊力だ。



「「「……」」」



寝ていたと思っていたカイが起き上がった。



「ルゥひょん、ゲームオーバーです。」

と、カイはルゥハンを鷲掴む。



「え?何いきなり!ちょ!力強くね?!」

「チキン断ち効果です。

あと、眠くてイライラしてるんで。」

と、あっという間にタクシーに乗り込んだ。



「し、しうちゃーーん!!」








と、いつのまにか俺はセフンの腕の中にいる。

セフンは俺の手を掴み無言で俺を引っ張った。




「せ、セフン…?」

「僕の車に乗って。」




俺は頷いた。

それから一言も喋らず車に乗っている。



「せ、セフン?

宿舎とは反対方向だけど…?」

「もちろん、ホテルに向かってます。」




「え…?」




そして、セフンはホテルに着くなり「全部脱いで」と言ったんだ。



狼狽える俺。





「ぜ、全部…?」

「はい、全裸になってください。」





容赦ない言葉に俺は許せないことをしてしまったんだと悟った。










むしゃくしゃしている。

ほんとは車の中でめちゃくちゃにしてやろうかと思うくらい苛立っていた。



「せ、せふ…許して…」

「いいから早く。」



ひょんは酔いも覚めたみたいで僕のことを怖がってる。

別に怖がらせたいわけではない。
しかし、いろいろしなければならないことがあったのだ。

ひょんが全部服を脱ぐと仰向けになるように命令する。
彼は素直に仰向けになった。

彼の体に痕なんかついてないか首筋から下半身にかけて隅々まで確認する。



「じゃ、後ろ向いて」



彼の体を背中からじろじろと視てそしておしりをつき出すように指示するともぞもぞし始めた。


太ももが濡れてる。



「凄い、触ってないのに。」

「し、仕方ないだろ…」



足腰しっかりしてるけど小柄のひょんの下半身は震えていて、今にもどうにかしてあげたい気持ちにさせられる…



そのころには"めちゃくちゃにしてやりたい"って気持ちは薄れていた。



「未遂みたいですね。」

「ば、馬鹿!当たり前だろ…!」

「でも、危なかったですよね?」

「っ…」



すると、押し黙ってしまった。



ひょんは、僕が怒り狂ってると思うんだろうな。


そう、実際怒っていたのだ。


今日の日をなんも気にも留めずCBXのメンバーで飲みに行きたいと言い出したから。



"ひょん、来年も僕とペペロしてね。"




そんな約束忘れてるに過ぎないけど。







「ひょん、今日なんの日か知ってる?」

「え…?」




「舐めて?」




何かと思ったら

セフンはペペロを俺に差し出した。

彼が袋を乱雑に開けて俺の口にチョコがついたペペロを近づける。




「食べちゃダメ、舐めて?」




俺は口を開けて…パクリと口に含む。

セフンは棒を横にずらしたりして、俺の口の回りはチョコだらけだ。




「はは、エロい舐め方。」




セフンが考えてることがわからなくて無心で舐めていた。

いつ怒りが治まるのかわからなかった。

舐め終わるとセフンがプリッツを取り上げて、ドラマで見た猟奇的な殺人犯のように横に舐めた。



怖いのにドキドキしてしまう。



「セフン、もう…許し」

「まだ、ダメ。」



「ぁ…」



セフンはそのプリッツで俺の胸の突起を突ついた。



「やだ…ぅ」

「んふふ、突いてると固くなる。」



確かに明らかに突いてる方がより固くなる。
恥ずかしいくらい。



「…まだ怒ってる?」

「怒ってますよ?」



しかし、俺の胸をつんつんしてる姿はさっきとは比べ物にならないくらい可愛らしい顔つきに戻っていた。




「今日はキスもしてあげない、触ってもあげない。」



俺がしてほしいことをわかってて言ってる。
いつも何も言わなくてもしてくれるし優しいから。



「じゃ、俺が舐める…」

「え?」



いつもはそんなことお願いもされないし気持ちよくしてくれてばっかりだ。

…だから、これで機嫌を直してほしい。




だって…

あんなペペロを舐めさせるってことは…

してほしかったってことだよな?




「ひょ…ちょっと…ぁ」




セフンの既に勃ちあがったものの先をパクリと口に含んだ。

当たり前だけどさっきのペペロとは比べ物にならないから舐めずらい。




「ひょ…ほんとにエロい顔。」



恐ろしい破壊力。



「…入れて?」





結局、僕がお預けできなかったのだ。





**********


「…もちろんペペロの日は覚えてたよ?

でも、お前夜まで収録って言ったから…

すぐ帰ってくるつもりだったんだよ。」


ベッドの中で言い訳を話しているひょん。


「言い訳はいいです。」

「せ、セフナぁ…」



いつもはツンとしてるからこーゆーひょんは、貴重だ。

もぞもぞと僕の腕の中に入ってくる。



かわいい。



「日付変わったのにキスしてくれないのか?」

「え?」



んちゅっ…

と、キスされた。

何度も何度も僕の口を塞ぐ。





「キスして、触って…?」





来年は…

もし忘れても別にいいかな?

なんて考えながらキスをして抱き締めた。




だって、結局素敵な一日になるから。




【終】


終わらなくてどうしようかと思った。
ってことでフンシウでした!
投票してくれたみなさまありがとうございました!m(__)m


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※画像はお借りしました。
m(__)mm(__)mm(__)m

★結果発表★

たくさんの投票ありがとうございました!
みなさんのぽちりぽちりの結果は下記です。



シウミンblogだからなのかみんなしうちゃんに入れてくれてありがたくぶっちぎりの一位でした。

で、面白かったのは相手なんですが、思ったよりばらついてびっくり…

最後まで誰になるかわからず話もまとまらず←言い訳。

ハラハラでした(笑)

私は自分の書きたいものばかりですが今後どんなものみたいのかなと参考にさせてもらいます。

ありがとうございました。m(__)m

日色

おまけ拍手
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コメント


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ペペロデーって

そういう日だったのね…。←微妙に違う

私はチェン一本釣りでした。^^

記念日にかわいいお話でしたね。

ほっこりしました~。フンシウごちそうさま~^^b

roiniy(ooba) | URL | 2016-11-12(Sat)17:33 [編集]


ひゃぁ〜

楽しかったです。
全員出演 って感じで!
えっ? まさか!
とか いろいろと
思わされて…
フンシウ
ありがとうございました(*^^*)
我慢出来ない しうちゃん
エロ可愛かったです。

rabikina | URL | 2016-11-12(Sat)17:52 [編集]


Re: ペペロデーって

roiniy(ooba)さん

チェンにたくさんありがとうございます!
そのお陰で旬のCBXが書けました!
チェンベクがあんまり集まってなかったら書けなかったと思います。ありがたやありがたや。
よくないペペロの使い方です。真似しないでね(笑)
ちょっとした嫉妬ですかねぇ。

日色 | URL | 2016-11-13(Sun)20:06 [編集]


Re: ひゃぁ〜

rabikinaさん

はぁぁ…カイを単品で出すのは大変で…
カイドにするとやはりカップルに見えるし←今思えばそれでもよかったなと思うけど二人は飲みに歩かなそう(笑)
完全にスホはおまけですが、最近は前より見る機会が増えました。
しうちゃんとセフンの関係がいまいち書けないままってのがちょっと心残りですm(__)m
・付き合って一年くらい。
・とにかくセフンがむちゃくちゃ優しくて奉仕的なのでしうちゃんがどんどん女王化。

そんなときに鉄拳が舞い降りたのです。
しうちゃんもしばらくは静かにしてる…はず。
無駄に書いてみました。

日色 | URL | 2016-11-13(Sun)20:12 [編集]