坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

神ボイス20

【チャニョル・ギョンス】

妖精さんは僕のものスピンオフ
ニョルドの場合…

チャニョル:ジュ○ン2位売り出しモデル
ギョンス:声優の卵



[ギョンス]

なんでこんなことに…

ほんとだったら、今は二人でご飯を食べているはずだ。



いや、既にホテルかもしれない。

いちゃいちゃしていたかもしれない…

なのになんでここで、こんなことに…



ちらっとチャニョルを見た。



さっきからチャニョルは隣にいるのにこちらを全く見てくれない。



ああ、ここで今俺の手をがっと握り…



"抜け出そう!"

とか、言って走ってくれないだろうか。



そしたら俺は…一緒に走ってやるのに。

"仕方ないな…"



とか、いいながら…

うん、抱きしめられて俺がチャニョルの、頭をなでなでして…

そう、そしたら強引にチャニョルが…

ぽわんぽわん…





「な、何?」



チャニョルは俺を見ていた。

どうやら俺は、じっと見てたらしい…



「なんでもない。」

「そ、そっか…」



今すぐ俺を連れて逃げ出してくれ!

…とは、流石に言えない。


ふぅ…

妄想を暴走してしまったようだ。




現実には簡単に手を掴み、逃げたりはしない。

強引に唇を奪うとかもないのだ。

漫画やアニメには夢、非現実的な世界が込められていることに時々気付かないでこんな妄想が繰り広げられてしまう。



「俺が良く行く店でいいかな?」



ヒチョル先輩はチャニョルに興味津々だ。

俺は、それを危惧している。



はぁ…

自他共に認める美貌で男を魅了する力もあるということ。

そして、勘が鋭い故俺とチャニョルの関係がバレる可能性もあると言うこと…



前者は、ヒチョル先輩が落としに掛かることが前提だが…

後者は、勘なのでかなりやっかいである。




「わー、楽しみだな!ヒチョルさん御用達ですか?」

「そうだよ。」



俺ににこっと笑う。

嫌な予感。



「ここだよ。」




ああ、やっぱり…

俺は、溜め息を吐いた。




「はぁ…ここか。」




よりによって…

なんで、"レラの酒場"なんだ。




「「いらっしゃいませー♪」」



ここは、ヒチョル先輩の夢や希望が詰まっている、非現実的な飲み屋である。

俺の元バイト先で、その時はただの居酒屋だった。



「勇者様、長旅お疲れ様でした。

4名こちらへどうぞ♪」

「…勇者?」

「そ、人は誰でも主人公になりたいからな。」


チャニョルが動揺している。


「勇者喫茶?」


ああ、こーゆー所謂メイド喫茶みたいな雰囲気のお店くるの初めてかな?



「あ、ここさ…俺がプロデュースした

"レラの酒場"なんだ。」



プロデュース…

と、言うか店長と仲良くなって勝手に変えただけだけどね。





何だかんだヒチョル先輩にみんな魅了されてしまう。





「バクバク池のアジフライ、

とろとろたっぷり七色の玉子焼おすすめですよぉ♪」



この、ただのアジフライと玉子焼きに言葉の彩りを添えただけでゲームの中に入っているような感覚に陥る…と、ヒチョル先輩が考えた。

もともとここの料理も美味しい。



しかし、いつのまにこんな異空間になってしまったのたか…




「かんぱーい。」




ビールをぐっと飲むと…

チャニョルはちびちびと飲んであまり楽しそうではなかった。



それとは反対にテイルはかなりテンションが高い。



「なんか凄いですね!

ほんとに勇者になったみたい!!」


それに、ヒチョル先輩は嬉しそうだった。

もともとテイルも声優の仕事をしていたからアニメとか漫画な空間は好きかもしれない。



「ここは、声優の卵が集まる居酒屋なのだ。

店員も一人一人役柄があるからエンターテインメント性が高い。」

「そうなんですね~」

「ギョンスもここで働いてたんだよ。

…と、言うかギョンスが始まりだな。」



げ。



「え…」



チャニョルがこちらを見た。

な、なに言ってるんだこの人…!



チャニョルは少なからずこの空間を嫌がってるのにっ!



「寡黙、時々笑顔なツンデレ店員を目的に来てくれる客は女子も多かったけど男もちらほらいたよな?

あ、やってよ、"生!一丁!"って言って!」

「やってください~」




俺の時は普通の居酒屋だったのに。

勝手にキャラ発生してるし…





「嫌です。」





ここは無視。

俺は、関係ないアピールをする。




もくもくもくもく…




つまらないって言われてもいい。

ここはチャニョルに嫌われたくないのだ。




しかし…

ガタッ

チャニョルが席を立った。

背が高いから俺は、見下ろされる。



「俺、帰りますね。」

「え…?」

「ちょっと用事思い出して…」

と、早々とお金を出して歩き出した。




俺も席を立った。

廊下でチャニョルを呼び止める。



「ちょ…ちょっと待て!」


止まったので、追いかけて手首を掴んだ。


「ギョンス、ゆっくりしてて?

邪魔しちゃ悪いからさ…」



優しく振り払われる。




「…なんでそうなる?」

「え?」

「なんで俺を置いてくんだ?」

「え…?」



「ここは、"一緒に帰ろう"じゃないのか?」




そうだ。



「今日…楽しみに…してたのに。」




そうなのだ。




「馬鹿野郎…」






現実はそこまで夢に満ちてない。










FC2blogranking

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

おまけ拍手
PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

そだそだ

本当は 2人の時間だったのにね
でも ギョンスが
ここまで 言葉にしたから
ここからは チャニョル次第!
でも 優し過ぎるのか
自信がないからか
強引ではないんだよねぇ〜
頑張れ! ニョル(≧∇≦)

rabikina | URL | 2018-02-03(Sat)13:35 [編集]


めっちゃわかりにくいギョンス

ギョンスはいろいろ言葉にしないとわかりにくいですね。

声優さんだからむしろ寡黙なのか。

チャニョルは気を使ったんだけれどぐいぐい来てほしいギョンスの乙女心は理解できていないかもしれない。

チャニョルは研究熱心な子なのでここはギョンスが教育して育成するとラブラブでギョンスの理想の恋愛になるかもと思われますが…。笑

ギョンス面倒くさがりっぽい…

生!一丁!!をむしろ坊主ギョンスに褌酒場で…以下省略

roiniy(ooba) | URL | 2018-02-03(Sat)14:19 [編集]


Re: そだそだ

rabikinaさん

ギョンス、顔だとわかりづらいですね…
はっきりな一言一言が男らしい…
チャニョル頑張ってこの男前な彼を捕まえてほしいです♥
いや、上手く扱ってほしい…かな?笑
強引なチャニョルに期待!!

日色 | URL | 2018-02-08(Thu)18:54 [編集]


Re: めっちゃわかりにくいギョンス

roiniy(ooba)さん

声優さんは、いい意味で不思議な雰囲気な方が多いと思います。
独特のみんなが持ってないオーラというか…
ギョンスもやはり不思議ちゃんなのでしょう…(´ω`)

研究熱心…そうですね、好きなことはとことん追求するタイプなのでオタクになりかねない。
ギョンスオタクになってほしいと思います←え。

褌…!!
流石です!!鉢巻もしてほしいです!!

日色 | URL | 2018-02-08(Thu)18:58 [編集]