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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

マグネット08

【セフン・シウミン】



セフン視点→『マグネット02』


_/_/_/シウミン_/_/_/



運動不足だ。

俺は部活が休みの日、思い立ってランニングに行こうと決めた。




着替えてると、飼い猫のエリがやってきた。



「なぅ」

すり寄ってくる。



「エリ~、一緒にランニングに行こう。」




え?

って顔されてぷいっとされ、窓の隙間から逃げられた。



「この、裏切り猫めぇ…」



そう、このL(エル)ことエリを飼い始めてから家に入り浸るようになってしまった。

昔はジムに通ったり、走ったりと結構鍛えてお腹もシックスパックになったこともあったのに…




すっかりエリに夢中でインドアである。




あぁ、こーゆーときわんこもいいって思うなぁ…

お散歩行こうって引っ張られれば俺も運動になるし…



わんこ…

ぱぁぁ…

はっ、妄想してる暇はない。




重い腰をあげて、モチベーションを上げるためにニャイキのランニングウェアに着替える。

俺は一人公園に向かった。




***************


緑地公園は清々しかった。

天気も晴れていて心地よい。



もう、あと一週公園を回ったら終わりにしよう。




はぁはぁ…

走ってると…視線を感じる。




「ワンッ」


吠えられて振り向いた。
どうやらこのわんこが俺を見てたらしい。

こちらを見てずっと尻尾を振ってる。




か…

可愛い…




思わず足を止めて飼い主に声をかけた。




「可愛いですね。」



ただ、それだけ伝えたかった。

あわよくば撫でたいなとか思っていたからか飼い主を全く見てなかった。




同じ部活のセフンだと気付かないとは不覚である。

入部して一ヶ月以上経つのにセフンとはまともに話したことがない。

お互いに話を掛けるタイプではないからか変な距離感がいつのまにか出来ていた。



でも、この際普通に話すべきだろう。

なんてったってわんこが可愛い。



「セフン、わんこ飼ってるんだね。」

「はい。」

「名前は?」

「ビビです。」



ちょこん。

前足を俺の膝について立とうとしてる。



尻尾をふりふりしてる…甘えん坊なのかな?

可愛い。

エリも勿論可愛いけどこうやって甘えたりしないから新鮮だ。



「へー、ビビかぁ。」

「ワンッ!」

「おお、返事した。

凄いお利口。」


頭を撫でると気持ち良さそうに目を瞑る。


あああ…

癒される…!



デレそうになる顔を抑えた。

せ、セフンのわんこだった!



「あはは、俺は餌を持ってないよ?」



これ、以上近づかれると…やばい!

セフンに引かれそうだ。

…が、なんと言うことかビビは一瞬立ち万歳をしたのである。




か、かわいい…!

思わず抱っこしてしまう。



ビビは嫌がることなく大人しく俺の膝に座る。



ほんといい子…

セフンの躾がいいのかな?



「人懐っこいね。

吠えられたら嫌われてると思ってた。」




セフンは答えない。

あまり楽しそうではなかった。


あ、もしかして邪魔してる?

ああ、何となくそんな気がしてきた。


が、しかし…ビビは今にも眠そうでうとうとしている。

どうしよ…退かさないと…でも、寝てて起こすの可哀想…⬅猫が膝とかで寝ると起きるまで体勢を変えられない人。



「み、ミンソク先輩…ランニング中でしたよね?

すみません、退かしますね。」


「え、でも…」



セフンは有無を言わせずビビの体を起こす。

ビビはセフンの持ち上げる手からひょいと動いて芝生に着地した。



ああ、なんだ起きてたのか。

そして、セフンの荷物の中のフリスビーをとりだすビビ。

それを…俺に持ってくる。



え、ええぇ?!

ふ、フリスビーも出来るのビビ!



やってみたい衝動に駆られる…

そう、犬とフリスビーをするのは子供のころから憧れだったのだ。



「遊んでほしいのかな?」


俺は、衝動を抑えながらセフンに問いかけた。


「…そうかもしれません。」



セフンがいい顔をしてない。

今更だが馴れない先輩に会って気を使ってるのかもしれない。

俺はフリスビーをビビから受け取り、それをセフンに渡した。



「え?」

「ごめんな、二人の邪魔して。」



「いや、大丈夫です。」



全然大丈夫そうではない。

ベンチから腰をあげようとしたその時…



「よかったら投げてみます?」



え?

もう帰らないと…と、言う心がぐらついた。



「い、いいのか…?」



ああ、社交辞令かもしれないのに肯定と捉えられるような返事をしてしまった。



「わ、わんことフリスビーするの夢だったんだ…」




言い訳がましいかな?

と、思いつつにやける顔をフリスビーで隠した。








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| | 2018-04-20(Fri)12:23 [編集]


(≧∇≦)

ミンソク先輩
100% ビビしか
見えてないみたいな…
ちょっと 意識しちゃったのは
セフンだけ なんですね (*^^*)
見た目は ネコだけど
中身は体育会系の
ミンソクさんですもの
ビビとは 気が合いますよね

rabikina | URL | 2018-04-20(Fri)16:41 [編集]


Re: 鍵コメFさん

しうちゃんは、セフンのことなんとも思ってないから始まってますね。
だから案外あっさりしてる…
犬にメロメロしうちゃん…

5月GWが終わると五月病になるかと思いますが…
コンサートもペンミもあれば楽しみがあるのでのりきれますね!!(そう、休んだ分仕事がたくさんあっても…)
がんばりましょぉぉ~
もうすぐチケット来ますかね??
楽しみですねぇ~

日色 | URL | 2018-04-21(Sat)19:15 [編集]


Re: (≧∇≦)

rabikinaさん

セフンは猫のイメージをミンソク先輩に植え付けてる?
気まぐれで、素っ気なくて…?
しかし、ミンソク先輩は決してツンツンしてないですし、猫の姿を見ればセフンもメロメロになるはず。

ビビもミンソク先輩の体育会系なところを見極めてフリスビーをお願いしたかもしれません。
(インドアですが…)

日色 | URL | 2018-04-21(Sat)19:20 [編集]