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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

マグネット19【完】

【セフン・シウミン】


_/_/_/シウミン_/_/_/


-数日後-


セフンの家に招待されて舞い上がっていたけど…



「みゃぅ…」

「エリ、大丈夫だよ~」


セフンの家に着いたが全然リュックから出てきてくれない…


「…ごめんエリ無理かも。」



ビビと会う以前に、出てきてくれることが問題だった…

仕方ないので開けたまま置いておく。



「こちらこそすみません…。

僕、猫のことわかってなくて…」

「いや、そんなことないよ。

俺が連れて来たくて連れてきたんだから。

セフンと会いたがってたし…」



そう、いつかビビとも仲良くしてくれたらいいな…

なんて俺も同じ事を思ってた。



ほんとはその前に…セフンともっと二人きりになりたい…

なんて言えるはずないんだけど。



「あれ、ビビは?」

「ビビもリビングに行っちゃいました。」


「…そうなの?」



まさか、既に仲悪いとか…?



ぎしっ

考えてると、セフンが隣に座った。



ドキッ…!

ああ…

今、セフンの部屋で二人きりになってる?



「ミンソギひょんには、言ってなかったんですけど…」

「な、何?」


わ、近い…

俺は自然と目を閉じ…


「実はビビ、一度エリに会ったことあるんです。」

「え?」


俺は目をパチパチと瞬かせた。


「散歩中…首輪着けてなかったので不確かですが。」

「えぇ、そうなの?」


エリはたまにふらりとどっか行っちゃうこともある。

まさか既に会ってるとは…!



「あの日のエリにビビ、軽くあしらわれてるんです。」

「え?」



あああ、エリはそーゆーとこある。

怖がってツンツンしちゃうとこ…



「ミンソギひょんみたいな猫だなって…思ってた」

「…俺みたい?」




「あ。」




セフンがまずいって顔をした。





_/_/_/セフン_/_/_/



まままままずいっ!

あのときのことを振り返ったらぽろっと出てしまったっ!



「あのっ違いますっ!」

「…何が?」


お、怒ってる?!


「ふてぶてしいとか、ツンツンしてるとかそーゆーことじゃなくてっ」

「へぇぇぇ、そう思ってたんだ。」


うわぁぁっ

なんか変な方向にっ!


「いや、だからあの…誤解です誤解!」


僕をミンソギひょんの両肩を掴んだ。


「今は…そう思ってた分、可愛いって言うか…甘えられるともう凄くきゅんとします。」



そうなんだ、今はあのエリが可愛くて堪らないのだ。



「か、可愛い…?!」

「はい!」



ミンソギひょんの顔が赤くなってる。



「あ、甘えるって…例えば?」

「例えば、膝に乗ったりとか」

「膝っ…?!

そ、それはちょっと…」



ミンソギひょんの顔が更に赤くなる。



「あ、腕をぎゅって掴んで離さないとか!」

「う、腕くらいなら…」

「え?」



すると、ミンソギひょんが僕の腕をぎゅっと掴んだ。



「ど、どうだ?」

「ええ?」


どうだって言われて…?


「あのときのエリの真似ですか?」

「…え?エリ?」

「は、はい…?」



「今の、エリのことだったの?」

「はい?」




掴んだ腕が緩んだ。

僕をじっと見つめる。




「で、俺のことは?」

「え?」




「俺のことは、どー思ってたの?」




ミンソギひょんはじっと僕を見る。

う…


「いや、特に」

「正直に…な!」




また掴んだ腕に力が入る。

こ、怖い…




「実は…なんか…苦手と、いうか…。

合わなそうって思ってて近づかなかったんですけど…」

「うん。」


多分、あの日ビビがミンソギひょんに吠えなかったらこんなに近づいてない…かも。


「でも、ビビとエリのお陰で…先輩にもっと近づきたくなっちゃいました。」



そうなのだ、これが正直な気持ち…

ミンソギひょんが笑う。



「ほんと、ビビのお陰かも…

セフンに何話せばいいかわかんなかったし。」

「そんなに?」

「うん。ビビとの時だって最初不機嫌そうに見えたもん。」


「あの時は…ふ、不機嫌とかじゃなくてっ」


ビビがミンソギひょんにビックリするくらいなついてて…

するとミンソギひょんが笑った。


「わかってる、先輩だし緊張するよな?

俺も何となく…喋らなかったし。
それくらいがちょうどいい距離間かなって思ってた…」

「お互いにお互いの距離間を保ってたってことですかね?」



お互いの境界線が見えてるみたい…な?

僕はそんな風に思った。



「それって磁界みたいだな。」

「じ、じかい?」



「磁石の話。」



じしゃく…?

きょとんとしてると、ミンソギひょんはぴっとりとくっ付けてた僕の腕を離し、空間を空ける。


「例えば、S極とS極のようにくっつけようと思っても反発して狭間が生じる。

だから俺たちに空間が出来るんだ。」


「ほぉ」


「でも、N極が入り込むとSとSでも近づけるんだよ。」


N極と言う存在がビビやエリだったってことかな?

ぼやーっとそんなことを思った。

今思えばスホひょんもジョンインもかも?



「ねぇセフン、SとNは分裂できないことは知ってる?」

「それくらい知ってます。

折っても折っても…SとNになっていくんでしょ?」



小学生レベルの理科の話だ。

SとNは切り離すことが出来ない。



二つを折ってもまた端と端でSとNになるのだ。

だから、僕とミンソギひょんはずっと相容れない…って思ってた。

理解できないままだと思ってた。



「ならさ、仮にSとSで反発しあっていたとしても、どちらもお互いNを持ってることになるよね?」



「あ…」



僕は目を見開く。



「俺らは最初はSとSだったかもしれないけど…何処かでSとNに慣れたのかなぁ…なんて?」



ミンソギひょんが照れた。



「ミクロまで粉々になると磁力も、弱まっちゃうらしいけど…。」



僕はミンソギひょんに近付いた。



「無になるのは…やです。」

「え?」




「ミンソギひょんとやっとこんな近づけたのに…」

「セフン…」



ミンソギひょんの目がうるうるしてる…

これはチャ…





「シャーー!」





と、思ったら…お互いエリが入っているだろうリュックを見た。


「あわわっ、ビビっ!」


なんと、ビビがリュックの中に入ろうとしていたっ

むぎゅっ




「せ、セフン!ちょっと待って!」



ミンソギひょんが僕に抱きついた。

正確には立ち上がるのを阻止した。



ち、近い…

やばい…


ドキドキドキドキ…


色んなドキドキが混ざりながら殺伐とした雰囲気の二匹を見つめていた。

威嚇に戦いたビビにエリが近づき…なんとリュックから出てきた。



そして…後ずさるビビ…

こちらを向き…?



「みゃあ!」

「わんっ!」



「「うわわっ」」



なんでか二匹ともこっちに向かってきた!



「みゃあ!」

「え、エリ?!」




「わ、ビビ~」

「わんっ」




さっきまでひょんは僕に抱きついてたのに…!

あっさりとビビに引き離された…





今度は二人っきりでデート…!

と、心の中で誓った。





【おわり】


やっと完結…色々詰め込みました…汗
いちゃいちゃ書けなかったのでまた今度書きます(´ω`)

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コメント


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なる程~

マグネットの意味それだったんですね。

ミンソクさんのお兄さん味が何気に堪能できました。

小学校理科ですがミンソクさんがセフンに語ると哲学的です。

今回はビビ&エリに邪魔されちゃったけれどこれからはゆっくりといや、セフンはちょっとフライング気味に愛を育んでいくのですね。

最終回、ミンソクさんが何気に勘違いして行動しちゃうのか可愛かったですねぇ…。
2人がドキドキしながら距離を縮めていくのにこちらも目じり下が差が下がっちゃいますね。^^ほっこりです。

roiniy(ooba) | URL | 2018-05-05(Sat)12:30 [編集]


ムフフ

やっぱり
すんなりイチャイチャには
なれませんでしたね(≧∇≦)
ビビと エリも
仲良くなってもらわないと!
今回は ペットたちも出演で
可愛かったです (*^^*)
お疲れ様です。
ありがとうございました(*^^*)

rabikina | URL | 2018-05-05(Sat)19:04 [編集]


Re: なる程~

roiniy(ooba)さん

最後は雰囲気と合わず…説明がましくなっちゃいましたがそーゆーことでした。
ミンソクさんは理系なのでそゆこと詳しい?ってか熱心に説明しちゃうかも…と、勝手に思いました笑

はい、最初はキューピッドの二匹ですが今は邪魔をしちゃうのかもしれないですね。
でも、いざ二人になるとセフン前に出れないという…
しうちゃんの方が積極的かもしれません。

確かにほっこりカップルかも…
まずキスからって感じですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

日色 | URL | 2018-05-07(Mon)07:34 [編集]


Re: ムフフ

rabikinaさん

今回は、珍しくキスも出来ないっ!
くらいうぶい感じで書いてみました。
わんにゃんな動物を沢山書きたいな~と、思っていてふんだんに書けてよかったです。
妄想しながら書いたので動物に癒されながら描いてました。
(しゃんしゃんとか見てるだけで癒されますよね。)
ビビとエリは仲良くなるのでしょうか…?
あとキスも出来るのか…?
またそれは今度ですねぇ…

日色 | URL | 2018-05-07(Mon)07:38 [編集]