
【セフン・シウミン】
しうひょんは、午後から普通に仕事をこなしていた。
やっぱり、あの指輪にキスをしている。
今日は…
いい気分だ。
まるで、本当にキスをした気になる。
すぐに空しくなるけれど…
昨日寝てる間に…なんてできるわけなかった。
しうひょんは、魘されながら彼女の名前を繰り返していた。
彼女の名前は呪文…。
呪文で僕は彼に近づくことは出来ない。
はぁ・・・。
練習の合間、何度も何度も電話やメールをしたが、
彼女は全く出なかった。
最後に、留守電を入れる。
「何度もごめん…これを聞いたら連絡してほしい。愛してる。」
振り向いたら…
セフンがいた。
集合がかかったので、しうひょんを呼びに行くと
何度も電話したような内容で話していた。
「セフン、まさか、聞いてたのか?」
こわばっている表情…
「え?…集合かかりましたからすぐに、来てください。」
聞こえてないフリをして、スタジオに来るように促す。
「あ、ああ…」
やっぱり…
上手くいってないんだ。
自然と、口角が上がる。
もちろんしうひょんからは見えないように。
「最後のは聞こえましたよ。」
「え?!」
振り向いて、しうひょんを見つめた。
「愛してるって…言ってましたね。幸せそうで何よりです。」
いいなぁ・・・って表情を見せる。
「あ…ああ」
しうひょんは、ビックリしながらも平静を保とうとしている。
上手くいってないことは多分秘密にしたいはず…
プライドが高い貴方は…
自分から弱みなんて見せない…
でも、僕はそれを見たいんです。
貴方が、弱みを僕に見せるのを。
「しうひょん…僕にも、彼女が出来たんです。」
サラッと嘘をついてみる。
「え…?」
「みんなには、秘密ですよ?」
「あ、ああ…」
どうでもよさそうに聞いている。
「幸せそうなしうひょんから、色々教えて欲しいな…」
少し顔を歪めて笑う貴方…
嘘を…突き通せますか?
久しぶりに2個アップしました~(^-^)
指輪は見たい方がいるかわかりませんが…
じわじわシウミンを責めて(攻めて?)いきたいと思います。

FC2ブログランキング

にほんブログ村
↑励みになっています^^
しうひょんは、午後から普通に仕事をこなしていた。
やっぱり、あの指輪にキスをしている。
今日は…
いい気分だ。
まるで、本当にキスをした気になる。
すぐに空しくなるけれど…
昨日寝てる間に…なんてできるわけなかった。
しうひょんは、魘されながら彼女の名前を繰り返していた。
彼女の名前は呪文…。
呪文で僕は彼に近づくことは出来ない。
はぁ・・・。
練習の合間、何度も何度も電話やメールをしたが、
彼女は全く出なかった。
最後に、留守電を入れる。
「何度もごめん…これを聞いたら連絡してほしい。愛してる。」
振り向いたら…
セフンがいた。
集合がかかったので、しうひょんを呼びに行くと
何度も電話したような内容で話していた。
「セフン、まさか、聞いてたのか?」
こわばっている表情…
「え?…集合かかりましたからすぐに、来てください。」
聞こえてないフリをして、スタジオに来るように促す。
「あ、ああ…」
やっぱり…
上手くいってないんだ。
自然と、口角が上がる。
もちろんしうひょんからは見えないように。
「最後のは聞こえましたよ。」
「え?!」
振り向いて、しうひょんを見つめた。
「愛してるって…言ってましたね。幸せそうで何よりです。」
いいなぁ・・・って表情を見せる。
「あ…ああ」
しうひょんは、ビックリしながらも平静を保とうとしている。
上手くいってないことは多分秘密にしたいはず…
プライドが高い貴方は…
自分から弱みなんて見せない…
でも、僕はそれを見たいんです。
貴方が、弱みを僕に見せるのを。
「しうひょん…僕にも、彼女が出来たんです。」
サラッと嘘をついてみる。
「え…?」
「みんなには、秘密ですよ?」
「あ、ああ…」
どうでもよさそうに聞いている。
「幸せそうなしうひょんから、色々教えて欲しいな…」
少し顔を歪めて笑う貴方…
嘘を…突き通せますか?
久しぶりに2個アップしました~(^-^)
指輪は見たい方がいるかわかりませんが…
じわじわシウミンを責めて(攻めて?)いきたいと思います。

FC2ブログランキング

にほんブログ村
↑励みになっています^^


