坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

盲目視線30

【セフン→スホ】
【シウミン→セフン】
【ベッキョン→シウミン】



_/_/_/シウミン_/_/_/


ザー…

自分の部屋に戻るとすぐにシャワーを浴びた。



「はー、気持ちいい。」



じんわりと熱かった目の回りが冷たいシャワーで鎮火していく。

そして、今までのセフンへの気持ちが流れていくようだった。



凄く、好きだった。

でも…本当に一方的だったとやっと気づいた。




お願いしてきたセフンを断ったのは多分初めてだった。

受け入れるのは優しさではなく自分への甘さだとも思った。



近くで二人を見守れるほど俺は大人じゃない。

だから離れる。




「…これで、いいんだよな。」



いいんだ。

きっぱりと断ることで自分の気持ちも区切りを付けられた。




シャワーを浴び終えて部屋に戻ると…

ガチャ…



「ひょん、ただいま!」



ベッキョンが座ってた。



「おー、お帰り。」

「チキン食べます?

ジョンインのやつ一人前食べるとかいって全然でーめっちゃ残っちゃったんですけど。」

「おー、マジで?食べる食べる。」

と、持ってる袋の中を見て忘れてた空腹が蘇ってきた。



ベッキョンが俺をじっと見てる。



「…もしかして何にも食べてなかったんですか?」

「え?」



ドキリ…



「ん、寝て空腹忘れよっかなーって思ってて。」


疚しいことはないのに、セフンと話してきた…とは言えなかった。


「ダメですよー、俺みたいにモリモリ食べないと!」

と、テーブルにチキンと、大根の酢漬けを取り出す。



「ベッキョンは食べてきたんだろ?」

「ひょんと食べたいからちょっとしか食べてないです。」

「…!」



もう、そーゆーとこ狡い。



「ってことでぇ、いっただだきまーす!」

と、言って勝手に食べる。


しょうゆ風味チキンのタレが口の周りにまとわりつく。



ほら、こーゆーとこだって…狡い。



「ベッキョナ、付いてる。」

「ほぇ?」

と、同時に俺はベッキョンの顔に近づいて口端に付いたタレをぺろっと舐めた。



ぽかーんと口を開けてるベッキョン。



「い、嫌だった…か?」


すると、ベッキョンが俺に近付く。


「ひょんも、付いてますよ。」

「へ?」



まだ一口も食べてない…

と、言おうとする前にベッキョンの唇が俺の唇を塞いだ。



「ん…」


さっき舐めた甘しょっぱい味が口の中に広がる。



ベッキョンの唇は柔らかくて…

少しだけ押し付ける力が強くて…



「ひょん、好き…」

「ん…」



するとベッキョンは俺を押し倒すように体を押し付けてきて……!



「ぇ、あ…!」



ぐうぅぅ…

俺の腹が鳴り中断した。



は、恥ずかしい……!








「ご、ごめん…」


すると、ぼそりと言った。


「初キスしちゃった。」

「え?」



すぐに体を放された。



「ほらほら、チキン食べましょ~?」

と、言って酢漬けを口の中に放り込まれた。



「うわっ…!」

「にゃははっ!」




よく見るとベッキョンの耳は真っ赤だった。





初めてのキスはチキン(しょうゆ風味)

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コメント


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ほえ〜

ファーストキスは レモンの味
ではなくて チキンのしょうゆ味!
現実は そんなもん(≧∇≦)
そっかぁ〜 ミンソクさんは
決めたんですね!
セフンは………どうするんでしょう
無かったことに するのかなぁ?

rabikina | URL | 2018-06-04(Mon)00:06 [編集]


Re: ほえ〜

rabikinaさん

ベッキョンとの初ちゅーはそんな味でした…!
色気もなんもない…ですが、印象には残ったでしょう。
甘じょっぱい…まだまだ初々しい二人の関係です。
しうちゃんは決めましたね。
新しい一歩へ踏み出しております~!

せふん?
せふんは…どうなのでしょう汗

日色 | URL | 2018-06-04(Mon)07:23 [編集]