FC2ブログ

坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風紀委員長(仮)の右腕28

【ギョンス・チャニョル】


風紀委員の憂鬱のスピンオフです。



[チャニョル]

放課後、1年の教室にきて残ってる女生徒に情報収集する。


「セフンとジョンイン?

いつも喋ってるの見ますよ~。」


俺はセフンとジョンインについていろいろ調べていた。


「へぇ~、そうなんだ。ありがと!」


ふーん、仲良いんだ。

三角関係…なんて、考え過ぎなかったかな?



教室に戻るとギョンスの姿はなかった。



バンッ

ドアが思いきり開いた。



「ギョンス~、何処行って…」

「チャニョル、ちょっとこい。」

「え?」


ギョンスの様子を見てただ事ではないと感じた。


視聴覚室まで行くと鍵を閉める。

誰にも聞かれてはならない話らしい。



「ミンソク先輩が怪我をした。」

「…え?!」

「警察から学校に連絡が入ったらしい。

職員室で教員が集まってた。」



ギョンスが話すのを俺は黙って聞いていた。


「オレンジ色の髪の生徒と揉み合ってた…らしい。」

「それって……」



「多分、セフンだ。」



嘘…




[ギョンス]


その噂は数日で瞬く間に広がった。

職員室でたまたま聞いた生徒がいたことや、翌日ミンソク生徒が応接室に呼ばれたことで信憑性が増した。


犯人はセフンじゃないかと言う噂も広まった。

セフンに呼び出さてるところを見た生徒や、一緒にいたりすることが多かったみたいだ。



はぁ…

どうすればいい?



風紀の副委員長が誰かに怪我をさせられたとしたら…
風紀委員会の他の部員にも影響が及ぶ可能性もある。




僕は、つい…

ジュンミョン先輩に相談してしまったのだ。




************


"ミンソクに事情を聞いたらどうだ?"

"学校には言えないことがあるかもしれない。"


ジュンミョン先輩のアドバイスでミンソク先輩を視聴覚室に呼び出した。


チャニョルは誰かに聞かれないように外で待ってもらう。



「…ミンソク先輩、なぜ僕に言ってくれなかったんですか?」


ミンソク先輩は黙っていた。


「もしかして、セフンに脅されていたんですか?」



そうだ。
そうに違いない。

…と、思いたい。



「何故、黙ってるんです?」


ミンソク先輩は、床を見つめて頭の中で話を整理しているようにも見える。

しかし、ミンソク先輩は一言も喋らなかった。


もしや、言いたくない?

僕は、ミンソク先輩を追い詰めているんだろうか?


「わっ…」



僕はミンソク先輩の手を思わず握った。

ビックリしたのか顔を上げてこのときはじめて目があった。



「ギョンス…?」

「すみません、言いたくないなら…いいです。」

「え?」


そう、呼び出したのはただ真実が知りたかったわけじゃない。


「ミンソク先輩の異変に気づけなくて…

ごめんなさい。」



自分に不甲斐なさを感じているのだ。

先輩を助けられなかった。


「責めたいわけじゃないんです…。

近くにいたのに助けてあげられなかった。」



僕は頭を下げた。


ふわっ…

ミンソク先輩が僕を抱き締めた。

僕の背中をぽんぽんと優しく叩く。



うわ…

なんだこれ、どきどきする。



「…謝るのは、俺だろ?

一人で解決出来ると思ってたんだ。

ごめん。」



…謝らせてしまった。

ミンソク先輩の性格だってわかっていたはずなのだ。
一人で解決しようともがいていたに違いない。



「一体、何をされたんですか?」


僕は、嫌われる覚悟でもう少し聞いてみることにした。



「それは…」



すると…



バンッ

バタバタ…

音にビックリして視線はドアに向かった。

あぁ、もうちょっとで聞き出せそうだったのに…



「勝手に入らないでください!」



チャニョルが叫んだ。

誰かが無理矢理入ってきたらしい。

僕は身構えたが、向かってきた人物を見て力が緩む。



ジュンミョン先輩…?



「ミンソク!」

「…ジュンミョン?

なんでここに?」


チャニョルが、ジュンミョン先輩を引き剥がそうとしたので目で合図する。


「大丈夫、風紀委員の委員長のジュンミョン先輩だから。」


風紀委員長はチャニョルはジュンミョン先輩を知らないらしい…

あまり興味ないのかもしれない。



「ミンソクのことを聞いて、いてもいられなくなったんだ。」

「え、誰が…」

「僕です。

ジュンミョン先輩は風紀委員長ですから。」

「…余計なことを。」



ああ、確かに感情的になってジュンミョン先輩に色々話してしまったかもしれない。

まさか、ミンソク先輩が心配でここに来るなんて思いもしなかった。



「余計なことじゃない。

…セフンを任せた俺の責任だ。」



「違う、そんなんじゃ…!」


それからはジュンミョン先輩とミンソク先輩の世界だった。


「セフンはもう二度と、ミンソクには近づけさせない…俺がなんとかする。」






今思えばジュンミョン先輩は少し殺気立っていたように思える。

そして、ミンソク先輩に対する執着もこの時初めて感じたのである。








シウミン視点『風紀委員の憂鬱28』

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

おまけ拍手
PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2018-10-12(Fri)07:55 [編集]


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2018-10-12(Fri)12:39 [編集]


Re: とうとう…とうとう

鍵コメRさん

セフンやギョンス、そしてミンソクさん。
何かとメール送りまくってる時点でちょっと怖いですよね。
返事が帰ってこないのにメールを複数送ると人によってはセクハラですから。。。
そう思わせないのがジュンミョンさんの今までの信頼だったのですがね。

愛情ってみえないものだからこそ不安定ですよね。。。

日色 | URL | 2018-10-14(Sun)23:45 [編集]


Re: 鍵コメFさん

まさか、このお話を見てそんな名探偵が出てくるとは…
いや、そんな凄いものじゃないです!!汗
確かに一癖二癖はありそうですけどね。
ギョンスは、家柄もあり常に人を見て動向を気にしてるかなってところはあります。(誘拐や、襲われたりとかしないように。)

ギョンスは今、スホさんのミンソク過保護っぷりに嫌気が差してると思われますが…
多分異常だと気付くはず…

日色 | URL | 2018-10-15(Mon)00:00 [編集]