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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

憧れの人35

妖精さんは僕のものスピンオフ第2弾!

【ベッキョン・チェン】

melody fairy:遊園地発信のアイドルグループ
"歌のお兄さん"をコンセプトにした、親子をターゲットに活動する。

children:melody fairyのファンの名称

ベッキョン:歌手の卵
スホ:俳優の卵
セフン:人気モデル
チェン:ミュージカル俳優
レイ:中国で活躍中のタレント



[チェン]


朝起きると、レイは居なかった。



「…?」


少し言い過ぎたかな…

何処かでしょげてたりして?


しかし、リビングに行くとレイはスホと話をしていた。



こんな早く何してるんだ?



「"めっちゃ夏祭り"のことなんだけど…」


こしょこしょ二人で話してるみたいだ。


「え、来週だぞ?!」

「わかってる。

でも、チェンとどうしてもやりたいんだ。」



…な、何の話?



「あ、チェン!丁度よかった!

こっちこい~」



スホひょんが手招きする。

俺はおずおずとそちらに向かった。



「おはよ、チェン。」

「…おはよ。」


朝はいつも通りだ。

何か言おうとする前に先に言われた。


「レイがめっちゃ夏祭りから参加する予定なんだけど、カップルダンスもやりたいって。」

「え?!」


カップルダンスは全く練習していない。

レイが居なかったのもあるし、参加意志が無かったからだ。



「今日から練習参加するからよろしくね。」


レイの無謀さにびっくりする。


「レイ、めっちゃ夏祭りのダンスもあるけど、それ以外の定例の公演もあるんだよ?

まだ来たばっかりだし慣れてから…」


と、言ったらにこにこしていた目が開く。

どきり。


「でも、やるなら徹底的にやりたいんだよね。

早くみんなに追い付きたいんだ。

だから協力してくれない?」



俺が何ヵ月も練習してきたことを一気にやるだって?


何それ。

自分は何でも器用にこなすっていいたいのか?



「…俺もいっぱいいっぱいだし。

カイに教えてもらってよ。」



はっ…俺、何でこんなこと。

思わず口に手を添える。




「うん。わかった。」




レイは気にしてないようで笑っていた。

なんか胸が痛くなる。


「っ…」


違うのに…

ただ、そんな慌てて一気にやらなくてもいいんじゃないかって思っただけなんだ。




いや、少しだけその無茶なやり方にいらだちそして…

羨ましいと思ったのかもしれない。





カップルダンス…か。





**********

そのあとはメンバーが起きてきて、リビングはとても煩かった。



昨日のペペロでドベクが急上昇。

取材が入ったらしい。



そして、圧倒的なカイミンが写真騒ぎで一気に落ちて…

そんな話の流れを耳で聞き流している間、カップルダンスが頭の中をぐるぐると回っていた。



隣にいるレイを見ると…

その流れを見てるかと思いきや動画でダンスの振付を見てる。



努力家なんだな…

俺もいつのまにかこのメンバーと一緒にいて仲間意識は出来たものの、ライバル意識が薄れていってしまってるのかもしれない。



カップルダンス…

やっぱり…




「れ…」



声を掛けようとすると、レイはカイの方へ向かった。



「カイ~、今日早めに行こう?

ダンス確認したい。」


「あ、いいっすよ。

久々ですもんね!」

「わーい\(^-^)/

助かる。」

と、二人で動画を見ながら話を始めてしまった。



「動画穴が空くほど見たから体動かしたい…」

「あ、いいっすよ。

すぐ行きましょうか?」

「じゃー、30分後に。」

「りょかいです」


レイが部屋に入った。

追いかけようとすると、カイがミンソクさんに声を掛けた。



「…あ、ミンソクさんもですよ!」

「えっ…俺も?!」



「一緒に行動!」



カイは準備をするためか部屋に入ってしまった。

ミンソクさんは、ゆっくりコーヒータイムを楽しんでいる。



練習、一緒にするのかな?



「ダンス練習するんですよね?」


俺はミンソクさんの隣の椅子に座る。


「うん?」

「俺もいいですか?」


思わず口に出していた。


「もちろん、俺に許可とらなくてもいいし。」


そうだよね。

遊園地の練習場は解放してる時間は自由に使っていいことになっている。



ふんわりとコーヒーの香りが漂う。

いい匂い…



「飲む?」



思わず頷いた。

コーヒーを飲むと大分もやもやとした頭が冴えてきた。


「カイとレイって仲良かったんだな~

二人でダンス練習するとか。」



ミンソクさんには話しとかないと…



「実は、レイが俺とカップルダンスしたいって言ってて…」

「え…」

「でも、俺レイに教えられるほどうまくないし…
カイにお願いしてって言っちゃったんです…すみません。」


「い、いや…気にするな」



ミンソクさんはコーヒーを飲んでいた。

怒っているようにも見えなかった。



はぁ…

レイとカイがカップルダンスならお互いダンスが上手いしお互い切磋琢磨する感じだろうな…

このまま、二人が意気投合してやっぱり二人でダンスしたいとか言ったら…



嫌だ。



「俺…レイと一緒にカップルダンスしたいんです。」

「え…」



俺は、ミンソクさん以上に自分が言った発言に驚いていた。


何いってんだ?

無理に決まってるのに…

止まらない…!



「はっきり言ってダンスは得意ではありません。

でも、ダンスしてるレイみると…やっぱり近づきたいって思うんです。」



「チェン…」



これが自分の心の奥底の本音かもしれないと思った。



もっと、貪欲になりたい。

他人の力を借りるかもしれないけど、自分も輝きたいのだ。



「俺も近づきたい。」

「え?」

「みんな肩書きが、あってそれなりに別のところで人気があって

…ちょっと自分を卑下してた。」



心が軽くなった。

ミンソクさんに話してよかった気がする。



「ミンソクさん、自分の評価低すぎです。

カイにマジ惚れされてるんですからぁ自信もってくださいよ!」


自分のことがはっきりしたことで、ミンソクさんをケアしてあげないと思ってしまった。



アイドルはこれじゃ駄目だ。

自信に溢れていないといけないのだ。



ミンソクさんの場合はカイに愛されることだと思う…多分。



「な、なんだよそれ…!」

「カイ、二人で一つのベッドで寝たって言ってましたよ?」

「あれは!!!」

「あはは、やっぱりマジなんだぁ♪」



ミンソクさん顔が真っ赤だ。

かわいい。

年上なのにからかい甲斐がある。



「チェンだって!!!!」

「え?」

「な、なんでもない…」 



え、俺?

それ以上は口を閉じて言わない体制だ。



「コーヒーありがとうございます♥

では、15分後に♪」



ま、いっか。

俺は考えることをやめて、急いで支度をすることにした。





『妖精さんは僕のもの13』

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| | 2018-10-23(Tue)12:59 [編集]


Io^*)

覗き見した なんて
言えないですもんねぇ
まぁ その時の
チェンの気持ちまでは
見えないですもんねぇ〜
ラブラブ 両思いにしか!
今のカイシウ とは
違うというのは伝わらない…
押し切った者勝ち かなぁ
もちろんチェン次第だけど…

rabikina | URL | 2018-10-25(Thu)09:11 [編集]


Re: 鍵コメFさん

お互いを高め合う…努力と汗と涙!
青春ですねっ!

チェンも自分のこともいっぱいいっぱいなのに、しうにぃの保護者的立場ですね~
なんか二人見てると安定感ありますわぁ。
あ、パートナーはかいきゅんですね笑

日色 | URL | 2018-11-01(Thu)19:15 [編集]


Re: Io^*)

rabikinaさん

実はチェンの隅々まで見てるのだっ!
確かにラブラブいちゃいちゃにしか見えなかったですね。
攻防戦でしたが笑
なんと言うか、人ってすきすき言われなれてないとやはり嬉しいみたいですね。
うざいっ…って思ってても気になっちゃうこともありますよね。しうちゃんもかっ!

日色 | URL | 2018-11-01(Thu)19:18 [編集]