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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風紀委員長(仮)の右腕34

【ギョンス・チャニョル】


風紀委員の憂鬱のスピンオフです。



[チャニョル]


すんすん…

セフンは鼻を啜っていた。

ミンソク先輩が嫌いだったのに土下座までするのは予想外だ。


「…僕が悪いですから。

仕方ないです。」



そこまでして許して欲しかった理由を考える。



あの言葉をミンソク先輩に伝えたいからだろうか?

嫌われていても伝える必要があったんじゃないか?



"ジュンミョンに気を付けて"



「ふーん…」



何となくわかってきた。


なんだ、簡単じゃ~ん。

少し笑うとセフンが首を傾げた。



「…何ですか?」

「ミンソク先輩のこと嫌いだったんだよな?」

「…はい」

「嫌いな人に会いたくないって言われたら普通、精々しない?」


その言葉にセフンが固まる。


「まさか、好き…とか?」


目を逸らした。

お?


「ち、ちが…」


ああ、嘘下手だなと思った。


「意外、あーゆーお高くとまってるのが好きなんだ?」


わざとミンソク先輩を悪く言う。
嫌いなら乗っかる。

好きなら…


「…俺もそう思ってましたけど、そうでもないんです。」



否定する!

ついついわしゃっと頭を撫でる。



セフンはミンソク先輩が好きなのかぁ…



「俺は、ミンソク先輩…お前のこと庇ってるように見えたんだ。」


泣いてるセフンを少しでも元気付けたかったからつい言ってしまった。


「教師やギョンス…誰にも言ってないんだ、何をされたのか。

不思議だなって…思ってた。」


ギョンスにいろいろ聞かれていたミンソク先輩は、セフンのことを最後まで黙っていた。


「…え」



それに反応したのはセフンだ。

また、涙が目に溜まっていた。




え、え、え?!

なんで?!




「ど、どうした?!」


セフンは頭を両手で押さえた。


「っ…」


そして突っ伏して泣いてしまった。


「うぅ…ぅぁぁ…」

「ご、ごめっ…!

俺、なんか悪いこと言ったのかな??」



頭を横に振るセフン。

テーブルに突っ伏して泣くセフンの背中をただただ撫でていた。



*************


セフンは目が腫れていた。


「大丈夫ぅ?」

母がアイスノンを持たせている。

「…すみませんでした。

氷まで…」

「いいのよ、チャニョルあんた何泣かしてるのよ!」

「いや、俺は…」

「チャニョリ先輩のせいじゃないです。

ありがとうございました。」



ペコリとお辞儀をしてセフンは帰っていった。

背中が見えなくなる最後まで見届ける。



すると母が言った。



「はぁ、見た目は大人っぽいけどほんとに子供みたいねぇ。」


「え?」


「ほんと心配。

気にかけてあげなさいね。」



母に肩をぽんぽん叩かれた。




「…うん。」




セフンの伝言はちゃんと明日ミンソク先輩に伝えよう。

そう、心に誓った。








セフン視点『風紀委員の憂鬱45』

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コメント


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なんか…

なんか 普通に
後輩思いの 良い先輩だ!
ギョンスに 報告出来ることも
少しあるしね
見た目 年より上に見える
セフンも グズグズになると
マンネですね(*^^*)
それだけ ミンソクさんの事
好きなんですねぇ〜

rabikina | URL | 2018-10-27(Sat)17:57 [編集]


Re: なんか…

rabikinaさん

はい、情が厚いかっこいい先輩なのです。
まぁ、騙されやすいという欠点もありますけど…
相手との距離を縮めるのは得意分野かもしれません。

セフンちゃんのことも話してたら根っからの悪じゃないかも?と、思ったかもしれません…

ギョンスとはどうなるのですかね?
喧嘩にならないといいけど…

日色 | URL | 2018-11-01(Thu)19:25 [編集]