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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風紀委員長(仮)の右腕43

【ギョンス・チャニョル】


風紀委員の憂鬱のスピンオフです。



[チャニョル]


颯爽と前を歩き俺たちを導くギョンス…

その決して大きくないが広く見える背中に惚れ惚れとしていた。


ジュンミョン先輩を無慈悲に殴るギョンス…

恐ろしさよりかっこよく見えてしまっていた。



「チャニョル、ここの骨董品見たか?」

「ああ。」


実は全然見てないけど話を合わせる。


「全て偽物だ。

うちにあるものばっかりだったから。

警察なら流石にわかるだろう…警察としては棚ぼただな。」



ほぉ…

ギョンス、ジュンミョン先輩を成敗しながらそんなことまで…



好き。

ますます好き。



「ミンソク先輩…

遅くなって申し訳ないです。」


門扉に着くとギョンスはミンソク先輩に頭を下げていた。


「ギョンス…どうしてここが?」

「セフンのおかげです。」


俺がジュンミョン先輩の家に行こうって言ったのに…!

と、喉まで出そうになったがぐっと抑えた。



行く前まではセフンにめちゃくちゃ冷たかったのに…
セフンのお陰なんて何か意図があると思ったのだ。


「チャニョリひょんにお願いしていたんです。

ミンソク先輩がジュンミョン先輩に接触しないようにって…。」


セフン、ぐっじょぶ…

なんていい後輩なんだっ!


視線が自然と俺に集まる。


「すみません、まさかミンソク先輩自らジュンミョン先輩の家に向かうとは思わなくて…」


間に合ってなかったらと、思うとぞっとする。

連れていかれたわけじゃなかったようだが行ってよかったのだ。



「…お前が俺を頼らないからだろ?

この馬鹿が。」


ギョンスが俺を睨んだ。


「すみません…」


はぁ、結果的に俺は怒られて当然だった。

ギョンスに話していればジュンミョン先輩のことを常に監視していただろう。


「…いや、助かった。

ありがとう。」



ミンソク先輩が力なく笑った。

弱りきったいたためかいつもの鋭さがなくなって可愛さにきゅんとする。


す、少しだけっほんとにっ!

俺は冷静になろうと疑問だったことを聞いた。



「どうして、ここに来たんですか?

何か理由があったはずですよね?」



「え?…あ。」



ミンソク先輩は思い出したように自分のポケットをまさぐった。

血がついた携帯を取り出した。

さっき寝転がっていたジュンミョン先輩から咄嗟に取っていたのはこれ?



そして、隣にいるセフンの服を引っ張った。



「ミンソク先輩…?」


セフンがミンソク先輩を見つめる。


「携帯…」

「え?」


ミンソク先輩はその携帯をセフンに渡した。


「全部消せ。」

「ミンソク先輩…」


せ、セフンの携帯?!

一人でジュンミョン先輩の家に?!


そ、それって…


「まさか、セフンのために…?

どうしt」


「うるさい。」



うっ…

ギョンスに睨まれて黙った。


ギョンスだって気になってる筈なのに…



「ミンソク先輩、車で送ります。」



ギョンスが用意した車にミンソク先輩を乗せる。


ミンソク先輩は震えていた。

そして俺ではなく、セフンの腕を握りしめている。


ずっと見つめていた。



「ミンソク先輩…?」



俺はドラマの一場面を間近で見るようにドキドキとしていた。



「セフンだけでいい。

話したいことがある。」



ああ、やっぱり…?

そーゆーことなのぉ??



ギョンスを見ると頷いたのでセフンだけ乗せて車は出発した。








見えなくなるまで車を見つめていた。







はぁぁ…

ドキドキした…



「ギョンスぅ、ミンソク先輩はやっぱり…!」

「チャニョル、追いかけろ。」




「へ?」




「セフンがミンソク先輩の家から出るまで待機。」

「ちょ、ギョンス?!

何言ってるの?!二人は…!」




ギョンスは首を傾げた。




「僕はセフンを信じていない。」




丁度車がやって来た。

もちろんギョンスの車である。






「行け。」








シウミン視点『風紀委員の憂鬱52』

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コメント


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待ちぼうけ…

チャニョルは ギョンスの
言う事を 守ったんですよねぇ〜?
一晩中 外で
待っていたんでしょうか(≧∇≦)
ミンソクさんは
こんな時 セフンしか
頼れないってこと…
利用するって言ってたけど
始まりは 体から!

チャニョル お疲れ様です。

rabikina | URL | 2018-11-09(Fri)16:01 [編集]


Re: 待ちぼうけ…

rabikinaさん

チャニョルは忠実なワンコなのでギョンスのやくそくを守りちゃんとお勤めしております。
もしや憂鬱を読み返していただいたんですか?
ありがとうございますm(__)m
そうなんです、利用してやるシウミン…
襲い受します。
どうなるのでしょう??

日色 | URL | 2018-11-10(Sat)23:38 [編集]