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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風紀委員長(仮)の右腕50

【ギョンス・チャニョル】


風紀委員の憂鬱のスピンオフです。



[チャニョル]


俺は一人だけ別室に案内され、今は庭の見える畳の部屋でお茶を出されていた。


「初めまして、ギョンスの父です。」

「は、初めまして…

パク・チャニョルで、でぅす。」



ギョンスに顔は似てない。

しかし、声や落ち着いた雰囲気はギョンスと似ていた。



「あまり緊張しなくていい、ほらお菓子でも食べて。」

「は、はい…」


出されたお茶をゆっくり飲む。

さっきの騒ぎを怒られると思っていた。


「息子の友人のことは聞いていたんだ。

直接話をしてみたくてね。」

「え…」



ギョンスの家にも出入りしてる。

知らないはずがない。



「息子は昔、誘拐にあったことがあるんだ。

それから友人と言うものを作らなくなってしまった。」

「え…」


知らなかった。

だから、尾行とかに敏感だったのだろうか?


「友人を自分に関わらせたくないと思っているようだ。
大切なものは何れ標的になることも考えているんだろう。」



ギョンス…

だから凄く嫌がってたのかな…

考えてみれば距離を縮められることにとても戸惑っていた。



「だから、ドンへを遣わせた。

ギョンスは嫌がっているようだが気配を消すこともオーラを出すことも彼なら容易だ。」



「だから、離れてほしいと言うことですか?」



ギョンスの父は黙ったまま俺を見た。

さっきは似てないと思っていたが眼鏡越しからの目力は似ている。

少しだけ怯んだ。



「さっきの様子を見ていたんだ。

君は、ギョンスにとって切っても切れない大切な友人のようだね。」


「え…?」




「危険なこともあるかもしれない。

それでも、側にいる覚悟が君にあるか?」





[ギョンス]


父に呼ばれたチャニョルのことで頭がいっぱいだった。


何を言うつもりだろう?

まさか…



「ギョンス」


ぽん。と、何か手渡された。

飛行機のチケットだ。


「え?」

「キム・ジュンミョンの飛行機のチケット手配したよ。」



「あ…ありがとうございます。」



目の前にはドンへひょんがいた。

そうだった、居間でチャニョルを待っていたんだった。

ジュンミョンの件、すっかり後始末を忘れていた。



「明日、9:00の便で直接手渡すことになってる。
見送りは俺がやる?」

「いや、僕が…」

と、そのチケットを受け取ろうとするとするりと手の中ですり抜けた。



「ギョンスの心ここに在らずだね。

そんなにチャニョルが心配?」



ドキリとした。



「そんなわけ…」

「親方に何言われてるかわからないけど…

失いたくないなら早く行きなよ。」


「ひょん…?」



僕は戸惑っていた。



「車のドアは俺が開けたけど…

今度はギョンスが開けないとダメだよ。」




"俺はギョンスの側にいたい!"




「チャニョラ…」





僕は席を立って、父の部屋に向かっていた。








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コメント


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(≧∇≦)

ドンへは ボディーガード
だったのね! というか
お仕事? 私情は 入ってないのかなぁ
…と 勘ぐってしまう(*^^*)

周りから見ると チャニョルは
ギョンスの 特別に 見えていたんですね
ちゃんと!
いよいよ 報われるのかしらん(≧∇≦)

rabikina | URL | 2018-11-20(Tue)21:40 [編集]


Re: (≧∇≦)

rabikinaさん

多少は私情が入ってたかな…とは思います。
子供の頃から知ってる可愛いギョンス…
その右腕になるなんてかなりプレッシャーだったかもしれないですね。

第三者がみるとわかることもありますよね…(´ω`)
本人はそれでやっと気付くと言う…

報われるのかな…
報われるはず…!

日色 | URL | 2018-11-21(Wed)18:22 [編集]