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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

【後編】CHANGE?!

【カイ・シウミン】
カイ君お誕生日企画



##カイ##


ミンソギひょんと二人で、深夜の着せ替えパーティが始まった。

 
「どうだ?かわいいだろ?」

僕の姿で何回も着せ替えを繰り返し
そのテーマに合った愛嬌やポーズをしまくるミンソギひょん。


「ぶふっ、可愛くないですっ」


ミンソギひょんはやはり度胸が凄い。
僕だけど、僕ではない不思議な魅力を感じる。
  

「絶対可愛いって~」

僕が否定すると服や小物アイテムを持ってきては、色んなポーズや動きをするのだ。


しかし…僕はもう限界…
 

「…ミンソギひょん、もう眠いです…」    

「え?、あっ…もうこんな時間だっ
付き合わせてごめんな?」

「んー…」

目を閉じると睡魔が一気に襲ってきた。

「おーい、寝るならベッドで寝ろ。」
  
「ん…」


僕はソファから動くことは出来ずに目を瞑る。
すると、ミンソギひょんは毛布を持ってきた。

頭を撫でられると何だか気持ちよくなってしまう。
自分の顔に微笑まれて頭を撫でられてるのになんか変だ…
 

ミンソギひょんのこと…
好き…かも…



しかし、眠気に勝てず僕はそのまま寝落ちした。




##シウミン##


俺の朝はスキンケアから始まる…!


ヘアバンドを装着っ
まずは、顔を洗ってタオルで押し付けるように拭いて…と、そしてここから導入化粧水、トナー、美容液、クリーム…!

「はぁ…」

やりきった感…が、しかし今日はいつもと違う!
鏡で映ったジョンイナの姿の自分をじっと見つめる…

それにしても…
やっぱりいい体だよな…

じぃぃ…

「ジョンイナ?」

びくっ

「じょ、ジョンデっ…ひょん!」

あっぶないっ
呼び付けるところだった!

「随分と早起きだね、デート?」

と、言いながら洗面所に入ってきた。

「いや違うしっ」

「怪しいね、セフニ。」

セフンも後ろにいたらしくこの狭い洗面所に入ってくる。
窮屈だったのかジョンデはそのままトイレに向かった。

「ジョンイナ」

ぴとっ
セフンが後ろからくっついてくる。

「な、なに…?」

「なんかいつもと雰囲気違う?」

ドキィッ!!

鏡越しで目が合う。 
眠そうな色気の年頃の男が二人…じゃないっ!
めちゃくちゃ距離近いんだけどっ


「い、いやっそんなこと、ないし?」   
   

俺は慌ててセフンから離れた。

なんだ、あの感じは…
あの距離感はっ!!
 
ドドドドドド…


ま、まさかセフンとジョンインって…で、デキてる?!
俺は自分の姿のジョンインが寝てるソファに向かった。     

昨日は俺が張り切りすぎたせいで疲れて眠ってしまったのだ。


「ジョンイナ、起きろっ」

「んー…」

もぞもぞして起きる気配がない俺、inジョンイン。

「ちょっと確認したいんだけど…」

「ふぁぁ…なんですかぁ?」


ナイトキャップも付けて、くーたんのパジャマも着て凄いかわいい姿の俺…   

    
「セフンと…つ、付き合ってるの?」

「?……………えぇ?!」


飛び起きる俺…!
髪の毛が無重力状態だ。


「そんなわけないですっ
全然タイプじゃないっ」

「…そうなの?」
  

じゃああのただならぬ雰囲気は一体…!


「付き合うなら…ミンソギひょんがいいですっ」

「え?!」


俺はジョンインの中身の俺に押し倒されていた。
そして…
 

「僕じゃ嫌ですか?」  

「え、いやっ…そのっ…好きだけどっ…体はっ」

「か、体…?」


わーっ、何言ってるんだ俺はっ
 

「ミンソギひょん…僕の体が目的だったんですね…」

俺の顔でうるうるするジョンイナ。

「いや、そーゆーことじゃなく見る癒し!
モチベーションの向上ってことっ!
これ、見ろ!」


俺は、誤解を解くべく禁断のスマホのフォトアルバムを開く。

そこには…
男たちの上半身裸コレクション…!


「な?誤解だから…!」



そう、俺はあくまでジョンイナの身体目的の払拭をしたかった。

しかし、それはさらなる不穏な空気になるとはわかっておらず…


「レイひょん、セフニ…ジュンミョ二まで…?」

震えてるジョンイン?

「おお、みんなすごいよな、骨格とか筋肉の付き方が…!」

と、ジョンイナに熱弁しようとしたが遮られた。


「んっ?!」


い、いま…
き、キスされた??


「ぼ、僕がミンソギひょんをメロメロにしますっ!」

「え?!」



目の前にいるのは…ジョンイン!?



「「戻った?!」」



今解決した大問題の解決を安堵しあった。
さらなる問題が始まっていたとは知らずに…



【終わり】


無理矢理終わります…
最後までありがとうございました!
カイくんおめでとう!
続きはまたいつか短編で…

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コメント


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不思議体験!

自分と違うタイプの人と
入れ替わってしまうって
どんな気持ちでしょうねぇ
同じグループだから
まだ 受け入れられるのかなぁ
カイ君の体…赤ちゃん
しうちゃんの可愛いさ
本当は 漢! なんですけど…
どっちも 経験してみたいです(^^)v

だいぶ 経ってしまいましたが
カイ君 お誕生日おめでとう!

rabikina | URL | 2023-02-02(Thu)06:29 [編集]


Re: 不思議体験!

rabikinaさん

お返事遅くなりましたm(_ _)m
「君の名は」みたいに、知らない人だったら
ちょっとやだなと思いますけど(男女とか。)
exoのメンバーだったら楽しいのかも?
確かにカイくんの体、とんでなく細いので経験してみたいです。そして、しうちゃんの体で愛嬌を思い切りやりたいです笑
カイ君もアラサーですね…あんなかわいいのに…!

日色 | URL | 2023-02-14(Tue)00:51 [編集]