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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

風と太陽と俺no.126

【カイ・シウミン・セフン】



##シウミン##


「…ミンソギ」


玄関で靴を脱ぐと後ろから抱きしめられた。
一段上がると、セフンと少し背の高さが近づく。

「セフン、靴脱いで…」


抱きしめたまま動かない。


「セフニッ…んんっ」


振り向くとキスされる。

押してくるから倒れそうになると、後ろから頭を大きな手で支えられて逃れられない。


「だ、だめ…待って」


流されそうになり、パシパシと肩を叩くと体を離したから洗面所に逃げた。
手を洗ってると洗面所に無理やり入ってきた。


「まず、まず手を洗ってうがいっ」

「…わかってますよ。」



素直に手を洗うセフン。

それを確認してリビングに向かった。


“いっぱい触れていいですか…?”

それって、やっぱり、そーゆー…?!


どうしよう…
少し落ち着こう、うん!
 

俺は洗面所を出てキッチンでビールと食べれそうなインスタントや冷凍食品を物色していた。



「セフニ、お腹空いただろ?」



ここは、一旦食欲を満たしてもらえば…いいっ!



「冷凍餃子ならすぐに出来…」


ぎゅっ 
無言で抱きしめられた。

 

「ミンソギがいい。」



かぁぁっ
何でこんなに今日はこんな素直なんだっ!


「ちょっ…!」


抱きしめられて、背中を撫でられてシャツの中にセフンの手が入り込む。
冷たい手が俺の背中の温度で熱を帯びてく。


「ま、待ってセフンっ」

や、やばい…流される前に言わないとっ

「…まだ待つの?」


うっ…

図体は大きいのに、なんだこの寂しそうな顔はっ
仕方なく俺は恥を忍んで言うことにした。


「ただ、俺その…まだ、そーゆーこと最後までしかたことなくて……知識がないんだっ」


ああ、もう…年上なのにカッコ悪い…
恥ずかしくて顔を手で覆った。


「煽ってます?」

「…え?…わぁっ」




俺はセフンにお姫様抱っこされて寝室に運ばれていた。





短くてすみません…

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