
【カイ・シウミン・セフン】
##シウミン##
目を覚ますとセフンが隣に眠っていた。
体がベトベト…じゃない。
もしかして寝ている間に体を拭いてくれた?
嬉しいけど恥ずかしい。
俺は、ジョンインの荷物に目を向けた。
やはり、セフンが起きる前に見えないところに置くのがいいだろう。
しかし、体が動かない。
ぎしっ…
転がるように移動すると、セフンの長い腕が伸びベッドに引き戻された。
「もしかして起きてた?」
ゆっくり目を開けるセフン。
「…ミンソギがいないと寒いから出て行かないで。」
…う、かわいい。
「うん、わかった。」
今日は仕事だけど、夜からだからまだ時間はたっぷりとあった。
セフンは眠そうで、気だるそうな顔だ。
頭をぽんぽんする。
「?…なんですか?」
「何となくしたくなった。」
黙ったまま、何も言わない。
?
首を傾げる。
すると抱きしめられた。
すっぽりとセフンの中だ。
「はぁ…僕の完敗ですね。」
「え?」
「先に好きになったら負けってやつ。」
「…ああ、あれか。」
忘れてた…
みんな惚れさせようと必死だったっけ?
ぶくく…
セフンが笑い出した。
「…僕とジョンインが話してたら、ミンソギが“俺も二人をメロメロにさせる”とか言って…」
「そんなこと、いっ…たな。」
今思えば、判定が難しい。
何であんなこと言ったんだろ…
腹が立って勢いで言ったのかもしれない。
「あの時から多分もうメロメロでした。」
「!」
メロメロって…もう、何でこんなかわいいんだ。
食べちゃいたいっ
食べられてるのは俺だけどっ
ぐぅ
今更だけど、食欲をお腹が思い出したらしい。
そうだ、昨日は何も食べてない!
「何食べたいですか?」
「なんだろ」
今なら何でも食べられる気がする。
「ピザ、チキン…」
セフンが携帯で色々調べてくれてる。
うーん…
「そうだ、セフン!
タピオカを完成させようよ。
材料は家にある?」
あの後、結局進展せず終わってしまったから
今度こそ完成させたい。
「あ、はい…実家に。」
「実家か。」
セフンの母、オ・ミリ氏を思い出した。
「一緒に行ってもらえませんか?」
「え…?」
「母に、紹介したいので。」
ええぇ…
緊張が走った。
べくちゃん除隊まであと一日?!
楽しみすぎます!
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目を覚ますとセフンが隣に眠っていた。
体がベトベト…じゃない。
もしかして寝ている間に体を拭いてくれた?
嬉しいけど恥ずかしい。
俺は、ジョンインの荷物に目を向けた。
やはり、セフンが起きる前に見えないところに置くのがいいだろう。
しかし、体が動かない。
ぎしっ…
転がるように移動すると、セフンの長い腕が伸びベッドに引き戻された。
「もしかして起きてた?」
ゆっくり目を開けるセフン。
「…ミンソギがいないと寒いから出て行かないで。」
…う、かわいい。
「うん、わかった。」
今日は仕事だけど、夜からだからまだ時間はたっぷりとあった。
セフンは眠そうで、気だるそうな顔だ。
頭をぽんぽんする。
「?…なんですか?」
「何となくしたくなった。」
黙ったまま、何も言わない。
?
首を傾げる。
すると抱きしめられた。
すっぽりとセフンの中だ。
「はぁ…僕の完敗ですね。」
「え?」
「先に好きになったら負けってやつ。」
「…ああ、あれか。」
忘れてた…
みんな惚れさせようと必死だったっけ?
ぶくく…
セフンが笑い出した。
「…僕とジョンインが話してたら、ミンソギが“俺も二人をメロメロにさせる”とか言って…」
「そんなこと、いっ…たな。」
今思えば、判定が難しい。
何であんなこと言ったんだろ…
腹が立って勢いで言ったのかもしれない。
「あの時から多分もうメロメロでした。」
「!」
メロメロって…もう、何でこんなかわいいんだ。
食べちゃいたいっ
食べられてるのは俺だけどっ
ぐぅ
今更だけど、食欲をお腹が思い出したらしい。
そうだ、昨日は何も食べてない!
「何食べたいですか?」
「なんだろ」
今なら何でも食べられる気がする。
「ピザ、チキン…」
セフンが携帯で色々調べてくれてる。
うーん…
「そうだ、セフン!
タピオカを完成させようよ。
材料は家にある?」
あの後、結局進展せず終わってしまったから
今度こそ完成させたい。
「あ、はい…実家に。」
「実家か。」
セフンの母、オ・ミリ氏を思い出した。
「一緒に行ってもらえませんか?」
「え…?」
「母に、紹介したいので。」
ええぇ…
緊張が走った。
べくちゃん除隊まであと一日?!
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