
【カイ・シウミン・セフン】
##シウミン##
「えっ…」
僕は目を瞬かせた。
何が、どうなって俺は挑発されているんだろう?
「いや…そんな恐れ多いことは…」
流石に人気No.1のベッキョン先輩に楯突くわけにはいかなかった。
「本当に付き合ってるのはミンソギなのに?」
「え?!」
声を出したのは店長である。
「つ、つつつつ付き合ってる?!」
「雰囲気でわかるでしょ?」
「むむぅ?!」
ドS雰囲気なベッキョンにタジタジな店長…
「ってか、嫌じゃないん?
仕事とはいえ、他の奴といちゃいちゃして。」
「仕事だとわかってますから。」
落ち着け、落ち着け。
わざと煽ってるんだ。
「えー、もしかしたら心変わりするかもよん?」
イラッとした。
まさか、俺のこと言ってる?
「あはっ、自信ないんだ?」
小馬鹿にしたように笑われ…
俺はあっさりと感情がむき出しになった。
「やります。」
「「え?!」」
セフンと店長二人が声を上げる。
「No.1のベッキョンを蹴落として
セフンと正式なペアになってみせます。」
傍から見たら、俺は心変わりした奴かもしれない。
でも…今選んだ道が間違ってないことを証明したい。
と、その瞬間は思っていた。
「ああああ…」
なぁんで、あんな挑発に乗っちゃったんだぁっ
あの時、言ったあとにぱっと可愛く笑ったベッキョン先輩の顔が忘れられない。
やられたっと、思ったときは遅かった。
一人反省会を行っていると、着替え終わったセフンが後ろから肩を叩く。
「ミンソギ、やっぱり撤回しましょう。」
「なんで?」
「ベッキョナのお遊びに振り回されてはだめです。」
お遊び…確かに暇つぶしかもしれない。
「いや、撤回は…しないっ」
「えっ」
これは、自分との戦いなのだ。
セフンとの仲を認められるチャンスだ。
「で、でも…負けたらお願い聞かないと…」
「あ?」
「いや、ミンソギが負けるとは思ってないですけどっ!」
はっ…ベッキョンに言われた追加事項…!
“ご褒美がないとつまんないよな?
勝った方のお願いを一つ聞くことにしよっ”
「ああああっ…」
また俺は頭を抱えた。
確かに圧倒的に俺が不利…
ジョンインが辞めたからってまたセフンに…
みたいな、悪いイメージしかない。
「ミンソギ、大丈夫です!
僕がいますから!」
「セフン…」
俺はセフンにきゅんとする。
と、ダメダメ。
「いや、セフンの力は借りない。」
「え…?」
「俺の力で姫たちにセフンとのペアを認められるように頑張ってみる。」
俺は、ベッキョンという高い山…を、超えて自信を持つために頑張る決意をした。

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##シウミン##
「えっ…」
僕は目を瞬かせた。
何が、どうなって俺は挑発されているんだろう?
「いや…そんな恐れ多いことは…」
流石に人気No.1のベッキョン先輩に楯突くわけにはいかなかった。
「本当に付き合ってるのはミンソギなのに?」
「え?!」
声を出したのは店長である。
「つ、つつつつ付き合ってる?!」
「雰囲気でわかるでしょ?」
「むむぅ?!」
ドS雰囲気なベッキョンにタジタジな店長…
「ってか、嫌じゃないん?
仕事とはいえ、他の奴といちゃいちゃして。」
「仕事だとわかってますから。」
落ち着け、落ち着け。
わざと煽ってるんだ。
「えー、もしかしたら心変わりするかもよん?」
イラッとした。
まさか、俺のこと言ってる?
「あはっ、自信ないんだ?」
小馬鹿にしたように笑われ…
俺はあっさりと感情がむき出しになった。
「やります。」
「「え?!」」
セフンと店長二人が声を上げる。
「No.1のベッキョンを蹴落として
セフンと正式なペアになってみせます。」
傍から見たら、俺は心変わりした奴かもしれない。
でも…今選んだ道が間違ってないことを証明したい。
と、その瞬間は思っていた。
「ああああ…」
なぁんで、あんな挑発に乗っちゃったんだぁっ
あの時、言ったあとにぱっと可愛く笑ったベッキョン先輩の顔が忘れられない。
やられたっと、思ったときは遅かった。
一人反省会を行っていると、着替え終わったセフンが後ろから肩を叩く。
「ミンソギ、やっぱり撤回しましょう。」
「なんで?」
「ベッキョナのお遊びに振り回されてはだめです。」
お遊び…確かに暇つぶしかもしれない。
「いや、撤回は…しないっ」
「えっ」
これは、自分との戦いなのだ。
セフンとの仲を認められるチャンスだ。
「で、でも…負けたらお願い聞かないと…」
「あ?」
「いや、ミンソギが負けるとは思ってないですけどっ!」
はっ…ベッキョンに言われた追加事項…!
“ご褒美がないとつまんないよな?
勝った方のお願いを一つ聞くことにしよっ”
「ああああっ…」
また俺は頭を抱えた。
確かに圧倒的に俺が不利…
ジョンインが辞めたからってまたセフンに…
みたいな、悪いイメージしかない。
「ミンソギ、大丈夫です!
僕がいますから!」
「セフン…」
俺はセフンにきゅんとする。
と、ダメダメ。
「いや、セフンの力は借りない。」
「え…?」
「俺の力で姫たちにセフンとのペアを認められるように頑張ってみる。」
俺は、ベッキョンという高い山…を、超えて自信を持つために頑張る決意をした。
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