
【セフン・ベッキョン】
「チェンジ」「CHANGE」のさらにスピンオフです。
_/_/_/_ベッキョン/_/_/
俺が本当に聞きたかったのは、
"お前の体、酒飲める体質だよな?"
である。
ゴクッゴクッ
「ぷはぁ~すげー、お酒飲んでも気持ち悪くない~」
俺はこの体だから味わえるお酒の心地よさに酔いしれていた。
「ベッキョニ、飲み過ぎです。
僕の体労ってください。」
「俺の話聞いてくれるんだろ?」
素面じゃ無理だ。
しかもマンネに弱いところを見せたくないのだ。
俺だってそーゆーところはある。
「ミンソギひょんはな、俺を尊敬の眼差しで見つめていた…」
「そーゆーのいいです。
で?好きだったんですよね?」
全くっ、マンネは直球過ぎる。
好きになったきっかけとかそーゆー話をドラマの回想風に話させて欲しい。
「はー…兄貴らしさがなくなったミンソギひょんに何が残ると思う?」
うーん…と、考えて一言。
「…何ですかね?
おっさん?」
「ちげーよっ可愛さだろっか☆わ☆い☆さ!」
「あー…」
セフンは頭をぽりぽりと掻いた。
彼にはその魅力は一ミリもわからないらしい。
いや、分からなくていいけどもっ
「だからでろっでろに甘やかしたのに、付き合うのは甘ったれなジョンイナかよ~って!」
「ちょ、ジョンイナは甘ったれじゃないですっ」
「はぁぁ?甘ったれだろっ」
「違いまつ!」
…と、落ち着け俺。
セフン怒らせてどうする。
いや、俺は今お酒の力で感情の起伏が激しくなっている。
気持ち悪くはならないが、ふわっふわっするのだ。
「はぁ~わかったわかった。
みんな違ってみんないいってことで。」
お酒を飲むと自分のコントロールも難しい。
ミンソギひょんを改めて凄いと思う。
「そうですね、僕も酔っ払いに感情的になりました。」
酔っ払い扱い!
酔ってるのはお前の姿なのにっ
「まぁ、余り者同士仲良くやりましょう?」
ぐさっ
今日のセフンは一段と切れ味が凄い。
いや、お酒のせいで己の心の装備がガタガタなのかもしれない。
「うぅ…」
余り者…
このべくちゃん、ベッキョン一生の不覚っ
項垂れるとセフンが僕の肩をぽんぽんと叩いた。
「大丈夫です?」
ちょっぴり安心する。
そして、少し冷静になれた。
「でも、二人共そーゆー雰囲気はなかったはずなんだよなぁ…」
「それは、僕も思いました。
かなり短期戦だったと思います。」
「セフンもそう思うか?」
「はい。」
お互い想い人を見てるからこそわかる。
二人に何があったと言うのだ。
「やっぱり…」
「やっぱり?」
「ハプニング、ですかね?」
「ハプニング?
いやいやいや、ないないない。」
ポッキーゲームして、キスしたって何も始まらないのにっ
「そんなの、わからないじゃないですか。」
ちびっとお酒を飲んだ。
「だぁぁっ、お前いちいち言い方っ
そして飲むなっ俺の体で!すぐ赤くなってすぐべしゃっとなるからっ」
いや、実は人には言えない事情があるんだけど!!
「あ、なるほど…だから、飲まないんですね?」
「そだよっ」
「ふぅ~ん」
と、また一口。
「今日くらいふにゃってなりましょう?」
「おまえナッ駄目だって言ってるだろ!」
お酒を飲まないようにコップを取り上げる。
「っ、ととっ」
やはり飲み過ぎている、急に立ち上がって動いたから体が蹌踉めいた。
ガシッ
すると、俺の姿のセフンが俺の腕を掴んでいた。
「わ。」
どさっ
しかし、そのまま支えられずセフンの姿の俺がセフンを押し倒していた。
「ごめっ…」
離れようとしたのに、手を掴まれた。
「ベッキョニ、ひょん…」
お酒を飲んではいけない理由…
それは…
「なんか、体が…熱くなってきちゃった…」
少量のお酒で一気に快楽成分が分泌され…
異常にシたくなってしまう…からだっ!

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_/_/_/_ベッキョン/_/_/
俺が本当に聞きたかったのは、
"お前の体、酒飲める体質だよな?"
である。
ゴクッゴクッ
「ぷはぁ~すげー、お酒飲んでも気持ち悪くない~」
俺はこの体だから味わえるお酒の心地よさに酔いしれていた。
「ベッキョニ、飲み過ぎです。
僕の体労ってください。」
「俺の話聞いてくれるんだろ?」
素面じゃ無理だ。
しかもマンネに弱いところを見せたくないのだ。
俺だってそーゆーところはある。
「ミンソギひょんはな、俺を尊敬の眼差しで見つめていた…」
「そーゆーのいいです。
で?好きだったんですよね?」
全くっ、マンネは直球過ぎる。
好きになったきっかけとかそーゆー話をドラマの回想風に話させて欲しい。
「はー…兄貴らしさがなくなったミンソギひょんに何が残ると思う?」
うーん…と、考えて一言。
「…何ですかね?
おっさん?」
「ちげーよっ可愛さだろっか☆わ☆い☆さ!」
「あー…」
セフンは頭をぽりぽりと掻いた。
彼にはその魅力は一ミリもわからないらしい。
いや、分からなくていいけどもっ
「だからでろっでろに甘やかしたのに、付き合うのは甘ったれなジョンイナかよ~って!」
「ちょ、ジョンイナは甘ったれじゃないですっ」
「はぁぁ?甘ったれだろっ」
「違いまつ!」
…と、落ち着け俺。
セフン怒らせてどうする。
いや、俺は今お酒の力で感情の起伏が激しくなっている。
気持ち悪くはならないが、ふわっふわっするのだ。
「はぁ~わかったわかった。
みんな違ってみんないいってことで。」
お酒を飲むと自分のコントロールも難しい。
ミンソギひょんを改めて凄いと思う。
「そうですね、僕も酔っ払いに感情的になりました。」
酔っ払い扱い!
酔ってるのはお前の姿なのにっ
「まぁ、余り者同士仲良くやりましょう?」
ぐさっ
今日のセフンは一段と切れ味が凄い。
いや、お酒のせいで己の心の装備がガタガタなのかもしれない。
「うぅ…」
余り者…
このべくちゃん、ベッキョン一生の不覚っ
項垂れるとセフンが僕の肩をぽんぽんと叩いた。
「大丈夫です?」
ちょっぴり安心する。
そして、少し冷静になれた。
「でも、二人共そーゆー雰囲気はなかったはずなんだよなぁ…」
「それは、僕も思いました。
かなり短期戦だったと思います。」
「セフンもそう思うか?」
「はい。」
お互い想い人を見てるからこそわかる。
二人に何があったと言うのだ。
「やっぱり…」
「やっぱり?」
「ハプニング、ですかね?」
「ハプニング?
いやいやいや、ないないない。」
ポッキーゲームして、キスしたって何も始まらないのにっ
「そんなの、わからないじゃないですか。」
ちびっとお酒を飲んだ。
「だぁぁっ、お前いちいち言い方っ
そして飲むなっ俺の体で!すぐ赤くなってすぐべしゃっとなるからっ」
いや、実は人には言えない事情があるんだけど!!
「あ、なるほど…だから、飲まないんですね?」
「そだよっ」
「ふぅ~ん」
と、また一口。
「今日くらいふにゃってなりましょう?」
「おまえナッ駄目だって言ってるだろ!」
お酒を飲まないようにコップを取り上げる。
「っ、ととっ」
やはり飲み過ぎている、急に立ち上がって動いたから体が蹌踉めいた。
ガシッ
すると、俺の姿のセフンが俺の腕を掴んでいた。
「わ。」
どさっ
しかし、そのまま支えられずセフンの姿の俺がセフンを押し倒していた。
「ごめっ…」
離れようとしたのに、手を掴まれた。
「ベッキョニ、ひょん…」
お酒を飲んではいけない理由…
それは…
「なんか、体が…熱くなってきちゃった…」
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