体育会系男子の事情【完】ｶｲｼｳ【カイ・シウミン】
シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年
"特別だから"
そのフレーズは、俺をときめかせる。
ガタンガタン…
そのあとは、電車に揺られながらお互いに黙ったままで…
あっという間に一時間経っていたんだ。
「着いたぞ。」
ミンソク先輩は電車から俺を降りるように促すと…
人混みの中をスタスタと歩き出す。
人混みが苦手な俺は、
その小さくちょこまか動く彼を追いかけるのに必死で…
少しずつ距離は広まっていく。
その手を掴めたら…
思い切り手を出せば多分届く手がもどかしい…
「カイ、何やってんだ！」
「わっ」
ぐいっ…
手を思い切り捕まれて引っ張られた。
見た目に似合わずスゲー力…！
思わず女子視点で、見てしまう。
ん？？
なーんかこの流れ何処かで？
「ここだよ。」
「え？」
でっかい建物…
こ、これって…！！
「ここのホテルの最上階にあるレストランで食事。」
「えぇーー？！」
レストラン？！
ま、正夢？！？！
「き、君の瞳に…？」
「は？」
な、なわけないよな！！
勘違い勘違い！！
しかし…
最上階に来ると…
正に夜景が見えるスポット？！
大人のカップル達がその夜景を楽しんでいる…！！
に、似すぎている…！！
「ミンソク先輩
自分トイレ行ってきます。」
「ああ。」
俺は、洗面所で心の中で呟く。
どーゆーことですか？！
俺は、食べられちゃうんですか？！
夢と同じようにミンソク先輩が鍵を持ってて…
部屋をとってたら…どうする？！
いやいや…
あり得なくはないぞ？！
ここまできたんだから！！
ミンソク先輩(仮)
『本当はわかってたんだろ？
こうなるってこと。』
俺
『ち、違います！』
ミンソク先輩(仮)
『わかっててついてきたくせに
往生際が悪ぃなぁ…
ほら…体はこんなに火照ってるくせに…！』
俺
『や、やめてください！』
ミンソク先輩(仮)
『俺が、そのカチカチのバターのような心をトロットロにしてやるよ…
もちろん、体もな。』
俺
『い、いや！ダメです！
だっ…！！』
はっ…！
前回より、よりリアルに！！(なってません。)
とりあえず、トイレにいる時間が長いので外に出ると…
ミンソク先輩は俺を待っている。
まるで、彼女を待つ彼氏みたいだ…
ぅう…！
このまま逃げてしまいたい！！
と、思うとスマホが鳴ったのか電話をし始めた。
無表情が口の動きで少しだけ明るくなったような感じ…
誰…？
ルゥハン先輩…とか？
なんか…もやっとする。
トイレの入り口まででてその表情を伺っていると…
「カイ！」
俺を呼ぶ懐かしい声…
その声に携帯に耳を宛ながらミンソク先輩も振り向いた。
母は、はや歩きでこちらに向かってくる。
「か、かか…母さん？！」
「あら、思ったより元気そうね！」
な、なななんでここに？！
ミンソク先輩もいるのに！！
チラッとミンソク先輩の方向を見ると
母も向く…
「か、母さん…紹介するよ…
大学の先輩の…」
と、自己紹介したとき…
「ミンソクちゃん久しぶり～！」
と、抱きついた。
え？！
知り合い？！
それにしては…ちょっと馴れ馴れしくね？！
「ちょっ、母さんやめろよ…！」
と、恥ずかしくて引き剥がそうとする。
「えー？なんで？！」
と、頬を膨らませて茶目っ気たっぷりに怒っている。
それを見て、スマホで電話しながらだが笑顔の先輩…
「す、すみません…」
先輩に向かって言い
母を引き剥がし再び視線を母に戻す。
「一体どーゆー知り合い…？」
「それはね…」
と、母に聞いていると近づいてくる男性に気が付く。
「こっちこっち。」
ミンソク先輩が、耳をスマホから離した。
む？
誰…？
「ちょっとあんた、聞いてる？」
「え？！…たぁ！！」
ぐいっと耳たぶを引っ張られた。
「私が、ミンソクちゃんにお願いして連れてきてもらったのよ。」
「え？」
どゆこと？
すると、その男性を連れてきたミンソク先輩が言った。
「カイ…今まで黙っててごめんな？」
え？
どゆこと？
固まっていると、母が言った。
「お母さんの再婚相手の息子さん。
今日から、あなたのお兄ちゃんよ。」
俺は、あまりのびっくりさに…
口を開けたまま声が出なかった。
やっと言えたわ…！
左のカウンターが 44444 になった方！
お好きなカプで、お好きなシチュエーションのお話を書かせていただきたいです！
コメント欄などでお知らせください(*´ω｀)
よろしくお願いいたします。
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シウミン・・・大学4年
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"特別だから"
そのフレーズは、俺をときめかせる。
ガタンガタン…
そのあとは、電車に揺られながらお互いに黙ったままで…
あっという間に一時間経っていたんだ。
「着いたぞ。」
ミンソク先輩は電車から俺を降りるように促すと…
人混みの中をスタスタと歩き出す。
人混みが苦手な俺は、
その小さくちょこまか動く彼を追いかけるのに必死で…
少しずつ距離は広まっていく。
その手を掴めたら…
思い切り手を出せば多分届く手がもどかしい…
「カイ、何やってんだ！」
「わっ」
ぐいっ…
手を思い切り捕まれて引っ張られた。
見た目に似合わずスゲー力…！
思わず女子視点で、見てしまう。
ん？？
なーんかこの流れ何処かで？
「ここだよ。」
「え？」
でっかい建物…
こ、これって…！！
「ここのホテルの最上階にあるレストランで食事。」
「えぇーー？！」
レストラン？！
ま、正夢？！？！
「き、君の瞳に…？」
「は？」
な、なわけないよな！！
勘違い勘違い！！
しかし…
最上階に来ると…
正に夜景が見えるスポット？！
大人のカップル達がその夜景を楽しんでいる…！！
に、似すぎている…！！
「ミンソク先輩
自分トイレ行ってきます。」
「ああ。」
俺は、洗面所で心の中で呟く。
どーゆーことですか？！
俺は、食べられちゃうんですか？！
夢と同じようにミンソク先輩が鍵を持ってて…
部屋をとってたら…どうする？！
いやいや…
あり得なくはないぞ？！
ここまできたんだから！！
ミンソク先輩(仮)
『本当はわかってたんだろ？
こうなるってこと。』
俺
『ち、違います！』
ミンソク先輩(仮)
『わかっててついてきたくせに
往生際が悪ぃなぁ…
ほら…体はこんなに火照ってるくせに…！』
俺
『や、やめてください！』
ミンソク先輩(仮)
『俺が、そのカチカチのバターのような心をトロットロにしてやるよ…
もちろん、体もな。』
俺
『い、いや！ダメです！
だっ…！！』
はっ…！
前回より、よりリアルに！！(なってません。)
とりあえず、トイレにいる時間が長いので外に出ると…
ミンソク先輩は俺を待っている。
まるで、彼女を待つ彼氏みたいだ…
ぅう…！
このまま逃げてしまいたい！！
と、思うとスマホが鳴ったのか電話をし始めた。
無表情が口の動きで少しだけ明るくなったような感じ…
誰…？
ルゥハン先輩…とか？
なんか…もやっとする。
トイレの入り口まででてその表情を伺っていると…
「カイ！」
俺を呼ぶ懐かしい声…
その声に携帯に耳を宛ながらミンソク先輩も振り向いた。
母は、はや歩きでこちらに向かってくる。
「か、かか…母さん？！」
「あら、思ったより元気そうね！」
な、なななんでここに？！
ミンソク先輩もいるのに！！
チラッとミンソク先輩の方向を見ると
母も向く…
「か、母さん…紹介するよ…
大学の先輩の…」
と、自己紹介したとき…
「ミンソクちゃん久しぶり～！」
と、抱きついた。
え？！
知り合い？！
それにしては…ちょっと馴れ馴れしくね？！
「ちょっ、母さんやめろよ…！」
と、恥ずかしくて引き剥がそうとする。
「えー？なんで？！」
と、頬を膨らませて茶目っ気たっぷりに怒っている。
それを見て、スマホで電話しながらだが笑顔の先輩…
「す、すみません…」
先輩に向かって言い
母を引き剥がし再び視線を母に戻す。
「一体どーゆー知り合い…？」
「それはね…」
と、母に聞いていると近づいてくる男性に気が付く。
「こっちこっち。」
ミンソク先輩が、耳をスマホから離した。
む？
誰…？
「ちょっとあんた、聞いてる？」
「え？！…たぁ！！」
ぐいっと耳たぶを引っ張られた。
「私が、ミンソクちゃんにお願いして連れてきてもらったのよ。」
「え？」
どゆこと？
すると、その男性を連れてきたミンソク先輩が言った。
「カイ…今まで黙っててごめんな？」
え？
どゆこと？
固まっていると、母が言った。
「お母さんの再婚相手の息子さん。
今日から、あなたのお兄ちゃんよ。」
俺は、あまりのびっくりさに…
口を開けたまま声が出なかった。
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