
シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年
「じゃあ、ミンソガ部活でね!」
ルゥハン先輩が、さらっと俺を睨み部屋から出ていく。
「じゃ、コーヒーでも飲もうかな。」
と、ミンソク先輩がコーヒーを淹れる準備をし始めた。
じゃあ…
ドアを開けると…
「おい、どこに行くんだ?」
ミンソク先輩に引き留められた。
「え?!
どこと言うか…と、トイレに…」
ルゥハン先輩…に、ちょっと用事が。
…とも言えずちょっとした嘘をつく。
「あ、そうか…じゃあコーヒー淹れておくな。」
「は、はいぃ??」
え?
俺の分のコーヒー??
「あ、結構です…」
コーヒー苦手だし。
「遠慮するな、淹れてやる。」
「いや、遠慮では…!!」
苦手ってか毒だし。
ってか、ルゥハン先輩のとこにいかなきゃいけないし!!!!
ミンソク先輩が、じーっと無表情で俺を見た。
「カイ、俺のコーヒーが飲めないのか?」
どーん…
…俺は、一体どうすればいいのでしょう??
結局、俺はミンソク先輩から逃れられなかった。
コトッ
カイの前に、俺が淹れたコーヒーが入っているマグカップを置いた。
「どーぞ。」
「あ、ありがとうございます…。」
ああ、夢だったんだ!!
こんな日が来てほしかった!!
弟に、俺の大好きなコーヒーを淹れる。
そして…
"ひょんのコーヒー、スッゴく美味しい!"
と、言ってくれるのを!!
が、しかし…
カイはなかなか飲まない。
「…飲まないのか?
冷めるぞ?」
「ね、猫舌なんす…。」
なるほど、猫舌なら仕方あるまい。
しかし、いつまでたっても飲みやしない。
やっと、角砂糖をいれ始めた。
1つ…
2つ…
3つ…
4…
「ちょっと待て。
どんだけいれる気だ?」
砂糖を入れているカイの手首を掴む。
「苦いのが無くなるまで…」
「コーヒーは苦味がいいんだよ。」
「…」
カイは、そのまま飲み始める。
苦い…!!
と、言う渋い顔をされて。
「お、美味しゅうございます…。」
と、言われた。
ふむ。
カイは、コーヒーが苦手らしい。
今から午後練…
掃除も終わり、俺たちは先輩達が来るのを待っていた。
「カイ、お前が美味しい美味しい焼き肉を食べて
ふわふわのベッドですやすや眠っている間…
俺らは何してたと思う?」
セフンに静かな声で耳元で囁かれる。
「ってか焼き肉なんか食ってねーし…」
ふ、ふわふわのベッドでは寝たかもしんないけど!
ミンソク先輩と…。
「そーゆー問題じゃない。」
と、セフンは静かに怒っている。
や、やばい。
「…掃除してたのか?」
「掃除ならまだマシ!」
と、タオが横から割り込んでくる。
***
話を聞くと、どうやら俺とミンソク先輩が帰ってくるのをずっと見張っていたみたいだ。
「そうだったのか。
…ご、ごめん。」
なんか凄く理不尽だか、二人のクマをみたら謝るしかできなかった。
「マジで、ルゥハン先輩はやばい。
あの人怒らせたら僕らまでとばっちりくるんだよ。」
「…そ、そうか。
た、確かに。」
俺も今日呼ばれたのに結局行けなかったし。
…ぶっちゃけ怖い。
「このままじゃ、私生活が危うい。
僕は彼女作ってenjoy大学生活を送りたいのに。」
「そーだそーだ!!」
セフンと、タオが二人でタッグを組始める。
「いや、俺だってそうだよ!!」
部活と、大学生活!!ドッチーモenjoyしたい!!
すると、セフンが俺をじーっと見つめ言った。
「…なら、ミンソク先輩から
出来るだけ距離を取った方がいいんじゃないか?
例えば部屋替えとか。」
「え?」
距離を取る…?
部屋替え?
俺は何故か固まってしまった。
「ん?
お前もそー思うだろ?」
俺の様子が、変だと思ったのかもう一度問いかけられた。
「あ、ああ!
そうだよな!!」
いやいや、俺だってそうしなきゃダメって思ってただろ!!
なんで固まったんだ?!
「ま、わかるわかる。」
「わ、わかる?
ミンソク先輩の、かわいs…」
「言いづらいよなぁ…
しかも、一年の言い分なんて聞いてくれるかわからんけど。」
じゃなかった!
「そ、そうだよな!!」
「なんか言ったか?」
「別に!!」
セフンと話したあと2年生の先輩方が来たので話は中断した。
「「おはようございます!!」」
それから待っている間…
俺は、よくわからないもやもやした感情が渦巻いていた。
お待たせしました。
再開ですm(__)m
東京ドーム楽しませていただきました!
シウミンは、本当に可愛かった。

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