アイドルの事情

【カイ・シウ】


私は、いまだに夢の中です。
大阪素晴らしい三日間でした。

が、しかし…


私はレポが苦手のようなので…
昨日の名物カイシウを←勝手に名物。



"体育会系男子の事情"でお伝えします。


画像変更致しました。
画像を探したけどなくててんやわんやしてたところに救世主！


あんさんありがとー！

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それはそれは、とても不思議な夢でした…。






コンサートの最中、歌っているミンソク先輩があまりにも可愛くて俺は腕を回してしまう。
そんな俺を、まんまるなハムスターのような瞳で見つめる先輩。




「カイ、俺の愛

受けとれ。」






ミンソク先輩の指はハートの形をしている。

それはとても小さな手で作った小さなハート……




ミンソク先輩は、そのハートをゆっくり俺の口に近づけて…

俺は、その小さな指をかぷって口内に導くように含んで…




「か、カイ…」




指を引き抜こうとするミンソク先輩の手首を掴み

更に彼の指をなぞるように舐める…。




ペンから悲鳴のような雄叫びが聞こえる…

それに反応したミンソク先輩。




「これ以上…！ 」




ミンソク先輩はうっとりと見ているように見えて俺もゾクゾクしてしまう。




しかし、それは一瞬の出来事。




彼の指を口から離し…彼の手の甲を頬擦りする。





「ミンソク先輩、俺…もっと欲しいです。」


「カイ…」




*******




「起きろ。」




「え？！」




ミンソク先輩が、目を開けたらそこにいる。




はっ！

今の夢？！



「す、すみません！

寝坊ですか？！」



ぴょいーん！！

と、飛び起きた。



「違う。

俺とのモーニングコーヒーの時間だ。」




……。




掃除まであと30分寝れたのに…！





「ふぁぁ…。

今、凄い夢を見たんすよ。」




「ぬ？

どんな夢だ？」




ミンソク先輩は、頷いて聞いてくれる。




「俺とミンソク先輩、アイドルなんですよ、同じグループの！」




「ほお。」

「で、先輩が…俺にハートをこんな風に送ってくれたんです！」

と、親指と人差し指で小さなハートをつくる。




って、何言ってんだ俺？！




「ほう、"塩一つまみ？"

みたいな形がハートになるんだな。」




塩一つまみ…か、わからないが

とにかく、ミンソク先輩が俺にハートを向けた。




ずいっ！

「カイ、俺の愛を受けとるか？」




えぇ？！

正夢！！




「いいんですか？」

「おお。」




「本当にいいんですか？！」

「もちろんだ。」




ドキドキドキドキドキドキ…！！




がぶっ！！







あ、しまった！！




「いだだだだだだだっ！！」




勢いあまりに余ってしまった！！




「痛い痛い痛い！」

「大丈夫ですか？！」


ミンソク先輩が、ビックリするくらい痛い痛いアピールをする。


「す、すみません！！

勢いあまって！！」




ぎゅうぅ！

俺は、とっさに抱き締めた。




「ぬ。カイ…冗談だ。」




「大丈夫ですか？

本当ですか？」




ぎゅうぅ…

しかし、離さない俺。







「大丈夫、大丈夫。

気にするな。」




ぽんぽんと肩を叩き、大丈夫だよといってくれるミンソク先輩。






夢の中の、アイドルの"イケ俺"のようには上手くいかなかったが…

これはこれで美味しいなと思った俺でした。




【完】

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カイくんはそのままで十分かわいいし、カッコいいです…vv


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※画像はお借りしています。
キャプはあんさん、ありがとうございますm(__)m

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