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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

体育会系男子の事情22

【カイ・シウミン】


シウミン・・・大学4年
カイ・・・大学1年








お、押さえつけてしまった!!




***


とりあえず、ちょっとだけ遡らせていただきますと…

実はシャワーで、ミンソク先輩のことを考えて悶々としてしまいまして…




…今は賢者タイムだったんです。

はい。




だから、本人と会いたくなくて早々とベットに入って眠りたかったのに!!


まさか…

まさか、ミンソク先輩が俺の神聖なベットに入ってくるなんて!!(汗)



ミンソク先輩は、無自覚だかほんのり体がピンク色に染まってて
石鹸の香りが髪の毛からふわりとする。


ううっ…!

やばい!


とにかく力強くでミンソク先輩を、ベッドから出そうとしても
ひょいひょいかわされてなかなか出てくれない!


そしてついに、羽交い締めにされた。

「や、やめてください!」



やばいやばいやばい!

めちゃくちゃ密着してる!!



彼の温度を肌で感じる…

厚い胸板…

たくましい腕…



でも、しっとりしてて、柔らかくてスベスベしてて…

このまま食べちゃいたく…



って…

やばいやばいやばい!

何言ってんだ俺!!




「あーもう、いい加減にしてください!」



ぐいっ!

自分(の理性)を守るために、力が涌き出たわけである。



「…。」



ミンソク先輩はあんなに動いてたのに
ぴたっと固まって黙ったまま、俺をじっと見つめる。

な、なんかお人形みたい…



「カイ、俺と寝るのが嫌なのか?」



全く…人の気も知らないで…!!



「ベッドが狭くなるから嫌です。」

「我慢しろ。」

「がっ…」



我慢?!


俺が、先輩を押し倒してる状況になって
るのにミンソク先輩は堂々と言う。



「そのうち慣れる。」



慣れ…るのか?

俺は、彼の顔をまじまじと見つめて…
首筋、鎖骨…その胸の膨らみ…



「む、無理です!

やっぱり無理!!」




お、俺…

このままじゃ…ほんとに。




手首をぱっと放して、起き上がると
ミンソク先輩も起き上がった。

後ろからぎゅう…と、抱きしめられる。



「大丈夫だ…」



ほんとに…

ミンソク先輩のこと…!




「限界なんてない。

それは自分で線引きしているだけだ。」



なんて、かっこいいセリフをいい放ち…
抱きしめている腕に力を込める。

ぎゅ…



「え?

ちょ、ちょっと…??」



ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ…!!



「い、だだだだだだだだ!!


そのままゴロンと、再び寝転んだ。






「ってことで、おやすみ。」





「…え?

ちょ、待って!このまま?!」




返事がない…。

うっすら寝息が聞こえる。




「寝た?寝たんですか?!」



すぅすぅ…



結局、押し付けられる胸

身体を意識してしまって、朝方まで眠りにつくことは出来なかった。





***


朝起きたら、コアラの子どものようにくっついていたミンソク先輩の姿はなく…

無駄にきょろきょろと探してしまったが
スポーツバックがないから外に走りにでも行ってるのかな?



ふぅ…

って、なんで探してるんだ?!




先輩に振り回されっぱなしなのに!!




あ、やめよ。

考えるのやめよ。



掃除に取りかかろうと廊下に出ると
セフンにあった。



「あ、おはよ。」

「おはよ、じゃねーよ。

全く…今度は何した?!」



「え?!」



ゆらり…

と、タオいつもの如く目の下にクマ…

眠いらしく、何にも言わない。



ルゥハン先輩…

あのあとふたりを呼びつけたってこと…?!



「お前がルゥハン先輩のアイロン掛け放棄したせいで
僕たちが尻拭いしたんだからな!」

またもや皺寄せが二人に…!



「す、すまん…」

「で、ミンソク先輩にちゃんといったのか?

部屋替えしたいって!」




「…まだ。」

「このままだと、プライベートもまともに上手くいかないぞ?

もうすぐ合宿だし、その前に言っといたほうがいいんじゃないか?」

「…うん。」



そうだよな…

俺だけの問題じゃない。

…ちゃんと言わないと。




「うん、ちゃんと言うよ。

部屋替えしたいって。」



すると、セフンが"あっ"と、言うように口を押さえて
俺を通り越した後ろを見つめた。



俺は、ゆっくりと振り向く。



「それ、どーゆーことだ?」

朝のジョギング帰りのミンソク先輩が
階段から歩いてきて…





「カイ、部屋替えしたいのか?」

俺を見つめた。









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コメント


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| | 2015-11-19(Thu)09:25 [編集]


きゃーーっ!!

ミンソク先輩が聞いてしまった∑( ̄ロ ̄|||)
ショック受けちゃうよ~!

ちなみに

厚い胸板…

たくましい腕…

ってところすごい笑ってしまいました(^_^;)
21話のスホさんも笑いました。
このシリーズところどころツボが…。
楽しいですっ!

あい | URL | 2015-11-19(Thu)09:43 [編集]


きゃ〜っ part2

お…同じ タイトルが
浮かんで しまった もので…

カイが 追い詰められている!
忍耐 忍耐 忍耐
いつまで 抑えられるのぉ〜?
部屋替え
したいような したくないような…
しうちゃんに 聞かれちゃったし…
あまり 本人 登場してないのに
凄い るぅの存在感!(≧∇≦)

rabikina | URL | 2015-11-19(Thu)11:43 [編集]


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| | 2015-11-19(Thu)12:29 [編集]


Re: 鍵コメMさん

前回が笑いを許さぬシリアスだったので…
今回はおもいっきりふざけて書いております。
楽しんで読んでいただけて…嬉しい泣

…にもかかわらず遂にきた真剣モード!!
しうちゃんとカイは部屋替え?!←明日へ続く

日色 | URL | 2015-11-19(Thu)20:32 [編集]


Re: きゃーーっ!!

あいさん

白いコアラと黒いコアラの仲良しさんだったのに!
ついに、ふたりは別々の道へ?!(部屋替え)

厚い胸板でたくましい腕だし、間違ってないのに笑えるなんてw
書き方で色気がなくなってしまう!!

今回の話はスホの登場が多い気がするのは間違いではないです!!

日色 | URL | 2015-11-19(Thu)20:39 [編集]


Re: きゃ〜っ part2

rabikinaさん

part2ありがとうございますm(__)m
かわいらしいきゃ~←ですね。

カイは、忍耐、忍耐、忍耐!!
理性、理性、理性!!
はぁぁぁ!!(気合い)って感じですね。

ルゥハン先輩なにしてるんでしょうね?
寝てんのかしら?
ここでも悪魔、般若だわ。

日色 | URL | 2015-11-19(Thu)20:43 [編集]


Re: 鍵コメFさん

しうたんに丸聞こえです(T^T)
しうちゃん大丈夫でしょうか??
やっとシリアスな展開になってきましたね!←おそっ。

るぅ、してやったりでしょうか?
このまま彼の思い通りに?!

確かに、まだそんな関係じゃないですね。
どうやってくっつくのかしら?←考えてない。

日色 | URL | 2015-11-19(Thu)20:46 [編集]


こんばんは(≧▼≦)

修羅場!?

シウちゃん傷ついちゃったかなぁ、、、

カイの気持ちもわかるけど、、、
せふなとたおの気持ちも 笑

るぅ、、、笑


更新楽しみに待ってますヾ(=^▽^=)ノ

a | URL | 2015-11-19(Thu)21:15 [編集]


寒いっすね。

日色様おはようございます。
何だかんだ言っても、やっぱり可愛いって
ミンソク先輩は罪な人ですね。
背中流すとか
一緒に寝るとか・・・
禁断の扉が(兄弟ですから)
でも・・・・特別を解消しないと
うぅ・・・・ん・・。
自覚したら辛すぎますよね・・・かい君。

iorimama | URL | 2015-11-20(Fri)07:29 [編集]


Re: こんばんは(≧▼≦)

aさん

こんばんは!遅くなりました(^_^;)))
修羅場なのかな?やっとピリッとした雰囲気になりそう?

確かに…タオセフンはちょっと関係ないのに大変よね。
ルゥハンは、シンデレラの継母にしかみえないわ!

日色 | URL | 2015-11-20(Fri)19:36 [編集]


Re: 寒いっすね。

iorimamaさん

こんばんは遅くなりました(^_^;)))

確かに、かわいいけど拷問ですよね。
お風呂なんて普通のはずなんですが…カイくんにとってはねぇ…(・・;)

カイくんどうするのでしょうか?
やっと進展するのでしょうか?
後退するのでしょうか??

日色 | URL | 2015-11-20(Fri)19:39 [編集]