
~2年生の場合~
【チャニョル・ギョンス】
ぎょんちゃんお誕生日おめでとう!!
ってことで、本日は二人の事情を書いてみることにします。
体育会系男子の事情 『55』 の続き↓
_/_/_/チャニョル_/_/_/
「チャニョル、ちょっと…」
俺は、ぎょんすに呼び出されていた。
ドキドキ…
どうしよ…やばいんですけど!!
もしかして…もしかして
もしかしてぇ!!
俺の思いが届いちゃったとか?!
だってギョンスは…特別に合宿所の倉庫の鍵を貰っていて…
カチャっと、ドアを開けて
カチャっと、閉める。
み、密室?? 密室ですよ?!
奥さん!!←
もしかしたらって期待してしまわないわけないだろ?!
「とりあえず… 跪け 。」
「え?」
俺は、ぎょんすの顔を見るために屈んだ。
「聞こえなかったのか? 跪けっていったんだよ。」
ひぃぃぃぃ~
お、怒ってらっしゃる!!
俺は、即座に 跪いた。
「お前は、自分のことしか考えないのか?」
「え…?」
「失恋って叫んで…さも被害者ぶって…
俺が気まずい思いをするとか思わなかった?」
「そ、そんなつもりは…」
ただ…辛くて辛くて…
叫んで誰かが側にいたら少しは気持ちが収まる気がして…
俺はそれを隠す気もなかった。
わんわん叫んで…
ギョンスに俺の心が聞こえて欲しかったから。
情けなくても届けって思ってたから。
「ご、ごめん…」
自分のことしか考えてなくて
ギョンスの立場なんて全く考えてなかった。
「言い訳言わないのか?」
「…だって。」
言い訳言っても怒られるだけだ…。
それに…
「ギョンスは、俺のこと"犬"しか見えないんだろ?」
"友達"だろ?
普通…
犬って…犬にしか見えないって!!
進展しても、トリマー?
いや、ドックトレーナー!?
ペット看護師ってのもあるらしい…
え?ギョンスが俺だけの看護師に…?!
っておい!
犬から離れろ!!
「ああ。」
うぅ…なんかまた告白したのを思い出して悲しくなってきた。
全く、全く届かない思い。
「そ、そっか…」
だよな…やっぱり好き!
…とか、ないよな。
少女漫画の読みすぎかもしんない。
そーゆーさ、都合がいい展開ってやつ?
やばい…泣く。
マジで泣く5秒前。
「わかった!」
「え?」
「…振りきるわ!」
俺は、ドアを開けようと出口に向かう。
内側からの鍵が上手く開けられず、ガチャガチャと一人で馬鹿みたいにテンパっている。
「くそっ…どーなってんだ?!」
も、涙を抑えるストッパーが…
ない。
「うぅ~、開かない。
どうなってんのぉぉぉ…?!」
早く開けたい…
開けたいのに開かない。
「そんなに、僕から離れたいの?」
振り向くと、冷たそうに俺を見てると思いきや…
少し悲しそうなギョンスがいた。
_/_/_/ギョンス_/_/_/
"好きです。"
僕はついにチャニョルに真剣に告白された。
でもね、そんなこと前からわかってたから言われたときの言葉をちゃんと用意していたんだ。
"ごめん、僕はチャニョルのこと犬にしか見えない。"
でも、そのあとは予定通りいかなかった。
てっきり、"犬でもいい"っていってくれると思っていたから。
そう答えたあと、彼は僕にいつもより執拗にくっつき…
恋愛対象になるように努めていた。
それが凄く嫌だった。
女の子扱いされるのが、男ぶる様子が。
でも、もっと嫌なのはそれがきっかけで離れたとき。
ああ、チャニョルの周りには僕以外にもたくさんいるんだって頭では理解していたけど実際に思い知らされた。
お前に僕の代わりはいるの?
そう思うと、僕は彼を密室に呼び込んでいた。
最もな意見を投げ掛けるとしょんぼりするチャニョル…
てっきり飛びこんできてくれるかと思いきや…
「…振りきるわ!」
と、またもや僕から離れようとする。
またもや逃げられる。
「うぅ~、開かない。
どうなってんのぉぉぉ…?!」
涙声で、必死なチャニョル…
鍵はここにある。
開くはずないのに。
「そんなに、僕から離れたいの?」
涙が溢れてるチャニョルが振り向く。
涙が出るほど…外に出たい?
「そんなわけないだろぉぉ…
うぅ~かっこわるぃ…」
「…え?」
「やっぱり、すきだぁぁぁ!!」
僕はチャニョルにタックルされるように抱き締められた。
腰にまとわりつくチャニョル。
「わ…!」
僕はバランスを崩してそのまま座ってしまう。
「犬なんて、嫌だぁぁ…!
ギョンスにチューしたい!!
いっぱいしたい!!」
ぎゅうぅぅと、腰をがっしり捕まれて離れない。
「…お、おい。」
「離れないからな!
ギョンスが付き合ってくれるまで!!
ぜぇぇえったい!!」
ぎゅう~と、抱きしめて必死な様子が僕のツボにハマる。
ふっと、笑った。
「何笑って…!!」
「付き合ったら、離れちゃうの?」
「え?」
「そしたら、キスできないね。」
「え?、え?」
「ま、いっか。
付き合えるんだもんね。」
僕は、気を抜いて手を離したチャニョルから出て
持っていた鍵でドアを開ける。
「ええーーーーーー!!」
僕はどうやら勘違いしてたみたい。
チャニョルじゃなきゃ駄目なのは…
僕だってこと。
ニョル…脱犬おめれとぉぉ…!!

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