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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

近距離恋愛の事情5

【チェン・レイ】


二人のなれそめスピンオフ…

やっとこさのレイ編



※少々腐ってますので気をつけてください。









それは、俺の勘違いではないはずなんだ。




─ある日の部活後─




「チェン~おかえり!」

「た、ただいま帰りました…。」





ぎゅ…

と、体を身構える。




「あ、今日の寮飯カレーだったよ!」



あれ?

い、いつもはここで抱きついてくるはずなのに…



「ほんとですか?」

「うん、美味しかったぁ。」




食べたカレーを思い出しているのか天井を見ている。

ふわほわ加減も変わってない。





なのにどうして…?

どうしてなんだ??






「じゃ、早速食べに行ってきます。」

「行ってらっしゃあぃ。」





ドアを閉めて、食堂に向かいながら考える。




今までスキンシップが激しいって思ってたからこれでいいんだ!

と、思いつつも…




なんかちょっと、寂しい気もする。




「チェン~どったの?」

と、チャニョルも食堂に来ていた。




「いや、別に…」

「えー、そうかなぁ

八の字眉だけど、口角上がってないから完璧落ち込んでんのかと…」




「え…?」




俺、落ち込んでるのか?

何に?





「俺もさぁ…ギョンスのおしり触りたいって言ったら怒っちゃってさ…グーで腕を殴られた。

みてみて!青くなってる!」

と、俺にうっすら青い腕を見せてくる。





「…それは、そうだろうね。」



はいどうぞとは、ならないと思う。



「えーなんでよ!!」

「普通は嫌だろ。」



嫌…?



「そ、そんな…

だっていきなりしても怒られるのに…俺は一体どうしたら…!」






チャニョルから犬の耳が生えてそれがペターンと垂れた。

そうか、これが落ち込んでるの図。






静まったチャニョルの横でカレーをすくいながら考える。





普通は嫌…なのに、俺は逆にレイ先輩が触ってくれないからショックなのか?

確かに、ただのスキンシップだけだったら嫌じゃなかった。




け、けど…!





レイ先輩が俺のおしりをあんな風に触ってきてるなんて…
やっぱり変じゃないか!






*********


暫くしてカレーを食べ終わり食器を返却口へ返す。






俺は、あのときのことをぼぉっと思い出していた。






もちろん最初は怒りもあったけど、それよりも恥ずかしさが勝っていた。




"も~みも~みってね。"




先輩の声と共に思い出す…おしりを揉みほぐすような力強い触りかた。

割れ目をだんだん広げさせられるような…なんかとっても変な気分になる触りかた。




あ、バカ!

俺ってば…!




気づいたら少しだけ主張し始めて隠すようにジャージを羽織ってチャックを締め付ける。





とりあえずシャワー入らないと!

急いで部屋に戻ると、レイ先輩が…いる!




「あ、チェン~早かったね。

おかわりしなかったの?」



レイ先輩は到って普通だ。

そ、そうか…先輩にとっては挨拶がわりみたいなもの…!




「お、お風呂入ってきます!!」





ああ!

平常心保てない!





だから…

だからかもしれない!







次の日にあんな…

あんな破廉恥な夢を見てしまったのは!!






*********








カーテンから明るい日の光が漏れる…

ああ、朝だ…起きなきゃ。








『チェン…』





レイ先輩の声がする…

いや、起きるわけない先輩は俺より早く起きないんだから…




うつ伏せになっていると…おしりを撫でられた。




それから、だんだん触りかたが"撫でる"から"揉む"動きに変わる。

その手は、少しずつ腰を浮かせていて主張し始めた前のモノを触りだす。




「んっ…ぁ…」

「チェン…かわいいよ…」




その手は…あろうことか俺のモノをやんわりと握り上下に扱き出した。




「ぁん…や、やぁぁ…!」




俺は、久しぶりの気持ちよさに声を出してしまう。



「チェン…起きてないよね?」


頬を撫でられて、体がびくりと震えた。


「ぁ…んぁ…」

「チェン…」



気持ちよくて…
もっとしてほしくて…

俺は無意識に、握られたままのモノを擦るように腰をゆっくりと振る。






「大丈夫、楽にしてあげるよ…」

「や、ぁ…!」










どくんっ…









ぱちっ…

目覚めると、いつもどおりの朝でした。





一番に下半身をおそるおそる確認してしまいましたが…





何もなってなかったんです。

綺麗なままでした。




正直ほっとした反面、レイ先輩にイかされてしまった夢をみたなんて…
恥ずかしくて死にそうです。





”チェン、かわいいよ”





かぁぁぁ!

いくら夢でもレイ先輩になんてことさせてるんだ!







でも、気づいてしまった。

俺は…先輩に触れてほしいことに。









間に合わずすみません。



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(´ω`)(´ω`)

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コメント


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ま…まさか

起きてないよねぇ?
って? まさかの
んなこと ないですよねぇ?
チェンたら
寂しくなっちゃったんですね
スキンシップって
大切なんですねぇ〜
すこ〜しずつ 少しずつ
レイさん 天然なら
チェンに対しては
本能ですね(≧∇≦)

rabikina | URL | 2016-02-22(Mon)03:12 [編集]


おかしいですよね

綺麗なままだなんて…

これは!!!!

って言うか疑ってチェン…。

チェン可愛いい、レイの気持ちが判る…

roiniy | URL | 2016-02-22(Mon)11:06 [編集]


それって~

夢じゃないんじゃ~(゜ロ゜)あわわ

じわじわ攻めてきます)~(*´∀`)

狙った獲物は逃がさないレイしゃん!
それに気付かないチェン!

そして罠にはまっていくとww

レイしゃん!後少しだよ(* ̄∇ ̄)ノ

てらら | URL | 2016-02-22(Mon)12:27 [編集]


黒でしょ!?

チェンチェン、完全に捕獲されているwww
やー、絶対夢じゃないですよね!?
レイはやらかしましたよね!!!

チェンチェンいい子すぎる。
きっと八の字眉にして頭にクエスチョンマークいっぱいくっつけてるんでしょ(〃ω〃)
イーシンは良い子だけどちゃっかり者の大陸仕様だからね!!

きっとうっかり触られたいなんていったらあっという間にレイの嫁にされちゃうんだからね!!

はー萌えました(*´Д`)ハァハァ
次回も楽しみにしています!

mei | URL | 2016-02-22(Mon)17:22 [編集]


Re: ま…まさか

rabikinaさん

まさかのまさかのまさかのねぇ…
そんなねぇ…エッチなことがねぇ…

そうですよ。
慣れって恐いんです!!
寂しいと思ってしまうマジック!!

日色 | URL | 2016-02-23(Tue)07:36 [編集]


Re: おかしいですよね

roiniyさん

ね。
変よね?

が、しかし疑わない…心が綺麗なチェン…
そう、綺麗なのはチェン自身なの。

日色 | URL | 2016-02-23(Tue)07:37 [編集]


Re: それって~

てららさん

そんな少年いや、成年漫画みたいなことないはずよね?!
なんでか、レイだとあり得るかもと思ってしまう。

ぇ?じわってますか?
じわじわ…!

ねー、気づかないなんてね。
でも、本人も嫌じゃなければええんじゃないかな…!

日色 | URL | 2016-02-23(Tue)07:40 [編集]


Re: 黒でしょ!?

meiさん

ぇ?夢じゃない?
正夢ってのもありますしねぇ…

そうそう、本当に綺麗なのはチェン自身なの。
疑わないピュアな心…!

なるほど、レイはちゃっかりなのか!
納得しますた。

萌えていただきありがたいわ…!
もうそろそろ丸飲みされそうだわ。

日色 | URL | 2016-02-23(Tue)07:44 [編集]