変態の事情15

【ルゥハン→シウミン】


続・ルゥハンとシウミンの一年生の時のお話

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コロコロ…

部屋はいつももちろん綺麗だ。





それには自信がある。





コロコロコロコロ…

ベットのシーツだって毎日換えてる。



にもかかわらず俺は、よりをかけて粘着力のあるクリーナーでカーペットをコロコロコロコロ…





"ルゥハンの家、綺麗だな"

"だろ？汚すなよ？"

"ダメなのか？"




なーんて、言ってここに寝転がるかもしれない！

すやすや眠ってる顔の写真をとった横に髪の毛が落ちてたら萎えるだろ？？




は、萎えるってそーゆー意味じゃないからな！

よ、汚すだってそーゆー意味じゃ…




そ、そーゆー意味ってなんだよ俺ぇ！！






ミンソク！

この俺を掻き乱して一体どーゆーつもりだ？！






はっ…

フローリングも綺麗にしないと！





と、クイック◯ワイパーを取り出そうとしていたら…





ピンポーン…と、玄関のチャイムが鳴る。

き、きた！！




俺は、早く行きたい気持ちを押さえながらゆっくり玄関へと向かう。

ガチャ…




「よ。

ちょ、ちょっと遅かったな。」



「そーか？」




腕時計で確認する。

は！気持ち的には遅かっただけだった！




「い、いいから入れよ。」

「うむ、お邪魔します。」




と、先に短い廊下を歩くミンソク…

ドアを開けて…




「ルゥハン綺麗好きなんだな。」

と、部屋を眺めている。




「ま、まぁね。」




部屋を全体をじーっと見られると…

なんか…ドキドキする。

全てを丸裸にされてるみたい…な。





あぁ…ダメ…見ないで。

いや、やっぱり見てぇ…





「俺もこれくらいじゃないと落ち着かないんだよなぁ。」

「ミンソクも…？」





なにそれ。

俺達相性ばっちりじゃん。





「スホはほんとに汚くて困っている。」

「は？」




「ちゃんとしろと言ってるのに…ぬぅ。

俺が片付けると思っている。」




なんて言って、まるで

"やんなっちゃうわぁ"と、いう奥さんみたいだ。




いらぁ…

スホめ、いないのに俺の邪魔を…！！




「そんなん放置だよ、放置！！」

「お、ルゥハンが寮に来てくれたら心強いかもな！」




はっ、俺を寮に引き込もうとしている！！

そうはいかないわけないがとりあえず話くらい聞いてやるかという雰囲気を醸し出すのも悪くないよな？





「で、でも寮ってあれだろ？

汚いだろ？」

「部屋による…な。

共同スペースは仕方ないが俺のベットは綺麗だから。」




な。

誘われてる！！

ベットに来いだって？！←




「じゃあ、早速入るか…」

「え？」








「風呂だよ、ふ・ろ。」

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ぽろりもあるのか？


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