
【ルゥハン→シウミン】
ルゥハン・シウミン…大学4年生
(ルゥハン視点)
「お前らいつまで着替えてるんだ早く準備しろ!」
と、コーチに怒られて慌ててプールサイドにヨガマットを敷いて柔軟する。
ああ、ムカつく。
大したことではないのに苛立ちが抑えられない。
昔の自分に戻っているみたいだ。
俺の心は安定しない。
柔軟中、イライラしてクリスの体を思いっきり押した。
「ぎ、give、giveだ…ルゥハン!」
バシバシこの俺を叩いているのは、元同じ高校のクリスだ。
彼がいるから少しはマシなのかもしれない。
「おい、お前のせいで怒られただろ!?
もたもたしてったから!」
ただでさえ、途中から入ってきて居心地悪ぃんだよ。
敵ばかりしかいないこの空間。
「sorry…トイレから出てきたら、可愛い子ちゃんがいたんだよ。」
「はぁ?可愛い子ちゃんだぁ?」
この俺はミンソガに会えなくて苦しくて苦しくて堪らないってのに!!
女に目ぇ眩んでねぇで練習しろ!
練習!!
「そうなんだよ…ルゥハンみたいにさ…
表だけの輝きではなく…snowのような肌」
「メッキで悪かったな!!」
しかし、俺の苛立ちのオーラはクリスには効かない。
「そう、snow DAIHUKU…」
「雪◯大福かよww」
大福…
もち…
ミンソガ…
ああ、ミンソガ元気かな…?
会いたいよ…
と、思ったら出入り口から背格好が似てる人物が出てきた。
あー…遂に幻か。
あまりの会いたさに幻像が見えるなんて…
「な、なんてことだ…」
ん?
クリスにも見えるのか??
それはだんだん、近くになればなるほど…
幻とはほど遠くなる。
「すみません、遅れました!」
そう言って少しだけ小走りして…俺達の方へやって来たのだ。
俺と目が合うと目を大きく開いた。
ミンソガだ。
間違いない。
それはまるでドラマのワンシーン…
しかし、ドラマのように時が止まったりゆったりとすることはない。
「柔軟終わったらウォーミングアップから始めて」
「「はい!」」
ざわざわと他の人たちがプールに向かう。
「あ、あとミンソク君、来て、」
「は、はい!」
と、言われてその場にいる人にサラッと紹介されていた。
本物…
本当に彼はここに来たというのか?
そして、彼はまたこちらに戻ってきたのだ。
「ルゥハン、やっと会えた。
あとで話がしたい。」
そして、また…ミンソガはコーチのもとへ行ってしまったのだ。
「…」
「ルゥハン、お前知り合いなのか?」
クリスの返答に答えぬまま。
俺はミンソガを見つめていた。
時間切れ…
とりあえずここまで。

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ルゥハン・シウミン…大学4年生
(ルゥハン視点)
「お前らいつまで着替えてるんだ早く準備しろ!」
と、コーチに怒られて慌ててプールサイドにヨガマットを敷いて柔軟する。
ああ、ムカつく。
大したことではないのに苛立ちが抑えられない。
昔の自分に戻っているみたいだ。
俺の心は安定しない。
柔軟中、イライラしてクリスの体を思いっきり押した。
「ぎ、give、giveだ…ルゥハン!」
バシバシこの俺を叩いているのは、元同じ高校のクリスだ。
彼がいるから少しはマシなのかもしれない。
「おい、お前のせいで怒られただろ!?
もたもたしてったから!」
ただでさえ、途中から入ってきて居心地悪ぃんだよ。
敵ばかりしかいないこの空間。
「sorry…トイレから出てきたら、可愛い子ちゃんがいたんだよ。」
「はぁ?可愛い子ちゃんだぁ?」
この俺はミンソガに会えなくて苦しくて苦しくて堪らないってのに!!
女に目ぇ眩んでねぇで練習しろ!
練習!!
「そうなんだよ…ルゥハンみたいにさ…
表だけの輝きではなく…snowのような肌」
「メッキで悪かったな!!」
しかし、俺の苛立ちのオーラはクリスには効かない。
「そう、snow DAIHUKU…」
「雪◯大福かよww」
大福…
もち…
ミンソガ…
ああ、ミンソガ元気かな…?
会いたいよ…
と、思ったら出入り口から背格好が似てる人物が出てきた。
あー…遂に幻か。
あまりの会いたさに幻像が見えるなんて…
「な、なんてことだ…」
ん?
クリスにも見えるのか??
それはだんだん、近くになればなるほど…
幻とはほど遠くなる。
「すみません、遅れました!」
そう言って少しだけ小走りして…俺達の方へやって来たのだ。
俺と目が合うと目を大きく開いた。
ミンソガだ。
間違いない。
それはまるでドラマのワンシーン…
しかし、ドラマのように時が止まったりゆったりとすることはない。
「柔軟終わったらウォーミングアップから始めて」
「「はい!」」
ざわざわと他の人たちがプールに向かう。
「あ、あとミンソク君、来て、」
「は、はい!」
と、言われてその場にいる人にサラッと紹介されていた。
本物…
本当に彼はここに来たというのか?
そして、彼はまたこちらに戻ってきたのだ。
「ルゥハン、やっと会えた。
あとで話がしたい。」
そして、また…ミンソガはコーチのもとへ行ってしまったのだ。
「…」
「ルゥハン、お前知り合いなのか?」
クリスの返答に答えぬまま。
俺はミンソガを見つめていた。
時間切れ…
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