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坂ダ!

***坂道ダッシュ!☆EXOの妄想BL小説です。***

体育会系男子の事情90.5

【ルゥハン→シウミン】



ルゥハン・シウミン…大学4年生

(ルゥハン視点)







「お前らいつまで着替えてるんだ早く準備しろ!」

と、コーチに怒られて慌ててプールサイドにヨガマットを敷いて柔軟する。




ああ、ムカつく。

大したことではないのに苛立ちが抑えられない。

昔の自分に戻っているみたいだ。




俺の心は安定しない。




柔軟中、イライラしてクリスの体を思いっきり押した。

「ぎ、give、giveだ…ルゥハン!」




バシバシこの俺を叩いているのは、元同じ高校のクリスだ。

彼がいるから少しはマシなのかもしれない。



「おい、お前のせいで怒られただろ!?

もたもたしてったから!」



ただでさえ、途中から入ってきて居心地悪ぃんだよ。

敵ばかりしかいないこの空間。



「sorry…トイレから出てきたら、可愛い子ちゃんがいたんだよ。」

「はぁ?可愛い子ちゃんだぁ?」




この俺はミンソガに会えなくて苦しくて苦しくて堪らないってのに!!

女に目ぇ眩んでねぇで練習しろ!

練習!!




「そうなんだよ…ルゥハンみたいにさ…

表だけの輝きではなく…snowのような肌」

「メッキで悪かったな!!」



しかし、俺の苛立ちのオーラはクリスには効かない。



「そう、snow DAIHUKU…」

「雪◯大福かよww」



大福…

もち…

ミンソガ…





ああ、ミンソガ元気かな…?

会いたいよ…





と、思ったら出入り口から背格好が似てる人物が出てきた。




あー…遂に幻か。

あまりの会いたさに幻像が見えるなんて…




「な、なんてことだ…」




ん?

クリスにも見えるのか??



それはだんだん、近くになればなるほど…

幻とはほど遠くなる。





「すみません、遅れました!」

そう言って少しだけ小走りして…俺達の方へやって来たのだ。




俺と目が合うと目を大きく開いた。





ミンソガだ。

間違いない。





それはまるでドラマのワンシーン…

しかし、ドラマのように時が止まったりゆったりとすることはない。





「柔軟終わったらウォーミングアップから始めて」

「「はい!」」

ざわざわと他の人たちがプールに向かう。




「あ、あとミンソク君、来て、」

「は、はい!」

と、言われてその場にいる人にサラッと紹介されていた。






本物…

本当に彼はここに来たというのか?





そして、彼はまたこちらに戻ってきたのだ。





「ルゥハン、やっと会えた。

あとで話がしたい。」





そして、また…ミンソガはコーチのもとへ行ってしまったのだ。





「…」

「ルゥハン、お前知り合いなのか?」









クリスの返答に答えぬまま。

俺はミンソガを見つめていた。









時間切れ…
とりあえずここまで。


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| | 2016-05-10(Tue)12:22 [編集]


Re: 鍵コメFさん

めげないというか…聞いてないというか…。
いい意味でいいルゥハンの相方ですね。
オーラがある同志なのでいろいろ気にならないんだと思います。

叶わぬ…が、ここはルゥハンのみせどころですたい。
しうたんに思いは届くのか…はてさて。

そうですね…
私も遊び疲れて風邪を引きました。
興奮しすぎましたね。

日色 | URL | 2016-05-10(Tue)19:01 [編集]


いよいよ

ご対面ですね〜(≧∇≦)
ルハンさん
しうたんに 会えて嬉しい
でしょうねぇ (*^^*)
2人の関係は
どうなっちゃうのぉ
…というか
ルハンさんが
どんな お話しするのか
楽しみです。
大きな図体の
イケメン天然さんの
存在も 気になります。

rabikina | URL | 2016-05-10(Tue)20:14 [編集]


Re: いよいよ

rabikinaさん

やっとここまできましたよ!
知りたがってた??隠された真実…(偉そうなこといってみる)
しうたんの答え…(カッコよく言ってみる。)

イケメンさんは特に活躍しませんが、シリアス感を避けるために登場するかもしれません。

日色 | URL | 2016-05-10(Tue)21:24 [編集]